JPS6287257A - 環状ギヤツプ型ボ−ルミル - Google Patents

環状ギヤツプ型ボ−ルミル

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Publication number
JPS6287257A
JPS6287257A JP61221765A JP22176586A JPS6287257A JP S6287257 A JPS6287257 A JP S6287257A JP 61221765 A JP61221765 A JP 61221765A JP 22176586 A JP22176586 A JP 22176586A JP S6287257 A JPS6287257 A JP S6287257A
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JP
Japan
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grinding
rotor
ball mill
type ball
annular gap
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Application number
JP61221765A
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English (en)
Inventor
カール・ハインツ・ホフマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Reimbold und Strick GmbH and Co
Original Assignee
Reimbold und Strick GmbH and Co
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS6287257A publication Critical patent/JPS6287257A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C15/00Disintegrating by milling members in the form of rollers or balls co-operating with rings or discs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C17/00Disintegrating by tumbling mills, i.e. mills having a container charged with the material to be disintegrated with or without special disintegrating members such as pebbles or balls
    • B02C17/16Mills in which a fixed container houses stirring means tumbling the charge
    • B02C17/166Mills in which a fixed container houses stirring means tumbling the charge of the annular gap type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Milling Processes (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、特に硬い鉱物材料を連続的に粉砕するための
環状ギャップ型ボールミルで、内部にロータを収寥する
密閉された粉砕容器からなり、上記ロータの外面と上記
粉砕容器の内面間に粉砕ギャップを形成し、上記ロータ
の上部及び下部は反対方向にテーパ状に形成されている
環状ギャップ型ボールミルに関する。
