JPS6295370A - ホツトメルト接着剤組成物 - Google Patents
ホツトメルト接着剤組成物Info
- Publication number
- JPS6295370A JPS6295370A JP23414185A JP23414185A JPS6295370A JP S6295370 A JPS6295370 A JP S6295370A JP 23414185 A JP23414185 A JP 23414185A JP 23414185 A JP23414185 A JP 23414185A JP S6295370 A JPS6295370 A JP S6295370A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- tackifier
- heating
- solid
- polybutene
- Prior art date
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- Granted
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はホットメルト接着剤組成物、更に詳しくは、ス
チレンブロック共重合体樹脂と通常の粘着付与樹脂を特
定条件下で加熱混練してなる粘着付与剤に、常温固形の
変性ポリブテンを配合したｔ）ので、加熱溶融後塗布し
た直後の接着可能時間（オーブンタイム）が長く、かつ
接着性、伸びに優れたホットメルト接着剤組成物に関す
る。
チレンブロック共重合体樹脂と通常の粘着付与樹脂を特
定条件下で加熱混練してなる粘着付与剤に、常温固形の
変性ポリブテンを配合したｔ）ので、加熱溶融後塗布し
た直後の接着可能時間（オーブンタイム）が長く、かつ
接着性、伸びに優れたホットメルト接着剤組成物に関す
る。
従来技術
スチレンブロック共重合体樹脂は熱可塑性ゴム特性を有
し、特に未加硫ゴムの易溶性と加硫ゴムの優れたストレ
ス・ストレイン特性を兼備し、その優れた物理的・化学
的性質から各種の分野で利用されているが、更にその用
途範囲の拡大が望まれつつある。
し、特に未加硫ゴムの易溶性と加硫ゴムの優れたストレ
ス・ストレイン特性を兼備し、その優れた物理的・化学
的性質から各種の分野で利用されているが、更にその用
途範囲の拡大が望まれつつある。
本発明者らは、このスチレンブロック共重合体樹脂の用
途開発について検討を進めたところ、これを通常の粘着
付与樹脂の存在下、空気中で熱処理を行って分解させて
得られる混練物が優れた枯骨力および伸びを発揮するこ
と、およびこれに常温固形の変性ポリブテンを配合すれ
ば、オープンタイムが良好に延長した、かつ接着性、伸
びに優れたホットメルト接着剤が得られることを見出し
、本発明を完成させるに至った。
途開発について検討を進めたところ、これを通常の粘着
付与樹脂の存在下、空気中で熱処理を行って分解させて
得られる混練物が優れた枯骨力および伸びを発揮するこ
と、およびこれに常温固形の変性ポリブテンを配合すれ
ば、オープンタイムが良好に延長した、かつ接着性、伸
びに優れたホットメルト接着剤が得られることを見出し
、本発明を完成させるに至った。
発明の構成と効果
すなわち、本発明は、スチレンブロック共重合体樹脂と
粘着付与樹脂を空気存在下１５０〜２２０°Ｃの温度で
加熱混純してなる粘着付与剤、および常温固形の変性ポ
リブテンから成ることを特徴とするホットメルト接着剤
組成物を提供するものである。
粘着付与樹脂を空気存在下１５０〜２２０°Ｃの温度で
加熱混純してなる粘着付与剤、および常温固形の変性ポ
リブテンから成ることを特徴とするホットメルト接着剤
組成物を提供するものである。
本発明におけるスチレンブロック共重合体樹脂としては
、スチレン−ブタンエンブロック共重合体樹脂（ＳＢ樹
脂と称す）、スチレンーブタジエンースチレンブロソク
共重合体樹脂（ＳＢＳ樹脂と称す）、スチレン−イソプ
レン−スチレンブロック共重合体樹脂（Ｓ Ｉ Ｓ樹脂
と称す）が挙げられ、例えばンエル化学（株）製の［カ
リフレックスＴＲ−１１０１１、［同ＴＲ−１１０２４
、［同ＴＲ−１１０７４等が市販されている。特にＳＩ
Ｓ樹脂が好ましい。
、スチレン−ブタンエンブロック共重合体樹脂（ＳＢ樹
脂と称す）、スチレンーブタジエンースチレンブロソク
