JPS6283874A - ワカメ飲料 - Google Patents
ワカメ飲料Info
- Publication number
- JPS6283874A JPS6283874A JP60223192A JP22319285A JPS6283874A JP S6283874 A JPS6283874 A JP S6283874A JP 60223192 A JP60223192 A JP 60223192A JP 22319285 A JP22319285 A JP 22319285A JP S6283874 A JPS6283874 A JP S6283874A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wakame
- drink
- water
- taste
- seaweed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明はワカメを加工利用する飲料に関する。
〈従来の技術〉
ワカメ等の海藻はカルシクム、カリウム、ナトリウム、
ヨード等の無機物及びビタミンA%B。
ヨード等の無機物及びビタミンA%B。
等のビタミン類を含有するので栄養、健康上すぐ ′れ
た食品である。
た食品である。
従来、ワカメは生のものはそのままさしみのつまみや三
杯酢として、乾燥品は水でもどして酢みそ和え、汁の実
等に用いられている。また最近の健康食品ブームによシ
、ワカメ等の海藻を原料とする健康飲料も作られている
(特開昭57−68765 )。しかしながら、ワカメ
や他の海藻を原料として製造した飲料は味、風味に劣シ
、しかも粘度が不足という欠点がある。
杯酢として、乾燥品は水でもどして酢みそ和え、汁の実
等に用いられている。また最近の健康食品ブームによシ
、ワカメ等の海藻を原料とする健康飲料も作られている
(特開昭57−68765 )。しかしながら、ワカメ
や他の海藻を原料として製造した飲料は味、風味に劣シ
、しかも粘度が不足という欠点がある。
〈発明の目的〉
従来の海藻飲料にない味、風味良好で、しかも適度な粘
度を有すとワカメ飲料を得ることを目的とする。
度を有すとワカメ飲料を得ることを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
本発明者は前記問題点を解決する為に鋭意研究を重ねた
結果、ワカメの元茎を主原料として用いることによシ本
発明を完成した。
結果、ワカメの元茎を主原料として用いることによシ本
発明を完成した。
本飲料は他の海藻、ワカメの他の部位、ワカメ全体を原
料として製造する従来の海藻飲料よシは明らかに味、風
味にすぐれ、適度な粘度を有している。
料として製造する従来の海藻飲料よシは明らかに味、風
味にすぐれ、適度な粘度を有している。
以下に本発明の詳細な説明する。
主原料としてワカメの元茎を用いる。元茎は採取した生
のもの、乾燥品、冷凍品、チルド品、塩蔵品等のいずれ
を用いても良い。原料としては元茎単独で用いることが
好ましいが、元茎以外の他の部位(芽株、中芯、葉)及
び/又は他の海藻(こんぶ類、ひじき類、海苔)を組み
合せて用いてもよい。原料を細断及び/又は捕がいして
イースト乃至は液状物とするが、細断、捕かいの条件、
方法等については常法に従えばよく、特に制限はない。
のもの、乾燥品、冷凍品、チルド品、塩蔵品等のいずれ
を用いても良い。原料としては元茎単独で用いることが
好ましいが、元茎以外の他の部位(芽株、中芯、葉)及
び/又は他の海藻(こんぶ類、ひじき類、海苔)を組み
合せて用いてもよい。原料を細断及び/又は捕がいして
イースト乃至は液状物とするが、細断、捕かいの条件、
方法等については常法に従えばよく、特に制限はない。
具体的には、原料をそのまま又は以後の操作上の都合に
よシ、原料を荒く裁断(直径2〜3cWL)、必要に応
じて原料を水または温水に浸漬する。浸漬は、50℃〜
60℃の水又は温水中で5〜10分間行えば十分である
。この後、原料を細断または摺かいする。
よシ、原料を荒く裁断(直径2〜3cWL)、必要に応
じて原料を水または温水に浸漬する。浸漬は、50℃〜
60℃の水又は温水中で5〜10分間行えば十分である
。この後、原料を細断または摺かいする。
この細断乃至は捕かい物に適当量の水を加えるか、又は
元の浸漬水にもどすことによシ、適度な粘性を有する水
溶液が得られる。加水量は目的とする飲料の粘度及び併
用する他の成分の種類、添加量等に応じて異なるが、一
般に原料ワカメの固形物[7,に対し4〜10倍程度で
よい。また、濃縮タイプの飲料の場合には、加水量が上
記よシも少量でよいことはいうまでもない。また、加水
は水そのものでも、野菜ジュース、果実ジー−ス等であ
ってもよい。
元の浸漬水にもどすことによシ、適度な粘性を有する水
溶液が得られる。加水量は目的とする飲料の粘度及び併
用する他の成分の種類、添加量等に応じて異なるが、一
般に原料ワカメの固形物[7,に対し4〜10倍程度で
よい。また、濃縮タイプの飲料の場合には、加水量が上
記よシも少量でよいことはいうまでもない。また、加水
は水そのものでも、野菜ジュース、果実ジー−ス等であ
ってもよい。
この溶液をそのまま一定の間、好ましくは2〜5時間、