〈従来技術〉 コランダム、酸化ジルコニウム、アルミナ、炭化珪素等
の硬い鉱物材料(モース硬度5以上)は、従来、ボール
ミル内で鉄製のボールによって主に粉砕されてきた。粉
砕は料は粉砕室内でかなりの在留時IJを必要とし、粉
砕材料と接触する全ての(R成要素や鉄製ボールは非常
に激しい摩耗に晒される。さらに、粉砕作業は騒音を伴
うと共に、上記ボールミルの別の欠点は、鉄製ポールの
摩耗片か、粉砕材料に混入し、これを複雑で高価な化学
的方法で洗浄しなければならないことである。
この種の環状ギャップ型ボールミル(西ドイツ公開公9
172848479号)は、従来のボールミルを改良し
たものにも拘わらず、硬い鉱物材料を微細に粉砕するの
には不適であり、チョーク等の非常に柔らかい材料を粉
砕する場合にのみ経済的であるにすぎない。これは、主
に上記粉砕ギャップ内の粉砕ボールや粉砕ペレットの挙
動によるしのである。
粉砕ペレットは、粉砕材料と共に下方より粉砕キャップ
に注入され、浮遊状態の粉砕材料を環状ギャップ型ボー
ルミル内に圧入する供給ポンプの圧力により、まず粉砕
ギャップ内を上方に移動し、それからロータの回転運動
により、ポンプ圧力の減少とJ(に重力で沈下するため
、結果として粉砕ギャップの上方では、粉砕作業は行わ
れない。これは、粉砕ギャップの上部に粉砕ペレットを
保持しうる程度にまで、供給ポンプの圧力や粉砕材料の
流li1を増大することにより、回避しうるからしれな
いが、粉砕ペレットが粉砕材料と共に排出され、粉砕出
力の低下を招く恐れを多分に秘めている。経験上、通常
の粉砕材料流■では粉砕作業には、多かれ少なかれ粉砕
ギャップの下半分しか使用されず、理論的に得られる粉
砕出力の僅か半分しか実現されていない。さらに、粉砕
ギャップの下部に粉砕ペレットを高い密度で詰め込んで
いろため、ロータ及び粉砕容器の表面では、激しい摩耗
が生じている。特に、ロータ及び供給ポンプの休止期間
が短いと、ロータは閉塞しさえする危険性ら考えられろ
。このような危険性は、」二記環状ギャップ型ボールミ
ルにおいて、ロータの下端にインペラを設けることによ
り軽減することらできるが、上記インペラは、沈下しな
い粉砕ペレットが粉砕材料と共に排出口に移送されろと
いう環状ギャップ型ボールミルの池の欠点を際立た仕、
拮壜として粉砕作業効率の低下を招く。その上、上記イ
ンペラは、粉砕ペレットと粉砕材料により引き起こされ
る激しむ)摩耗に晒される。時?こは、粉砕ペレットを
粉砕ギャップ内に保持するfこめ、スクリーンか用いら
れるが、このスクリーンが粉砕材料や粉砕ベレットで詰
まれば、粉砕材料の排出か妨げられ、遂には、排出され
なくなる。
池の公知の環状ギャップ型ボールミル(西ドイツ公開公
報2811899号)においては、その内面に粉砕室を
形成している円錐状で環状の粉砕材料容器に、同じく円
錐状で環状の回転可能な変位体が備えられている。変位
体を移動さける環状プレートには、粉砕ペレットの復帰
路が設けられており外方に斜めに延在している。この場
合においてら、粉砕ペレットは上記の様な好ましからぬ
挙動を示し、粉砕ペレットは循環するにも拘わらず、粉
砕ギャップ両部の高さ方向全域において、粉砕作業が行
なわれるわけではない。内部下方に供給するための粉砕
ギャップ部にある粉砕ペレットは、排出方向への粉砕(
4料の流れに逆行するより、むしろそれに沿−)で流れ
ろため、この非分の粉砕ギャップで行なわれろ粉砕作業
は、重ツノの影響によりムつと長い在留時u号を約束さ
れている曲の部分より効果が落らる。他の打力な例とし
て、粉砕容器を中心軸の回りに回転可能に駆動すること
ら考えられる。しかしながら、この方法ら粉砕度の適性
化に寄与しないばかりか、反対に、粉砕ペレットが粉砕
ギャップの内側を下方に、外側を上方に、より速く流れ
ることになるため、粉砕ギャップにおける在留時間が短
いこととなり、粉砕効率が落ちる結果を招く。更に、こ
の種の環状ギャップ型ボールミルは粉砕材料を湿った状
態で処理する場合にのみ適しており、乾いた材料を処理
することは出来ない。
〈発明の目的〉 本発明の目的は、面性の環状ギャップ型ボールミルを改
