JPS628439Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS628439Y2 JPS628439Y2 JP1980051483U JP5148380U JPS628439Y2 JP S628439 Y2 JPS628439 Y2 JP S628439Y2 JP 1980051483 U JP1980051483 U JP 1980051483U JP 5148380 U JP5148380 U JP 5148380U JP S628439 Y2 JPS628439 Y2 JP S628439Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anchor
- return spring
- locking
- shoe
- wheel cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 22
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両用ドラムブレーキに関するもので
ある。
ある。
バツクプレートに設けたホイールシリンダとア
ンカーとに一対のブレーキシユーの夫々のウエブ
端部を当接してホイールシリンダによつて両シユ
ーを拡開し、ライニングを車輪と一体回転してい
るブレーキドラムに摺接せしめることにより制動
を行うドラムブレーキにおいては、ブレーキシユ
ーに対するホイールシリンダの作動力が解除され
たときは、リターンスプリングによつて拡開して
いるブレーキシユーを復帰させてライニングをブ
レーキドラムから引き離している。
ンカーとに一対のブレーキシユーの夫々のウエブ
端部を当接してホイールシリンダによつて両シユ
ーを拡開し、ライニングを車輪と一体回転してい
るブレーキドラムに摺接せしめることにより制動
を行うドラムブレーキにおいては、ブレーキシユ
ーに対するホイールシリンダの作動力が解除され
たときは、リターンスプリングによつて拡開して
いるブレーキシユーを復帰させてライニングをブ
レーキドラムから引き離している。
このリターンスプリングは安価でかつセツト荷
重が設定しやすいため、一般にはコイルスプリン
グが用いられているが、小型のドラムブレーキに
おいては、オートアジヤスター装置やパーキング
装置等のセツテイングの関係からコイルスプリン
グを縮設するスペースがないため、比較的高価で
セツト荷重の設定のむずかしい略Ｕ字型のリター
ンスプリングが用いられている。
重が設定しやすいため、一般にはコイルスプリン
グが用いられているが、小型のドラムブレーキに
おいては、オートアジヤスター装置やパーキング
装置等のセツテイングの関係からコイルスプリン
グを縮設するスペースがないため、比較的高価で
セツト荷重の設定のむずかしい略Ｕ字型のリター
ンスプリングが用いられている。
しかし、略Ｕ字型のリターンスプリングは両先
端を一対のブレーキシユーのウエブに夫々係止し
ているだけであるため、振動等によつてばたつい
て異音を発生するとともにブレーキドラムに摺接
して摩耗し、弾発力が低下する等の欠点があつ
た。
端を一対のブレーキシユーのウエブに夫々係止し
ているだけであるため、振動等によつてばたつい
て異音を発生するとともにブレーキドラムに摺接
して摩耗し、弾発力が低下する等の欠点があつ
た。
そこで、本考案は上記の点に鑑み、アンカー側
に開口したリーデイングシユー側の係止爪とホイ
ールシリンダ側に開口したトレーリングシユー側
の係止爪を一体形成したリターンスプリング保持
板をアンカーに固設するとともに、前記両係止爪
をアンカーに設けたパーキングケーブルガイドの
両側上方位置に配置されるようにバツクプレート
の中心方向に偏位させ、かつこの両係止爪にリタ
ーンスプリングの略中央部を係止するようにし、
略Ｕ字型のリターンスプリングのばたつきを防止
するとともに両係止部の開口部を相反する方向に
設け、ライニングが摩耗限界に達する迄リターン
スプリングを確実に係止することができるドラム
ブレーキを提供するにある。
