JPS6290244A - オ−バ−コ−テイングを用いた凹版インキの裏移り防止方法 - Google Patents

オ−バ−コ−テイングを用いた凹版インキの裏移り防止方法

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JPS6290244A
JPS6290244A JP13194785A JP13194785A JPS6290244A JP S6290244 A JPS6290244 A JP S6290244A JP 13194785 A JP13194785 A JP 13194785A JP 13194785 A JP13194785 A JP 13194785A JP S6290244 A JPS6290244 A JP S6290244A
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JP
Japan
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printing
varnish
intaglio
printed matter
spraying
Prior art date
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Pending
Application number
JP13194785A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Inoue
満夫 井上
Yoshihiko Ito
伊藤 良彦
Eiichi Ono
栄一 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOKURASHIYOU INSATSU KYOKUCHO
Original Assignee
OOKURASHIYOU INSATSU KYOKUCHO
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Publication date
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Publication of JPS6290244A publication Critical patent/JPS6290244A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、印刷直後の凹版印刷物に透明な液体をスプ
レーオーバーコートすることにより、裏移りの防止や耐
チヨーキング性の改善を行う方法に関するものである。
従来の技術 凹版印刷後に凹版印刷物上のインキの裏移り防止方法と
して、間紙と呼ばれる紙を印刷物上にのせ、更にその上
に次の印刷物を重ねて、印刷物の汚れを防ぐか、又は印
刷直後に補助軟片装置でIJO熱して乾燥を促進させる
か、又は印刷機上で予めインキを加熱し、流動性を高め
たインキを版面から紙に転移させた後に、冷却して固化
する方法が使用されているのが一般的である。
発明が解決しようどする問題点 凹版印刷は他の印刷方式よりも印刷物上のインキ膜厚が
厚(、例えばオフセット印刷では厚くても2〜3μmで
あるのに対して、凹版印刷物では、版面上では最大17
0μm、印刷物上でも50〜60LLmにも達するため
に裏移りが特に問題になり、古くは間紙と呼ばれる紙を
印刷物上にのせ、更にその上に次の印刷物を重ねる等に
より、印刷物の汚れを防止していたが、印刷中にこのよ
うな間紙を挿入したり、印刷後にまた印刷物から間紙を
取り除かねばならない等、非常に手間のかかる印刷方式
である。また補助乾燥装置で加熱して乾燥を促進させる
ヒートセ、l−型のインキを用いる場合には、熱源の問
題であるとか用紙の伸縮の問題があり、またコールドセ
ント型のインキを使用した場合でも、インキ膜厚が厚い
印刷物では乾燥セットが十分ではな(、裏移りの発生を
抑えるのに、印刷条件の設定が非常に難しくなりまた印
刷物の検査工程への作業負担が大きくなるなどの問題が
ある。
この発明は、上記の欠点を除去した新規な裏移り防止方
法を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 インキの裏移り対策としては、オフセット印刷等では従
来からローラコーティング方式による方法が取られてき
たが、ローラコーティング方式は均一な薄い皮膜を形成
させることが容易なこと、また必要な部分だけを選択的
にコートできるなどの利点があるが、凹版印刷物などで
は印刷画線が高く盛り上がっているために、ローラの接
触により画線を損なうおそれがある。そこで本発明では
、非接触のため画線を損なうおそれのないスプレ一方式
のオーバーコーテイング液及び装置を用いて裏移りの防
止を図った。
スプレ一方式の裏移り防止方法には通常のオフセット印
刷などでは従来から、でんぷんの微粉末を印刷物上に散
布して裏移りを防止する方法が行われているが、微粉末
の周囲への飛散、後刷り印刷物への悪影響などの問題が
あり、凹版印刷ではあまり行われていないが、本発明で
は液状の透明ワニスを印刷物にスプレーし、周囲への飛
散、後工程への悪影響がでない方式をとっている。
最適なスプレーコーティング材料として(1)コールド
セット用としての冷却寒剤、(2)水性オーバーコーテ
イングワニス、(3)フッ素系溶剤可溶アクリルtaJ
 脂オーバーコーティノグワニスの三種類がある。
具体的には(1)の冷却寒剤用としては液体窒素(−1
95,8度)、ドライアイス士エタノール(−72度)
、ドライアイス+フッ素系溶剤があり、60℃で加熱印
刷した印刷物に直接散布し、インキを急冷することによ
り温度変化を与えてこれを固化させ、裏移りの防止を図
ることができる。
更に超低温の気体を吹きつけて、印刷物を−2゜°C前
後で急冷して、裏移り防止効果をもたせることもできる
更に(2)の透明な水性オーバーコーチイングツニスと
して水溶性タイプ又はエマルンヨンタイプの透明ワニス