良ずろことであり、乾いた状態の硬い鉱物材料さえも、
粉砕ギャップ内におけろ粉砕効率を高めることにより、
経済的で、技術的に完全にぢ)砕しうるらのである。
〈発明の構成、作用、効果〉 上記問題点は、本発明により、粉砕容器が回転自在に支
持され、回転駆動装置に結合されること1こより解決さ
れる。
本発明の環状ギャップ型ボールミルは、反対方向にテー
パ状に形成された上部及び下部を有する二つの回転体に
より構成され、コランダム、酸化ジルコニウム、アルミ
ナ、炭化珪素等任意の硬い鉱物材料を、乾いた状態でも
粉砕することが可能である。なぜなら、粉砕ペレットの
粉砕作業が粉砕ギャップの高さ及び幅方向の全域にわた
って行なわれるからである。これは、ロータ及び回転す
る粉砕容器を反対方向にテーパ状にしたためであり、乾
いた状態における遠心力か粉砕ペレットの重力に対抗す
ることにより、粉砕ペレットは粉砕ギヤノブ内を沈下す
ることなく、その外側では粉砕容器により、その内側で
はロータにより、動的状態を保持される。その結果、粉
砕ギャップは粉砕作業に際し、R適状態で使用されるこ
とになる。
なぜなら、ロータ及び粉砕容器の回転か遅くてblその
高さ及び幅方向の全域において、粉砕ペレットか存在し
、上記二つの回転要素間でその回転か増大することとな
り、粉砕効率の向」−に寄与することとなる。二つの回
転要素のスピードか、粉砕ギャップ内の粉砕ペレットの
スピードにi、l響を与えることにより、粉砕効果は決
定されろため、スピードを制御することにより、粉砕ペ
レットか粉砕ギャップより排出されないように、粉砕(
4料を調節することが可能である。粉砕容器の最大直径
部に、13いては大きな遠心力か働く1こめ、粉砕ペレ
ットか粉砕材料と共に排出されるのか、効果的に阻止さ
れ、このことによりスクリーン等を使用せすにすみ、粉
砕された(材料は粉砕ギャップより排出口に向かうこと
となる。ロータ及び粉砕容器頂部間の粉砕ギャップを介
して、上方に排出口に移動する粉砕材料は、全く粉砕ペ
レットを含まないため、粉砕ペレットを粉砕(材料より
分離電ろ必要はない。本発明の環状ギャップ型ボールミ
ルにおいては、ロータ及び粉砕容器の周速が比較的に遅
いため、在留時間はある程度長い。こうして、粉砕ペレ
ット間の粉砕材料は非常にゆっくりと上方へt多動し、
その結果粉砕材料の粒子スペクトルは幅が決い。種々の
寸法の粉砕ペレットを用いることにより、本発明の環状
ギャップ型ボールミルを極めて満足に作動させることが
出来る。即ち、粗く重い粉砕ペレットは粉砕ギャップの
下部で粗い粉砕材料を適当に粉砕する一方、細かく軽い
粉砕ペレットは粉砕ギャップの上部で細かい粉砕材料を
適当に粉砕するのであって、これは、細かい粒子の遠心
力及びこれを持ち上げようとする力か、上方へいくほど
増大するからである。粉砕材料が粉砕ギャップ内にかな
り長い時間在留することにより、硬い材料は所望の粒度
の細粒に短時間で粉砕され、連続した流れとなって排出
される。粉砕ギャップ内をより高い所まで満たすほど、
ロータ及び粉砕容器に供給されたエネルギはより有効に
用いられ、環状ギャップ型ボールミルはより経済的に操
業することが出来る。
本発明の効果的な実施例においては、ロータ及び粉砕容
器は互いに反対方向に駆動される。粉砕ギャップ、特に
、最大直径部において、粉砕ペレット及び粉砕材料の回
転力は増大するため、この方法によれば、ロータ及び静
止した粉砕容器を備えた環状ギャップ型ボールミルの出
力のほぼ2倍の出力を得ろことか可能である。
粉砕容器と蓋からなる外部体を反対方向に付加的に回転
させると、粉砕ギャップ内のペレットの運動が一部逆転
する。即ち、内部ロータの回転方向に均一に回転してい
た粉砕材料は、粉砕ギ佇ツブの下部において、外部体の
回転方向に回転を始めろ。粉砕ギャップの上部における
粉砕ペレッ)・の回転方向はそのまま維持される。上下
両ペレット間には、約10mm幅の回転方向逆転域が形
成され、そこでは、ペレットの凝集密度は低く、殆ど静
止している。従−1て、粉砕効果に重要な役割を果たす
剪断力は、粉砕ギャップの下部においては事実上内部ロ