共重合体樹脂（ＳＢＳ樹脂と称す）、スチレン−イソプ
レン−スチレンブロック共重合体樹脂（Ｓ Ｉ Ｓ樹脂
と称す）が挙げられ、例えばンエル化学（株）製の［カ
リフレックスＴＲ−１１０１１、［同ＴＲ−１１０２４
、［同ＴＲ−１１０７４等が市販されている。特にＳＩ
Ｓ樹脂が好ましい。
本発明における粘着付与樹脂として（ｊ、通常のものが
使用されてよく、例えばクマロン樹脂、クマロン−イン
デン樹脂、スチレン樹脂、合成炭化水素樹脂、ロジン樹
脂、ポリテルペン樹脂、水添テルペン樹脂等が挙げられ
、これらの１種または２種以上を使用に供する（特に、
水添テルペン樹脂か好ましい）。使用ヱは通常、スチレ
ンブロック共重合体樹脂と粘着付与樹脂の重量比が２０
／１−２／３、好マｌ、＜ハ２／ｌ 〜ｌ／Ｉノ１ｕＥ
ＪＤとなるように選定すればよい。粘着付与樹脂の咀か
上記範囲より少ないと、所望の粘着力が得られず、また
多いと、凝集力が低下して望ましい接着強度が１１られ
ない傾向にある。
使用されてよく、例えばクマロン樹脂、クマロン−イン
デン樹脂、スチレン樹脂、合成炭化水素樹脂、ロジン樹
脂、ポリテルペン樹脂、水添テルペン樹脂等が挙げられ
、これらの１種または２種以上を使用に供する（特に、
水添テルペン樹脂か好ましい）。使用ヱは通常、スチレ
ンブロック共重合体樹脂と粘着付与樹脂の重量比が２０
／１−２／３、好マｌ、＜ハ２／ｌ 〜ｌ／Ｉノ１ｕＥ
ＪＤとなるように選定すればよい。粘着付与樹脂の咀か
上記範囲より少ないと、所望の粘着力が得られず、また
多いと、凝集力が低下して望ましい接着強度が１１られ
ない傾向にある。
本発明における粘着付与剤は、上記所定割合のスチレン
ブロック共重合体樹脂と粘着付与樹脂を配合し、これら
を空気存在下１５０〜２２０℃、好ましくは１７０〜２
００°Ｃの温度にて３０〜１５０分間、好ましくは４５
〜１００分■）加熱、混練ずろことにより得られる。か
かる加熱混純によって、スチレンブロック共重合体樹脂
は空気酸化を受けて所望程度に分解し、これが共存する
粘着付与樹脂と相乗的に作用して粘着力の増強を発現す
るしのと考えられる。なお、混練温度が１５０°Ｃ未満
であると、酸化の進行が極端に遅く、所望の粘着力が得
られないし、また２２０℃を越えると、過度の酸化が起
こり、凝集力の低下が著しく、また変色するので望まし
くない。
ブロック共重合体樹脂と粘着付与樹脂を配合し、これら
を空気存在下１５０〜２２０℃、好ましくは１７０〜２
００°Ｃの温度にて３０〜１５０分間、好ましくは４５
〜１００分■）加熱、混練ずろことにより得られる。か
かる加熱混純によって、スチレンブロック共重合体樹脂
は空気酸化を受けて所望程度に分解し、これが共存する
粘着付与樹脂と相乗的に作用して粘着力の増強を発現す
るしのと考えられる。なお、混練温度が１５０°Ｃ未満
であると、酸化の進行が極端に遅く、所望の粘着力が得
られないし、また２２０℃を越えると、過度の酸化が起
こり、凝集力の低下が著しく、また変色するので望まし
くない。
本発明における常温固形の変性ポリブテンとは、通常の
常温固形ポリブテンを有機過酸化物（例えばベンゾイル
パーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、
ジクミルパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイ
ド、ジブデルパーオキサイド、ｔ−プチルパーオキンベ
ンゾエート、１゜３−ビス（ｔ−ブチルパーオキシイソ
プロピル）ベンゼンなど）の存在下１５０〜２５０’Ｃ
の温度で加熱して分子を切断したものを指称する。上記
常温固形ポリブテンとしては、一般に分子ｆｆｔ１．０
０万〜３００万のものが使用することができる。常温固
形であると、常温液状のものに比し耐久接着強度を高め
ることができ、また上述の如く変性しておくと、低温時
または高７１〃時（８０°Ｃ以上）のいずれの場合にも
接着強度の低下か見られず、耐寒性。
常温固形ポリブテンを有機過酸化物（例えばベンゾイル
パーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、
ジクミルパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイ
ド、ジブデルパーオキサイド、ｔ−プチルパーオキンベ
ンゾエート、１゜３−ビス（ｔ−ブチルパーオキシイソ
