JPS6281085A - エツチングマスク - Google Patents

エツチングマスク

Info

Publication number
JPS6281085A
JPS6281085A JP22030485A JP22030485A JPS6281085A JP S6281085 A JPS6281085 A JP S6281085A JP 22030485 A JP22030485 A JP 22030485A JP 22030485 A JP22030485 A JP 22030485A JP S6281085 A JPS6281085 A JP S6281085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
mask
etching
active layer
active
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22030485A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Murata
茂 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP22030485A priority Critical patent/JPS6281085A/ja
Publication of JPS6281085A publication Critical patent/JPS6281085A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Weting (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエツチングマスク、特に埋め込み構造半導体レ
ーザの製造用エツチングマスクに関する。
〔従来の技術〕
I nGaAsP/ InP系埋め込み構造半導体レー
ザ(以下BHレーザと記す)は、光通信の主要デバイス
として活発に開発が進められてきた。BHレーザには種
々の構造が報告されているが、中でも北村らによって出
願された(特願昭57−166666号)二重チャンネ
ル埋め込みへテロ構造半導体レーザ(以下DC−PBH
レーデと記す)は、優れた特性を有し、すでに実用化さ
れている。
このpc−pBHレーザは、第4図に示すような手順で
製造されている。まず、第4図(a)に示すように、I
nP基板1上にInPバッファ一層2、InGaAsP
活性層3.1nPクラッド層4を順次成長する。次に第
4図ら)に示すように、レジスト20を塗布し、フォト
リソグラフィーによりストライプパターンを形成する。
そして、第4図(C)に示すように、レジスト20をマ
スクとしてブロム・メタノールで溝部分21をエツチン
グし、発光領域を含むメサ部分22を形成する。最後に
、第4図(cl)に示すように、レジスト20を除去し
た後、電流阻止層23の埋め込み成長を行う。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上述べた工程において、レジスト20をマスクとして
エツチングする場合、次のような問題点があった。すな
わち第4図(C)に示すようにサイドエッチング量が大
きいために、メサ部分22の幅、すなわちレーザの活性
層幅を1μm程度に再現性良く制御することが困難であ
った。同様な問題はSiO□などの誘電体をマスクとし
て用いた場合でも生じ、この場合もマスクの幅と活性層
の幅をほぼ同じにすることは難しく、活性層幅の再現性
に問題があった。
本発明の目的は、活性層幅を再現性良く得ることのでき
るBHレーザの製造用エツチングマスクを提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、InP基板上に、少なくともInGaAsP
活性層およびInPクラッド層を含むダブルヘテロ構造
を形成した後、活性領域をメサ形状にエツチングする際
のエツチングマスクであって、前記活性層よりエネルギ
ーギャップが小さいかまたは等しいInGaAsP層よ
り成ることを特徴としている。
〔作用〕
第1図を用いて、本発明によるエツチングマスクを用い
たBHレーザの製造方法における基本的な過程を順に説
明する。まず、第1図(a)に示すように(001)面
方位InP基板101上にInPバッファ一層102.
InGaAsP活性層103.InPクラッド層104
1本発明に係るInGaΔsPマスク層105を順次成
長する。この時マスク層105のエネルギーギャップE
mは活性層103のエネルギーギャップEaよりも小さ
いかまたは等しいものとし、また活性層103とマスク
層105の層厚はほぼ等しいものとする。次に第1図ら
)に示すように、マスク層105上に通常のフォトリソ
グラフィーによってレジスト120のストライプパター
ンを<110〉方向に形成する。そして、第1図(C)
に示すように、マスク層105を選択エツチングする。
この時エツチング液としてはInGaAsPの選択エツ
チング液としてよく知られているH2SO,系またはフ
ェリシアン化カリウム系を用いる。マスク層105はご
く薄い(0,1〜0.2μm)ため、はとんどサイドエ
ツチングはなくレジスト120 と同じパターンが形成
できる。次に、第1図(d)に示すように、レジスト1
20を除去した後、HCji系(例えばHCβ+2H3
PO4)のエツチングを用いて、InPクラッド層10
4の溝部分121を活性層103まで選択エツチングす
る。HCl系のエツチング液はInGaAsPをマスク
として用いた場合はとんどサイドエッチがなく、かつほ
ぼ垂直にエツチングが行なわれる。したがって図に示す
ように、中央のメサ部分122の幅をマスクのパターン
とほぼ同じにすることができる。次に、第り図(e)に
示すように、溝部分121の活性層103およびマスク
層105を除去する。この際、マスク層105のEmは
活性層層103のEaより小さいかまたは等しいために
、H2SO4系またはフェリシアン化カリウム系のエツ
チング液を用いると、マスク層105の方が活性層10
3より速くエツチングされる。これはそれらのエツチン
グ液のエツチング速度が、エネルギーギャップの小さい
InGaAsPはど大きいためである。例えば3H2S
O4+H2O2+H20のエツチング液を用いた場合、
Em=0.81eV、Ea=0.96eVとすると、エ
ツチング速度は約3倍異なる。したがってエツチング時
間を適当に調節することにより、不必要なマスク層10
5の除去と同時に、活性領域の幅をメサ部分122の幅