ータの壁面に、上部においては外部体の壁面に生じるこ
ととなる。外部体のスピードを増すにつれて、上記回転
方向逆転位置は上方に移動する。
内部ロータ上方に設けられている排出口において、流体
は回転方向が逆転し旋回流か形成されろ。
この領域に入った粉砕ペレットはこの旋回流に取り込ま
れた状態となる。
もし乙、外部体の回転方向が内部ロータの回転方向と同
じであれば、粉砕ペレットのミル内の挙動は変化する。
例えば、内部体が毎分2080回転すると、粉砕ペレッ
トは排出領域に移動することになる。らしも、ここで外
部体を同一方向に回転させろと、高々毎分!70回転の
スピードで粉砕ペレットを排出領域より排除することが
可能となる。外部体のスピードが増すにつれて、排出ギ
ャップには、殆ど粉砕ギャップが存在しなくなる。
流体に作用する遠心力により、排出領域にある流体のレ
ベルは高くなっていく。
外部体が低速で回転することで、加速的に遠心力が排出
ギャップ内に確立すると共に、ギャップ内の全流体に作
用し、外壁のある領域においてゼロまで低下することは
ない。それ故、すべての粉砕ペレットは重力加速度より
も大きな加速力を受けることとなり、この遠心機のごと
き加速力により、分離ギャップ内への供給物を軽い部分
と重たい部分に分離し、こうして粉砕ペレットを効率的
に分離することが可能となる。
外壁に沿って流れる粉砕ペレットは重力加速度の3.8
倍の加速度を受けることとなり、高密度の洗浄時でさえ
らスピーディに分離することが可能となる。更に、排出
ギャップ内の分離工程は旋回流の形成によって妨げられ
ろことはない。
内部ロータは作動させなくてもよく、仮に、作動させな
くても、外部回転体として効果的な粉砕容器により生み
出された逮心ツノは、粉砕作業を乾いた状態においてら
、上記のような効果を十分に発押しうるちのである。
粉砕ギャップ幅を変更する上で都合が良いのは、ロータ
及び粉砕容器を移動可能に支持することである。好まし
くは、υ−夕及び粉砕容器を、その中心軸に対して横方
向に移動可能として、粉砕ギャップの片側を減少させる
か、又は、同軸上に移動可能として、粉砕ギャップの上
部又は下部を減少させろことである。粉砕材料及び粉砕
ペレットを粉砕ギャップ内に集積さけることにより、粉
砕ギャップ内において、粉砕ペレットはその性能を十分
に発揮することが可能となる。硬い鉱物材料を粉砕ずろ
場合に、粉砕ギャップを変更ずろことも効果的なことで
ある。
ロータ及び/又は粉砕容器の回転中に両部材の偏心度を
変更して互いに移動させ、粉砕作業の性能を更に向上さ
せることら可能である。ロータ及び粉砕容器の中心軸を
互いに傾斜さけたり、垂直軸に対しである角度で傾斜さ
せたりして、粉砕材料の出口において、粉砕材料を粉砕
ペレットより更に効率的に分離することが可能となる。
なぜなら、遠心力により粉砕ペレットは粉砕材料の上部
出口の下方に保持されるからである。粉砕ギャップ幅の
変更及び両部材の中心軸の相互位置を組み合わせること
により、多くの変形例が考えられる。
上述の如く、ロータ及び粉砕容器を垂直軸に対して傾斜
させたり、後述するように、自動切り換えf194Mを
採用オろことにより、両部材を同一方向又は反!lt方
向に回転さけたり、互いに移動さUoで粉砕ギャップ幅
を変更したりすることにより、環状ギャップ型ボールミ
ルの効率をさらに向上さ0ることか出来ると共に、硬い
鉱物材料を乾いた状態でも湿った状態でら粉砕すること
が可能となる。
回転自在の粉砕容器の内面及びロータの外面は微細な凹
凸状味を呈しており、これは、これらが非常に滑らかで
ら、非常に荒くもないことをは味している。このような
微細な凹凸は、腐食及び摩耗に対し保護層として作用す
るコーティングを適当に表面に施すことにより得られる
乙のである。
発生した熱が蓄積しないように、ロータはその内部にお
いて換気がなされると共に、粉砕容器に冷却ジャケット
を設けて流体冷却することらできろ。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
環状ギャップ型ボールミル45は大略、回転自在に支持
