JPS629046A - 磁性体パネルの制振方法 - Google Patents
磁性体パネルの制振方法Info
- Publication number
- JPS629046A JPS629046A JP14943185A JP14943185A JPS629046A JP S629046 A JPS629046 A JP S629046A JP 14943185 A JP14943185 A JP 14943185A JP 14943185 A JP14943185 A JP 14943185A JP S629046 A JPS629046 A JP S629046A
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- JP
- Japan
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- magnetic
- vibration
- magnetic body
- panel
- body panel
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/02—Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems
- F16F15/03—Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using magnetic or electromagnetic means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Acoustics & Sound (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は鉄板等の磁性体パネルの振動騒音を低減するた
めの制振方法に関する。
めの制振方法に関する。
鉄板等の磁性体パネルは、機械のカバー類あるいは自動
車等の車両のボデーなど振動する場所にも広く使用され
ている。また、送風ダクトなども鉄の薄板または薄肉パ
イプで形成され、その表面は振動する磁性体パネルとみ
なすことができる。
車等の車両のボデーなど振動する場所にも広く使用され
ている。また、送風ダクトなども鉄の薄板または薄肉パ
イプで形成され、その表面は振動する磁性体パネルとみ
なすことができる。
このような場所に使用されるパネルは弾性振動に因ると
ビリ音を発生しやすく、騒音発生源になる場合が多い。
ビリ音を発生しやすく、騒音発生源になる場合が多い。
従来、このようなパネル振動を制御する方法として、パ
ネル類の表面に高分子系の粘弾性体から成る割振材を粘
着または塗布する方法が提案されていた。
ネル類の表面に高分子系の粘弾性体から成る割振材を粘
着または塗布する方法が提案されていた。
しかし、この従来方法では、施工に手間を要し接着剤を
用いるため取付は取外しに時間を要するという問題があ
った。
用いるため取付は取外しに時間を要するという問題があ
った。
さらに、パネルの振動モード等に合わせてより有効な施
工を行う場合に、簡単に膜着することができず、調整が
難しいという問題もあった。
工を行う場合に、簡単に膜着することができず、調整が
難しいという問題もあった。
本発明はこのような従来技術の問題に鑑み完成されたも
のであり、その目的は、取付は具や接着剤等を必要とせ
ず簡単に施工することができ、かつ振動モード等に合わ
せて容易に調整しうる磁性体パネルの制振方法を提供す
ることである。
のであり、その目的は、取付は具や接着剤等を必要とせ
ず簡単に施工することができ、かつ振動モード等に合わ
せて容易に調整しうる磁性体パネルの制振方法を提供す
ることである。
本発明の制振方法は、磁性体パネルの表面に永久磁石を
吸着させて該磁性体パネルを磁力制振することにより、
該磁性体パネルからの音響放射を低減させる構成により
、上記目的を達成するものである。
吸着させて該磁性体パネルを磁力制振することにより、
該磁性体パネルからの音響放射を低減させる構成により
、上記目的を達成するものである。
すなわち、本発明は、磁性体パネルの表面に永久磁石を
その磁性吸引力で吸着させておき・、該パネルと永久磁
石との間の接触面において振動エネルギーにより生じる
微小のずり運動を熱エネルギーに変換させることにより
、該パネルの振動を抑制する−ものである。
その磁性吸引力で吸着させておき・、該パネルと永久磁
石との間の接触面において振動エネルギーにより生じる
微小のずり運動を熱エネルギーに変換させることにより