に開口したリーデイングシユー側の係止爪とホイ
ールシリンダ側に開口したトレーリングシユー側
の係止爪を一体形成したリターンスプリング保持
板をアンカーに固設するとともに、前記両係止爪
をアンカーに設けたパーキングケーブルガイドの
両側上方位置に配置されるようにバツクプレート
の中心方向に偏位させ、かつこの両係止爪にリタ
ーンスプリングの略中央部を係止するようにし、
略Ｕ字型のリターンスプリングのばたつきを防止
するとともに両係止部の開口部を相反する方向に
設け、ライニングが摩耗限界に達する迄リターン
スプリングを確実に係止することができるドラム
ブレーキを提供するにある。
以下本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。
る。
先ず第１図乃至第４図の一実施例について説明
すると、１はバツクプレートで、第１図及び第２
図において上方位置にホイールシリンダ２が、下
方位置にアンカーブロツク３、アンカーブラケツ
ト４から成るアンカー５が夫々固定されている。
６はリーデイングシユー、７はトレーリングシユ
ーで、第１図において左側にリーデイングシユー
６が、右側にトレーリングシユー７が夫々配置さ
れ、バツクプレート１に植設したシユーホールド
ピン８，９に夫々のシユー６，７のウエブ６ａ，
７ａをシユーホールドスプリング１０，１１を介
して弾持し、両シユー６，７を摺動可能に設け、
ウエブ６ａ，７ａの一端６ｂ，７ｂをホイールシ
リンダ２のピストン１２，１３を夫々当接し、他
端６ｃ，７ｃをアンカーブロツク３の左右端に
夫々当接し、アンカーブラケツト４の左右両翼４
ａ，４ｂによつて他端６ｃ，７ｃの浮上りを防止
し、ホイールシリンダ２を作動させることにより
両シユー６，７を拡開して夫々のシユー６，７に
固着したライニング１４，１５をブレーキドラム
（図示せず）に摺接させる。１６はアンカースプ
リングである。
すると、１はバツクプレートで、第１図及び第２
図において上方位置にホイールシリンダ２が、下
方位置にアンカーブロツク３、アンカーブラケツ
ト４から成るアンカー５が夫々固定されている。
６はリーデイングシユー、７はトレーリングシユ
ーで、第１図において左側にリーデイングシユー
６が、右側にトレーリングシユー７が夫々配置さ
れ、バツクプレート１に植設したシユーホールド
ピン８，９に夫々のシユー６，７のウエブ６ａ，
７ａをシユーホールドスプリング１０，１１を介
して弾持し、両シユー６，７を摺動可能に設け、
ウエブ６ａ，７ａの一端６ｂ，７ｂをホイールシ
リンダ２のピストン１２，１３を夫々当接し、他
端６ｃ，７ｃをアンカーブロツク３の左右端に
夫々当接し、アンカーブラケツト４の左右両翼４
ａ，４ｂによつて他端６ｃ，７ｃの浮上りを防止
し、ホイールシリンダ２を作動させることにより
両シユー６，７を拡開して夫々のシユー６，７に
固着したライニング１４，１５をブレーキドラム
（図示せず）に摺接させる。１６はアンカースプ
リングである。
１７は両端をリーデイングシユー６とトレーリ
ングシユー７のウエブ６ａ，７ａに夫々当接した
ストラツト、１８はストラツト１７に設けたアジ
ヤストギア、１９は先端をアジヤストギア１８に
係合して該ギヤ１８を回転させて制動間隙をアジ
ヤストするアジヤストレバーであ、リーデイング
シユー６のウエブ６ａに回動自在に設けられ、一
端をウエブ６ａに係止したアジヤストレバースプ
リング２０の他端を係止している。
ングシユー７のウエブ６ａ，７ａに夫々当接した
ストラツト、１８はストラツト１７に設けたアジ
ヤストギア、１９は先端をアジヤストギア１８に
係合して該ギヤ１８を回転させて制動間隙をアジ
ヤストするアジヤストレバーであ、リーデイング
シユー６のウエブ６ａに回動自在に設けられ、一
端をウエブ６ａに係止したアジヤストレバースプ
リング２０の他端を係止している。
２１は一端をトレーリングシユー７のウエブ７
ａに回動自在に設けたパーキングレバーで、他端
に設けたパーキングケーブル２２を引張ることに
よつてストラツト１７を押動して、両シユー６，
７を拡開してハンドブレーキをかける。４ｃはア