された粉砕容器12及びロータ13よりなり、ロータ1
3はアーム11、取り替え可能なモータベアリングIl
a、モータ17及び駆動軸16を介して任意の支持部材
10に吊り下げられている。粉砕容器12及びロータ1
3の上部と下部は反対方向に円錐台状に形成されており
、上部の高さは下部の高さより低い。益15は粉砕容器
12の下部上に上部要素として取り外し自在で、ロータ
13の上部I4より少し離間して設けられている。この
蓋は、ロータ13の上部14の円錐状傾斜に対応するよ
うに形成されている。上部14の上端はロータ13を支
える駆動軸16と結合されており、粉砕容器12内にお
いて自在に浮動し、モータ17の駆動力をロータ13に
伝達するようになっている。取り付は部材38を介して
ベアリング37に取り付けられている粉砕容器12は、
中空軸39の下端に設けられているベルトプーリ40を
介して、ロータ13とは逆方向に回転駆動される。蓋1
5を含む粉砕容器12の内面の全ては、耐摩耗性・耐腐
食性のライニング18.19が施されており、その表面
には微細な凹凸が形成されている。ロータ13.14の
外表面ら微細な凹凸が形成されているが、その詳細につ
いては簡略化のため割愛する。
ロータ13間部の外表面と粉砕容器12下部の内表面間
に、平行な環状粉砕ギャップが形成されており、粉砕容
器12の平底とロータ13間に形成されている水平な空
間を介して、下部中実に設けられた粉砕材料の供給口に
連絡している。排出ギャップ23もロータ上部14と蓋
15、又は、そのライニング19間に平行に設けられて
いる。
このギャップ23はロータ上部14高さ方向全体にわた
って設けられているが、その幅は粉砕ギャップ20の幅
よりら狭い。下方に向かって広がる排出ギャップ23の
下端部と上方に向かって広がる粉砕ギャップ20の上端
部は、環状室24に連絡している。この環状室24の」
二部壁及び下部壁は、フラットて平行になっており、そ
の外側端面25は凸状に湾曲している。環状室24は、
蓋15と粉砕容器12との分離接合部に位置し、流15
を取り外すことによって開放される。この分離接合部2
6に挿入されろスペーサ27は、別の1’2さのスペー
サと取り替えることができ、それによって粉砕ギャップ
20の幅を変え、ロータ13に対して粉砕容器12を上
げ下げすることが可能である。
環状室24は芳のフラノンに設けられた開口28を介し
て接近しうろ。ロータ13及び粉砕容器12か回転し、
供給口21を介して粉砕すべき硬い鉱物材料が下方から
粉砕ギャップ20に導入されれば、上記開口28を通し
て粉砕ペレットを粉砕ギャップ内に充填することが出来
る。
駆動軸16は部材30内に設けられた排出室29を通し
て延在している。上記部材30の壁には、排出ギャップ
23から排出室29に押し出される粉砕された材料の排
出口31が設けられている。
又、部材30の上端には、可撓性シール32.33が設
けられている。粉砕材料は、シール片35を介して部材
30に隣接する静止した環状室34内に導入され、出口
管36を通って排出される。
環状ギャップ型ボールミル45が作動すると、まずロー
タ13がモータ17により回転し、粉砕容器I2は反対
方向に駆動される。次に、粉砕材料が中空軸3つ内の供
給[]21を介して粉砕ギャップに導入され、その後、
粉砕ペレットが開口部28より充填されるか、このペレ
ットは粉砕される十オ科と同材質の方か好ましく、こう
すれば、粉砕ペレットが摩耗しても粉砕材料を汚すこと
らなく高純度の物質か得られることになる。ロータ13
及び粉砕容2;12か反対方向の円錐形状となっている
ため、最大周速は最大直径部で達成され、発生する遠心
力により粉砕ペレットは粉砕ギャップ20内を沈下する
ことがない。粉砕ペレットの余剰分は、環状室24に集
められ、その結果、障壁層が形成されることとなり、粉
砕ペレットが粉砕ギャップ20を通って流出するのが防
止されろ。粉砕ギャップ20はその高さ方向全体にわた
り、粉砕ペレットで満たされているため、粉砕ギャップ
の100%が粉砕作業に利用され、かつこの粉砕ギャッ