、該パネルの振動を抑制する−ものである。
次に、図面を参照して本発明の好適な実施例につき具体
的に説明する。
的に説明する。
第１図は本発明方法を実際の磁性体パネルに通用した試
験装置を示す。
験装置を示す。
第１図において、磁性体パネルｌの表面に永久磁石２を
その磁力吸引力で吸着させた供試体を、ランダム加振ｔ
ａ３に取付けて加振テストを行った。
その磁力吸引力で吸着させた供試体を、ランダム加振ｔ
ａ３に取付けて加振テストを行った。
磁性体パネル１は縦横が１５００ｍ Ｘ １０００ｍで
厚さ２ｆｉの鉄板とした。
厚さ２ｆｉの鉄板とした。
この鉄板１の表面に図示のように等間隔で６個の永久磁
石２を配置した。
石２を配置した。
各永久磁石２は厚さく高さ）１０鶴、幅４０ｆｉ、長さ
３４０Ｈの大きさを有し、その重量は５３０ｇであった
Ｏ また、各永久磁石２の表面磁束密度は１１００〜ｌｌ６
０Ｇであり、その着磁パターンは両面（上下面）に６ｆ
ｉピツチで多極着磁したものであった。
３４０Ｈの大きさを有し、その重量は５３０ｇであった
Ｏ また、各永久磁石２の表面磁束密度は１１００〜ｌｌ６
０Ｇであり、その着磁パターンは両面（上下面）に６ｆ
ｉピツチで多極着磁したものであった。
前記磁性体パネル１の表面すなわち永久磁石２を設置し
た面は、第１図に示すごとく、内面に吸音材を添着した
パネルで形成した箱体４で囲み、外部からの雑音を遮断
し磁性体パネル１の振動によって生じる音のみを捕捉で
きる状態にした。
た面は、第１図に示すごとく、内面に吸音材を添着した
パネルで形成した箱体４で囲み、外部からの雑音を遮断
し磁性体パネル１の振動によって生じる音のみを捕捉で
きる状態にした。
前記箱体４内に、磁性体パネル１の振動によって生じる
音を検知するためのマイクロフォン５を配置した。この
マイクロフォン５はコード６を介して外部の騒音計７に
電気接続されている。
音を検知するためのマイクロフォン５を配置した。この
マイクロフォン５はコード６を介して外部の騒音計７に
電気接続されている。
第２図は第１図の試験装置により磁性体パネルｌの騒音
を測定した結果を示すグラフである。
を測定した結果を示すグラフである。
第２図の横軸は１／３オクタ一ブバンド周波数（Ｈｚ）
を表し、その縦軸は音圧レベル（ｄＢＡ）を表す。
を表し、その縦軸は音圧レベル（ｄＢＡ）を表す。
磁性体パネル１の騒音測定は、永久磁石２を取外し磁性
体パネルｌ単独の場合（比較例■）、永久磁石２の代わ
りにこれと同重量の鉄ブロックを等間隔（同じ配列）で
磁性体パネル１に取付けた場合（比較例■）、本発明を
通用し第１図を参照して説明したように永久磁石２を磁
性体パネル１に吸着させた場合（実施例）の３つの場合
について行った。
体パネルｌ単独の場合（比較例■）、永久磁石２の代わ
りにこれと同重量の鉄ブロックを等間隔（同じ配列）で
磁性体パネル１に取付けた場合（比較例■）、本発明を
通用し第１図を参照して説明したように永久磁石２を磁
性体パネル１に吸着させた場合（実施例）の３つの場合
について行った。
第２図中、折れ線Ａは前記比較例Ｉの場合、折れ線Ｂは
前記比較例■の場合、折れ線Ｃは本発明を通用した前記
実施例の場合の測定結果、すなわちそれぞれの場合の各
周波数成分の音圧レベルを示す。
前記比較例■の場合、折れ線Ｃは本発明を通用した前記
実施例の場合の測定結果、すなわちそれぞれの場合の各
周波数成分の音圧レベルを示す。
第２図に示す試験結果からも、本発明方法を通用するこ
とにより磁力制振効果が得られ、磁性体パネルの振動に
起因する騒音（音響放射）を各周波数にわたって効果的
に低減しうろことが明らかである。
とにより磁力制振効果が得られ、磁性体パネルの振動に
起因する騒音（音響放射）を各周波数にわたって効果的
に低減しうろことが明らかである。
特に、音圧レベルがピーク値を示す共振周波数帯域では
１０ｄＢ以上の騒音低減効果を達成することができ、感
覚騒音の面では騒音が消失したようなきわめて顕著な効
果が得られる。それ以外の周波数帯域においても大きな
騒音低減効果を達成することができる。
１０ｄＢ以上の騒音低減効果を達成することができ、感
覚騒音の面では騒音が消失したようなきわめて顕著な効
果が得られる。それ以外の周波数帯域においても大きな
騒音低減効果を達成することができる。
すなわち、本発明方法の磁力制振作用により、磁性体パ
ネルすなわち磁性体のカバー、壁、殻体などの板状物並
びにダクトや薄肉パイプなどの表面の振動を効果的に減
衰させ固体音を大幅に低減させることができる。
ネルすなわち磁性体のカバー、壁、殻体などの板状物並
