JPS6290338A - オ−プンエンド精紡機における満管チ−ズの糸尻吹き払い装置 - Google Patents
オ−プンエンド精紡機における満管チ−ズの糸尻吹き払い装置Info
- Publication number
- JPS6290338A JPS6290338A JP60229378A JP22937885A JPS6290338A JP S6290338 A JPS6290338 A JP S6290338A JP 60229378 A JP60229378 A JP 60229378A JP 22937885 A JP22937885 A JP 22937885A JP S6290338 A JPS6290338 A JP S6290338A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cheese
- full
- nozzle
- tube
- full bobbin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H9/00—Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
- D01H9/18—Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H67/00—Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
- B65H67/08—Automatic end-finding and material-interconnecting arrangements
- B65H67/086—Preparing supply packages
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、オープンエンド精紡機によって形成された
満管チーズの糸尻を、一定ねじれ方向に整然と巻き付け
られた状態から、これを吹き払ってその方向および位置
を乱すことにより、糸尻部分を目立たせ、見分は易くす
るための装置に関するものである。
満管チーズの糸尻を、一定ねじれ方向に整然と巻き付け
られた状態から、これを吹き払ってその方向および位置
を乱すことにより、糸尻部分を目立たせ、見分は易くす
るための装置に関するものである。
一般に、オープンエンド精紡機によって紡がれた糸は、
ボビンと呼ばれる筒状の芯に巻き取られて満管状態のチ
ーズに形成される。第６図は満管チーズを示す側面図で
あるが、図示するように、糸はボビン２０の周囲に一定
のねじれ角α８．α。 をもって巻き付けられている。尚、ねじれ角αＸは、糸
が図においてボビン２０の左から右へ巻き取られるとき
の巻き取り進行方向に対してα、であり、逆の巻き取り
進行方向に対してα２である。 そしてα、＝α、である。 ところで、このボビン２０にほぼ所定の量の糸が巻き付
けられると、チーズが満管状態になったということで、
精紡機へのスライバー（糸に紡がれる前の繊維を紐状に
したもので、糸の原料として精紡機に供給される）の供
給が断たれる。このため、糸尻は徐々に細くなってチー
ズの外周面に張り付くように巻き付けられる。また、そ
の糸尻部分の巻き付は方向は前述のねじれ角αＸをその
まま維持している。
ボビンと呼ばれる筒状の芯に巻き取られて満管状態のチ
ーズに形成される。第６図は満管チーズを示す側面図で
あるが、図示するように、糸はボビン２０の周囲に一定
のねじれ角α８．α。 をもって巻き付けられている。尚、ねじれ角αＸは、糸
が図においてボビン２０の左から右へ巻き取られるとき
の巻き取り進行方向に対してα、であり、逆の巻き取り
進行方向に対してα２である。 そしてα、＝α、である。 ところで、このボビン２０にほぼ所定の量の糸が巻き付
けられると、チーズが満管状態になったということで、
精紡機へのスライバー（糸に紡がれる前の繊維を紐状に
したもので、糸の原料として精紡機に供給される）の供
給が断たれる。このため、糸尻は徐々に細くなってチー
ズの外周面に張り付くように巻き付けられる。また、そ
の糸尻部分の巻き付は方向は前述のねじれ角αＸをその
まま維持している。
上述のように満管状態に形成されたチーズは、精紡機か
ら取り出されて種々の用途に用いられるが、たとえば整
経機にかける場合等はとんど必ずと言ってもよいほど満
管チーズから糸尻を取り出さなければならない。 そこでこの取り出し作業であるが、通常は作業者が一々
満管チーズの糸尻を捜しだしてこれを取り出している。 しかしながら、その糸尻は徐々に細くなっていることと
、巻き付は方向が最初に与えられたねじれ角のままであ
