JPS6290842A - 集束イオンビ−ム照射装置 - Google Patents
集束イオンビ−ム照射装置Info
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- JPS6290842A JPS6290842A JP60230738A JP23073885A JPS6290842A JP S6290842 A JPS6290842 A JP S6290842A JP 60230738 A JP60230738 A JP 60230738A JP 23073885 A JP23073885 A JP 23073885A JP S6290842 A JPS6290842 A JP S6290842A
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- ion beam
- ion
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- 238000010884 ion-beam technique Methods 0.000 title claims abstract description 68
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 abstract description 10
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 abstract description 2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 229910001338 liquidmetal Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 238000002513 implantation Methods 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Particle Accelerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、試料表面に、集束したイオンビームを照射す
るための装置に関するものである。
るための装置に関するものである。
従来、集束したイオンビームを試料に照射するフィジク
ス レターズ(R,L、Seliger et al、
Appi、 Phys、Lett、 ) 、第34巻5
号、 p、310〜312 (1979)に掲載され
ている。図において、集束イオンビーム鏡筒1は、イオ
ン源2.レンズ4゜偏向器5から成っており、イオンビ
ーム3を発生し、試料6の表面にイオンビーム3を照射
する働きをする。イオン源2には、ビーム集束に有利な
高輝度イオン源である液体金属イオン源が用いろぼ れ、またレンズ4および偏向器守にはイオンビームの集
束・偏向に有利な静電型のものが用いられている。
ス レターズ(R,L、Seliger et al、
Appi、 Phys、Lett、 ) 、第34巻5
号、 p、310〜312 (1979)に掲載され
ている。図において、集束イオンビーム鏡筒1は、イオ
ン源2.レンズ4゜偏向器5から成っており、イオンビ
ーム3を発生し、試料6の表面にイオンビーム3を照射
する働きをする。イオン源2には、ビーム集束に有利な
高輝度イオン源である液体金属イオン源が用いろぼ れ、またレンズ4および偏向器守にはイオンビームの集
束・偏向に有利な静電型のものが用いられている。
次に動作について説明する。イオン源2から発生したイ
オンビーム3は、静電レンズ4により集束され、偏向器
5により偏向を受けて試料6上の所望の場所に照射され
る。上述の液体金属イオン源を用いれば、試料上で直径
0.1μm程度までビ−ムを集束することができる。そ
して、偏向器5に適切な偏向信号を加えることにより、
イオンビームを試料上の所望の場所に高精度に照射する
ことができる。この装置を半導体素子製造工程に応用す
れば、基板表面への不純物注入やエツチングをマスクや
レジストなしに非常に簡単な工程で実現できるという利
点がある。
オンビーム3は、静電レンズ4により集束され、偏向器
5により偏向を受けて試料6上の所望の場所に照射され
る。上述の液体金属イオン源を用いれば、試料上で直径
0.1μm程度までビ−ムを集束することができる。そ
して、偏向器5に適切な偏向信号を加えることにより、
イオンビームを試料上の所望の場所に高精度に照射する
ことができる。この装置を半導体素子製造工程に応用す
れば、基板表面への不純物注入やエツチングをマスクや
レジストなしに非常に簡単な工程で実現できるという利
点がある。
に応用した場合、工程の種類によってイオンビームのエ
ネルギーを大巾に変える必要があるが、第2図に示すよ
うな装置ではこれに対応出来ないという欠点がある。た
とえば、150KV加速電圧で直径0.1μmのイオン
ビームが得られるようにイオンビーム鏡筒の設計を行っ
た場合、20KV加速電圧でイオンビームを発生した場
合はイオンビームの直径が1μm程度と大きくなってし
まうという問題があった。これは、イオンビーム鏡筒の
設計に際し、イオンビームのエネルギーに対応してレン
ズ等の絶縁設計が決まり、これが光学設計に制限を加え
ることになるからである。
ネルギーを大巾に変える必要があるが、第2図に示すよ
うな装置ではこれに対応出来ないという欠点がある。た
とえば、150KV加速電圧で直径0.1μmのイオン
ビームが得られるようにイオンビーム鏡筒の設計を行っ
た場合、20KV加速電圧でイオンビームを発生した場
