JPS6310221Y2 - - Google Patents

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JPS6310221Y2
JPS6310221Y2 JP16475780U JP16475780U JPS6310221Y2 JP S6310221 Y2 JPS6310221 Y2 JP S6310221Y2 JP 16475780 U JP16475780 U JP 16475780U JP 16475780 U JP16475780 U JP 16475780U JP S6310221 Y2 JPS6310221 Y2 JP S6310221Y2
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JP
Japan
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guide
spring plate
stud
panel
welding
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JP16475780U
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JPS5792478U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術は自動車のボデイパネル等に植設固定
するTスタツド等のスタツド溶接技術分野に属す
る。
而して、この考案はスタツドを連続的に供給可
能にし得る供給パイプを前部に付設している溶接
ガンがワークパネルに対してスタツドを位置決め
するガイドをブツシユを介して有しているスタツ
ド溶接装置に関する考案であり、特に、該ガイド
の当接するワークパネルに対して該ガイドと挾持
圧着して該ガイドのスタツド位置決めを正確にし
得るように先部にアンダーハング部の逆ぞり部を
有した板バネをその基部をして該ガイドの後端に
固設し、更に、その後面にバツクアツプ用の補助
バネ板を添設したスタツド溶接装置に係る考案で
ある。
〈従来技術〉 周知の如く、スタツドは、例えば、部品取付け
のためのブラケツトとして各方面の機械装置等で
用いられ、一般にスタツドボルト溶接の態様でワ
ークパネルに植設固定される場合が多い。
而して、第1図において、その1態様を例示す
ると、自動車のワークパネルとしてのパネルルー
フ1とウインドシールドヘツダインナ2の接合部
3にダム4を設けたウインドシールドガラス5を
接着材6を介して添設しておき、パネルルーフ1
の後端縁に予め溶接したTスタツド7にクリツプ
8を挿入係止させてウインドモール9を係合する
ようにしている。
而して、当該態様において、複数のスタツドボ
ルト7,7…の相互位置の両パネルルーフ1とウ
インドシールドヘツダインナ2の接合部3からの
高さAが異なるような精度不良が生ずると、結果
的にウインドモール9がパネルルーフ1に対し飛
び出したりして面一精度Bが悪化する不具合があ
る。
ところで、Tスタツド7の植設固定に用いられ
てきた溶接装置10は第2図に示す様なタイプで
あり、溶接ガン11は前部にTスタツド7の供給
パイプ12を有するスタツドガイド13を有し、
ブツシユ14を介してガイドとしてのガイドロー
ラ15を設け、パネルルーフ1の後縁、及び、接
合部3に当接させてTスタツド7の傾斜姿勢のセ
ツトを防ぎ、位置決めを行うようにし、更に、ビ
ス16によりガイドとしてのガイドプレート17
を設けてパネルルーフ1に当接させて位置決めを
正確にするようにしていた。
そして、溶接ガン11を把持して図示する様に
ガイドプレート17、ガイドローラ15をパネル
ルーフ1に当接させ、Tスタツド7を導出し、ボ
タン18を動作してパイロツトアークを発生させ
て溶接を行つている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 さりながら、ホワイトボデイののTスタツド7
の溶接においては位置決めがガイドプレート17
とガイドローラ15の押し当て作用で行うため、
熟練を要し、その限り、技能員が交代すると、位
置精度が変わる欠点があり、したがつて、後工程
でのウインドモール9の取付精度にバラツキを生
じ、製品精度価値が下落する不都合さがあつた。
