JPS6280947A - 偏向ヨ−ク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、カラーテレビあるいはカラーディスプレイブ
ラウン管用偏向ヨークに係り、特にコマ収差（インライ
ン電子銃で中心ビームとサイドビームのラスターずれ）
というミスコンバーゼンス補正に好適な手段をもつ偏向
ヨークに関する。

〔発明の背景〕

従来の装置は実願昭５８−１３２２０３号明細書に記載
のように電子銃側後方に水平方向に相対向する１対のＥ
字形磁性材を配電し、該Ｅ字形磁性材の中心部、及びサ
イド部に垂直偏向コイル用の補助コイルを設は該補助コ
イルに垂直偏向電流を流すととＫより、６極磁界を形成
し画面上／下部のコマ収差というミスコンバーゼンス補
正する方法であり１本方法によれば補正コイルが３組必
要であり、かつカラーディスプレイブラウン管と偏向ヨ
ークの組合せによるバラツキについては考慮されていな
かった。

以下、上記明細書に記載の従来技術について図を参照し
て説明する。

第１０図は一般的な偏向ヨークを示す斜視図である。同
図？（おいて、１は偏向ヨーク、２は水平偏向コイル、
３は垂直偏向コイル、４は主コア、５はセパレータ、６
はクリップである。

第１１図は垂直偏向コイル３の断面図である。

同図において、７は磁力線、　８．８Ｒ，８Ｇ、８Ｂは
電子ビーム、９は垂直方向の中心線、１０は垂直方向の
偏向力である。

上記磁界のうち、垂直偏向コイル３のバレル形磁界とい
うのは、第１１図に示すように、偏向ヨークの垂直方向
の中心線９付近の巻線が両端部に比較して疎になってい
るため、中心に位置する緑色（Ｇ用の電子ビーム８Ｇは
１両端に位置する赤色■、青色の）用の電子ビーム８Ｒ
、８Ｂに比較して実質的に偏向量ｌＯが減少することに
なり。

１１Ｅ１２図のラスタパターンに示すようＫＧのラスＪ
１２ＧはＲ，Ｂのラスタ１２Ｒ、１２Ｂに比較して内側
になるいわゆるコマ収差と呼ばれるミスコンバーゼンス
１７を生じる結果となる。

第１３図は、従来のコマ収差調整機能をもつ偏向ヨーク
の斜視図である。垂直偏向コイル３の電子銃側に副コア
２１を設け、そこに補助コイル１５が捲回されているこ
とが認められるであろう。

第１４図は第１３ｒｇＪにおける副コア２１とそこに捲
回された補助コイル１５を示す正面図である。

これらの図から分かるように、水平方向の中心軸１６付
近と垂直方向の中心軸に対する角度αがほぼ３０°にな
る付近に突起２２を形成し、磁束を導き強めるようにし
７ている。また副コアはＥ形に形成している。

ｋｌ、て補助コイル１５１７１ｍ垂直偏向′宅流を流す
ことくより６極磁界を形完し１画面上／下部のコマ収差
を補正するのであるが０本方法によれば補正コイルが３
組必要であり、かつカラーディスプレイブラウン管（Ｃ
ＰＴ）と偏向ヨーク（ＤＹ）の組合せによるバラツキに
ついては考慮されていないものであった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は画面上側、下側のコマ収差を簡便に補正
１−１かつ該コマ収差を可変可能とした偏向ヨークを提
供することにもろ。

〔発明の概要〕

Ｉ−、記目的達成のため１本発明による偏向ヨークは、
インライン配列の多電子銃を有するカラーブラウン管用
の偏向ヨークであって、水平偏向コイルの電子銃側（後
方）に水平方向に対向する１対の磁性体からなるＥ字形
磁性材を配置しＪ該Ｅ字形磁性体の中心部に垂直偏向コ
イル用の・補助コイルを設け、かつ該補助コイルと並列
に可変抵抗を接続し、該補助コイルに垂直偏向電流を流
すことにより６極磁界を形成し、コマ収差を補正及び可
変できるようにしたことを特徴としている。

〔発明の実施例〕

以下１本発明の実施例を図により説明する。

第１回は６本発明のコマ収差補正用補助コイル１５を設
けた偏向ヨークの側面図である。本補正用補助コイル１
５は水平偏向コイルの電子銃側後方に配置されており、
該補助コイル１５の断面図を第２図に示す。

