JPS6280321A - 歯付ベルト - Google Patents
歯付ベルトInfo
- Publication number
- JPS6280321A JPS6280321A JP21621285A JP21621285A JPS6280321A JP S6280321 A JPS6280321 A JP S6280321A JP 21621285 A JP21621285 A JP 21621285A JP 21621285 A JP21621285 A JP 21621285A JP S6280321 A JPS6280321 A JP S6280321A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tooth
- toothed belt
- side surfaces
- coated
- toothed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は伝達トルクを増大させうる歯付ベルトに関す
る。
る。
従来の技術
第1図は歯付ベルトと歯付プーリとの噛合状態を示す立
面図である。一般に歯付ベルトにおける歯面帆布1の表
面はゴム引きされていて基本的には均一な表面状態を有
し、歯底面2と歯側面3はプーリ歯4の噛合面に対して
同じ摩擦係数を有する。これに対し、歯面帆布1の表面
に固体潤滑剤等を含浸又は塗布して前記摩擦係数を減少
させ、もって歯面帆布1の耐摩耗性を向上させたり、摩
擦熱を減少させた歯付ベルトも提案されている(特公昭
4B−41176号公報)。これは、歯付ベルトが歯付
プーリと噛合する際に、両者の歯側面3,5が互に摺接
しつつ噛合し、両歯側面間の圧接力によって動力が伝達
されると考えられていたからである。
面図である。一般に歯付ベルトにおける歯面帆布1の表
面はゴム引きされていて基本的には均一な表面状態を有
し、歯底面2と歯側面3はプーリ歯4の噛合面に対して
同じ摩擦係数を有する。これに対し、歯面帆布1の表面
に固体潤滑剤等を含浸又は塗布して前記摩擦係数を減少
させ、もって歯面帆布1の耐摩耗性を向上させたり、摩
擦熱を減少させた歯付ベルトも提案されている(特公昭
4B−41176号公報)。これは、歯付ベルトが歯付
プーリと噛合する際に、両者の歯側面3,5が互に摺接
しつつ噛合し、両歯側面間の圧接力によって動力が伝達
されると考えられていたからである。
しかしながら、他線に検討すると、歯付ベルトと歯付プ
ーリとの噛合には移動方向にある程度の遊びを必要とし
、そのため歯底面、2と歯付プーリの歯先面6との間に
は摩擦力が作用し、この摩擦力が動力伝達のかなりの部
分(30〜50%)を占める場合があることが最近の研
究で判明したのである。このような場合は前記摩擦力を
歯側面3.5間の圧接力に対し従来より大ならしめて積
極的にトルク伝達に寄与させる一方、歯側面間の滑りに
よる発熱、摩耗を軽減して使用命数を大ならしめるのが
有利である。
ーリとの噛合には移動方向にある程度の遊びを必要とし
、そのため歯底面、2と歯付プーリの歯先面6との間に
は摩擦力が作用し、この摩擦力が動力伝達のかなりの部
分(30〜50%)を占める場合があることが最近の研
究で判明したのである。このような場合は前記摩擦力を
歯側面3.5間の圧接力に対し従来より大ならしめて積
極的にトルク伝達に寄与させる一方、歯側面間の滑りに
よる発熱、摩耗を軽減して使用命数を大ならしめるのが
有利である。
発明が解決しようとする問題点
本発明の目的は、歯付ベルト歯底面と歯付プーリ歯先面
との間の摩l來力による伝達トルクを大ならしめて、歯
付ベルトの全伝達トルクを従来よりも大ならしめうる歯
付ベルトを提供するにある。
との間の摩l來力による伝達トルクを大ならしめて、歯
付ベルトの全伝達トルクを従来よりも大ならしめうる歯
付ベルトを提供するにある。
問題点を解決するための手段
本発明は、噛合する歯付プーリの歯先面に対する歯付ベ
ルトの歯底面の摩擦係数を歯側面間の摩擦係数より大な
らしめた歯付ベルトの構成を要旨とする。
ルトの歯底面の摩擦係数を歯側面間の摩擦係数より大な
らしめた歯付ベルトの構成を要旨とする。
作 用
歯側面間の摩擦係数は発熱を減少させるため通常小とな
るよう歯面帆布の表面を仕上げておくが、歯底面はこれ
より摩擦係数が大なるため、歯付ブーり歯先面との間の
摩擦力が従来より大となり、この分だけ伝達トルクを増
大させることができる。
るよう歯面帆布の表面を仕上げておくが、歯底面はこれ
より摩擦係数が大なるため、歯付ブーり歯先面との間の
摩擦力が従来より大となり、この分だけ伝達トルクを増
大させることができる。
実 施 例
最良の実施例としては、歯側面3に固体潤滑剤を含浸又
は塗布すると共に、歯底面2に松やに等の滑り止め剤を
塗布したものがよいが、歯側面3のみに固体潤滑剤を施
すか、又は歯底面2のみに滑り止め剤を塗布したもので
もよい。
は塗布すると共に、歯底面2に松やに等の滑り止め剤を
塗布したものがよいが、歯側面3のみに固体潤滑剤を施
すか、又は歯底面2のみに滑り止め剤を塗布したもので
もよい。
このような歯付ベルトを製作するには、例えば歯付ベル
トの歯と一致する凹凸面を外周に形成した円筒状金型7
の外周面全部に潤滑剤を塗布したのち、凸面8に付着し
た潤滑剤を擦拭除去し、この金型7に歯面帆布、公休、
ゴムを被覆して成形加硫をするか、或はこれとは逆に金
型凸面8にのみ滑り止め剤を塗布して前記と同様に成形
加硫をする。成形加硫後離型し、円筒状の成形品を輪切
りにして歯付ベルトとする。
トの歯と一致する凹凸面を外周に形成した円筒状金型7
の外周面全部に潤滑剤を塗布したのち、凸面8に付着し
た潤滑剤を擦拭除去し、この金型7に歯面帆布、公休、
ゴムを被覆して成形加硫をするか、或はこれとは逆に金