ることのため、糸尻の部分と他の部分との見分けが非常
に難しく、一連の作業のなかで著しく非能率的な作業で
あった。 本発明は上述のごとき問題点に鑑みこれを有効に解決す
べく創案されたものである。したがって本発明の目的は
、オープンエンド精紡機から排出される満管チーズの糸
尻を、これを容易に捜しだせるように吹き払って、最初
の巻き付は位置からずらす糸尻吹き払い装置を提供する
ことにある。
ら取り出されて種々の用途に用いられるが、たとえば整
経機にかける場合等はとんど必ずと言ってもよいほど満
管チーズから糸尻を取り出さなければならない。 そこでこの取り出し作業であるが、通常は作業者が一々
満管チーズの糸尻を捜しだしてこれを取り出している。 しかしながら、その糸尻は徐々に細くなっていることと
、巻き付は方向が最初に与えられたねじれ角のままであ
ることのため、糸尻の部分と他の部分との見分けが非常
に難しく、一連の作業のなかで著しく非能率的な作業で
あった。 本発明は上述のごとき問題点に鑑みこれを有効に解決す
べく創案されたものである。したがって本発明の目的は
、オープンエンド精紡機から排出される満管チーズの糸
尻を、これを容易に捜しだせるように吹き払って、最初
の巻き付は位置からずらす糸尻吹き払い装置を提供する
ことにある。
本発明にかかる装置は、オープンエンド精紡機から排出
されて搬送される満管チーズを通過させる管路と、この
管路の内周面から満管チーズの外周面に高速空気流を吹
き付けるノズルとから構成されている。 管路は、満管チーズの搬送経路途中に設けられており、
そしてその内径は、前記ノズルからの気流を適切な流速
に維持するような空気流通路を満管チーズの外周面と管
路の内周面との間に形成すべく設定されている。 ノズルは、前記管路の出口側に配置されており、その吹
き付は方向は、満管チーズの搬送方向に対向する方向成
分と糸の巻回方向に対向する方向成分との合成方向であ
る。
されて搬送される満管チーズを通過させる管路と、この
管路の内周面から満管チーズの外周面に高速空気流を吹
き付けるノズルとから構成されている。 管路は、満管チーズの搬送経路途中に設けられており、
そしてその内径は、前記ノズルからの気流を適切な流速
に維持するような空気流通路を満管チーズの外周面と管
路の内周面との間に形成すべく設定されている。 ノズルは、前記管路の出口側に配置されており、その吹
き付は方向は、満管チーズの搬送方向に対向する方向成
分と糸の巻回方向に対向する方向成分との合成方向であ
る。
本発明の装置によれば、搬送中の満管チーズが管路内を
通過するときに、ノズルから高速空気流が満管チーズの
゛外周面に向けて吹き付けられる。 高速空気流の吹き付は方向は糸の巻回方向に対して対向
成分をもっているので、糸尻部分に吹き付けられるとチ
ーズの表面からこれを吹き起こし、かつ吹き付は方向は
満管チーズの搬送方向に対しても対向成分をもっている
ので、吹き起こされた糸尻部分をさらに満管チーズの後
方（搬送方向側を前方とする）へ吹き送る。すなわち、
高速空気流は管路内で満管チーズ外周面に沿って、巻き
付けられた糸をほどきはずすように旋回流となって流れ
る。管路が十分に長ければ、糸尻部分は満管チーズの周
側面から後方端面側へ吹き落とされる。 上述のように、本発明の装置によれば、満管チーズの糸
尻は一定方向に整然と巻き付けられた状態からその部分
だけが位置および方向の乱れた状態となって目立ち、そ
の取り出し作業を行うに際して容易に捜し出すことがで
きる。
通過するときに、ノズルから高速空気流が満管チーズの
゛外周面に向けて吹き付けられる。 高速空気流の吹き付は方向は糸の巻回方向に対して対向
成分をもっているので、糸尻部分に吹き付けられるとチ
ーズの表面からこれを吹き起こし、かつ吹き付は方向は
満管チーズの搬送方向に対しても対向成分をもっている
ので、吹き起こされた糸尻部分をさらに満管チーズの後
方（搬送方向側を前方とする）へ吹き送る。すなわち、
高速空気流は管路内で満管チーズ外周面に沿って、巻き
付けられた糸をほどきはずすように旋回流となって流れ
る。管路が十分に長ければ、糸尻部分は満管チーズの周
側面から後方端面側へ吹き落とされる。 上述のように、本発明の装置によれば、満管チーズの糸
尻は一定方向に整然と巻き付けられた状態からその部分
だけが位置および方向の乱れた状態となって目立ち、そ
の取り出し作業を行うに際して容易に捜し出すことがで
きる。
以下に本発明の好適一実施例について第１図ないし第５
図を参照して説明する。 第１図は本発明にかかる装置がオープンエンド精紡機に
取り付けられた状態を示す側面図であり、第２図はその
平面図である。図中１は満管チーズであり、精紡機（図