ンカーブラケツト４の上部を形成したパーキング
ケーブルガイドで、パーキングレバー２１を復帰
するためのコイルスプリング２３を保持し、該コ
イルスプリング２３内に挿通されているパーキン
グケーブル２２を案内している。
ａに回動自在に設けたパーキングレバーで、他端
に設けたパーキングケーブル２２を引張ることに
よつてストラツト１７を押動して、両シユー６，
７を拡開してハンドブレーキをかける。４ｃはア
ンカーブラケツト４の上部を形成したパーキング
ケーブルガイドで、パーキングレバー２１を復帰
するためのコイルスプリング２３を保持し、該コ
イルスプリング２３内に挿通されているパーキン
グケーブル２２を案内している。
２４は略Ｕ字型のリターンスプリングで、リー
デイングシユー６及びトレーリングシユー７のウ
エブ６ａ，７ａに夫々形成したリターンスプリン
グ係止孔２５，２６に両端２４ａ，２４ｂを係止
している。
デイングシユー６及びトレーリングシユー７のウ
エブ６ａ，７ａに夫々形成したリターンスプリン
グ係止孔２５，２６に両端２４ａ，２４ｂを係止
している。
このリターンスプリング２４の両端２４ａ，２
４ｂは第３図、第４図に示すように先端を押し潰
して一文字状の係止部２４ｃ，２４ｄを形成し、
一方係止孔２５，２６を第１図に示す如し、係止
部２４ｃ，２４ｄの長さより大きい長孔部２５
ａ，２６ａとリターンスプリング２４の径と略同
一の係止孔部２５ｂ，２６ｂを形成し、該係止孔
２５，２６に該スプリング２４を確実に係止して
いる。
４ｂは第３図、第４図に示すように先端を押し潰
して一文字状の係止部２４ｃ，２４ｄを形成し、
一方係止孔２５，２６を第１図に示す如し、係止
部２４ｃ，２４ｄの長さより大きい長孔部２５
ａ，２６ａとリターンスプリング２４の径と略同
一の係止孔部２５ｂ，２６ｂを形成し、該係止孔
２５，２６に該スプリング２４を確実に係止して
いる。
２７はリーデイングシユー６側及びトレーリン
グシユー７側に係止爪２８，２９を夫々一体に形
成したリターンスプリング保持板で、アンカー５
とともにバツクプレート１に該保持板２７を固着
した際に係止爪２８，２９が両シユー６，７のウ
エブ６ａ，７ａの端部６ｃ，７ｃの略中央部上方
位置よりも内側縁６ｄ，７ｄ側上方位置に配置さ
れるように設けられており、かつこの係止爪２
８，２９のうち、リーデイングシユー６側の係止
爪２８はアンカー５側、即ち第１図において下方
が開口するように略Ｕ字状に屈曲形成され、一方
トレーリングシユー７側の係止爪２９はホイール
シリンダ２側、即ち第１図において上方が開口す
るように略Ｕ字状に屈曲形成されている。３０は
リターンスプリング保持板２７の下部に形成した
アンカースプリング１６の押え片である。３１は
リターンスプリング保持板２７をバツクプレート
１に固定するためのリベツトで、該保持板２７を
最上部にし、その下にアンカーブラケツト４、ア
ンカーブロツク３の順にバツクプレート１に三者
が一緒に固定され、リーデイングシユー６及びト
レーリングシユー７のウエブに形成した係止孔２
５，２６に先端２４ａ，２４ｂを係止された略Ｕ
字型のリターンスプリング２４の略中央部付近を
係止爪２８，２９に係止し、両係止爪２８，２９
間に位置するリターンスプリング２４の中央部２
４ｅをリベツト３１よりもバツクプレート１の中
心寄りに配置させる。
グシユー７側に係止爪２８，２９を夫々一体に形
成したリターンスプリング保持板で、アンカー５
とともにバツクプレート１に該保持板２７を固着
した際に係止爪２８，２９が両シユー６，７のウ
エブ６ａ，７ａの端部６ｃ，７ｃの略中央部上方
位置よりも内側縁６ｄ，７ｄ側上方位置に配置さ
れるように設けられており、かつこの係止爪２
８，２９のうち、リーデイングシユー６側の係止
爪２８はアンカー５側、即ち第１図において下方
が開口するように略Ｕ字状に屈曲形成され、一方
トレーリングシユー７側の係止爪２９はホイール
シリンダ２側、即ち第１図において上方が開口す
るように略Ｕ字状に屈曲形成されている。３０は
リターンスプリング保持板２７の下部に形成した