を、印刷後にスプレー装置を用いて印刷物上にコートし
ても、インキの裏移りの防止が行える。
Ii[に(3)の透明なl−IJクロルトリフルオルエ
タンを主成分とするフッ素糸溶剤可溶アクリル樹脂オー
バーコーティングワニスを、印刷後にスプレー装置を用
いて印刷物上にコートしても、インキの裏移りの防止が
行え、間紙の除去等の繁雑な工程を経る必要がなくなる
ために、生産性の向上が図れると共に、非常に深い凹版
画線をもつ版面を用いて印刷が行えるために、凹版印刷
の品質向上が図れる。即ち(2)及び(3)はインキ上
に皮膜を形成させる特徴がある。
作   用 凹版印刷では通常かなり高温で印刷がなされており、こ
の印刷物が常温に戻る際の特性変化により裏移り防止を
図ることができるが、この性質をドライアイス+フン素
系溶剤のような冷却寒剤で60°Cで加熱印刷した印刷
物に直接散布し、インキを急冷することによって更に高
めてやることができる。また水性オーバーコーテイング
ワニス又はフッ素系溶剤可溶アクリル樹脂オーバーコー
テイングワニスをスプレーし、印刷物上に薄い皮膜を形
成させることにより裏移りを防止することができる。
実  施  例 次に、更に具体的な実施例について説明する。
以下の実施例は第1図から第3図に示した凹版輪転印刷
機のデリバリチェーン部分に設置したスプレーユニット
でスプレーを行った。マタ透明ワニスの乾燥用に、赤外
線乾燥ユニットをスプレーユニットに続けて設置しであ
る。
実施例 l 凹版印刷では通常かなり高温で印刷がなされており、こ
の印刷物が常温に戻る際の流動特性変化により裏移り防
止を図ることができるが、更に印刷物上に液体窒素等の
冷却寒剤を散布することによる急速なインキ温度の低下
に伴い、裏移りの防止をすることができた。
更に超低1温発生器を用いて印刷物を一20°C前後に
冷却することによっても、裏移りの防止をすることがで
きた。
実施例 2 凹版印刷後に凹版印刷物上のインキに水性透明ワニスを
スプレーして、裏移りの防止を図った。
水性透明ワニスとして以下のものを用いたところ裏移り
の発生を抑えることができた。
アクリル系樹脂 アクリゾール l−100(ロームア
ンドハアース製)の40%水溶液実施例 3 実施例2と同様にして水性透明ワニスとして以下のもの
を用いたところ裏移りの発生を抑えることができた。
アクリル系樹脂 アクリゾール ■−94(ロームアン
ドハアース製)の40%水溶液実施例 4 実施例2と同様にして水性透明ワニスとして以下のもの
を用いたところ裏移りの発生を抑えることができた。
アクアパックワニス S  5 (li[草色J)の4
096水溶液 実施例 5 凹版印刷後に凹版印刷物上のインキに透明フ。
素糸溶剤可溶アクリル樹脂オーバーコーティングワニス
をスプレーして、裏移りの防止を図った。
透明ワニスとして以下のものを用いた。
ハイロスX320(アクリル系414 脂)  5%1
−プロパツール         10%]、 1.2
〜トリクロルトリフルオルエタン(タイフロ/ソルベン
ト53)85%実施例 6 実施例5と同様にして透明ワニスとして以下のものを用
いたところ裏移りの発生を抑えることができた。
ハイロスX320 (アクリル系樹脂)  5%1−プ
ロパツール          5%1、 l、2− 
)リクロルトリフルオルエタン(タイアロンノルベント
MC)90%なお、実施例2〜4の水性ワニスでは、薄
い枚葉印刷物では用紙のカールが問題となるために、こ
のような用紙の場合には実施例5〜6の非水系のグイフ
ロン系ワニスを用いたほうが用紙のカールもほとんどな
く、また乾燥性も速いなど良好な裏移り防止方法となる
発明の効果 本発明は液状のワニス等のスプレーを用いて、非接触で
凹版印刷物の裏移りを防止するところに特徴があり、凹
版印刷物のような画線の盛りが51D〜60μmにも達
する場合にも裏移りの防止を行いなおかつ画線を押しつ
ぶさないですむ。また水性オーバーコーテイングワニス
又はフッ素系溶剤可溶アクリル樹脂オーバーコーテイン
グワニスをスプレーし、印刷物上に薄い皮膜を形成させ
ることにより裏移りを防止することができると共に印刷
物上に固着させ、オーバーコート層を形成させることに
より、後工程での悪影響を生ぜずに、印刷物の耐磨耗性
の改善も図ることができる。またフ。
素糸溶剤可溶アクリル樹脂オーバーコーティングワニス
を用いた場合には、薄い用紙にコートしても用紙のカー
ルの発生がほとんどなく、更に溶剤の沸点がかなり低い
ために、溶剤組成を変えることにより、はとんど強制乾
燥をすることなく皮膜乾燥が行えるなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に使用した凹版輪転印刷機の概
略構成を示す側面図、第2図はオーバーコーテイング装
置の概略構成を示す側面図、第3図はスプレーユニット
の構成を示す説明図である。 ■・・スプレーユニット、2・・・赤外線乾燥機、3・
・・ダクト、4・・・スプレー、5・・・用紙第1図 第2図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)凹版印刷後に凹版印刷物上に裏移り抑止剤のスプ
    レーを行う凹版インキの裏移り防止方法。
  2. (2)凹版印刷後に凹版印刷物上に冷却寒剤のスプレー
    を行う特許請求の範囲第1項記載の凹版インキの裏移り
    防止方法。
  3. (3)凹版印刷後に凹版印刷物上に水性透明ワニスのス
    プレーを行う特許請求の範囲第1項記載の凹版インキの
    裏移り防止方法。
  4. (4)凹版印刷後に凹版印刷物上に透明なトリクロルト
    リフルオルエタンを主成分とするフッ素系溶剤可溶アク
    リル樹脂ワニスのスプレーを行う特許請求の範囲第1項
    記載の凹版インキの裏移り防止方法。
JP13194785A 1985-06-19 1985-06-19 オ−バ−コ−テイングを用いた凹版インキの裏移り防止方法 Pending JPS6290244A (ja)