示せず）から排出されて搬送経路であるベルトコンベア
２によって搬送される。 このベルトコンベア２の途中に管路としての短管３が設
けられている。そして短管３には、その出口側に高速空
気流を噴出するためのノズル４が取りつけられている。 ベルトコンベア２は精紡機機台５の端部まで続いており
、それ以降の搬送経路としてはローラコンベア６が接続
されている。第２図からよく分かるように、ローラコン
ベア６はベルトコンベア２とほぼ同じ幅に２列設けられ
ている。図中７はセンサであり、ローラコンベア６上に
満管チーズ１が載った状態を検知する。８はノズルであ
り、センサ７からの信号によりローラコンベア６の下は
ぼ中央から満管チーズ１に向けて、且つ搬送方向に対向
して高速空気流を噴出する。 第３図は短管３およびノズル４の詳細を示す要部拡大断
面図である。短管３はベルトコンベア２と重なる部分が
除去され、ちょうど搬送経路に対してトンネルを形成す
るように精紡機機台５に取り付けられている。短管３の
内径ａは、満管チーズｌがベルトコンベア２に載ってそ
の中を通過するのに十分な寸法であり、満管チーズ１の
外径すが製造精度上、多少ばらついていてもこれを十分
に許容しうるように設定されている。さらにこの内径ａ
は、後述する高速空気流が満管チーズ１の糸尻を吹き払
うのに十分な流速を維持しうるように、満管チーズ１の
外径すよりも適度に大きく設定されている。 一方、ノズル４は短管３の内周面上に、周方向に均等な
間隔で配置され、本実施例では５箇所に配置されている
。そして各ノズル４は、短管３の外周に沿って導かれる
高圧空気管９に接続され、短管３の管壁を貫通して短管
３の内周面上に臨むように設けられている。各ノズル４
の吹き付は方向は、短管３内を通過する満管チーズ１の
外周面に向かっており、且つ糸の巻回方向（本実施例で
は図の時計回転方向であるとする）に対して逆方向であ
ると共に満管チーズｌの搬送方向に対して逆行する方向
（短管３の出口側から入口側へ）である。ここで、各ノ
ズル４については図中右下に配置されたものから逆時計
回転方向へ順に４ ａ、 ４ ｂ。 ・・・、４ｅとしておく。 第４図は本発明装置の周辺構成を概略的に示す説明図で
ある。一般に、オープンエンド精紡機は２連の搬送経路
を備えており、図においても各搬送経路ごとにそれぞれ
同じ本発明の装置が設けられている。各ノズル４および
８は、それぞれ個々に対応する高圧空気管９に接続され
ているが、各高圧空気管９は分配機能を備えた電磁弁Ｉ
Ｏに接続されている。電磁弁ｌＯには、図示しないコン
プレッサから高圧空気が供給されており、それぞれのノ
ズル４ａ、４．ｂ、・・・、４ｅに対応する個々の弁体
が、設定された一定の時間帯で開閉を順次繰り返す。第
５図は各ノズル４． ａ、 ４． ｂ、・・・、４ｅの
噴射時間ザイクルを示すグラフ図であり、４ａのノズル
から噴射が始まり、各ノズルの噴射時間は０．５秒ずつ
、２番目以降に噴射を開始するノズルの遅れ時間はその
前のノズルの噴射開始時刻から０．２秒である。第４図
に示されたコントロールボックス１１によってその制御
は行なわれる。ところで、各ノズル４ ａ、 ４ ｂ、
・・・、４ｅの総てから同時に噴射してもよいのである
が、その場合には圧力タンクもしくは大出力のコンプレ
ッサを設ける必要がある。 また同時噴射よりも順次噴射のほうが、高速空気流を積
極的に乱流にすることができ、糸尻の吹き払いを確実に
することができる。尚、ノズル８については、センサ７
からの信号にもとづいて、電磁弁１０のノズル８に対応
する弁体が開閉する。 このノズル８が設けられているのは、満管チーズｌの糸
尻部分がちょうどベルトコンベア２との間に挟み付けら
れてノズル４では吹き払えなかったときに、これをロー
ラコンベア６上で補償するためである。 本実施例では、満管チーズ１がベルトコンベア２によっ
て搬送される途中で短管３内を通過するとき、ノズル４
から噴出される高速空気流が、満管チーズｌの外周面に
沿う旋回流となって短管３内を流れる。満管チーズｌの
外周面に張り付いている糸尻部分がこの旋回気流によっ
て吹き起こされ、そして後方へ吹き送られる。 尚、上述の実施例では短管３がベルトコンベア２の部分
で除去されているが、搬送経路途中で満管チーズ１をた
とえば宙に浮かすような場合には、完全な管状の短管を
用いることができ、補償用ノズル８を設けなくともノズ
ル４だけで十分に糸尻を吹き払うことができる。あるい
は、本発明の装置を直列に２連設けてこれらの間で満管
チーズＩをその周方向へいくらかの角度だけ回転させて
もよい。
図を参照して説明する。 第１図は本発明にかかる装置がオープンエンド精紡機に
取り付けられた状態を示す側面図であり、第２図はその