と同じにすることができる。もしEm>Eaとすると、
活性層103がマスク層105より速くエツチングされ
てしまい、マスク層105を完全に除去しようとすると
メサ部分122に含まれる活性領域の幅がサイドエッチ
によって狭くなってしまうという問題が生じる。したが
って、Em≦Eaとなるようにマスク層105を選定す
ることが必要となるのである。
以上のメサエッチングの後、通常のDC−PBH構造の
埋め込み成長を行い、素子化する。
〔実施例〕
第2図に、本発明のエツチングマスクを用いて製造した
DC−PBHレーザの断面構造を模式的に示す。基本的
な製造手順は、第1図において説明した製造手順と同じ
であるから、第1図をも参照しながら説明する。
まず、LPE法(液相エピタキシー法)によって(00
1”)面方位n−1nP基板101上に、n−InPバ
ッファ一層102 、InGaAsP (Ea−0,9
6eV)活性層103、p−1nPクラッド層104、
InGaAsP (Em=0.81eV)マスク層10
5を順に成長した後、<110 >方向にフォトレジス
ト120を用いてストライプパターンを形成する。
ストライプは中央のメサ部分122の幅が1.5μm、
両側の溝部分121の幅が5μmである。マスク層10
5を3H2S04+H20□+H20のエツチング液を
用いて、選択エツチングした後、レジスト120を除去
し、溝部分121をHcl+2H3PO4のエツチング
液を用いて、活性層103までエツチングする。
次に3H□S Os 十H202+ H20を用いて溝
部分121の活性層103およびマスク層105をエツ
チングする。
次に、2回目のLPE法によってp−1nP層106゜
n−InP層107.p−Inp層10g、 p−I 
n G aAsP層109の各埋め込み層を順次成長す
る。このようにして製造したDC−PBHレーザは活性
層幅が1.5μm±0.2μmであり、非常に均一性の
良いものが得られた。これは従来のレジストや誘電体の
エツチングマスクを使用した場合の活性層幅のバラツキ
が±0.4μm程度であったことと比べて大きく改善さ
れている。また、80%以上の素子のしきい値は20m
A±2mAの範囲に入っており高い歩留りが得られてい
る。
第3図は、本発明のエツチングマスクを用いて製造した
他のDC−PBHレーザの模式的断面を示す。第2図の
半導体レーザと異なる点は活性層103の下にn−1n
GaAsPガイド層110が存在することである。この
ような構造はストリップ埋め込みへテロ構造として知ら
れており、横モードの安定化などに有効である。なお、
第3図において第2図と同一の要素には同一の番号を付
して示している。
この素子の製造方法も基本的には第1図において説明し
た方法と同じである。第1図(6)に示すように、In
GaAsPマスク層105をマスクとして溝部分121
をエツチングした後、マスク層および溝部分の活性層1
03をエツチングする。この際、ガイド層110のエネ
ルギーギャップは活性層103のエネルギーギャップよ
り大きいため、ガイド層110のエツチング速度はマス
ク層105や活性層103と比べて遅い。そのため第3
図に示したように溝部分121のガイド層110を残す
ことが可能である。この素子においても第2図の半導体
レーザと同様の特性が得られ、さらに30mW以上の高
い出力まで安定な基本横モード発振をすることが確認で
きた。
以上の実施例は二つの溝によってメサを形成するDC−
PBHレーザについて適用した例であるが、他のタイプ
のBHレーザ、例えば中央のメサ部以外の活性層をすべ
て除去したタイプのBHレーザにも同様に適用できるこ
とは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上のように本発明のエツチングマスクによれば、活性
層幅1μm程度のBHレーザを非常に均一性良く製造す
ることができた。また再現性についても、活性層幅がフ
ォトリソグラフィーの精度でほぼ決定される1、5±0
.2μm程度の幅に制御できるため、良好な結果が得ら
れた。さらに、本発明のエツチングマスクは、活性領域
に回折格子を有する分布帰環形半導体レーザなどにも容
易に適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のエツチングマスクを用いたBHレー
ザの基本的な製造過程を示す図、第2図および第3図は
本発明のエツチングマスクを用いて製造したDC−PB
Hレーザのそれぞれ模式的断面図、 第4図は従来のエツチングマスクを用いたDC−PBH
レーザの製造過程を示す図である。 t 、 ioi  ・・・・・・ InP基板2.10
2  ・・・・・・ InPバッファ層3 、103 
−  I n G a A s P活性層4.104 
 ・・・・・・ InPクラッド層105  ・・・・
・・・・・・・・ InGaAsPマスク層106〜1
09・・・・・・ 埋め込み層20 、120・・・・
・・ レジスト21 、121・・・・・・ 溝部分 22 、122・・・・・・ メサ部分代理人 弁理士
  岩 佐 義 幸 (a) (b)        (d) (C)           (e) 121 ラ糞吉p JnX 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)InP基板上に、少なくともInGaAsP活性
    層およびInPクラッド層を含むダブルヘテロ構造を形
    成した後、活性領域をメサ形状にエッチングする際のエ
    ッチングマスクであって、前記活性層よりエネルギーギ
    ャップが小さいかまたは等しいInGaAsP層より成
    ることを特徴とするエッチングマスク。
JP22030485A 1985-10-04 1985-10-04 エツチングマスク Pending JPS6281085A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22030485A JPS6281085A (ja) 1985-10-04 1985-10-04 エツチングマスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22030485A JPS6281085A (ja) 1985-10-04 1985-10-04 エツチングマスク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6281085A true JPS6281085A (ja) 1987-04-14

