JPS629880A - 平行リンク形ロボツトア−ム - Google Patents
平行リンク形ロボツトア−ムInfo
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- JPS629880A JPS629880A JP14468485A JP14468485A JPS629880A JP S629880 A JPS629880 A JP S629880A JP 14468485 A JP14468485 A JP 14468485A JP 14468485 A JP14468485 A JP 14468485A JP S629880 A JPS629880 A JP S629880A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、平行リンク形ロボットアームに係り、特に、
産業用ロボットの多関節結合部の高剛性および制御の精
度向上に好適な平行リンク形ロボットアームに関するも
のである。
産業用ロボットの多関節結合部の高剛性および制御の精
度向上に好適な平行リンク形ロボットアームに関するも
のである。
多関節形の産業用ロボットには、駆動方式によって平行
リンク形、関節直接駆動形など様々のタイプがあるが、
平行リンク形ロボットが多く用いられている。(米国特
許第4076131号)そこで、従来の平行リンク形ロ
ボットアームについて第4図ないし第8図を参照して説
明する。
リンク形、関節直接駆動形など様々のタイプがあるが、
平行リンク形ロボットが多く用いられている。(米国特
許第4076131号)そこで、従来の平行リンク形ロ
ボットアームについて第4図ないし第8図を参照して説
明する。
まず、第4図は、従来の平行リンク形ロボットの略示構
成図である。
成図である。
平行リンク形ロボットは、第4図に示すように、旋回体
1と、この旋回体1上に設けられた第1腕部材に係る上
腕2′と、この上腕2′に枢軸を介して揺動可能に結合
される第2腕部材に係る前腕3′と、補助部材に係るリ
ンク部材4′とで平行リンクを構成し、前記腕3′の先
端部に手首部5を備えた構造になっている。
1と、この旋回体1上に設けられた第1腕部材に係る上
腕2′と、この上腕2′に枢軸を介して揺動可能に結合
される第2腕部材に係る前腕3′と、補助部材に係るリ
ンク部材4′とで平行リンクを構成し、前記腕3′の先
端部に手首部5を備えた構造になっている。
この場合の作動の自由度は、一般に、旋回、上腕、前腕
機能の3自由度と手首における2ないし3自由度で構成
されている。
機能の3自由度と手首における2ないし3自由度で構成
されている。
このうち、前腕3′の先端部に位置する手首部5の自由
度に対する駆動がもつとも問題となる。
度に対する駆動がもつとも問題となる。
多関節形の産業用ロボットは、高速、高精度を要求され
るものであるから、軽量で振動の生じない高剛性の機構
系、駆動系を要求されることになり、先端部である手首
部の駆動が重要となるのである。
るものであるから、軽量で振動の生じない高剛性の機構
系、駆動系を要求されることになり、先端部である手首
部の駆動が重要となるのである。
手首部5の駆動方式としても、直接駆動、チェーン駆動
、トルクチューブ駆動、ベルト駆動など多くの方式が存
在するが、チェーン駆動とトルクチューブ駆動が多く用
いられている。この場合。
、トルクチューブ駆動、ベルト駆動など多くの方式が存
在するが、チェーン駆動とトルクチューブ駆動が多く用
いられている。この場合。
チェーンやトルクチューブなどの駆動用機械要素ないし
機構(以下駆動要素系という)は、一般に前腕3′の構
成体内、換言すれば前腕軸心3o上ら配設されている。
機構(以下駆動要素系という)は、一般に前腕3′の構
成体内、換言すれば前腕軸心3o上ら配設されている。
第5,6図は、従来のチェーンによる手首部駆動方式の
ロボットアームを、前腕と上腕との結合部付近で示した
ものであり、第5図は側面断面図、第6図は正面断面図
である。
ロボットアームを、前腕と上腕との結合部付近で示した
ものであり、第5図は側面断面図、第6図は正面断面図
である。
第5図に示すようにチェーン6は前腕3Aの箱形構成体
内に必要数配置されており、例えば第6図の例では2本
である。
