JPS628942A - 輪転印刷機の自動給紙機で使用される、枚葉紙のくわえ端のための枚葉紙均し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、輪転印刷機の自動給紙機で使用される、枚葉
紙のくわえ端のための枚葉紙均し装置であって、前くわ
えづめの前方に配置された紙差し板と前当てとを備えて
いる形式のものに関する。

従来の技術 枚葉紙への印刷の品質は屡々不十分である。

その原因は特に自動給紙機にもある。枚葉紙が完全に伸
ばされた状態で自動給紙機に、すなわら前当てに接触し
ない場合には、枚葉紙は波状の状態のくわえ端を前くわ
えづめによってつかまれて、最初の印刷機へ送られる。

印刷機の胴間で枚葉紙は不都合に縮められ、伸ばされ、
かつ場合によってはくちゃくちゃにされることもある。

これがダブリをもたらす場合がある。例えば自動給紙機
で１度枚葉紙が平らに置かれ、次の枚葉紙が波状に置か
れることがあると、このことは強制的に各印刷機におい
て枚葉紙の異なる挙動を招く。印刷される枚葉紙が最初
の印刷機を通過し、第２の印刷機へ送られると、この枚
葉紙は多かれ少なかれゆるみ過程を受けている。すなわ
ち最初のインキが第２の印刷機で別の箇所へ移され、こ
れによって印刷品質が損なわれる。自動給紙装置への供
給に際して枚葉紙およびその前縁を平らに置き、かつ波
状のしわを回避するかもしくは取除くことを目指した多
数の装置が一般に既に知られている。例えば西ドイツ国
特許第２７１３９９４号明細書から紙伸延装置が知られ
ており、この装置を用いて既にくわえづめによってくわ
えられた枚葉紙の前縁が側方で伸ばされる。このような
紙伸延装置は上記の問題の除去では比較的有効ではある
が、高い機械費用を必要とするので、比較的高価である
。

発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、構造的に簡単に製作されており、かつ
この装置でもってくわえづめでかまれる前の枚葉紙前縁
、いわゆるパ＜わえ端”の波状のしわを平らにすること
が可能であり、水災 カーに機械ないしは最初の印刷機に送られる枚葉紙の、
その下にある、続いて供給された枚葉な 紙からの容易Ｘｔａ曳分離が達成される、自動給紙機の
紙差し板で使用される枚葉紙均し装置を提案することで
ある。

問題点を解決するだめの手段 上記の課題を解決するための本発明の手段は、紙差し板
の上方に枚葉紙の走入方向に対して横方向にビームが上
下方向に移動可能に、載置された枚葉紙のくわえ端の範
囲内に配置されており、ビームが制御装置によって、枚
葉紙が前くわえづめによって引取られる際にその都度持
上げられ、かつ続いて載置された枚葉紙のくわえ端を均
すために再度降下せしめられるようになっていることで
ある。

実施例 本発明による枚葉紙均し装置は従来の自動給紙機で使用
することができる。図面には紙差し板１が示されている
。紙差し板１上には印刷装置へ送られるべき枚葉紙２が
供給される。本発明によれば上下方向に移動可能なビー
ム３が紙差し板１ないしはこの上に供給された枚葉紙２
の上方に供給方向に対して横方向に配置されており、こ
のビーム３を用いて枚葉紙を平らに均すことが行なわれ
る。ビーム３が枚葉紙監視のだめに屡々使用される光ダ
イオード（図示せず）のための孔４を有していると有利
である。更にビーム３には切欠き５，６が設けられてい
る。

ビーム３は少なくとも片側で上下に移動可能な昇降装置
７に固定されている。

昇降装置７は押しばね８によって紙差し板１ないしは紙
差し板１」−の枚葉紙２の方向へ押圧されている。押し
ばね８は機械の側壁１０に結合された支持板９の片側に
支持されている。昇降装置７はカムおよび制御ローラ１
１によって押しばね８のばね力に抗して持上げられる、
す々わち上方へ移動せしめられる。この制御については
制御軸（Ｅｉｎｔｏｕｒｅｎｗｅｌｌｅ　）　ｌ　２　
（第１図に略示）を使用してもよい。

昇降装置７、しだがってビーム３を」１下移動に際して
適切に案内するためには、ガイドローラ１３．１４が昇
降装置７に配置されている。

ガイｈｌｌ　ｏ−ラ１３．１４は側壁１０に固定された
ガイド部材１５の適切なみぞ（図示せず）内で上下方向
に走行する。

ビーム３内の切欠き５，６（第１図、第２図）はそれぞ
れ枚葉紙を引取り、かつ最初の印刷機へ供給するだめの
くわえづめ、有利には前くわえづめ１６並びに前当て１
７が置かれた箇所に設けられている。この切欠きによっ
てビームδを紙差し板１上の枚葉紙前くわえ端にできる
限り密接せしめて位置決めすることが可能であり、これ
によって効果の改善が達成される。

ビーム５が枚葉紙走入範囲に丸味部１９を有していると
有利であり、これによって枚葉紙の走入は好都合にされ
る。第３図と第４図に矢印２０によって示されているよ
うに、前当て１７に当たった枚葉紙２の前くわえ端を平
らにするためにはビーム３は昇降装置７を降下させるこ
とによって紙差し板１ないしは紙差し板１上に置かれた
枚葉紙２にできる限り密着するように接近せしめられる
。これによって枚葉紙２のくわえ端ないしは前方範囲か
ら波状のしわが取去られて、その結果枚葉紙は紙差し板
２上に平らに置かれる。くわえづめ１６は延ばされた状
態の枚葉紙をその都度確実に引取ることができる。