その結果、ホワイトボデイの出荷時、全スタツ
ド7,7…の精度をチエツクするため、工数が多
くなり、作業が極めて煩瑣である難点があり、完
成車輌に近い時点でウインドシールドガラス5の
取り外し等の補修を行うと、コスト高になつてし
まう不利点があつた。
この考案の目的は上述従来技術に基づくスタツ
ド溶接の問題点を解決すべき技術的課題とし、溶
接ガンをワークパネルに近接するだけで自動的に
ガイドと板バネがワークパネル板厚に係りなく、
該ワークパネルを挾着して植設位置を確実に芯出
しし、全てのスタツドが確実に設計位置に溶接し
得るようにして機械製造産業における接合技術利
用分野に益する優れたスタツド溶接装置を提供せ
んとするものである。
〈問題点を解決するための手段・作用〉 上述目的に沿い先述実用新案登録請求の範囲を
要旨とするこの考案の構成は前述問題点を解決す
るために、スタツドの溶接に際し、溶接ガンをワ
ークパネルに近接し、ガイドを該ワークパネルに
当接させると共に該ガイドをワークパネルに対し
て先端の逆ぞり状のアンダーハング部が該ワーク
パネルをガイドして相対的に挿入し、バネ板が自
動的に該ワークパネルの板厚を吸収すると共にガ
イドと共にワークパネルを挾着してスタツド位置
を芯出しして溶接するようにし、この間、バネ板
の後面に添設した補助バネ板が該バネ板をバツク
アツプし、全スタツドが全て設計位置にて設計姿
勢で溶接植設されるようにした技術的手段を講じ
たものである。
〈実施例〉 次に、この考案の実施例を第3図以下の図面に
基づいて説明すれば以下の通りである。尚、第
1,2図と同一態様部分は同一符号を用いて説明
するものとする。又、図示の都合上溶接ガン11
は省略する。
第3〜5b図に示す実施例において、10′は
スタツド溶接装置でこの考案の要旨の構成を成す
ものであり、1,2,3は第1図と同様に自動車
のワークパネルとしてのパネルルーフ1、ウイン
ドシールドヘツダインナ2、及び、両部材の接合
部であり、7は該パネルルーフ1の段部に溶接さ
れて植設固定されるTスタツドである。
而して、図示しない溶接ガン11に付設される
スタツドガイド13にはブツシユ14を介しガイ
ドとしてのガイドローラ15が接続され、該ガイ
ドローラ15にはビス16,16を介して同じく
ガイドとしてのガイドプレート17が前延固設さ
れている。
上述態様は第2図に図示した在来態様と同一で
ある。
而して、この考案においてはガイドローラ15
の後端に略L字型の設定弾性係数のバネ板19を
第4a図に示す様に、そのブツシユ孔20をして
ブツシユ14に挿通し、更に、その後部に第5a
図に示す様に、補助バネ板22を同じくブツシユ
孔23をしてブツシユ14に挿通し、各々ビス孔
21,21,24,24で共締めして固定するよ
うにしている。
尚、バネ板19の先板19′は図示する様にア
ンダーハング部を形成して逆ぞりにされてガイド
部を形成し、ガイドローラ15との間に間隔ゼ
ロ、或は、設定微小間隔を自然状態で形成するよ
うにされている。
上述構成において、スタツド溶接装置10′を
パネルルーフ1の溶接部位に近接させ、溶接ガン
11を接合部3に沿つて押進させると、バネ板1
9の先板19′の逆ぞり状のアンダーハング部が
パネルルーフ1とウインドシールドヘツダインナ
2を相対的にガイドしてガイドローラ15とバネ
板19間に自動的に挿入すると共に自動挾圧状態
にする。
そのため、ガイドローラ15は接合部3に全面
的にゼロ当りすると共にガイドプレート17もパ
ネルルーフ1に対して引き寄せられてゼロ当りす
る。
したがつて、溶接ガン11を押進しきると、図
示の様にガイドローラ15は全く自動的に設定通
りの姿勢で接合部3、及び、段差部に係合する。
そこで、供給パイプ12からTスタツド7を供
給すると、該Tスタツド7は定位置、定姿勢に自
動芯出しされ、ボタン18を動作することによ
り、パイロツトアークが発生して所定に溶接が行
われ、Tスタツド7は溶接固定されて植設され
る。
このプロセスを反復すれば、列設固定するTス
タツド7,7…は全て同姿勢で定配置にセツト固
定が可能となり、第1図の様に、ウインドモール
9は極めて安定したセツト状態を得る。
而して、上述実施例は第6図に示す実施例のパ
ネルウオータ1′とパネルルーフサイドインナ
2′に於けるTスタツド7の溶接植設態様の場合
にも全く同様にして適用可能である。