内に必要数配置されており、例えば第6図の例では2本
である。
上腕2Aと前腕3Aとの結合は、例えば第6図に示すよ
うに、箱形に構成された上腕2A上部の対向するブラケ
ット2aに、支持ボス9を設け、前腕3Aの箱形構成体
の両側ボス7に装着した軸受8を介して支持し、枢軸に
係る結合ピン10によって回動自在に結合されている。
うに、箱形に構成された上腕2A上部の対向するブラケ
ット2aに、支持ボス9を設け、前腕3Aの箱形構成体
の両側ボス7に装着した軸受8を介して支持し、枢軸に
係る結合ピン10によって回動自在に結合されている。
第5,6図のようなチェーン駆動の場合、チェーン6が
走行するため、結合ピン10の中心である結合中心はチ
ェーンのほぼ中間に位置するものである。
走行するため、結合ピン10の中心である結合中心はチ
ェーンのほぼ中間に位置するものである。
また、前腕3Aは、この結合中心まわりに揺動するため
、上腕2Aの上端壁2cとの干渉が問題となる。このた
め、上腕2Aのブラケット2aの有効高さHはかなり大
きくとることが必要となる。
、上腕2Aの上端壁2cとの干渉が問題となる。このた
め、上腕2Aのブラケット2aの有効高さHはかなり大
きくとることが必要となる。
ブラケット2aは、結合部に負荷される平行リンク面内
の荷重はもちろん、面外横荷重や捩りトルクを支持する
必要がある。一方、ブラーケラト2aは開断面であるた
め、高さHが大きい程、これらに対する剛性が低下し、
振動1強度の面から問題となる。これを防止するために
は、ブラケット2aの厚さを増すことが考えられるが重
量増加となって合理的でない。また、結合回転中心を第
5図で下方に近づけることは有効であるが、チェーン6
が走行しているため、ある程度以上は困難である。
の荷重はもちろん、面外横荷重や捩りトルクを支持する
必要がある。一方、ブラーケラト2aは開断面であるた
め、高さHが大きい程、これらに対する剛性が低下し、
振動1強度の面から問題となる。これを防止するために
は、ブラケット2aの厚さを増すことが考えられるが重
量増加となって合理的でない。また、結合回転中心を第
5図で下方に近づけることは有効であるが、チェーン6
が走行しているため、ある程度以上は困難である。
一方、第4図に示すように、前腕3′上の結合支点3−
a、 3−b、 3−cは一直線上に配置されているの
が普通である。
a、 3−b、 3−cは一直線上に配置されているの
が普通である。
第4図において、3− aは、前腕3′の先端部におけ
る前腕3′と手首部5との結合支点に係る手首曲げ軸支
点、3−bは、上腕2′と前腕3′との結合支点、3−
cは、上腕2′と平行に設けられたリンク部材4′と前
腕3′との結合支点である。結合支点3−b、3−cは
、平行リンクの面結合支点となるもので、この面結合支
点3−b。
る前腕3′と手首部5との結合支点に係る手首曲げ軸支
点、3−bは、上腕2′と前腕3′との結合支点、3−
cは、上腕2′と平行に設けられたリンク部材4′と前
腕3′との結合支点である。結合支点3−b、3−cは
、平行リンクの面結合支点となるもので、この面結合支
点3−b。
3− cを結ぶ線3Pを平行リンク軸心という。また、
30は、前腕3′の長手方向の中心線で前腕軸心という
。
30は、前腕3′の長手方向の中心線で前腕軸心という
。
平行リンク軸心3Pと前腕軸心30とは第4図の場合同
一直線上であり、平行リンクの面結合支点3−b、3−
cの延長線上に手首曲げ軸支点3−aが位置している。
一直線上であり、平行リンクの面結合支点3−b、3−
cの延長線上に手首曲げ軸支点3−aが位置している。
これは、ロボット制御上における制御ソフトが簡略化さ
れる長所が大きいためである。したがって、平行リンク
の面結合支点3−b、3−cを前腕軸心30から心ずれ
(いわゆるオフセット)させることは、この制御ソフト
上の長所を失うことになるのである。
れる長所が大きいためである。したがって、平行リンク
の面結合支点3−b、3−cを前腕軸心30から心ずれ
(いわゆるオフセット)させることは、この制御ソフト
上の長所を失うことになるのである。
次に、第7図は、従来のトルクチューブによる手首部駆
動方式のロボットアームを、前腕と上腕との結合部で示
した正面断面図であり、上腕2Bと前腕3Bとの結合支
点3−b断面を示したものである。