平面図である。図中１は満管チーズであり、精紡機（図
示せず）から排出されて搬送経路であるベルトコンベア
２によって搬送される。 このベルトコンベア２の途中に管路としての短管３が設
けられている。そして短管３には、その出口側に高速空
気流を噴出するためのノズル４が取りつけられている。 ベルトコンベア２は精紡機機台５の端部まで続いており
、それ以降の搬送経路としてはローラコンベア６が接続
されている。第２図からよく分かるように、ローラコン
ベア６はベルトコンベア２とほぼ同じ幅に２列設けられ
ている。図中７はセンサであり、ローラコンベア６上に
満管チーズ１が載った状態を検知する。８はノズルであ
り、センサ７からの信号によりローラコンベア６の下は
ぼ中央から満管チーズ１に向けて、且つ搬送方向に対向
して高速空気流を噴出する。 第３図は短管３およびノズル４の詳細を示す要部拡大断
面図である。短管３はベルトコンベア２と重なる部分が
除去され、ちょうど搬送経路に対してトンネルを形成す
るように精紡機機台５に取り付けられている。短管３の
内径ａは、満管チーズｌがベルトコンベア２に載ってそ
の中を通過するのに十分な寸法であり、満管チーズ１の
外径すが製造精度上、多少ばらついていてもこれを十分
に許容しうるように設定されている。さらにこの内径ａ
は、後述する高速空気流が満管チーズ１の糸尻を吹き払
うのに十分な流速を維持しうるように、満管チーズ１の
外径すよりも適度に大きく設定されている。 一方、ノズル４は短管３の内周面上に、周方向に均等な
間隔で配置され、本実施例では５箇所に配置されている
。そして各ノズル４は、短管３の外周に沿って導かれる
高圧空気管９に接続され、短管３の管壁を貫通して短管
３の内周面上に臨むように設けられている。各ノズル４
の吹き付は方向は、短管３内を通過する満管チーズ１の
外周面に向かっており、且つ糸の巻回方向（本実施例で
は図の時計回転方向であるとする）に対して逆方向であ
ると共に満管チーズｌの搬送方向に対して逆行する方向
（短管３の出口側から入口側へ）である。ここで、各ノ
ズル４については図中右下に配置されたものから逆時計
回転方向へ順に４ ａ、 ４ ｂ。 ・・・、４ｅとしておく。 第４図は本発明装置の周辺構成を概略的に示す説明図で
ある。一般に、オープンエンド精紡機は２連の搬送経路
を備えており、図においても各搬送経路ごとにそれぞれ
同じ本発明の装置が設けられている。各ノズル４および
８は、それぞれ個々に対応する高圧空気管９に接続され
ているが、各高圧空気管９は分配機能を備えた電磁弁Ｉ
Ｏに接続されている。電磁弁ｌＯには、図示しないコン
プレッサから高圧空気が供給されており、それぞれのノ
ズル４ａ、４．ｂ、・・・、４ｅに対応する個々の弁体
が、設定された一定の時間帯で開閉を順次繰り返す。第
５図は各ノズル４． ａ、 ４． ｂ、・・・、４ｅの
噴射時間ザイクルを示すグラフ図であり、４ａのノズル
から噴射が始まり、各ノズルの噴射時間は０．５秒ずつ
、２番目以降に噴射を開始するノズルの遅れ時間はその
前のノズルの噴射開始時刻から０．２秒である。第４図
に示されたコントロールボックス１１によってその制御
は行なわれる。ところで、各ノズル４ ａ、 ４ ｂ、
・・・、４ｅの総てから同時に噴射してもよいのである
が、その場合には圧力タンクもしくは大出力のコンプレ
ッサを設ける必要がある。 また同時噴射よりも順次噴射のほうが、高速空気流を積
極的に乱流にすることができ、糸尻の吹き払いを確実に
することができる。尚、ノズル８については、センサ７
からの信号にもとづいて、電磁弁１０のノズル８に対応
する弁体が開閉する。 このノズル８が設けられているのは、満管チーズｌの糸
尻部分がちょうどベルトコンベア２との間に挟み付けら
れてノズル４では吹き払えなかったときに、これをロー
ラコンベア６上で補償するためである。 本実施例では、満管チーズ１がベルトコンベア２によっ
て搬送される途中で短管３内を通過するとき、ノズル４
から噴出される高速空気流が、満管チーズｌの外周面に
沿う旋回流となって短管３内を流れる。満管チーズｌの
外周面に張り付いている糸尻部分がこの旋回気流によっ
て吹き起こされ、そして後方へ吹き送られる。 尚、上述の実施例では短管３がベルトコンベア２の部分
で除去されているが、搬送経路途中で満管チーズ１をた
とえば宙に浮かすような場合には、完全な管状の短管を
用いることができ、補償用ノズル８を設けなくともノズ
ル４だけで十分に糸尻を吹き払うことができる。あるい
は、本発明の装置を直列に２連設けてこれらの間で満管
チーズＩをその周方向へいくらかの角度だけ回転させて
もよい。
第１図は本発明にがかる糸尻吹き払い装置の一実施例が
