JPS6281293A - 複合線材の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、溶接棒、溶接用ワイヤや発熱用ヒータなど
を製造するのに利用される複合線材の製造方法に関する
ものである。

（従来の技術） 従来、被覆アーク溶接、半自動あるいは全自動のＴＩＧ
ｌＭＩＧＮＳ、のアーク溶接に使用される溶接棒や溶接
用ワイヤとしては、例えば、金７．４林の外周に合金を
被覆して製造したものかあるが、この場合、金属棒の外
周に合金を被覆する作業が必要であること、被覆部分の
１６）を久ｔ１に劣ること　などの問題点がある。

また、その他の溶接棒や溶接用ワイヤとして。

所定の成分の合金を溶製したのち、この合金を造塊およ
び線材圧延することにより製造したものもあるが、この
場合、溶接後のＭ着金属組成に対応する化学成分の合金
を溶製する必要があること。

伸線性の悪い合金には通用しがたいこと、などの問題点
がある。

そのため、金属管の内部に金属粉末を充填したのち伸線
し、〆接待にアーク熱により合金化させて所定化学成分
の溶層金属をイ°Ｆるようにした複合線材も開発されて
いる。

（発明か解決しようとする問題点） しかしながら、１−述した複合線材では、金属粉末をｆ
！Ａ造する必要があること、金属粉末の充ＪｋＩが均　
になされないと溶１１金属組成にばらつきをイ゛「いや
すいことなどの問題点かあった。

この発明はに記した問題点に７ｉＩＩしてなされたもの
で、製造コストが低くかつ）ｌＶ１久性に俄れ、溶盾金
属組成を均一なものにすることが可能である複合線材の
製造方法を提供することを目的としている。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） この発明による複合線材の製造方法は、金属帯（この発
明では合金帯を含む。）を管状に成形しつつその内部に
金属棒または金属線（この発明では合金体または合金線
を含む。）を挿入し、管状にした金属４１５；の端部を
接合したのち伸線するようにしたことを特徴としている
。

この発明において使用される金属帯は、長尺のり１２状
をなすものであり、例えば、鉄あるいは鉄合金、銅ある
いは銅合金、ニッケルあるいはニッケル合金、アルミニ
ウムあるいはアルミニウム合金、チタンあるいはチタン
合金、およびその他品種の金属あるいは合金が使用され
る。

このような金属帯を折曲して管状に成形する方法として
は、例えばいわゆるロール曲げ成形法があるか、特にこ
の方法に限定されない。

そして、金属帯を折曲して管状に成形しつつその内部に
１木あるいは複数本の金属棒または金属線を挿入する。

ここで用いる金属棒または金属線としては、棒状または
線状をなす欽あるいは鉄合金、銅あるいは銅合金、ニッ
ケルあるいはニンケル合金、アルミニウムあるはアルミ
ニウム合金、チタンあるはチタン合金、およびその他品
種の金属あるいは合金などが使用される。そして、挿入
する金属棒または金属線が複数本である場合には、同＝
・成分のほか、異なる成分のものを用いることもありう
る。

金属棒または金属線を挿入したあとは、前記折曲して管
状にした金属帯の端部を接合するが、この場合には、ア
ーク溶接、ヒーム溶接、抵抗溶接、高周波溶接などのほ
か、ろう付や接看剤なとも採用されうる。

そして、接合後には適切な減面率および伸線速度了の加
ｒ条件によって伸線を行い、所望直径の複合線材を得る
。

この複合線材は、リールに巻き付けたり、直棒として所
定の長さに切断したりした状態で輸送。

保管および使用に１１′＜され、直棒としたものにあっ
てはその外周に合金粉末やフラックスを被覆した被ｖＱ
溶接杯としても使用されうる。

第１図はこの発明による複合線材の製造方法をに程順に
例示したものであり、第１図（ａ）に示す全屈イ１２１
を第１図（ｂ）に示すようにＵ字形状に折曲しつつ、第
１図（Ｃ）に示すようにＵ字形状の金属ｌｉｄ　ｌの内
部に金属棒（または金属ｍ）　２を挿入し、第１図（ｄ
）に示すように金属帯１を管状にしたのち、第１図（ｅ
）に示すように管状にした金属？ｉ′ｆ１の端部１ａを
接合部３において接合し、その後伸線して７ｊＳ１図（
ｆ）に示すような複合線材４を得る。

（実施例１） 第１図（ａ）に示した金属’ｉ′１１として銅（ＪＩＳ
　　Ｈ２ＢＯ３，りん脱酸銅）からなる厚さ２．０ｍｍ
、幅２５．Ｏｍｍの４１２材を使用し。

この金属・ｉｉ？　１を第１図（ｂ）に示すようにＵ字
形状に折曲しつつ、第１図（Ｃ）に示Ｔ、１：うに、Ｕ
字形状の金属１；２１の内部にニッケルよりなる直径３
．６ｍｍの金属棒２を挿入し、第１図（ｄ）に示すよう
に金属帯１を管状にしたのち、第１図（ｅ）に示すよう
に管状にした金属帯１の端部１ａをＴＩＧ溶接により接
合して接合部３を形成し、その後伸線して第１図（ｆ）
に示す直径１．２ｍｍの複合線材４を製作した。