プ20内に在留中に粉砕材マ1け最大の粉砕作用を受け
ることになる。摩耗によって排出ギャップ23を通るほ
ど微細になった粉砕ペレットは、遠心力により環状室に
再循環するため、排出口31から排出される粉体は、粉
砕ペレットを含まず、洗浄やふるい分けなどの後処理を
何ら必要としない望ましい最終状態が得られる。
粉砕ペレットは、粉砕ギャップ内に沈澱することらなく
、ロータの始動困難や閉塞の恐れは無くなる。又、構成
部材の摩耗も少なくなる。低エネルギ入力でも硬い鉱物
材料に対する高粉砕出力が可能となり、粉砕材料の粉砕
ギャップ内での在留時間は、ロータ及び粉砕容器の周速
と粉砕ギャップ幅を適宜選択することにより、調整する
ことが可能である。粉砕の程度は、粉砕ペレットの粒度
に影響され、この粒度は、必要な場合任意に変化さU゛
で、段階的粉砕をおこなう。なぜなら、環状ギャップ型
ボールミルの下部内の担い粉砕ペレットは、担い粒子を
粉砕するのに適しており、一方上部の細かい粉砕ペレッ
トは、より細かい粒子を粉砕するのに適しているからで
ある。
第2図の実施例において、第1図の実施例とほぼ同一の
部材については、参照番号に記号”a”を付している。
第2図の環状ギャップ型ボールミル45aは第1図の乙
のと異なっているか、それは、反対方向に円錐台状に形
成されたロータ13aと粉砕容器12aの高さ方向全体
にわたって、粉砕ギャップ20aが実質的に設けられ、
その上部+3b及び下部13cの高さがほぼ等しいとい
う点である。更に、環状室24は設けられていない。な
ぜなら、ロータ13a及び粉砕容器12aのスピードを
適当に調節すれば、粉砕ペレットは遠心力により最大直
径部に保持され、その結果、粉砕効果は増大される。又
、ベアリングllaを介して、ロータ13aは粉砕容器
+2aの回転軸からtr(i方向に、即ち、第2図の左
側に偏心しているので、粉砕ギャップ20aの片側が他
方より狭くなっており、粉砕効果は更に増大されている
。粉砕材料と粉砕ペレットは狭いギャップ部に集積され
ており、粉砕材料が常に上方に向かって移動すると、粉
砕効果は排出方向に向かって増大することとなる。粉砕
材料の硬さ、及び、ロータと粉砕容器の周速によっては
、粉砕ペレットを加える必要らなく、粉砕材料か互いに
摩擦することで粉砕か行なわれる。口−タ13aの駆動
力はモータから駆動軸+6aに取り付けられたベルトプ
ーリ41に伝達される。粉砕容器12aは、取り付は部
材38aに結合され、中空軸39aの周囲に設けられた
ベアリング37aに回転自在に設けられ、この中空軸3
9aは駆動ブー!J40aに接続されている。中空軸3
9a内を供給ライン2+aが、粉砕ギャップ20aの下
部域まで配備されている。ロータ13a及び粉砕容器1
2aの回転軸は垂直軸に対して傾斜させてもよい。
自動切り換え機構を設けて、粉砕容器12a及びロータ
13aを当初同一方向に回転さローでもよい。最大スピ
ードに達したとき、ロータ13a又は粉砕容器+2aを
互いに偏心するよう移動させ、1mm幅の粉砕ギャップ
20aを片側に形成すると同時に、粉砕容器+2a又は
ロータ13aを切り換えて反対方向に作動させる。続い
て、粉砕容器12a又はロータ13aを元の位置に戻し
て同方向に回転させ、上記操作を繰り返すこととなる。
この方法は、特に粉砕材料のみの粉砕において推奨すへ
き乙のであり、減少した粉砕ギャップにおいて、高密度
のエネルギを得ろことが可能である。
尚、本発明は上記した実施例に限定されろへき乙のでは
なく、当業背には種々の変形が考えられる。この様な変
形は、本発明の趣旨から逸脱しない限り、本発明の範囲
に含まれている乙のき解すべき乙のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の環状ギャップ型ボールミルの縦断面図
であり、第2図は本発明による環状ギャップ型ボールミ
ルの他の実施例の縦断面図であり、粉砕ギャップは可変
であると共に最大直径部に環状室は形成されていない。 12.12a−粉砕容器、■3、I3a ・ ロータ、
15 ・・・蓋、2o、2Qa・・・粉砕ギャップ、2