アンカースプリング１６の押え片である。３１は
リターンスプリング保持板２７をバツクプレート
１に固定するためのリベツトで、該保持板２７を
最上部にし、その下にアンカーブラケツト４、ア
ンカーブロツク３の順にバツクプレート１に三者
が一緒に固定され、リーデイングシユー６及びト
レーリングシユー７のウエブに形成した係止孔２
５，２６に先端２４ａ，２４ｂを係止された略Ｕ
字型のリターンスプリング２４の略中央部付近を
係止爪２８，２９に係止し、両係止爪２８，２９
間に位置するリターンスプリング２４の中央部２
４ｅをリベツト３１よりもバツクプレート１の中
心寄りに配置させる。
従つてリターンスプリング２４の両端をブレー
キシユー６，７のウエブ６ａ，７ａに取付ける際
にその略中央部を係止爪２８，２９に係止するか
ら、略Ｕ字型のリターンスプリング２４のばたつ
きを防ぐことができる。
キシユー６，７のウエブ６ａ，７ａに取付ける際
にその略中央部を係止爪２８，２９に係止するか
ら、略Ｕ字型のリターンスプリング２４のばたつ
きを防ぐことができる。
又、リーデイングシユー６のライニング１４の
ブレーキドラムに対する最大面圧部Ａはアンカー
５の傍であり、トレーリングシユー７のライニン
グ１５の最大面圧部Ｂはホイールシリンダ２の傍
であるから、制動作用をつづけると両ライニング
１４，１５はＡ，Ｂ部が最も摩耗する。但しいわ
ゆるクサビ現象によりリーデイングシユー６のラ
イニング１４の方がトレーリングシユー７のライ
ニング１５より摩耗量は大である。
ブレーキドラムに対する最大面圧部Ａはアンカー
５の傍であり、トレーリングシユー７のライニン
グ１５の最大面圧部Ｂはホイールシリンダ２の傍
であるから、制動作用をつづけると両ライニング
１４，１５はＡ，Ｂ部が最も摩耗する。但しいわ
ゆるクサビ現象によりリーデイングシユー６のラ
イニング１４の方がトレーリングシユー７のライ
ニング１５より摩耗量は大である。
したがつて、ライニング１４，１５の摩耗に併
い最大面圧部Ａ，Ｂの部分が他の部分より進むた
め、リーデイングシユー６は第１図において下方
（矢印イ方向）に、トレーリングシユー７は上方
（矢印ロ方向）に移動する。このため摩耗限界時
にはリターンスプリングはリーデイングシユー６
側では第２図に示す如く組付時に比べ鎖線で示す
位置迄下方にl1移動し、一方トレーリングシユー
７側では反対に上方に移動するが、係止爪２８は
アンカー５側に、係止爪２９はホイールシリンダ
２側に夫々開口しているから、ライニング１４，
１５の摩耗限界迄リターンスプリング２４は係止
爪２８，２９に確実に保持することができる。
い最大面圧部Ａ，Ｂの部分が他の部分より進むた
め、リーデイングシユー６は第１図において下方
（矢印イ方向）に、トレーリングシユー７は上方
（矢印ロ方向）に移動する。このため摩耗限界時
にはリターンスプリングはリーデイングシユー６
側では第２図に示す如く組付時に比べ鎖線で示す
位置迄下方にl1移動し、一方トレーリングシユー
７側では反対に上方に移動するが、係止爪２８は
アンカー５側に、係止爪２９はホイールシリンダ
２側に夫々開口しているから、ライニング１４，
１５の摩耗限界迄リターンスプリング２４は係止
爪２８，２９に確実に保持することができる。
又、係止爪２８，２９を両シユー７，８の内側
縁６ｄ，７ｄ寄りの上方位置に配置されるように
形成したから、両シユー７，８の組付に際し、両
シユー７，８の端部６ｃ，７ｃが係止爪２８，２
９に邪魔されることが少なくなる。
縁６ｄ，７ｄ寄りの上方位置に配置されるように
形成したから、両シユー７，８の組付に際し、両
シユー７，８の端部６ｃ，７ｃが係止爪２８，２
９に邪魔されることが少なくなる。
尚リターンスプリング保持板２７を薄板にする
と、係止爪２８，２９が弾性を有し、リターンス
プリング２１を弾持することができるので、リタ
ーンスプリングが振動しても係止爪２８，２９と
の間でばたつき音を発生しない。
と、係止爪２８，２９が弾性を有し、リターンス
プリング２１を弾持することができるので、リタ
ーンスプリングが振動しても係止爪２８，２９と
の間でばたつき音を発生しない。
