JPS6310053Y2 - - Google Patents

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JPS6310053Y2
JPS6310053Y2 JP1982134104U JP13410482U JPS6310053Y2 JP S6310053 Y2 JPS6310053 Y2 JP S6310053Y2 JP 1982134104 U JP1982134104 U JP 1982134104U JP 13410482 U JP13410482 U JP 13410482U JP S6310053 Y2 JPS6310053 Y2 JP S6310053Y2
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JP
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frame
door
fitting
mounting
fixed
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JP1982134104U
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JPS5938383U (ja
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  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、取付幅が調整できるドア枠の取り
付け構造に関する。
〔先行技術〕
ドア枠が固定される壁や柱等の躯体Kは常に一
定の厚さでなく、装着場所によつて多少変動す
る。取付幅が調整できるドア枠は、あらゆる現場
に簡単に固定できる。幅調整可能なドア枠とし
て、断面形状がL字状の枠体を内側で嵌着し、嵌
着部分の嵌入深さを調整して取り付け幅を調整す
るドア枠の取り付け構造が開発されている(実開
昭49−32424号公報)。
このドア枠は、一方の枠体にU型溝を設け、こ
のU型溝に他方の枠体の先端縁が嵌着して互いに
連結している。ところが、このドア枠の取り付け
構造は、閉じられたドアの外周面に対向する内側
面が躯体に固定されず、躯体の両面にのみ固定さ
れるので、互いに嵌着されるドア枠の内側面に強
度が要求される。従つて、U型溝の外側を戸当で
補強し、また、このU型溝に嵌入される部分は、
二重筒状に形成して補強している。ところが、こ
の構造によつても、相当に強固に補強しない限
り、ドアを閉めた時に受ける衝撃でドア枠が変形
し易く、また、取り付け位置もずれ易い欠点があ
つた。さらに、ドア枠が厚くなるので、躯体の開
口幅が狭い場合、取り付けできるドア幅に制約を
受ける欠点もあつた。更にまた、嵌着挿入部分の
二重構造は外観から見えないので、この部分の構
造が複雑で高価になるにもかかわらず、そのこと
外観に表れず、コストパーフオーマンスが悪い欠
点もあつた。
〔目的〕
この考案の重要な目的は、ドア枠が2つに分割
されたもので少ない部品点数で安価に製造でき、
しかも分割された枠が簡単かつ強固に固定でき、
更に、取付幅の調整もいたつて簡単であるドア枠
の取り付け構造を提供するにある。
又、この考案の他の重要な目的は、実質取り付
け厚さが薄くでき、ドアの取り付け幅が狭い躯体
に、幅が広いドアが取り付けできるドア枠の取り
付け構造を提供するにある。
更にまた、この考案の他の重要な目的は、固定
用のネジ頭が隠蔽され、しかも、ドア枠の内側を
固定する固定用の止ネジは、特別の隠蔽部材が必
要なく、また、嵌着されたドア枠で抜け出るのが
防止でき、美しく、しかも、強固にいつまでも確
実に固定出来るドア枠の取り付け構造を提供する
にある。
〔従来の問題点を解決する為の手段〕
この考案のドア枠の取り付け構造は、横断面形
状がコ字状で両側に取付片1が形成され、この取
付片1は内側板2で連結されており、この内側板
2に沿つて戸当3が設けられ、取付片1が躯体K
の両面に固定されている。
ドア枠は、取付幅調整ができるように、内側板
2の戸当3の付根部分に沿つて戸当枠4と嵌入枠
5とに2分割されている。
戸当枠4は、戸当3の付根部分に沿つて、しか
も、戸当3の戸当面3Aの背面に位置して、内側
板2の面に平行な方向に向けて嵌入枠5の先端部
が嵌入できる嵌着溝6が形成されている。この嵌
着溝6の幅は、板状に形成されている嵌入枠5の
先端部分が殆ど隙間なく嵌入できるように、嵌入
枠5先端縁の厚さにほぼ等しく形成されている。
更に、戸当枠4は、ドア枠が強固に固定される
ように、嵌着溝6の片側であつて戸当面3Aの反
対側が嵌着溝6の内面と同一平面状に延長されて
固定片7が突出して設けられており、この固定片
7は、枕木14を貫通する止ネジ8を介して躯体
Kの内面に固定されている。