枚葉紙２が適宜均らされた後にくわえづめ１６によって
くわえられ、かつ印刷装置の最初の印刷機（図示せず）
へ送るために紙差し板１から取去られると、昇降装置７
の適切な制御によってビーム３の上方移動が行なわれる
。もちろん前当て７は枚葉紙２を取去る前に通常の形式
で旋回せしめられて離れた位置にある。枚葉紙２を取去
る前にビームを持上げることによって取去るべき枚葉紙
に十分カ逃げ場を残して、との枚葉紙をその下に位置す
る、続いてはぎ取られて供給されだ枚葉紙から簡単に分
離する。しだがって下にある次の枚葉紙が一部分または
全幅にわたって上方へ引っ張られる危険も除去される。

さも々ければ新たに到着しだ枚葉紙は前縁で不都合な影
響を受けてその平らな載置は損われるであろう。本発明
による、ビーム３およびその制御部材の構成では新だに
到着した枚葉紙をその都度不都合々ゆがみ表しに順次前
当て１７に当付けることが保証される。場合により残っ
た残留変形は引続き降下するビーム３によって制御ロー
ラ１１を適切に制御することによって容易に除くことが
できる。

発明の効果 本発明の利点は、全幅にわたって枚葉紙の鉛直方向の自
由度が制限されていることである。

したがって一部の公知の装置で該当するように枚葉紙が
部分的にのみ下方へ押圧されているのではなく、枚葉紙
は幅全体において均一に下方へ押圧されて、波状のしわ
が除去される。更に本発明による枚葉紙均し装置によっ
て、横当てを損傷し、壕だはだめにすることのある、枚
葉紙の不都合な横方向運動を回避することができる。

本発明による枚葉紙均し装置を用いて整列前のおよびま
た整列後の枚葉紙のくわえ端を平らに保持することがで
き、かつ枚葉紙の印刷機への平らな状態での走入が保証
される。このようにして印刷品質をダブリの点で改善す
るのに貢献する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による枚葉紙均し装置を備えだ自動給紙
機の正面図、第２図は第１図の自動給紙機の紙差し板の
平面図、第３図は第２図の■−■線に沿った断面図、第
４図は第２図の■−■線に沿った断面図である。 １・・・紙差し板、２・・・枚葉紙、３・・・ビーム、
４・・・孔、５，６・・・切欠き、７・・・昇降装置、
８・・・押しばね、９・・・支持プレート、１０・・・
側壁、１１・・・制御ローラ、１２・・・制御軸、１３
．１４・ガイドローラ、１５・・・ガイド部材、１６・
・・前くわえづめ、１７・・前当て、１９・・・丸味部
、２０・・・矢印。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、輪転印刷機の自動給紙機で使用される、枚葉紙のく
   わえ端のための枚葉紙均し装置であつて、前くわえづめ
   の前方に配置された紙差し板と前当てとを備えている形
   式のものにおいて、紙差し板（１）の上方に枚葉紙（２
   ）の走入方向に対して横方向にビーム（３）が上下方向
   に移動可能に、載置された枚葉紙（２）のくわえ端の範
   囲内に配置されており、ビーム（３）が制御装置（７、
   １１、１２、１３、１４）によつて、枚葉紙（２）が前
   くわえづめ（１６）によつて引取られる際にその都度持
   上げられ、かつ続いて載置された枚葉紙のくわえ端を均
   すために再度降下せしめられるようになつていることを
   特徴とする、輪転印刷機の自動給紙機で使用される、枚
   葉紙のくわえ端のための枚葉紙均し装置。 ２、ビーム（３）が枚葉紙監視用の光ダイオードのため
   の孔（４）と、前当て（１７）および前くわえづめ（１
   ６）のための切欠き（５、６）とを有している、特許請
   求の範囲第１項記載の枚葉紙均し装置。 ３、ビーム（３）が枚葉紙走入範囲内に丸味部（１９）
   を有している、特許請求の範囲第１項または第２項記載
   の枚葉紙均し装置。 ４、ビーム（３）が機枠に固定的に支持された押しばね
   （８）によつて紙差し板（１）の方向へ押圧可能であり
   、かつビーム（３）が、制御装置の１部材としての制御
   軸（１２）によつて制御され、しかもビーム（３）に結
   合された昇降装置（７）に作用する制御装置の１部材と
   しての制御ローラ（１１）を介して押しばね（８）のば
   ね力に抗して上方へ紙差し板（１）から離れるように押
   圧されるようになつている、特許請求の範囲第１項から
   第３項までのいずれか１つの項記載の枚葉紙均し装置。 ５、昇降装置（７）が制御装置の１部材としてのガイド
   ローラ（１３、１４）を介して機枠に固定的な制御装置
   の１部材としてのガイド部材（１５）内で紙差し板（１
   ）に対して直角に案内されるようになつている、特許請
   求の範囲第４項記載の枚葉紙均し装置。 ６、ビーム（３）が切欠き（５、６）でもつて前当て（
   １７）と前くわえづめ（１６）の前方に密着するように
   配置されている、特許請求の範囲第１項から第５項まで
   のいずれか１つの項記載の枚葉紙均し装置。