プロピル）ベンゼンなど）の存在下１５０〜２５０’Ｃ
の温度で加熱して分子を切断したものを指称する。上記
常温固形ポリブテンとしては、一般に分子ｆｆｔ１．０
０万〜３００万のものが使用することができる。常温固
形であると、常温液状のものに比し耐久接着強度を高め
ることができ、また上述の如く変性しておくと、低温時
または高７１〃時（８０°Ｃ以上）のいずれの場合にも
接着強度の低下か見られず、耐寒性。
耐熱性の点て有利であり、かつオープンタイムの延長化
が可能となる。当該変性ポリブテンの配合量は通常、上
記粘着付与剤１００部（重量部、以下同様）に対し５〜
４０部、好ましくは８〜２０部の範囲で選定すればよい
。５部未満であると、所望のオープンタイムが得られず
、また４０部を越えろと、溶融粘度が増大するので、塗
布作業上の難点となる傾向にある。
が可能となる。当該変性ポリブテンの配合量は通常、上
記粘着付与剤１００部（重量部、以下同様）に対し５〜
４０部、好ましくは８〜２０部の範囲で選定すればよい
。５部未満であると、所望のオープンタイムが得られず
、また４０部を越えろと、溶融粘度が増大するので、塗
布作業上の難点となる傾向にある。
本発明に係るホットメルト接着剤組成物は、上記所定割
合の粘着付与剤および常温固形変性ポリブテン、および
必要に応じて通常の充填剤、可塑剤、溶融粘度調整剤等
を適量配合し、これらを常法により溶融混合することに
より得られろ。かかる本発明組成物は、接着性、伸びに
優れ、しかし適度のオープンタイツ、を１備するホット
メルト着剤として使用オゐことができる。
合の粘着付与剤および常温固形変性ポリブテン、および
必要に応じて通常の充填剤、可塑剤、溶融粘度調整剤等
を適量配合し、これらを常法により溶融混合することに
より得られろ。かかる本発明組成物は、接着性、伸びに
優れ、しかし適度のオープンタイツ、を１備するホット
メルト着剤として使用オゐことができる。
次に実施例および比較例を挙げて本発明を具体的に説明
する。
する。
実施例１
粘着付与剤
ＳＩＳ樹脂（シェル化学（株）製、カリフレックスＴＲ
−１，ｌ Ｏ７）１００部および水添テルペン樹脂（安
原油脂（株）製、フレアロンＭ−１１５、軟化点１１５
°Ｃ）１００部を空気存在下、加熱ニーダ−にて１９０
°Ｃで３０分間加熱混練して、均一な粘着付与剤を得る
。
−１，ｌ Ｏ７）１００部および水添テルペン樹脂（安
原油脂（株）製、フレアロンＭ−１１５、軟化点１１５
°Ｃ）１００部を空気存在下、加熱ニーダ−にて１９０
°Ｃで３０分間加熱混練して、均一な粘着付与剤を得る
。
変性ポリブテン
常温固形のポリブテン（Ｍ［＝１．０）ｌｏｋＷに１．
３−ビス（し−プチルパーオキンイソブロビル）ベンゼ
ン（化薬ヌーリー（株）製、パーカドックスー１４）５
ｇを加え、充分に分散させた後エクスクル−グーで２０
０°Ｃにて加熱処理を行い、常温固形の変性ポリブテン
（ＭＩ−１００土１０）を得る。
３−ビス（し−プチルパーオキンイソブロビル）ベンゼ
ン（化薬ヌーリー（株）製、パーカドックスー１４）５
ｇを加え、充分に分散させた後エクスクル−グーで２０
０°Ｃにて加熱処理を行い、常温固形の変性ポリブテン
（ＭＩ−１００土１０）を得る。
ポットメルト接着剤
１−．８２粘着付与剤３００部に変性ポリブテン６０部
およびアククヂノクポリプロピレン（Ａ Ｐ Ｐ Ｘ三
菱油化（株）製、ユカタックＢ−３）６０部を加え、Ｎ
２雰囲気下３０分間加熱しながら、均一に混練してポッ
トメルト接着剤を得る。
およびアククヂノクポリプロピレン（Ａ Ｐ Ｐ Ｘ三
菱油化（株）製、ユカタックＢ−３）６０部を加え、Ｎ
２雰囲気下３０分間加熱しながら、均一に混練してポッ
トメルト接着剤を得る。
比較例１
ＳＩＳ樹脂（カリフレックスＴＲ−１１０７）１００部
、水添テルペン樹脂（軟化点＋＋５°Ｃ）２００部、常
温固形のポリブテン（ＭＩ＝１，０）１５部、およびＡ
ＰＰ（ユカタヅクＢ−３）８５部をＮ２雰囲気下、加熱
ニーダ−にて１９０°Ｃて３０分間加熱、昆練して接着
剤を得る。
、水添テルペン樹脂（軟化点＋＋５°Ｃ）２００部、常
温固形のポリブテン（ＭＩ＝１，０）１５部、およびＡ
ＰＰ（ユカタヅクＢ−３）８５部をＮ２雰囲気下、加熱
ニーダ−にて１９０°Ｃて３０分間加熱、昆練して接着
剤を得る。
（評価方法）
ｌ セットタイム
接着剤を１８０°Ｃで溶融して５ ｃｘｘ ２ ｃｏｘ