次に第５図、第６図に示す実施例は係止爪２
８，２９をシユーウエブ６ｃ，７ｃ端上部位置よ
りもバツクプレート１の中心に寄せたもので、こ
のように構成すると、パーキングケーブル２２が
係止爪２８，２９の下面とパーキングケーブルガ
イド４ｃとの間に挿通されているから、ドラムブ
レーキを車体に組付けた際にパーキングケーブル
２２を張設した後に該ガイド４ｃに案内されてい
るか否か再確認する必要がなくなる。
８，２９をシユーウエブ６ｃ，７ｃ端上部位置よ
りもバツクプレート１の中心に寄せたもので、こ
のように構成すると、パーキングケーブル２２が
係止爪２８，２９の下面とパーキングケーブルガ
イド４ｃとの間に挿通されているから、ドラムブ
レーキを車体に組付けた際にパーキングケーブル
２２を張設した後に該ガイド４ｃに案内されてい
るか否か再確認する必要がなくなる。
本考案は前記のように、アンカーに設けたりリ
ターンスプリング保持板に形成した一対の係止爪
によつて、略Ｕ字型リターンスプリングの略中央
部付近を係止するので、車体の振動等によるリタ
ーンスプリングのばたつきを阻止し、又一対の係
止爪はリーデイングシユー側においてはアンカー
側が、トレーリングシユー側においてはホイール
シリンダ側を開口して形成されているから、リタ
ーンスプリングはライニングの摩耗につれて係止
爪に当接することがないので係止爪を折損するお
それがなく、さらにアンカーブラケツトと別体に
スプリング保持板を形成したから、係止爪がブレ
ーキシユーの内側縁上方位置に配置されるので、
ブレーキシユーの組付に際して邪魔にならないた
め組付が容易となり、又係止爪をさらにバツクプ
レートの中心方向に寄せてパーキングケーブルガ
イドの両側上方位置に配設すると、係止爪の下面
と該ガイドの両側上縁との間隙が狭くなり、該ガ
イドに挿通されたパーキングケーブルはドラムブ
レーキを車体に組付けた際に脱れることがなく、
該ケーブルの張設後に該ガイドに案内されている
か否かを確認する必要がなくなる等実用上極めて
優れた考案である。
ターンスプリング保持板に形成した一対の係止爪
によつて、略Ｕ字型リターンスプリングの略中央
部付近を係止するので、車体の振動等によるリタ
ーンスプリングのばたつきを阻止し、又一対の係
止爪はリーデイングシユー側においてはアンカー
側が、トレーリングシユー側においてはホイール
シリンダ側を開口して形成されているから、リタ
ーンスプリングはライニングの摩耗につれて係止
爪に当接することがないので係止爪を折損するお
それがなく、さらにアンカーブラケツトと別体に
スプリング保持板を形成したから、係止爪がブレ
ーキシユーの内側縁上方位置に配置されるので、
ブレーキシユーの組付に際して邪魔にならないた
め組付が容易となり、又係止爪をさらにバツクプ
レートの中心方向に寄せてパーキングケーブルガ
イドの両側上方位置に配設すると、係止爪の下面
と該ガイドの両側上縁との間隙が狭くなり、該ガ
イドに挿通されたパーキングケーブルはドラムブ
レーキを車体に組付けた際に脱れることがなく、
該ケーブルの張設後に該ガイドに案内されている
か否かを確認する必要がなくなる等実用上極めて
優れた考案である。
第１図乃至第４図は本考案の一実施例を示すも
ので、第１図は一部を切欠いた正面図、第２図は
第１図−断面図、第３図は略Ｕ字型リターン
スプリングの正面図、第４図はその端部の側面
図、第５図、第６図は本考案の他の実施例を示す
もので第５図は要部を示す正面図、第６図は第５
図の−断面図である。 １はバツクプレート、２はホイールシリンダ、
３はアンカーブロツク、４はアンカーブラケツ
ト、４ｃはパーキングケーブルガイド、５はアン
カー、６はリーデイングシユー、７はトレーリン
グシユー、６ａ，７ａはウエブ、２４は略Ｕ字型
のリターンスプリング、２７はリターンスプリン
グ保持板、２８，２９は係止爪である。
ので、第１図は一部を切欠いた正面図、第２図は
第１図−断面図、第３図は略Ｕ字型リターン
スプリングの正面図、第４図はその端部の側面
図、第５図、第６図は本考案の他の実施例を示す
もので第５図は要部を示す正面図、第６図は第５