型凸面8にのみ滑り止め剤を塗布して前記と同様に成形
加硫をする。成形加硫後離型し、円筒状の成形品を輪切
りにして歯付ベルトとする。
発明の効果
本発明は上記構成を有し、歯付プーリの歯先面に対する
歯付ベルト歯底面の摩擦係数を歯側面間の摩擦係数より
大ならしめて、歯底面の摩擦力による伝達トルクを従来
よりも大ならしめたので、この分だけ従来よりも伝達ト
ルクを大になしうる効果があり、伝達トルクを同一とす
れば、歯側面間の圧接力による伝達トルクの比率が低下
して、歯に加わる剪断荷重が減少し歯欠けを防止しうる
と同時に、歯側面間の摩擦係数を減じてベルト歯面の発
熱、摩耗を減じ、ベルトの使用寿命を増大しうる効果が
ある。
歯付ベルト歯底面の摩擦係数を歯側面間の摩擦係数より
大ならしめて、歯底面の摩擦力による伝達トルクを従来
よりも大ならしめたので、この分だけ従来よりも伝達ト
ルクを大になしうる効果があり、伝達トルクを同一とす
れば、歯側面間の圧接力による伝達トルクの比率が低下
して、歯に加わる剪断荷重が減少し歯欠けを防止しうる
と同時に、歯側面間の摩擦係数を減じてベルト歯面の発
熱、摩耗を減じ、ベルトの使用寿命を増大しうる効果が
ある。
第1図は歯付ベルトと歯付ブーりとの噛合状態を・示す
立面図、第2図は歯付ベルト成形用金型の側面図である
。 2・・・歯底面 3,5・・・歯側面6・・・歯
先面 代理人 弁理士 祐用尉−外2名 第1図 第2図
立面図、第2図は歯付ベルト成形用金型の側面図である
。 2・・・歯底面 3,5・・・歯側面6・・・歯
先面 代理人 弁理士 祐用尉−外2名 第1図 第2図
Claims (1)
- 噛合する歯付プーリの歯先面に対する歯付ベルトの歯底
面の摩擦係数を歯側面間の摩擦係数より大ならしめた歯
付ベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21621285A JPS6280321A (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 | 歯付ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21621285A JPS6280321A (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 | 歯付ベルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6280321A true JPS6280321A (ja) | 1987-04-13 |
Family
ID=16685031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21621285A Pending JPS6280321A (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 | 歯付ベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6280321A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8053685B2 (en) | 2007-04-25 | 2011-11-08 | Denso Corportion | Metal wiring plate |
US10716912B2 (en) | 2015-03-31 | 2020-07-21 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | User interface and system for supplying gases to an airway |
US11324908B2 (en) | 2016-08-11 | 2022-05-10 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Collapsible conduit, patient interface and headgear connector |
-
1985
- 1985-10-01 JP JP21621285A patent/JPS6280321A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8053685B2 (en) | 2007-04-25 | 2011-11-08 | Denso Corportion | Metal wiring plate |
US10716912B2 (en) | 2015-03-31 | 2020-07-21 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | User interface and system for supplying gases to an airway |
US11904097B2 (en) | 2015-03-31 | 2024-02-20 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | User interface and system for supplying gases to an airway |
US11324908B2 (en) | 2016-08-11 | 2022-05-10 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Collapsible conduit, patient interface and headgear connector |
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