オープンエンド精紡機に取り付けられた状態を示す側面
図、第２図はその平面図、第３図は第１図の本装置の要
部拡大断面図、第４図は第１図の本装置の周辺構成を概
略的に示す説明図、第５図は第３図の各ノズルの噴出タ
イムチャートを示すグラフ図、第６図はオーブンエンド
精紡機によって形成される満管チーズを示す側面図であ
る。 ■・・・満管チーズ、２・・・ベルトコンベア、３・・
・短管。 ４・・・ノズル 特許出願人 倉敷紡績株式会社 代理人弁理士° 前出 葆（ほか２名）第４図 第５図 ＋Ｆ骨（４，１１１ 第６図
オープンエンド精紡機に取り付けられた状態を示す側面
図、第２図はその平面図、第３図は第１図の本装置の要
部拡大断面図、第４図は第１図の本装置の周辺構成を概
略的に示す説明図、第５図は第３図の各ノズルの噴出タ
イムチャートを示すグラフ図、第６図はオーブンエンド
精紡機によって形成される満管チーズを示す側面図であ
る。 ■・・・満管チーズ、２・・・ベルトコンベア、３・・
・短管。 ４・・・ノズル 特許出願人 倉敷紡績株式会社 代理人弁理士° 前出 葆（ほか２名）第４図 第５図 ＋Ｆ骨（４，１１１ 第６図
Claims (2)
- （１）オープンエンド精紡機から排出されて搬送される
満管チーズ（１）の搬送経路（２）途中に設けられ、前
記満管チーズ（１）を通過させると共に該通過中の満管
チーズ（１）の外周面との間に高速空気流通路を形成さ
せるべく、前記満管チーズ（１）の外径（ｂ）よりも大
きな内径（ａ）の内周面を有してなる管路（３）と 該管路（３）の前記搬送経路出口側の内周面から、前記
満管チーズ（１）の外周面に向けて、かつ前記搬送方向
に対向すると共に糸の巻回方向に対向する方向へ高速空
気流を吹き付けるノズル（４）とを備えたことを特徴と
するオープンエンド精紡機における満管チーズの糸尻吹
き払い装置。 - （２）前記ノズル（４）は、前記管路（３）の内周面上
の周方向にほぼ均等な間隔に配置されて複数個設けられ
る特許請求の範囲第１項記載のオープンエンド精紡機に
おける満管チーズの糸尻吹き払い装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60229378A JPS6290338A (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 | オ−プンエンド精紡機における満管チ−ズの糸尻吹き払い装置 |
| US06/918,104 US4705224A (en) | 1985-10-14 | 1986-10-14 | Apparatus for blowing a thread end off of a full cheese formed by an open-end spinning and winding machine |
| EP86114209A EP0219095A3 (en) | 1985-10-14 | 1986-10-14 | Apparatus for blowing off a thread end on full cheese formed by open-end spinning machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60229378A JPS6290338A (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 | オ−プンエンド精紡機における満管チ−ズの糸尻吹き払い装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6290338A true JPS6290338A (ja) | 1987-04-24 |
| JPH0327647B2 JPH0327647B2 (ja) | 1991-04-16 |
Family
ID=16891236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60229378A Granted JPS6290338A (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 | オ−プンエンド精紡機における満管チ−ズの糸尻吹き払い装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4705224A (ja) |
| EP (1) | EP0219095A3 (ja) |
| JP (1) | JPS6290338A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0729728B2 (ja) * | 1986-10-24 | 1995-04-05 | 村田機械株式会社 | パッケ−ジの糸処理装置 |