Ｅ字形磁性材２１が水平方向１６に対向する様に配置さ
れ、該Ｅ字形磁性材２１の中心部に補助コイル１５が巻
線されたものである。該補助コイル１５は第３図に示す
様に垂直コイル３と直列に接続され、又該補助コイル１
５と並列に可変抵抗１３が接続され該補助コイル１５に
流れる電流を可変するものである。

第４図〜第６図に該コイルによる磁界分布を示しである
。第５図はサイド電子ビーム８Ｂ　、　８Ｒが垂直偏向
の初期においては、偏向方向と逆方向の偏向力ｌＯを受
は例えば上側に偏向する場合サイドビーム８Ｂ　、　８
Ｒは中心ビーム８Ｇに比べて見掛は上、下側に位置した
配置となる。そして徐々に偏向され第６図の様な位置に
電子ビーム８Ｂ、。

８Ｇ、８Ｒがくればピンクッシ薦ン磁界の為に中心ビー
ム８Ｇはサイドビーム８Ｂ　、　８Ｒよりも大きな偏向
力１０を受ける。その為に第１２図の様な中心ビームラ
スター１２Ｇとサイドビームラスター１２Ｂ。

１２Ｒの中心とのズレ量（以下コマ収差という）は補正
され、第７図から第９図のようなミスコンバーゼンスパ
ターントナル。

第７図の様な場合は補正量の不足であり、第３図の可変
抵抗１３を大きくする事により第９図のミスコンバーゼ
ンスパターンとなる。

第８図の様な場合は補正量オーバーであり。

同じ様に第３図の可変抵抗１３を小さくする事により第
９図のミスコンバーゼンスパターンとなる。

又、第７図、第８図の如く補正量が最適でない場合には
補助コイル１５の巻数及びＥ字形磁性材２１の形状（磁
性材の厚さ又は内径）の清適化により最良なミスコンバ
ーゼンスパターンをえる事ができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ＣＰＴ内部に備えるコマ収差補正用の
磁界制御素子を不要化することができるとともに、ＣＰ
Ｔと偏向ヨークとの組合せ該差によるコマ収差を可変調
整でき、コンバーゼンス品位の良い画像を得るため実用
上有効な偏向ヨークを提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１−は本発明によるコマ収差調整機能をもつ偏向ヨー
クの斜視図、第２図は第１図忙おけるＥ字形コアとそこ
に捲回される補助コイルを示す正面図、第３図は補助コ
イル、垂直偏向コイル、可変抵抗の接続図、第４図は＠
２図の磁力線分布図、第５図、第６図は本原理説明図。 第７図、第８図、第９図は本発明の方法忙よるミスコン
バーゼンス補正後のパターン図、第１０図は従来の偏向
ヨークを示す斜視図、第１１図は第１０図における垂直
偏向コイルの断面図、第１２図はコマ収差を表すラスタ
ーパターン図、第１３図は従来のコマ収差調整機能をも
つ偏向ヨークの斜視図、第１４図はＥ字形コアとそこに
捲回される補助コイルを示す正面図である。 ｌ・・・偏向ヨーク、　　　２・・・水平偏向コイル。 ３・・・垂直偏向コイル、　４・・・コア。 ５・・・セパレーター、　　７・・・垂直偏向磁界。 ８　、８Ｒ、８Ｇ　、　８Ｂ・・・電子ビーム。 １３・・・可変抵抗、１５・・・補助コイル。 ２１・・・Ｅ字形磁性材。 第２Ｚ　　　　　躬ｆ　口 第５山　　　　　　　躬６図 年月口 呆Ｉ４０ 躬１２日 第１３圀

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、インライン配列の多電子銃を有するカラーブラウン
   管用の偏向ヨークにおいて、水平偏向コイルの電子銃側
   後方に水平方向に相対向する１対のＥ字形磁性体を配置
   し、該Ｅ字形磁性体の中心部に垂直偏向コイル用の補助
   コイルを設け、かつ概補助コイルと並列に可変抵抗を接
   続し、該補助コイルに垂直偏向電流を流すことにより形
   成される６極磁界を前記抵抗を可変調節して調整可能に
   したことを特徴とする偏向ヨーク。