放置するか、又は適当な時間煮熟することによシ、目的
とする味、風味のすぐれたしかも適度な粘度を有する飲
料を得ることができる。
放置するか、又は適当な時間煮熟することによシ、目的
とする味、風味のすぐれたしかも適度な粘度を有する飲
料を得ることができる。
この工程の後、濾過等の操作を用いることによシ、不溶
性の残渣を除去してもよいし、或いはそのまま不溶性残
渣を混入させた飲料として提供することも可能である。
性の残渣を除去してもよいし、或いはそのまま不溶性残
渣を混入させた飲料として提供することも可能である。
この溶液に必要に応じてグルタミン酸ナトリクア
ム、イノシン酸ナトリワム、グチニル酸ナトリウム、食
酢、乳酸、甘味料等の呈味調味料、香料、香辛料その他
の天然又は合成の副原料を適宜添加する。尚、これらの
副原料の添加の時期、方法等についての制限はないが、
原料の細断乃至は摺かい後の添加が好ましい。また、甘
味料の全部または一部としてアスパルテームを本飲料に
添加すると、ワカメ特有の生臭みが緩和され、よυ飲み
易い味、風味のワカメ飲料が得られる。この場合、アス
パルテームの添加量は甘味料として単独使用で飲用濃度
0.02〜0.06 f/dl程度が好ましい。
酢、乳酸、甘味料等の呈味調味料、香料、香辛料その他
の天然又は合成の副原料を適宜添加する。尚、これらの
副原料の添加の時期、方法等についての制限はないが、
原料の細断乃至は摺かい後の添加が好ましい。また、甘
味料の全部または一部としてアスパルテームを本飲料に
添加すると、ワカメ特有の生臭みが緩和され、よυ飲み
易い味、風味のワカメ飲料が得られる。この場合、アス
パルテームの添加量は甘味料として単独使用で飲用濃度
0.02〜0.06 f/dl程度が好ましい。
更に、副原料の一部として、ワイン、日本酒、味眺焼酎
、リキユール、ブランデー等のアルコール類を用いるこ
とによシ、風味、保存性が向上する。また、本調製飲料
を乾燥、粉末化しても用いることができる。
、リキユール、ブランデー等のアルコール類を用いるこ
とによシ、風味、保存性が向上する。また、本調製飲料
を乾燥、粉末化しても用いることができる。
〈発明の効果〉
本発明に係る飲料は、ワカメの元茎を主原料とする従来
にない全く新しい自然の味を生かした海藻飲料であり、
原料としてワカメの元茎を用いることによシ、従来にな
い味、風味に優れ、かつ適度な粘度を有する海藻飲料が
得られる。
にない全く新しい自然の味を生かした海藻飲料であり、
原料としてワカメの元茎を用いることによシ、従来にな
い味、風味に優れ、かつ適度な粘度を有する海藻飲料が
得られる。
本飲料は原料に由来するカリウム、ナトリウム、カルシ
ワム等の無機物及びビタミンA 、 C等のビタミン類
を豊富に含有する健康飲料で有るとともに、製造工程中
に加熱処理を行うことによシ、保存安定性の高い飲料と
して提供可能である。
ワム等の無機物及びビタミンA 、 C等のビタミン類
を豊富に含有する健康飲料で有るとともに、製造工程中
に加熱処理を行うことによシ、保存安定性の高い飲料と
して提供可能である。
、〈実施例1〉
乾燥ワカメの元茎1oooyを原料とし、これを温水に
20分間浸漬した。その後、ミキサーで細断した。この
細断物に51の水を添加し、加熱煮熟した。10分後に
加熱をやめしばらく放置、冷却した。そして、この溶液
を口布を用いて口過を行い、残渣を除去した。
20分間浸漬した。その後、ミキサーで細断した。この
細断物に51の水を添加し、加熱煮熟した。10分後に
加熱をやめしばらく放置、冷却した。そして、この溶液
を口布を用いて口過を行い、残渣を除去した。
この溶液に、グルタミン酸ナトリウム50?、イノシン
酸ナトリウム5)、アルコール度25度の焼酎50m、
酸度4.2%の食酢130mA’、50チ乳酸15dを
添加、攪拌してワカメ元茎飲料を調製した。このワカメ
元茎飲料と比較する為にワカメの葉、中芯、芽株、わか
め全体(wholsと略する)をそれぞれ原料として上
記方法と同じ方法で各ワカメ飲料を調製した。
酸ナトリウム5)、アルコール度25度の焼酎50m、
酸度4.2%の食酢130mA’、50チ乳酸15dを
添加、攪拌してワカメ元茎飲料を調製した。このワカメ
元茎飲料と比較する為にワカメの葉、中芯、芽株、わか
め全体(wholsと略する)をそれぞれ原料として上
記方法と同じ方法で各ワカメ飲料を調製した。
訓練された10名の官能評価/母ネルによシ、上記ワカ
メ飲料の官能評価を行った。結果を表1に示す。
メ飲料の官能評価を行った。結果を表1に示す。
表1 官能検査結果
(注)1)O・・・味、風味良好 2)○・・・粘度が
適度Δ・・・味、風味普通 Δ・・・粘度がやや欠
ける×・・・味、風味不良 ×・・・粘度不足この結
果よシ明らかなように、ワカメ元茎よシ調製した飲料は
味、風味とも良好であシ、しかも適度な粘度を有してい
た。
適度Δ・・・味、風味普通 Δ・・・粘度がやや欠
ける×・・・味、風味不良 ×・・・粘度不足この結
果よシ明らかなように、ワカメ元茎よシ調製した飲料は
味、風味とも良好であシ、しかも適度な粘度を有してい
た。
〈実施例2〉
原料として■生ワカメの元茎500j’十生コンブ50
0?、■生ワカメの葉5oop+生コンブ500?、■