動方式のロボットアームを、前腕と上腕との結合部で示
した正面断面図であり、上腕2Bと前腕3Bとの結合支
点3−b断面を示したものである。
トルクチューブ12が貫通した円WJW成体をなす前腕
3Bは、箱形に構成された上腕2B上部の対向するブラ
ケット2dに装着された枢軸に係る結合ピン11により
、軸受8を介して回動自在に支持されている。
3Bは、箱形に構成された上腕2B上部の対向するブラ
ケット2dに装着された枢軸に係る結合ピン11により
、軸受8を介して回動自在に支持されている。
この場合、手首曲げ軸支点3−aは、第4図に示したも
のと同様に、平行リンク軸心3Pの延長線上にある。こ
の結果、トルクチューブ11があるためチェーン駆動の
場合同様にブラケット2dの有効高さHが大きくなり合
理的でない。
のと同様に、平行リンク軸心3Pの延長線上にある。こ
の結果、トルクチューブ11があるためチェーン駆動の
場合同様にブラケット2dの有効高さHが大きくなり合
理的でない。
一方、第8図は、同じ〈従来のトルクチューブ駆動の平
行リンク形ロボットの要部構成図で、図中、第4図、第
7図と同一符号のものは前述の例と同等部分であるから
、その説明を省略する。
行リンク形ロボットの要部構成図で、図中、第4図、第
7図と同一符号のものは前述の例と同等部分であるから
、その説明を省略する。
前腕3Bの反手首側には、手首部5を複数自由度作動さ
せるための複数の駆動モータ13が設置され、前腕3B
内には各駆動モータ13の動力を手首部5に伝達するた
めのトルクチューブ12が貫通している。
せるための複数の駆動モータ13が設置され、前腕3B
内には各駆動モータ13の動力を手首部5に伝達するた
めのトルクチューブ12が貫通している。
14は、前腕2Bおよびリンク部材4Bに連結する前腕
駆動手段で、この前腕駆動手段14は、駆動モータ14
Aにより作動するボールねじ14Bを備えている。
駆動手段で、この前腕駆動手段14は、駆動モータ14
Aにより作動するボールねじ14Bを備えている。
第8図のロボットアームでは、上腕2B、前腕3Bの結
合支点3−bと、リンク部材4B、前腕3Bの結合支点
3− cとは、それぞれブラケット15.16を介して
結合されており、結合支点3−b、3−cを結ぶ平行リ
ンク軸心3Pは1手首曲げ軸支点3− aの通る前腕軸
心30からずれ量(いわゆるオフセット量)D外れて平
行リンクを形成している。
合支点3−bと、リンク部材4B、前腕3Bの結合支点
3− cとは、それぞれブラケット15.16を介して
結合されており、結合支点3−b、3−cを結ぶ平行リ
ンク軸心3Pは1手首曲げ軸支点3− aの通る前腕軸
心30からずれ量(いわゆるオフセット量)D外れて平
行リンクを形成している。
この結果、前腕3Bと上腕2Bとの揺動時の干渉が低減
されて、上腕2Bのブラケット2dの有効高さHが小さ
くなり、ブラケット2dの剛性。
されて、上腕2Bのブラケット2dの有効高さHが小さ
くなり、ブラケット2dの剛性。
強度は向上する。しかし、結合支点3−b、3−Cと手
首曲げ軸支点3− aが心ずれしているため、ロボット
制御ソフト面では複雑となり合理的でない面を生じると
いう問題があった。
首曲げ軸支点3− aが心ずれしているため、ロボット
制御ソフト面では複雑となり合理的でない面を生じると
いう問題があった。
本発明は、前述の従来技術の問題点を解決するためにな
されたもので、平行リンクを構成する第1腕部材、第2
腕部材の結合部の高剛性、軽量化を可能にするとともに
、ロボット制御ソフト上の長所を生かして精度および信
頼性を向上しうる平行リンク形ロボットアームの提供を
、その目的としている。
されたもので、平行リンクを構成する第1腕部材、第2
腕部材の結合部の高剛性、軽量化を可能にするとともに
、ロボット制御ソフト上の長所を生かして精度および信
頼性を向上しうる平行リンク形ロボットアームの提供を
、その目的としている。
本発明に係る平行リンク形ロボットアームの構成は、第
1腕部材と、この第1腕部材に揺動可能に結合される第
2腕部材と、補助部材とで平行リンクを構成し、前記第
2腕部材の先端部に手首部を結合し、前記第2腕部材の
軸心上に前記手首部の駆動要素系を配設してなる平行リ
ンク形ロボットアームにおいて、前記平行リンクを構成
する第2腕部材と第1腕部材との結合交点、および第2