合はイオンビームの直径が1μm程度と大きくなってし
まうという問題があった。これは、イオンビーム鏡筒の
設計に際し、イオンビームのエネルギーに対応してレン
ズ等の絶縁設計が決まり、これが光学設計に制限を加え
ることになるからである。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、広範囲なイオンビームエネルギーにわたっ
て非常に微細なイオンビームを得ることができる集束イ
オンビーム照射装置を提供することを目的としている。
れたもので、広範囲なイオンビームエネルギーにわたっ
て非常に微細なイオンビームを得ることができる集束イ
オンビーム照射装置を提供することを目的としている。
本発明に係る集束イオンビーム照射装置は、発生するイ
オンビームのエネルギー範囲が異なる複数のイオンビー
ム鏡筒と、その複数のイオンビーム鏡筒のうち所望のも
のを所定の位置まで移動する移動手段とを設けたもので
ある。
オンビームのエネルギー範囲が異なる複数のイオンビー
ム鏡筒と、その複数のイオンビーム鏡筒のうち所望のも
のを所定の位置まで移動する移動手段とを設けたもので
ある。
本発明においては、発生するイオンビームのエネルギー
範囲が異なる複数のイオンビーム鏡筒のうち所望のもの
を所定位置まで移動できるようにしたので、各イオンビ
ーム鏡筒の発生するイオンビームのエネルギー範囲を狭
くまたイオンビーム光学設計の自由度を太き(とること
ができ、広範囲なイオンビームエネルギーにわたって非
常に微細なイオンビームを得ることができる。
範囲が異なる複数のイオンビーム鏡筒のうち所望のもの
を所定位置まで移動できるようにしたので、各イオンビ
ーム鏡筒の発生するイオンビームのエネルギー範囲を狭
くまたイオンビーム光学設計の自由度を太き(とること
ができ、広範囲なイオンビームエネルギーにわたって非
常に微細なイオンビームを得ることができる。
本発明の一実施例を図について説明する。第1図におい
て、la、lbはイオン源2.静電レンズ4.および偏
向器5からなり、イオンビーム3を発生し集束する集束
イオンビーム鏡筒である。
て、la、lbはイオン源2.静電レンズ4.および偏
向器5からなり、イオンビーム3を発生し集束する集束
イオンビーム鏡筒である。
このうちイオンビーム鏡筒1aは80〜150KV(7
)範囲の加速電圧で用いる高加速電圧用のイオンビーム
@筒で、イオンビーム鏡ffi 1 b ハ20〜80
K Vの範囲の加速電圧で用いる低加速電圧用のイオ
ンビーム鏡筒であり、本実施例では両者が第1図のよう
に組み合わされている。そしてイオンビーム1tfff
la、lbのうち所望のエネルギーのイオンビームを発
生するイオンビーム鏡筒を任意に使用するために、該鏡
筒1a、lbを所定の位置に移動させる移動手段が設け
られている。
)範囲の加速電圧で用いる高加速電圧用のイオンビーム
@筒で、イオンビーム鏡ffi 1 b ハ20〜80
K Vの範囲の加速電圧で用いる低加速電圧用のイオ
ンビーム鏡筒であり、本実施例では両者が第1図のよう
に組み合わされている。そしてイオンビーム1tfff
la、lbのうち所望のエネルギーのイオンビームを発
生するイオンビーム鏡筒を任意に使用するために、該鏡
筒1a、lbを所定の位置に移動させる移動手段が設け
られている。
次に作用効果について説明する。例えば加速電圧100
KVで本装置を使用する場合は、第1図(alに示すよ
うに高加速電圧用の鏡筒1aが試料上に、低加速電圧用
の鏡mtbがその右方に位置する状態とし、鏡筒1aに
より試料上にイオンビームを照射する。次に例えば加速
電圧50KVで本装置を使用する場合は、各鏡筒を移動
して、第1回出)に示すように低加速電圧用の鏡筒1b
が試料上に、高加速電圧用の鏡筒1aがその左方に位置
する状態とし、鏡筒1bにより試料上にイオンビームを
照射する。
KVで本装置を使用する場合は、第1図(alに示すよ
うに高加速電圧用の鏡筒1aが試料上に、低加速電圧用
の鏡mtbがその右方に位置する状態とし、鏡筒1aに
より試料上にイオンビームを照射する。次に例えば加速
電圧50KVで本装置を使用する場合は、各鏡筒を移動
して、第1回出)に示すように低加速電圧用の鏡筒1b
が試料上に、高加速電圧用の鏡筒1aがその左方に位置
する状態とし、鏡筒1bにより試料上にイオンビームを
照射する。
このような本実施例では、20〜80KV、80〜15
0KVのエネルギー範囲の異なる2つの鏡筒1a。
0KVのエネルギー範囲の異なる2つの鏡筒1a。
1bを選択して使用できるようにしたので、20〜15
0KVのエネルギー範囲の1つの鏡筒を用いる場合に比
べ鏡筒のイオンビーム光学設計の自由度を大きくとるこ
とができ、20〜150KVの広範囲なエネルギーにわ
たって微細なイオンビームを得ることができる。
0KVのエネルギー範囲の1つの鏡筒を用いる場合に比
べ鏡筒のイオンビーム光学設計の自由度を大きくとるこ
とができ、20〜150KVの広範囲なエネルギーにわ
たって微細なイオンビームを得ることができる。
また本発明では鏡筒の数は上記実施例のように21[1
11に限らず、3個以上の鏡筒を備えることもでき、こ
のようにすれば上記光学設計の自由度をより大きくとれ
、広いエネルギー範囲にわたってより微細なイオンビー
ムを得ることができる。
11に限らず、3個以上の鏡筒を備えることもでき、こ
のようにすれば上記光学設計の自由度をより大きくとれ
、広いエネルギー範囲にわたってより微細なイオンビー
ムを得ることができる。
なお、上記実施例では各鏡筒を個別に移動することとし
ているが、これらは同時に移動するようにしてもよい。
ているが、これらは同時に移動するようにしてもよい。
また、鏡筒を移動するのではなく、試料の方を移動して