Family

ID=16749045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22030485A Pending JPS6281085A (ja) 1985-10-04 1985-10-04 エツチングマスク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6281085A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6450490A (en) * 1987-08-20 1989-02-27 Nec Corp Buried semiconductor laser and manufacture thereof
JP2017107976A (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 日本電信電話株式会社 半導体素子の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6450490A (en) * 1987-08-20 1989-02-27 Nec Corp Buried semiconductor laser and manufacture thereof
JP2017107976A (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 日本電信電話株式会社 半導体素子の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008113041A (ja) 導波管
JPS6281085A (ja) エツチングマスク
JPS58158988A (ja) 分布帰還形半導体レ−ザ
KR100261238B1 (ko) 레이저 다이오드의 제조방법
JPS59229891A (ja) 半導体レ−ザの製造方法
JPS63250886A (ja) 半導体レ−ザ素子の製造方法
KR100372768B1 (ko) 레이저 다이오드 제조방법
JPH04229682A (ja) 半導体レーザの製造方法
JPS596588A (ja) 半導体レ−ザ
JPH0260184A (ja) 半導体レーザ
JP2839539B2 (ja) 半導体発光素子とその製造方法
JPH02237189A (ja) 単一波長レーザの製造方法
JPS6191988A (ja) 半導体レ−ザ
JPH02281681A (ja) 半導体レーザ
JPH0380589A (ja) 半導体レーザ素子の製造方法
JPS63287079A (ja) 半導体レ−ザの製造方法
JP2000357789A (ja) 光集積素子及びその製造方法
JPH03206677A (ja) 半導体レーザ素子およびその製造方法
JPH067620B2 (ja) 半導体レ−ザ
JPS6130090A (ja) 半導体レ−ザ
JPH04369886A (ja) 半導体レーザの製造方法
JPH11233884A (ja) 半導体レーザ素子の製造方法
JPH0231477A (ja) 集積型位相同期半導体レーザ
JPH04243183A (ja) 半導体レ−ザ装置及びその製造方法
JPS5856992B2 (ja) 半導体レ−ザ装置