生ワカメの中芯500iP+生コンツ500?をこれら
捕かい後、水51を添加し、実施例1と同様の操作によ
シ3種類の海藻飲料を製造した。これら飲料を訓練され
た10名の官能評価・臂ネルによシ官能評価を行った。
0?、■生ワカメの葉5oop+生コンブ500?、■
生ワカメの中芯500iP+生コンツ500?をこれら
捕かい後、水51を添加し、実施例1と同様の操作によ
シ3種類の海藻飲料を製造した。これら飲料を訓練され
た10名の官能評価・臂ネルによシ官能評価を行った。
表2 官能評価結果
(注)
1)Q・・・味、風味良好 2) O・・・粘度が適度
Δ・・・味、風味適度 Δ・・・粘度がやや欠け
る×・・・味、風味不良 ×・・・粘度が不足表2
に示す結果よシ、明らかにワカメの元茎を原料として含
むものは味、風味ともに良好で、適度な粘度を有する飲
料であった。
Δ・・・味、風味適度 Δ・・・粘度がやや欠け
る×・・・味、風味不良 ×・・・粘度が不足表2
に示す結果よシ、明らかにワカメの元茎を原料として含
むものは味、風味ともに良好で、適度な粘度を有する飲
料であった。
〈実施例3〉
実施例1と同一の方法で得られた本発明のワカメ元茎を
原料とする飲料に対し、表3の配合で、アスパルテーム
(味の累C株>H−4ルスイート1/60)又は砂糖を
添加溶解した。
原料とする飲料に対し、表3の配合で、アスパルテーム
(味の累C株>H−4ルスイート1/60)又は砂糖を
添加溶解した。
得られた2種類のサンプルについてよく訓練された味覚
ノ4ネル10名によシ味、風味に関する官能評価を実施
した。結果は表3に示すとおシ、アスパルテームを配合
したサンプルが砂糖配合品に比べ、味、風味においてよ
シ高い嗜好性を有している。
ノ4ネル10名によシ味、風味に関する官能評価を実施
した。結果は表3に示すとおシ、アスパルテームを配合
したサンプルが砂糖配合品に比べ、味、風味においてよ
シ高い嗜好性を有している。
表 3
評点:味、風味については5点満点、総合については1
00点満として評点した平均値。
00点満として評点した平均値。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ワカメの元茎の細断乃至は擂かい物を用いることを
特徴とするワカメ飲料。 2、ワカメの元茎を細断乃至は擂かいし、これに各種呈
味調味料を添加するワカメ飲料の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60223192A JPS6283874A (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | ワカメ飲料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60223192A JPS6283874A (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | ワカメ飲料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6283874A true JPS6283874A (ja) | 1987-04-17 |
Family
ID=16794241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60223192A Pending JPS6283874A (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | ワカメ飲料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6283874A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7214378B2 (en) * | 2000-09-12 | 2007-05-08 | Japan Pharmaceutical Development Co., Ltd. | Process for producing vinegar marine algae powder |
CN105285577A (zh) * | 2015-09-30 | 2016-02-03 | 威海家晓食品坊有限公司 | 一种新型碱性海带纤维运动饮品的制备方法 |
-
1985
- 1985-10-07 JP JP60223192A patent/JPS6283874A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7214378B2 (en) * | 2000-09-12 | 2007-05-08 | Japan Pharmaceutical Development Co., Ltd. | Process for producing vinegar marine algae powder |
CN105285577A (zh) * | 2015-09-30 | 2016-02-03 | 威海家晓食品坊有限公司 | 一种新型碱性海带纤维运动饮品的制备方法 |
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