| US4858836A (en) * | 1986-12-12 | 1989-08-22 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Yarn end finding device |
| IT1223532B (it) * | 1987-12-18 | 1990-09-19 | Savio Spa | Dispositivo per la ricerca del capo di filo spezzato su una spola in formazione |
| DE3821343A1 (de) * | 1988-06-24 | 1989-12-28 | Schlafhorst & Co W | Verfahren und einrichtung zum pneumatischen erfassen und ueberkopfabziehen des fadenendes eines kopses |
| BE1003538A3 (nl) * | 1989-10-06 | 1992-04-14 | Picanol Nv | Inrichting voor het vastnemen van het draadeinde aan een garenvoorraadspoel. |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS508255U (ja) * | 1973-05-23 | 1975-01-28 | ||
| JPS50151920U (ja) * | 1974-05-30 | 1975-12-17 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3236464A (en) * | 1962-02-03 | 1966-02-22 | Reiners Walter | Device for removing a starting length of yarn from a textile coil |
| DE1560568C3 (de) * | 1965-05-29 | 1974-10-10 | Reiners, Walter, Dr.-Ing., 4050 Moenchengladbach | Vorrichtung zum Erfassen des Fadenanfanges eines Kopses |
| US3441230A (en) * | 1966-05-27 | 1969-04-29 | Reiners Walter | Pneumatic device for seizing a starting length of yarn wound on a cop |
| US3637148A (en) * | 1966-11-30 | 1972-01-25 | Reiners Walter | Device for pneumatically removing the tip or foot bunch from supply coils |
| DE2230801A1 (de) * | 1972-06-23 | 1974-01-17 | Schlafhorst & Co W | Automatische spulmaschine |
| DE2528281C2 (de) * | 1975-06-25 | 1984-10-04 | W. Schlafhorst & Co, 4050 Mönchengladbach | Vorrichtung zum Lösen und/oder Entfernen der Ober- und/oder Unterwindungen und/oder Fadenenden von Textilspulen |
| DE3244378A1 (de) * | 1982-12-01 | 1984-08-30 | W. Schlafhorst & Co, 4050 Mönchengladbach | Vorrichtung zum ablegen und einbehalten des fadenendes in der spulenhuelse eines von einer kopsvorbereitungsstation an ein transportmittel weitergegebenen spinnkopses |
-
1985
- 1985-10-14 JP JP60229378A patent/JPS6290338A/ja active Granted