もよい。
もよい。
以上のように、この発明によれば使用するイオンビーム
加速電圧の範囲によりその加速電圧に通した異なるイオ
ンビーム鏡筒を用いることができるようにしたので、広
いイオンビーム加速電圧範囲にわたって微細なイオンビ
ームを簡易に得られる効果がある。
加速電圧の範囲によりその加速電圧に通した異なるイオ
ンビーム鏡筒を用いることができるようにしたので、広
いイオンビーム加速電圧範囲にわたって微細なイオンビ
ームを簡易に得られる効果がある。
第1図神巳勢は本発明の一実施例による集束イオンビー
ム照射装置の構造を示す図、第2図は従来の集束イオン
ビーム照射装置の構造を示す図である。 図において、la、lbはイオンビーム鏡筒、2はイオ
ン源、3はイオンビーム、4は静電レンズである。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 第2図
ム照射装置の構造を示す図、第2図は従来の集束イオン
ビーム照射装置の構造を示す図である。 図において、la、lbはイオンビーム鏡筒、2はイオ
ン源、3はイオンビーム、4は静電レンズである。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 第2図
Claims (2)
- (1)イオン源およびそのイオン源から放出されるイオ
ンビームを集束するレンズをそれぞれ有する複数のイオ
ンビーム鏡筒と、 上記複数のイオンビーム鏡筒のうち所望のものを所定の
位置まで移動させるか、または試料を所望のイオンビー
ム鏡筒の位置まで移動させる移動手段とを備えたことを
特徴とする集束イオンビーム照射装置。 - (2)複数のイオンビーム鏡筒はエネルギー範囲の異な
るイオンビームを発生するものであることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の集束イオンビーム照射装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60230738A JPS6290842A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | 集束イオンビ−ム照射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60230738A JPS6290842A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | 集束イオンビ−ム照射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6290842A true JPS6290842A (ja) | 1987-04-25 |
Family
ID=16912526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60230738A Pending JPS6290842A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | 集束イオンビ−ム照射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6290842A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009020150A1 (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-12 | Sii Nanotechnology Inc. | 複合集束イオンビーム装置及びそれを用いた加工観察方法、加工方法 |
JP2009272293A (ja) * | 2008-04-11 | 2009-11-19 | Hitachi High-Technologies Corp | 集束イオンビーム装置 |
JP2013175476A (ja) * | 2007-08-08 | 2013-09-05 | Hitachi High-Tech Science Corp | 複合集束イオンビーム装置及びそれを用いた加工観察方法、加工方法 |
-
1985
- 1985-10-15 JP JP60230738A patent/JPS6290842A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009020150A1 (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-12 | Sii Nanotechnology Inc. | 複合集束イオンビーム装置及びそれを用いた加工観察方法、加工方法 |
JPWO2009020150A1 (ja) * | 2007-08-08 | 2010-11-04 | エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社 | 複合集束イオンビーム装置及びそれを用いた加工観察方法、加工方法 |
JP2013175476A (ja) * | 2007-08-08 | 2013-09-05 | Hitachi High-Tech Science Corp | 複合集束イオンビーム装置及びそれを用いた加工観察方法、加工方法 |
JP2009272293A (ja) * | 2008-04-11 | 2009-11-19 | Hitachi High-Technologies Corp | 集束イオンビーム装置 |
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