更に又、戸当枠4と嵌入枠5の取付片1は、ネ
ジ頭を覆う蓋枠9が取り付けられている。
嵌入枠5の先端縁が嵌着溝6に嵌入され、嵌入
枠が固定片7の止ネジの頭を隠蔽すると共に、取
付片1と固定片7とが建物の躯体Kに固定されて
いる。
〔好ましい実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図と第2図に示すドア枠は、全体形状の横
断面がコ字状で、両側には、躯体Kに固定される
取付片1が形成され、この取付片1は内側板2に
連結されている。この内側板2に沿つて戸当3が
設けられており、内側板2の戸当3付根部分に沿
つて戸当枠4と嵌入枠5とに2分割されている。
戸当枠4は、戸当3の付根部分に沿つて嵌着溝
6が設けられている。この嵌着溝6は、ここに嵌
入枠5の折曲されない先端縁が嵌入出来るよう
に、内側板2の面に平行な方向に向けて開口され
ている。
嵌着溝6は、板状である嵌入枠5の先端部が隙
間なく挿入できるように、その幅は、板状嵌入枠
先端部分の厚さにほぼ等しく形成されている。
又、戸当枠4は、固定状態でドア枠の内側が強
固に躯体Kに固定できるように、嵌着溝6の片側
で戸当面3Aの背面側が、嵌着溝6の内面と同一
平面状に延長されて固定片7が突出している。
固定片7は、止ネジ8が貫通できる厚さに形成
するか、あるいはあらかじめネジ孔が穿設され、
第1図に示すように、枕木14を貫通する止ネジ
8を介して躯体の内面に固定されている。
戸当枠4と嵌入枠5の取付片は、ネジ頭を覆う
蓋枠9が取り付けられる。
第1図に示す取付片1の表面に固定される蓋枠
9は、両側縁が取付片1の凸条10に引つ掛けら
れる。凸条10は、上端縁が外側に折曲されてこ
こに蓋枠9が引つ掛けられる。従つて、蓋枠9
は、片側縁がコ字状に折曲され、他の片側がフツ
ク状に形成されている。
第2図の蓋枠9は断面がコ字状に形成され、こ
の蓋枠9は、係止片11に嵌着される。係止片1
1は、外幅が蓋枠9の内幅に等しいか、あるいは
これより多少広く形成され、蓋枠9の外面に弾性
的に接触して脱落を阻止する。
第1図に示す形状のドア枠はアルミ枠に最適
で、第9図に示す形状のドア枠の取り付け構造は
スチール枠に最適である。
取付片1も、これを止ネジが貫通できる厚さに
形成されるか、あるいは、あらかじめネジ孔が穿
設される。
第3図ないし第4図に示すように、蓋枠9の両
側を取付片1に係止することも可能である。
更に、第6図と第7図とに示すように、取付片
1の一部をコ字状に切断して開き、この切断片1
2を表面側に折り曲げてこれに蓋枠をを係止する
ことも可能である。
又、第8図に示すように、固定片7が嵌入枠5
を押圧する面に小突起13を設け、この小突起1
3で嵌入枠5を嵌入溝6の片面に押圧することも
可能で、この構造によると、組立後、嵌入枠5
と、嵌着溝6との間隙が外部から目立たない。
第1図、第4図および第5図に示されるドア枠
の取付構造は、戸当枠4の取付片1と固定片7と
が躯体Kに固定され、その後、嵌入枠5の先端縁
が嵌着溝6に挿通されてこれでもつて、固定片7
の止ネジ8の頭を隠蔽して取付片1をネジ止めす
ればよい。
〔効果〕
前記の如く構成されたこの考案のドア枠の取り
付け構造は、従来のものに比べて次の特長があ
る。
厚さが異なる躯体に取り付けでき、ドア枠全
体の構造が極めて簡単で、安価に多量生産でき
るにもかかわらず、確実かつ強固に、しかも長
期間に渡つて狂いなくドア枠が躯体に固定でき
る。
この特長は、戸当枠と嵌入枠との独得の分割
構造によつて、分割部分の固定片が躯体Kに固
定されており、しかも、嵌着溝に嵌入される嵌
入枠の先端縁が押し潰されない板状で、更に、
固定片が戸当の背面側に設けられている構造に
よつて実現される。即ち、この構造によると、
ドア枠が互いに嵌着される中間と両側の3点で
躯体に固定され、しかも、戸当がドアを閉めた
時の強い衝撃を受ける時、固定片が枕木に押し
付けられて、これを固定する止ネジの抜け出し
が阻止され、また、板状の嵌入枠の先端縁は衝
撃で押し潰されることがなく、ドア枠は強固に
躯体に固定される。
分割されたドア枠が、連結部分と両側で躯体
に固定されているにもかかわらず、ネジ頭が隠
蔽されて外観を極めて美しくできる。
特に、ドア枠の連結部分を躯体に固定するネ
ジは、特別にこれを隠蔽する部材を必要とせ
ず、嵌着溝に嵌入された嵌入枠で隠蔽され、さ
らに好都合なことに、嵌着溝に嵌入された嵌入
枠の先端部分で隠蔽される止ネジは、ドアを閉
める度に嵌入枠で躯体Kに押し込まれ、躯体K
から抜け出るのが防止される。即ち、ドアを閉
しめられて戸当に当たると、戸当が嵌入枠の嵌
入部を押し、これが固定片の止ネジの頭を叩い
て躯体Kに押し込む作用で止ネジの抜けが防止
される。
更に、固定片の止ネジは、頭が隠蔽されるの
で外観に表出せず、しかも抜けが防止されるに
もかかわらず、簡単に躯体Kに打ち込むことが
出来る特長もある。この特長は、固定片の表面