1.21a  ・・供給口、23 ・・排出ギャップ、
24 ・ 環状室、31 ・・・排出口。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)特に硬い鉱物材料を連続的に粉砕するための環状
    ギャップ型ボールミルであって、 密閉された粉砕容器と、該粉砕容器内に内蔵されたロー
    タから構成され、 該粉砕容器の内面と該ロータの外面間に粉砕ペレットを
    収容する粉砕ギャップが形成され、該ロータの上部及び
    下部は反対方向にテーパ状に形成されており、 粉砕容器は回転自在に支持されていると共に回転駆動装
    置に連結されていることを特徴とする環状ギャップ型ボ
    ールミル。
  2. (2)特許請求の範囲第(1)項に記載の環状ギャップ
    型ボールミルにおいて、該ロータ及び該粉砕容器は反対
    方向に回転駆動されることを特徴とする環状ギャップ型
    ボールミル。
  3. (3)特許請求の範囲第(1)項、又は、第(2)項に
    記載の環状ギャップ型ボールミルにおいて、該ロータ又
    は該粉砕容器は粉砕ギャップの幅を変えるべく、移動し
    うるよう支持されていることを特徴とする環状ギャップ
    型ボールミル。
  4. (4)特許請求の範囲第(3)項に記載の環状ギャップ
    型ボールミルにおいて、該移動は、該ロータ及び/又は
    該粉砕容器の回転中に可能であることを特徴とする環状
    ギャップ型ボールミル。
  5. (5)特許請求の範囲第(1)項乃至第(4)項のいず
    れか1項に記載の環状ギャップ型ボールミルにおいて、
    該ロータ及び該粉砕容器の中心軸は、ある角度で互いに
    傾斜していることを特徴とする環状ギャップ型ボールミ
    ル。
  6. (6)特許請求の範囲第(1)項乃至第(5)項のいず
    れか1項に記載の環状ギャップ型ボールミルにおいて、
    該ロータ及び/又は該粉砕容器の中心軸は、垂直軸に対
    して傾斜していることを特徴とする環状ギャップ型ボー
    ルミル。
  7. (7)特許請求の範囲第(1)項乃至第(6)項のいず
    れか1項に記載の環状ギャップ型ボールミルにおいて、
    自動切り換え機構を備え、該機構により該ロータ及び/
    又は該粉砕容器の回転方向を変更し、該粉砕容器に対す
    る該ロータの移動を可能とすると共にこの動作を繰り返
    すことを特徴とする環状ギャップ型ボールミル。
  8. (8)特許請求の範囲第(7)項に記載の環状ギャップ
    型ボールミルにおいて、自動切り換え機構により、該粉
    砕容器及び該ロータは、当初同一方向に回転駆動され、
    最大スピードに達した時、該ロータ又は該粉砕容器は互
    いに移動して1mm幅の粉砕ギャップを片側に形成し、
    同時に、該粉砕容器又は該ロータは反対方向に動作する
    ように切り換えられ、続いて、該粉砕容器又は該ロータ
    は元の位置に戻って同一方向に回転し、この動作を繰り
    返すことを特徴とする環状ギャップ型ボールミル。
  9. (9)特許請求の範囲第(8)項に記載の環状ギャップ
    型ボールミルにおいて、該ロータ又は該粉砕容器は粉砕
    ギャップの下部域に開口した中央流路を備えており、該
    流路は、粉砕材料の入り口部に連結されている中空の駆
    動軸に同軸的に設けられていることを特徴とする環状ギ
    ャップ型ボールミル。
  10. (10)特許請求の範囲第(1)項、及び、第(3)項
    乃至第(9)項のいずれか1項に記載の環状ギャップ型
    ボールミルにおいて、該ロータ及び該粉砕容器は同一方
    向に駆動されることを特徴とする環状ギャップ型ボール
    ミル。
JP61221765A 1985-08-27 1986-09-18 環状ギヤツプ型ボ−ルミル Pending JPS6287257A (ja)

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