腕部材と補助部材との結合支点の面結合支点を結ぶ平行
リンク軸心の延長上に前記手首部の結合支点を位置せし
めるとともに、当該手首部の結合支点を支点として、前
記平行リンク軸心と、前記第2腕部材における手首部駆
動要素系軸心とが、前記手首部駆動要素系と前記第1腕
部材とが干渉しない間隙を保つための所要の角度を保持
するようにしたものである。
1腕部材と、この第1腕部材に揺動可能に結合される第
2腕部材と、補助部材とで平行リンクを構成し、前記第
2腕部材の先端部に手首部を結合し、前記第2腕部材の
軸心上に前記手首部の駆動要素系を配設してなる平行リ
ンク形ロボットアームにおいて、前記平行リンクを構成
する第2腕部材と第1腕部材との結合交点、および第2
腕部材と補助部材との結合支点の面結合支点を結ぶ平行
リンク軸心の延長上に前記手首部の結合支点を位置せし
めるとともに、当該手首部の結合支点を支点として、前
記平行リンク軸心と、前記第2腕部材における手首部駆
動要素系軸心とが、前記手首部駆動要素系と前記第1腕
部材とが干渉しない間隙を保つための所要の角度を保持
するようにしたものである。
なお、本発明を開発した考え方を付記すると、次のとお
りである。
りである。
従来の平行リンク形ロボットアームでは、平行リンクの
一部を構成する第2腕部材に係る前腕の前腕軸心上の先
端部に手首曲げ軸支点が位置しており、しかも平行リン
ク軸心と前腕軸心とが一致しているものが多かった。
一部を構成する第2腕部材に係る前腕の前腕軸心上の先
端部に手首曲げ軸支点が位置しており、しかも平行リン
ク軸心と前腕軸心とが一致しているものが多かった。
また、前記軸心が一致していない構成のものでも、第8
図に示したように平行リンク軸心3Pと前腕軸心3Qと
が平行にずれ量(オフセット)Dをもつ構成であるため
、手首曲げ軸支点3− aが平行リンク軸心3Pとずれ
る結果となった。
図に示したように平行リンク軸心3Pと前腕軸心3Qと
が平行にずれ量(オフセット)Dをもつ構成であるため
、手首曲げ軸支点3− aが平行リンク軸心3Pとずれ
る結果となった。
この点を改良するため、平行リンク軸心延長線上に位置
せしめた手首曲げ軸支点を支点として、前腕における手
首部駆動要素系の軸心を、平行リンク軸心に対して所要
角度傾けて、手首部駆動要素系配置のためのスペースを
確保することを考えた。
せしめた手首曲げ軸支点を支点として、前腕における手
首部駆動要素系の軸心を、平行リンク軸心に対して所要
角度傾けて、手首部駆動要素系配置のためのスペースを
確保することを考えた。
これによって、制御上は、ずれ量のない平行リンク構造
を得るとともに、第1腕部材に係る上腕と第2腕部材に
係る前腕との係合支点を前腕軸心(すなわち手首部駆動
要素系軸心)からずらせることができ、結合部のブラケ
ットアームを短かくして、軽量で高剛性のロボットアー
ム構造を得ることを考えたものである。
を得るとともに、第1腕部材に係る上腕と第2腕部材に
係る前腕との係合支点を前腕軸心(すなわち手首部駆動
要素系軸心)からずらせることができ、結合部のブラケ
ットアームを短かくして、軽量で高剛性のロボットアー
ム構造を得ることを考えたものである。
以下、本発明の各実施例を第1図ないし第3図を参照し
て説明する。
て説明する。
まず、第1図は、本発明の一実施例に係る平行リンク形
ロボットの構成図であり、図中、第4図と同一符号のも
のは同一部品または相当部であるから、その説明を省略
する。
ロボットの構成図であり、図中、第4図と同一符号のも
のは同一部品または相当部であるから、その説明を省略
する。
第1図において、1は旋回体、2は、旋回体1上に設け
られた第1腕部材に係る上腕、3は、この上腕2に枢軸
を介して摺動可能に結合される第2腕部材に係る前腕、
4は補助部材に係るリンク部材、5は、前腕3の先端部
に結合された手首部である。上腕2、前腕3は、リンク
部材4など補助部材を介して平行リンクを構成している
。
られた第1腕部材に係る上腕、3は、この上腕2に枢軸
を介して摺動可能に結合される第2腕部材に係る前腕、
4は補助部材に係るリンク部材、5は、前腕3の先端部
に結合された手首部である。上腕2、前腕3は、リンク
部材4など補助部材を介して平行リンクを構成している
。
上腕2、前腕3の結合支点3−bと前腕3、リンク部材