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JP13194785A JPS6290244A (ja) 1985-06-19 1985-06-19 オ−バ−コ−テイングを用いた凹版インキの裏移り防止方法

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JP13194785A JPS6290244A (ja) 1985-06-19 1985-06-19 オ−バ−コ−テイングを用いた凹版インキの裏移り防止方法

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JPS6290244A true JPS6290244A (ja) 1987-04-24

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ID=15069928

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JP13194785A Pending JPS6290244A (ja) 1985-06-19 1985-06-19 オ−バ−コ−テイングを用いた凹版インキの裏移り防止方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004002132A1 (de) * 2004-01-15 2005-08-11 Man Roland Druckmaschinen Ag Einrichtung zur Erzeugung einer Beschichtung von Druckprodukten einer Druckmaschine

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4937283U (ja) * 1972-07-01 1974-04-02
JPS5686796A (en) * 1979-11-26 1981-07-14 Union Carbide Corp Acrylated silicon as overprinting varnish which can be hardened by radiaion
JPS59188493A (ja) * 1983-04-11 1984-10-25 Osaka Oxgen Ind Ltd オフセツト印刷における排ガス処理用の接触酸化触媒の被毒防止方法
JPS6083894A (ja) * 1983-10-14 1985-05-13 Sakata Shokai Ltd 水性オ−バ−コ−テイング用組成物およびそれを用いた印刷方法

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