［１，５ｃｍ（厚）のビート状に塗布し、指触法にて
皮張りまでの時間を爪１１定する。結果を表１に示す。
［１，５ｃｍ（厚）のビート状に塗布し、指触法にて
皮張りまでの時間を爪１１定する。結果を表１に示す。
表１
２ 接着性、伸び
ＰＰの５ｍｍＸ５ｍｍの溝に１９０℃で溶融した接着剤
を流し込み、これに２ｃｍ×７ｃ肩Ｘ２ｍｍのＰＰ仮を
差し込み、引き抜き強度を測定する。引張りスピード１
０ｍｍ／分、島津オートグラフ。結果を表２に示す。
を流し込み、これに２ｃｍ×７ｃ肩Ｘ２ｍｍのＰＰ仮を
差し込み、引き抜き強度を測定する。引張りスピード１
０ｍｍ／分、島津オートグラフ。結果を表２に示す。
特許出願人 サンスター技研株式会社
代理人 弁理士 青 山 葆 外１名
昭和６０年１１月２９日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、スチレンブロック共重合体樹脂と粘着付与樹脂を空
気存在下１５０〜２２０℃の温度で加熱混練してなる粘
着付与剤、および常温固形の変性ポリブテンから成るこ
とを特徴とするホットメルト接着剤組成物。 ２、スチレンブロック共重合体樹脂と粘着付与樹脂の重
量比が、２０／１〜２／３である前記第１項記載の組成
物。 ３、変性ポリブテンが、常温固形のポリブテンを有機過
酸化物の存在下で加熱して分子を切断したものである前
記第１項記載の組成物。 ４、粘着付与剤１００重量部に対して変性ポリブテン５
〜４０重量部を配合した前記第１項記載の組成物。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23414185A JPS6295370A (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | ホツトメルト接着剤組成物 |
| US06/902,654 US4734447A (en) | 1985-09-24 | 1986-09-02 | Hot-melt adhesive |
| EP86112413A EP0216238B1 (en) | 1985-09-24 | 1986-09-08 | Hot-melt adhesive |
| DE8686112413T DE3686013T2 (de) | 1985-09-24 | 1986-09-08 | Heissschmelzklebemittel. |
| KR1019860007975A KR870003175A (ko) | 1985-09-24 | 1986-09-24 | 접착성 부여제 조성물과 이를 함유하는 고열용융 접착제조성물 |
| AU63106/86A AU587284B2 (en) | 1985-09-24 | 1986-09-24 | Hot-melt adhesive |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23414185A JPS6295370A (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | ホツトメルト接着剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6295370A true JPS6295370A (ja) | 1987-05-01 |
| JPH046749B2 JPH046749B2 (ja) | 1992-02-06 |
Family
ID=16966283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23414185A Granted JPS6295370A (ja) | 1985-09-24 | 1985-10-18 | ホツトメルト接着剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6295370A (ja) |
-
1985
- 1985-10-18 JP JP23414185A patent/JPS6295370A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH046749B2 (ja) | 1992-02-06 |
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