4の結合支点3− cとは平行リンクの再結合支点を構
成するもので、この再結合支点3−す、3−cを結ぶ平
行リンク軸心3Pの延長上に、前腕3と手首部5との結
合支点である手首曲げ軸支点3−aが位置している。
4の結合支点3− cとは平行リンクの再結合支点を構
成するもので、この再結合支点3−す、3−cを結ぶ平
行リンク軸心3Pの延長上に、前腕3と手首部5との結
合支点である手首曲げ軸支点3−aが位置している。
6は1手首部5の回転、曲げ作動を駆動するためのチェ
ーン、14は、チェーン駆動用のスプロケットホイール
であり、これらは手首部5の駆動要素系として前腕3の
箱形構成体内に配置されている。
ーン、14は、チェーン駆動用のスプロケットホイール
であり、これらは手首部5の駆動要素系として前腕3の
箱形構成体内に配置されている。
3Sは、この手首部駆動要素系軸心に係るチェーン駆動
系軸心を示す。
系軸心を示す。
このチェーン駆動系軸心3Sは、手首曲げ軸支点3−
aを支点として、前記の平行リンク軸心3Pと角度θを
保持するように、チェーン6、スプロケット14等が配
置されている。
aを支点として、前記の平行リンク軸心3Pと角度θを
保持するように、チェーン6、スプロケット14等が配
置されている。
この角度θは、チェーン6、スプロケット14等が上腕
2の箱形構成体の上端壁2cと干渉しない間隙を保つた
め、例えばスプロケットホイール14の半径+チェーン
高さ程度傾けて配置するための所要の角度である。
2の箱形構成体の上端壁2cと干渉しない間隙を保つた
め、例えばスプロケットホイール14の半径+チェーン
高さ程度傾けて配置するための所要の角度である。
本実施例によれば、上腕2と前腕3との結合支点3−b
は、前腕3のできるだけ端部に設けることができるよう
になって、前腕3の揺動にともなう上腕2との干渉の問
題を大幅に改良することができる。すなわち、上腕2の
ブラケット高さHを小さくすることができ、結合部の剛
性、強度を向上することができる。また、小形コンパク
トにすることによって軽量化が可能となり、上腕、旋回
等の駆動系へも高結果をもたらす。さらに、前腕の動作
範囲を拡げることが可能となり、より作業性のよい高精
度のロボットアームを提供することが可能となる。
は、前腕3のできるだけ端部に設けることができるよう
になって、前腕3の揺動にともなう上腕2との干渉の問
題を大幅に改良することができる。すなわち、上腕2の
ブラケット高さHを小さくすることができ、結合部の剛
性、強度を向上することができる。また、小形コンパク
トにすることによって軽量化が可能となり、上腕、旋回
等の駆動系へも高結果をもたらす。さらに、前腕の動作
範囲を拡げることが可能となり、より作業性のよい高精
度のロボットアームを提供することが可能となる。
しかも、手首曲げ軸支点3− aが百行リンク軸心3P
の延長上にあるため、ロボットの制御ソフトも簡単にす
ることができる。
の延長上にあるため、ロボットの制御ソフトも簡単にす
ることができる。
次に、本発明の他の実施例を第2図を参照して説明する
。
。
第2図は、本発明の他の実施例に係る平行リンク形ロボ
ットの構成図であり、図中、第1図と同一符号のものは
第1図の実施例と同等部分であるから、その説明を省略
する。
ットの構成図であり、図中、第1図と同一符号のものは
第1図の実施例と同等部分であるから、その説明を省略
する。
第2図の実施例は、第1図の実施例と基本的には同じで
あるが、前腕3Cの構成体の軸心は、チェーン駆動系軸
心3Sにほぼ一致しており、結合支点3−b、3−cを
支持構造部材に係るブラケット3d、3eを介してずら
せたものである。
あるが、前腕3Cの構成体の軸心は、チェーン駆動系軸
心3Sにほぼ一致しており、結合支点3−b、3−cを
支持構造部材に係るブラケット3d、3eを介してずら
せたものである。
手首曲げ軸支点3− aと平行リンクの再結合支点3−
b、3−cは同一線上にあり、チェーン駆動系軸心3S
は平行リンク軸心3Pに対し所要角θだけ傾いて配置さ
れていることは第1図の実施例と同じである。
b、3−cは同一線上にあり、チェーン駆動系軸心3S
は平行リンク軸心3Pに対し所要角θだけ傾いて配置さ
れていることは第1図の実施例と同じである。
第2図の実施例によれば、第1図の実施例と全く同様の