次いで、この複合線材４を溶加材料として軟鋼板Ｊ−に
ＴＩＧ溶接により肉盛を行ったところ、肉盛金属に割れ
等の欠陥は認められず、溶ｒｊ金１＋ｆＸはＮ　ｉ　：
　２９　、５屯：１ニ一％−残部実質的にＣｕからなる
キュプロニッケル組成であって１例えば１ｆｒｊ水使用
復水器管や海水淡水化プラント伝熱管の肉盛材料、溶接
材才Ｉとして適しているものであった。

（実施例２） 第１図（ａ）に示した金属？ｉｌ’　１として銅（ＪＩ
Ｓ　　Ｈ２ＢＯ３，りん脱酸銅）からなる厚さ２　、５
ｍｍ　、幅２３．６ｍｍの帯材を使用し、この金属帯１
を第１図（ｂ）に示すようにＵ字形状に折曲しつつ、第
１図（Ｃ）に、卜すように、Ｕ字形状の金属帯１の内部
にアルミニウム（Ｊ　Ｉ　５Ｈ４０００、Ａｌ　１００
）よりなる直径５゜Ｏｍｍの金属棒２を挿入し、第１図
（ｄ）に示すように金属、ｊｊＦ　ｌを管状にしたのち
、第１図（ｅ）に示すように管状にした金属帯１の端部
１ａをＴＩＧ溶接により接合して接合部３を形成し、そ
の後伸線して：５１図（ｆ）に示す直径１．２ｍｍの複
合線材４を製作した。

次いで、この複合線材４を用いて軟鋼板上にＭＩＧ溶接
（電流、２２０Ａ、電圧、２０Ｖ、速度；４０ｃｍ／ｍ
１ｎ）により溶接を行ったところ、溶着金属に：別れ笠
の欠陥は認められず、溶着金属組成は第１表に示す均一
・なものであって、銅および銅合金用アーク溶接棒、溶
接ワイヤとして適しているものであった。

（実施例３） 第１図（ａ）に示した金属イ１？１としてニッケル合金
（Ｎｉ−０，７屯１１１％５ｉ−２．２毛槍％Ｍ　ｎ　
）からなる厚さ２．０ｍｍ、幅２５．Ｏｍｍの（ｉ′？
材を使用し、この金属帯１を第１図（ｂ）に示すように
Ｕ字形状に折曲しつつ、第１図（Ｃ）に示すように、Ｕ
字形状の金属；ｔＦ　１の内部に銅（ＪＩＳ　　Ｈ３３
１）Ｑ；りん脱酸銅）よりなる直行４．０ｍｍの金属棒
２を挿入し、第１図（ｄ）に示すように金属り１？１を
管状にしたのち、第１図（ｅ）に示すように管状にした
金属帯１の端部１ａをレーザ溶接（出力；５．Ｏｋｗ、
速度：１．２ｍ／ｍ１ｎ）により接合して接合８′Ｂ３
を形成し、その後伸線して第１図（ｆ）に示す直径１．
６ｍｍの複合線材４を製作した。

次いで、この複合線材４を用いて軟鋼板りにＭＩＧ溶接
（電流、２６０Ａ　、電圧、２８Ｖ、速度；４０ｃｍ／
ｍ１ｎ）により溶接を行ったところ、溶着金属に：’、
ｌｌれ等の欠陥は認められず、溶着金属組成は第２表に
示す均一なものであって、ニッケル合金アーク溶接杯、
溶接ワイヤとして題しているものであった・ ／′ ／′ ／′ ／′ ／′ ［発明の効果コ 以」−説明してきたように、この発明による複合線材の
製造方法では、金属帯を管状に成形しつつその内部に金
属棒または金属線を挿入し、管状にした金属＜ｉ？の端
部を接合したのち伸線するようにしたから、耐久性に優
れた溶接用１発熱体用Ｔの複合線材を低コストで製造す
ることが可能であるという非常に優れた効果がもたらさ
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）〜（ｆ）はこの発明の−・実施態様による
複合線材の製造丁程を示す説明図である。 １・・・金属帯、 ２・・・金属棒（または金属線）。 ３・・・接合部、 ４・・・複合線材。 特許出願人　　　大同特殊鋼株式会社 代理人弁理ト　　小　　塩　　　　間 第１ エエ、エエ１ （ｂ） 一 県− し揉 ト１ ＼； （ｆ） ｃ′−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）金属帯を管状に成形しつつその内部に金属棒また
   は金属線を挿入し、管状にした金属帯の端部を接合した
   のち伸線することを特徴とする複合線材の製造方法。