-
1986
- 1986-10-14 EP EP86114209A patent/EP0219095A3/en not_active Withdrawn
- 1986-10-14 US US06/918,104 patent/US4705224A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS508255U (ja) * | 1973-05-23 | 1975-01-28 | ||
| JPS50151920U (ja) * | 1974-05-30 | 1975-12-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0219095A3 (en) | 1987-12-16 |
| EP0219095A2 (en) | 1987-04-22 |
| JPH0327647B2 (ja) | 1991-04-16 |
| US4705224A (en) | 1987-11-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN100570028C (zh) | 纺织机械 | |
| TW317578B (ja) | ||
| US4893461A (en) | Process and device for piecing with a spinning device operating with a pneumatic twisting unit | |
| JP6566550B2 (ja) | エアジェット紡糸機の紡糸ユニットおよびその動作方法 | |
| JPH11221068A (ja) | フイルタ用トウストリップを処理するための方法および装置 | |
| JP6482069B2 (ja) | エアジェット紡糸機の紡糸ユニットおよびエアジェット紡糸機の動作方法 | |
| JP2016027217A (ja) | エアジェット紡糸機およびその動作方法 | |
| US3423000A (en) | Device for accumulating filaments during spool-change | |
| JP2018174920A (ja) | タバコ加工産業の棒状の物品を移送するための装置 | |
| JPH10298835A (ja) | 糸通し装置 | |
| KR100260219B1 (ko) | 방적방법 및 방적장치 | |
| JPS6290338A (ja) | オ−プンエンド精紡機における満管チ−ズの糸尻吹き払い装置 | |
| JP2017075438A (ja) | エアジェット紡糸機 | |
| US11834759B2 (en) | Spinning position with a cleaning nozzle and method of cleaning a yarn forming element | |
| US2942402A (en) | Process and apparatus for producing voluminous yarn | |
| US4833872A (en) | Method and apparatus for air splicing yarn in a textile creel | |
| ITRM930102A1 (it) | Dispositivo di filatura. | |
| US3930292A (en) | Devices for threading filaments on rollers | |
| US4825630A (en) | Method and apparatus for air splicing yarn | |
| JPS5816670A (ja) | 喫煙可能な物品のためのフイルタロツドを造るための方法および装置 | |
| US3956807A (en) | Jet apparatus for forwarding and entangling tow | |
| US6032335A (en) | Apparatus for drawing a fibrous strand into an element of a textile machine | |
| US6421891B2 (en) | Apparatus for processing and winding a yarn | |
| EP2029464A1 (en) | Devices and methods for conveying fibers | |
| JPH09111562A (ja) | 合成フィラメント糸のスタッファボックス捲縮方法及び装置 |