効果が期待されるほか、前腕3Cはより軽量化をはかる
ことができる。
効果が期待されるほか、前腕3Cはより軽量化をはかる
ことができる。
次に、本発明のさらに他の実施例を第3図を参照して説
明する。
明する。
第3図は、本発明のさらに他の実施例に係る平行リンク
形ロボットの要部構成図で1図中、第8図と同一符号の
ものは従来技術と同等部分であるから、その説明を省略
する。
形ロボットの要部構成図で1図中、第8図と同一符号の
ものは従来技術と同等部分であるから、その説明を省略
する。
第3図の実施例は、手首部駆動要素゛系としてトルクチ
ューブ12を用いたもので、先に第8図で示した従来例
と異なるところは、手首曲げ軸支点3−aを、平行リン
クの面結合支点3−b、3−Cを結ぶ平行リンク軸心3
Pの延長上に位置させ。
ューブ12を用いたもので、先に第8図で示した従来例
と異なるところは、手首曲げ軸支点3−aを、平行リン
クの面結合支点3−b、3−Cを結ぶ平行リンク軸心3
Pの延長上に位置させ。
この手首曲げ軸支点3− aを支点として、前腕3Bの
構成体を貫通して設けられたトルクチューブ12の軸心
3Tが平行リンク軸心3Pに対して所要の角度θだけ傾
いて配置されていることである。
構成体を貫通して設けられたトルクチューブ12の軸心
3Tが平行リンク軸心3Pに対して所要の角度θだけ傾
いて配置されていることである。
この角度θは、トルクチューブ12の貫通した前腕3B
が上腕2Bの構成部材と干渉しないように間隙を保つた
めの所要の角度である。
が上腕2Bの構成部材と干渉しないように間隙を保つた
めの所要の角度である。
第3図の実施例によれば、第8図の従来例における平行
リンク軸心3Pと前腕軸心30とのずれ量りが解消され
るので、ロボット制御ソフトの而で有利となるほか、第
1図の実施例で述べたと同様の効果が期待される。
リンク軸心3Pと前腕軸心30とのずれ量りが解消され
るので、ロボット制御ソフトの而で有利となるほか、第
1図の実施例で述べたと同様の効果が期待される。
なお、前述の各実施例では、手首部の駆動が、チェーン
駆動およびトルクチューブ駆動の例を説明したが、本発
明はこれに限るものでなく、他の駆動要素系を用いるも
のでも、駆動要素系が前腕部に配設されるものであれば
、同様に適用されるものである。
駆動およびトルクチューブ駆動の例を説明したが、本発
明はこれに限るものでなく、他の駆動要素系を用いるも
のでも、駆動要素系が前腕部に配設されるものであれば
、同様に適用されるものである。
また、第1腕部材、第2腕部材等の形状、構造、各結合
支点部の構造などは、前述の各実施例に限定されるもの
ではない。
支点部の構造などは、前述の各実施例に限定されるもの
ではない。
以上述べたように、本発明によれば、平行リンクを構成
する第1腕部材、第2腕部材の結合部の高剛性、軽量化
を可能にするとともに、ロボット制御ソフト上の長所を
生かして精度および信頼性を向上しうる平行リンク形ロ
ボットアームを提供することができる。
する第1腕部材、第2腕部材の結合部の高剛性、軽量化
を可能にするとともに、ロボット制御ソフト上の長所を
生かして精度および信頼性を向上しうる平行リンク形ロ
ボットアームを提供することができる。
第1図は、本発明の一実施例に係る平行リンク形ロボッ
トの構成図、第2図は、本発明の他の実施例に係る平行
リンク形ロボットの構成図、第3図は、本発明のさらに
他の実施例に係る平行リンク形ロボットの要部構成図、
第4図は、従来の平行リンク形ロボットの略示構成図、
第5,6図は、従来のチェーンによる手首駆動方式のロ
ボットアームを、前腕と上腕との結合部付近で示したも
ので、第5図は側面断面図、第6図は正面断面図、第7
図は、従来のトルクチューブによる手首駆動方式のロボ
ットアームを、前腕と上腕との結合部で示した正面断面
図、第8図は、同じ〈従来のトルクチューブ駆動の平行
リンク形ロボットの要部構正図である。 2.2B・・・上腕、2a・・・ブラケット、2c・・
・上端壁、3.3B、3G・・・前腕、3−a・・・手
首曲げ軸支点、3−b、3−c−結合支点、3d、3e
−ブラケット、3P・・・平行リンク軸心、3S・・・
チェーン駆動系軸心、3T・・・トルクチューブ軸心、
5・・・手首部、6・・・チェーン、12・・・トルク
チューブ、14・・・スプロケットホイール、1.5.