びにダクトや薄肉パイプなどの表面の振動を効果的に減
衰させ固体音を大幅に低減させることができる。
しかも、本発明方法によれば、永久磁石２を吸着させる
だけで実施することができ、構造がきわめて簡単でかつ
取付は取外しがきわめて容易であり施工性にすぐれてい
るという効果が得られ、さらに、磁性体パネルの振動モ
ード等に対応してより有効な施工をする場合、簡単に脱
着して調整できるので、迅速かつ容易に実施しうるとい
う効果が得られる。
だけで実施することができ、構造がきわめて簡単でかつ
取付は取外しがきわめて容易であり施工性にすぐれてい
るという効果が得られ、さらに、磁性体パネルの振動モ
ード等に対応してより有効な施工をする場合、簡単に脱
着して調整できるので、迅速かつ容易に実施しうるとい
う効果が得られる。
以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、磁力
制振を利用したので、施工性にすくれ、かつ脱着自在の
簡単な構造で容易に実施することができ、しかもすぐれ
た騒音低減効果を達成しうる磁性体パネルの制振方法が
提供される。
制振を利用したので、施工性にすくれ、かつ脱着自在の
簡単な構造で容易に実施することができ、しかもすぐれ
た騒音低減効果を達成しうる磁性体パネルの制振方法が
提供される。
第１図は本発明による磁性体パネルの制振方法を適用し
た試験装置の模式的一部破断斜視図、第２図は本発明に
よる磁性体パネルの制振方法を実施した場合の音圧レベ
ル測定結果を従来例と比較して示すグラフである。 ｌ−・・・−・・磁性体パネル、２・・・・・−永久磁
石、３−−−−−−・ランダム加振機、５・・−・−マ
イクロフォン、７・・−一一一一一騒音針。 代理人 弁理士 大 音 康 毅 第１図 第２図
た試験装置の模式的一部破断斜視図、第２図は本発明に
よる磁性体パネルの制振方法を実施した場合の音圧レベ
ル測定結果を従来例と比較して示すグラフである。 ｌ−・・・−・・磁性体パネル、２・・・・・−永久磁
石、３−−−−−−・ランダム加振機、５・・−・−マ
イクロフォン、７・・−一一一一一騒音針。 代理人 弁理士 大 音 康 毅 第１図 第２図
Claims (1)
- （１）磁性体パネルの表面に永久磁石を吸着させて該磁
性体パネルを磁力制振することにより、該磁性体パネル
からの音響放射を低減させることを特徴とする磁性体パ
ネルの制振方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14943185A JPS629046A (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 | 磁性体パネルの制振方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14943185A JPS629046A (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 | 磁性体パネルの制振方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS629046A true JPS629046A (ja) | 1987-01-17 |
Family
ID=15474958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14943185A Pending JPS629046A (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 | 磁性体パネルの制振方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS629046A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5881247A (ja) * | 1981-11-09 | 1983-05-16 | Shokichiro Yoshikawa | 振動吸収方法 |
-
1985
- 1985-07-08 JP JP14943185A patent/JPS629046A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5881247A (ja) * | 1981-11-09 | 1983-05-16 | Shokichiro Yoshikawa | 振動吸収方法 |
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