又、第7図に示す実施例は第3図の実施例のウ
インドシールドヘツダインナ2の内側に更にパネ
ルルーフサイドインナ2″を添設して接合部3′を
三重とした態様であるが、当該態様においてもバ
ネ板19が板厚を吸収してガイドローラ15をし
てて正確にワークパネルに当接挾圧させ、Tスタ
ツド7の溶接位置を芯出しすることが出来る。
尚、補助バネ板22はバネ板19のバネ力をバ
ツクアツプして助勢し、耐久性を上げるように機
能する。
又、この考案の実施態様は上述各実施例に限ら
れるものでないことは勿論であり、例えば、バネ
板はフオーク状でも良い等種々の態様が採用可能
であり、対象も自動車のホワイトボデイ以外のワ
ークにも適用可能である。
〈考案の効果〉 以上、この考案によれば、スタツド供給パイプ
を有する溶接ガンがブツシユを介してワークパネ
ルに対するガイドを付設しているスタツド溶接装
置において、該ガイドの後端にバネ板の基部を固
定し、該ガイドと共にワークパネルを挾圧するよ
うにしたことにより、基本的にスタツドを案内し
てワークパネルに当接させるガイドが該ワークパ
ネルの板厚に係りなく、バネ板と協働して確実に
ワークパネルにゼロ当りしてセツトすることが出
来ることにより、結果的にスタツドがいづれも正
確に心出しされ、同一姿勢、同一位置に設定通り
に溶接出来、取付部品の組付誤差が生じない優れ
た効果が奏される。
而して、バネ板の後面には補助バネ板が添設さ
れているために、バネ板の芯出しの際に該バネ板
をバツクアツプしてその芯出しをより確実に助勢
することが出来、上述作用効果をより効果的にす
るという優れた効果が奏される。
そのため、精度良く溶接出来ることにより、検
査も不要になり、後補修も必要でなくなる効果が
あるばかりでなく、作業品の熟練度も無関係であ
り、品質管理工程も少く、手直し工程により発錆
も防止出来る効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はスタツド使用態様の説明図、第2図は
従来技術に基づくスタツド溶接装置の側面図、第
3図以下はこの考案の実施例の説明図であり、第
3図は1実施例の側面図、第4a図はバネ板の平
面図、第4b図はバネ板の側面図、第5a図は補
助バネ板の平面図、第5b図は同側面図、第6,
7図は他の実施例の側面図である。 12……スタツド供給パイプ、11……スタツ
ド溶接ガン、14……ブツシユ、1,2,2′,
2″……ワークパネル、15,17……ガイド、
10′……スタツド溶接装置、19……バネ板、
22……補助バネ板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スタツド供給パイプを有する溶接ガンがその先
    端にブツシユを介してワークパネルに対するガイ
    ドを付設されているスタツド溶接装置において、
    該ガイドの後端に基部を固定されたバネ板がその
    先端を逆ぞり状のアンダーハング部を有し上記ガ
    イドの当接する上記ワークパネルに対しゼロ当り
    して該ガイドと挾圧自在な形状に形成され、而し
    て該バネ板の後面には該バネ板をバツクアツプす
    る補助バネ板が添設されていることを特徴とする
    スタツド溶接装置。
JP16475780U 1980-11-19 1980-11-19 Expired JPS6310221Y2 (ja)

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JP16475780U JPS6310221Y2 (ja) 1980-11-19 1980-11-19

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JP16475780U JPS6310221Y2 (ja) 1980-11-19 1980-11-19

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Publication Number Publication Date
JPS5792478U JPS5792478U (ja) 1982-06-07
JPS6310221Y2 true JPS6310221Y2 (ja) 1988-03-25

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