JPS6290410A - 河床構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、河床の安定全目的として構築される床固めの
内、枠床王の発明に係るものである。

（従来の技術） 床固め工は河床の洗堀及び低下を防止し、また乱流を防
いで河床の安定を図ることを目的として河川を横断して
施工されるが、この種類の一つとして枠床工がある。枠
床工は河床を整地したのち、その上に重量のコンクリー
トブロックを重機を使用して敷き並べ、その間に岩塊等
が詰められも（発明が解決しようとする問題点） この方法は、河床の整地の後大型クレーンを使用して重
量のコンクリートブロック全品り下げながら敷き並べる
ため、作業性が不良で工期が長くかかシ、又河床を整地
する際に洗堀を防止するために水ｔ−ｍ断する必要が生
じる。さらに、枠は河床に敷き並べられているだけであ
るから、特に川下側において河床が洗堀を受けて枠組み
が倒壊するという問題がある。このため枠床工が施工さ
れた川下側にはこの問題を防止するために鉄線かと等で
水叩工が併用して施工され１経費の増大になっている。

本発明者は１これら従来の枠床工の問題点を解決できる
新規な方法について種々検討した結果、本発明に到達し
た。　゛ （問題点を解決するための手段） すなわち本発明は、板状体で成型された一定長さ、強度
を有する端面形状中空矩形の透孔を有する型枠材をジョ
インＦに接続して格子状体を形成し、その中空部にコン
クリート等の流動物を注入したのち、格子状体間に岩塊
等を詰めて成ることを特長とする河床構造である。

以下本発明の構成を図面に基き説明する。

本発明に使用する板状体の材質は、軽量で強度にすぐれ
ているということから、高密度ポリエ手しンを使用する
のカ望ましいが、耐水性ダンボール紙、鋼製の網状体全
使用することもある。

型枠材（ｌｌの形状及び機能は、第１図に示すように中
空矩形で、透孔口）金有している。この透孔は型枠材全
軽量化するとともにコンクリート等の流動物の混練余剰
水分を注入圧力によって紋シ出す機能を有している。

以上説明した型枠側を組立てるのは、一般公知の方向で
行うものであり十字、Ｔ字、Ｌ字等の形のジョイントラ
用いて格子状に型枠材全凹型ジヨイント（急に差しこみ
ジヨイント部に設けられたぎルト、ナツト（５）ヲ使用
して締め付はジョインｒ　（ｌｌ）で接続固定して組立
てる。この組立ては河床部で行うが、あらかじめブロッ
ク状に陸上部で組立てた格子状体を敷き並べてゆくこと
もできる。

この組立てが完了したならば、適宜箇所のジヨイント部
に設けた注入口から流動性のあるモルタル又はコンクリ
ート等の流動物を圧入して格子状体全構築し、その間に
岩塊等を詰めて本発明の河床構造が完成する。

（発明の効果） 以上のように本発明は、板状体で成型された一定長さ、
強度全方する端面形状中空矩形の透孔全方する型枠材を
ジヨイントに接続して格子状体を形成し、その中空部に
コンクリート等の流動物を圧入したのち、その格子状の
間に岩塊等を詰めて成る河床構造であるから大型のクレ
ーン等の重機が不要で、作業性及び経済性は飛躍的に向
上するのである。又、河床に水がある場合でもあらかじ
め地上部で格子状体を形成して河床に敷設できるから施
工が早く、容易にモルタル、コンクリート等の流動物が
圧入できる。さらにモルタル、コンクリート等の混練余
剰水は型枠材の透孔からしぼシ出されるため水、セメン
ト比が低下するので硬化時間を速め、高密度、高強度の
格子状体が得られるので、河床の洗堀等による枠組みの
倒壊の問題はなくなった。

【図面の簡単な説明】

第１図は透孔を有する型枠材の斜視図である。 第２図は河床構造平面部分図である。第３図は第２図の
Ａ　−Ａ’の断面図である。図中（ハは型枠材、口）は
透孔、　１．３＋は凹型ジョイン）　、　（４Ｚ＋は締
め付はジヨイント、　（ｊ）はボルト；ット、（６）は
岩塊、（７））−注入されたモルタル、コンクリートで
ある。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 板状体で成型された一定長さ、強度を有する端面形状中
   空矩形の透孔を有する型枠材をジョイントに接続して河
   床に格子状体を形成し、その中空部にコンクリート等の
   流動物を圧入したのち、その格子状体の間に岩塊等を詰
   めて成ることを特長とする河床構造。