16・・・ブラケット。 VJl 図 纂 2 図
トの構成図、第2図は、本発明の他の実施例に係る平行
リンク形ロボットの構成図、第3図は、本発明のさらに
他の実施例に係る平行リンク形ロボットの要部構成図、
第4図は、従来の平行リンク形ロボットの略示構成図、
第5,6図は、従来のチェーンによる手首駆動方式のロ
ボットアームを、前腕と上腕との結合部付近で示したも
ので、第5図は側面断面図、第6図は正面断面図、第7
図は、従来のトルクチューブによる手首駆動方式のロボ
ットアームを、前腕と上腕との結合部で示した正面断面
図、第8図は、同じ〈従来のトルクチューブ駆動の平行
リンク形ロボットの要部構正図である。 2.2B・・・上腕、2a・・・ブラケット、2c・・
・上端壁、3.3B、3G・・・前腕、3−a・・・手
首曲げ軸支点、3−b、3−c−結合支点、3d、3e
−ブラケット、3P・・・平行リンク軸心、3S・・・
チェーン駆動系軸心、3T・・・トルクチューブ軸心、
5・・・手首部、6・・・チェーン、12・・・トルク
チューブ、14・・・スプロケットホイール、1.5.
16・・・ブラケット。 VJl 図 纂 2 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、第1腕部材と、この第1腕部材に揺動可能に結合さ
れる第2腕部材と、補助部材とで平行リンクを構成し、
前記第2腕部材の先端部に手首部を結合し、前記第2腕
部材の軸心上に前記手首部の駆動要素系を配設してなる
平行リンク形ロボットアームにおいて、前記平行リンク
を構成する第2腕部材と第1腕部材との結合交点、およ
び第2腕部材と補助部材との結合支点の両結合支点を結
ぶ平行リンク軸心の延長上に前記手首部の結合支点を位
置せしめるとともに、当該手首部の結合支点を支点とし
て、前記平行リンク軸心と、前記第2腕部材における手
首部駆動要素系軸心とが、前記手首部駆動要素系と前記
第1腕部材とが干渉しない間隙を保つための所要の角度
を保持するように構成したことを特徴とする平行リンク
形ロボットアーム。 2、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、平行リ
ンクの両結合支点は、第2腕部材における手首部駆動要
素系軸心まわりの当該第2腕部材の構成体から突出した
支持構造部材上に設けたものである平行リンク形ロボッ
トアーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14468485A JPS629880A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 平行リンク形ロボツトア−ム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14468485A JPS629880A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 平行リンク形ロボツトア−ム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS629880A true JPS629880A (ja) | 1987-01-17 |
Family
ID=15367850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14468485A Pending JPS629880A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 平行リンク形ロボツトア−ム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS629880A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8864641B2 (en) | 2003-03-07 | 2014-10-21 | Neuronetics, Inc. | Reducing discomfort caused by electrical stimulation |
CN107249827A (zh) * | 2015-02-20 | 2017-10-13 | 川崎重工业株式会社 | 工业用机器人 |
US10413745B2 (en) | 2003-03-07 | 2019-09-17 | Neuronetics, Inc. | Reducing discomfort caused by electrical stimulation |
-
1985
- 1985-07-03 JP JP14468485A patent/JPS629880A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8864641B2 (en) | 2003-03-07 | 2014-10-21 | Neuronetics, Inc. | Reducing discomfort caused by electrical stimulation |
US10413745B2 (en) | 2003-03-07 | 2019-09-17 | Neuronetics, Inc. | Reducing discomfort caused by electrical stimulation |
CN107249827A (zh) * | 2015-02-20 | 2017-10-13 | 川崎重工业株式会社 | 工业用机器人 |
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