図の−断面図である。 １はバツクプレート、２はホイールシリンダ、
３はアンカーブロツク、４はアンカーブラケツ
ト、４ｃはパーキングケーブルガイド、５はアン
カー、６はリーデイングシユー、７はトレーリン
グシユー、６ａ，７ａはウエブ、２４は略Ｕ字型
のリターンスプリング、２７はリターンスプリン
グ保持板、２８，２９は係止爪である。
Claims (1)
- バツクプレートに設けたホイールシリンダとア
ンカーとにリーデイングシユーとトレーリングシ
ユーの夫々のウエブ端部を当接してホイールシリ
ンダにより両シユーを拡開可能に支持するととも
に略Ｕ字型のリターンスプリングの両端を両シユ
ーのウエブに係止して該スプリングを縮設したド
ラムブレーキにおいて、アンカー側に開口したリ
ーデイングシユー側の係止爪とホイールシリンダ
側に開口したトレーリングシユー側の係止爪とを
一体に形成したリターンスプリング保持板をアン
カーに固設するとともに、前記両係止爪をアンカ
ーに設けたパーキングケーブルガイドの両側上方
位置に配置されるようにバツクプレートの中心方
向に寄せ、かつこの両係止爪に前記リターンスプ
リングの略中央部を係止したことを特徴とする車
両用ドラムブレーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980051483U JPS628439Y2 (ja) | 1980-04-15 | 1980-04-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980051483U JPS628439Y2 (ja) | 1980-04-15 | 1980-04-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56153630U JPS56153630U (ja) | 1981-11-17 |
| JPS628439Y2 true JPS628439Y2 (ja) | 1987-02-27 |
Family
ID=29646394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980051483U Expired JPS628439Y2 (ja) | 1980-04-15 | 1980-04-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS628439Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4540836B2 (ja) * | 2000-12-08 | 2010-09-08 | 豊生ブレーキ工業株式会社 | ドラムブレーキ |
| JP4492492B2 (ja) * | 2005-08-29 | 2010-06-30 | 株式会社アドヴィックス | ドラムブレーキ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5538015B2 (ja) * | 1975-07-19 | 1980-10-01 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5830986Y2 (ja) * | 1978-09-05 | 1983-07-08 | トヨタ自動車株式会社 | 内部拡張式ドラムブレ−キのためのリタ−ンスプリング |
-
1980
- 1980-04-15 JP JP1980051483U patent/JPS628439Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5538015B2 (ja) * | 1975-07-19 | 1980-10-01 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56153630U (ja) | 1981-11-17 |
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