全体が嵌入枠で隠蔽されので、固定片を長くし
て躯体Kにネジ止し易くでき、しかも、止ネジ
が戸当の背面から離れても隠蔽される嵌入枠で
頭が押し込まれ為である。
即ち、独得の位置に設けられている固定片
は、簡単に固定できるばかりでなく、確実かつ
強固にドア枠を固定し、しかも外観に表出せず
に美しく仕上げられる特長を実現する。
ドア枠の取り付け厚さを薄くでき、ドアの取
り付け幅が狭い躯体に、幅広のドアが取り付け
できる。言い替えれば、躯体Kに取り付けでき
るドア幅の制約が少なく、使用出来るドアの種
類が多くなる。
この特長は、嵌入枠の嵌着部分を板状に薄く
して取り付け強度が高くでき、しかも、固定片
が枕木を介して躯体Kに固定されている構造に
よつて実現される。即ち、枕木の厚さを調整す
ることによつて、ドア枠の取り付け厚さが大幅
に調整できる。
嵌入枠の取付片をネジ止めするだけで、ドア
枠は取付部分の幅に合わせて隙間なく固定で
き、取り付け時のドア枠幅調整が極めて簡単に
できる。更に、幅調整が可能であるにもかかわ
らず部品点数が少なく、製造が簡単で安価にで
き、しかも、壁および内装仕上げ完了後に取り
付け可能で、作業中の破損や傷付きを極減で
き、更に、簡単に装着できるので、日曜大工等
によつて、専門の技術者でなくとも取り付けで
きる特長もある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの考案の実施例を示す
ドア枠の取り付け構造およびドア枠の断面図、第
6図および第7図は取付片の他の実施例を示す断
面図および正面図、第8図は他の実施例の嵌着溝
部分を示す断面図である。 1…取付片、2…内側板、3…戸当、4…戸当
枠、5…嵌入枠、6…嵌着溝、7…固定片、8…
止ネジ、9…蓋枠、10…凸条、11…係止片、
12…切断片、13…小突起、14…枕木、3A
…戸当面、K…躯体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 横断面形状がコ字状で両側に取付片1が形成
    され、この取付片1は内側板2で連結されてお
    り、この内側板2に沿つて戸当3が設けられ、
    取付片1が躯体Kの両面に固定されているドア
    枠の取り付け構造に於て、ドア枠が、内側板2
    の戸当3の付根部分に沿つて戸当枠4と嵌入枠
    5とに2分割されており、戸当枠4は、戸当3
    の付根部分に沿つて、しかも、戸当3の戸当面
    3Aの背面に位置して内側板2の面に平行な方
    向に向けて嵌入枠5の板状先端部が嵌入できる
    嵌着溝6が形成されており、かつ、この嵌着溝
    6の幅は、板状に形成されている嵌入枠5の先
    端部分の厚さにほぼ等しく形成されており、更
    に、戸当枠4は、嵌着溝6の片側が戸当面3A
    の背面に延長して固定片7が突出して設けられ
    ており、この固定片7は、枕木14を貫通する
    止ネジ8を介して躯体Kの内面に固定されてお
    り、更に又、戸当枠4と嵌入枠5の取付片1
    は、ネジ頭を覆う蓋枠9が取り付けられてお
    り、嵌入枠5の先端縁が嵌着溝6に嵌入され、
    嵌入枠が固定片7の止ネジ8の頭を隠蔽すると
    共に、取付片1と固定片7とが建物の躯体Kに
    固定されてなるドア枠の取り付け構造。 (2) 戸当枠4と嵌入枠5とがアルミ枠である実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のドア枠の取り
    付け構造。 (3) 戸当枠4と嵌入枠5とがスチール枠である実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のドア枠の取
    り付け構造。
JP13410482U 1982-09-02 1982-09-02 ドア枠の取り付け構造 Granted JPS5938383U (ja)

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JP13410482U JPS5938383U (ja) 1982-09-02 1982-09-02 ドア枠の取り付け構造

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JP13410482U JPS5938383U (ja) 1982-09-02 1982-09-02 ドア枠の取り付け構造

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JPS5938383U JPS5938383U (ja) 1984-03-10
JPS6310053Y2 true JPS6310053Y2 (ja) 1988-03-24

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