JPS62791Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS62791Y2 JPS62791Y2 JP4176380U JP4176380U JPS62791Y2 JP S62791 Y2 JPS62791 Y2 JP S62791Y2 JP 4176380 U JP4176380 U JP 4176380U JP 4176380 U JP4176380 U JP 4176380U JP S62791 Y2 JPS62791 Y2 JP S62791Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibrator
- cleaning tank
- cleaning
- tank
- ultrasonic cleaner
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 30
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 5
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、超音波発生用振動子による超音波を
利用して洗浄を行う超音波洗浄器に関する。
利用して洗浄を行う超音波洗浄器に関する。
従来より、洗浄槽に振動子を装着し、該振動子
によつて洗浄槽に強制振動を加える型式のものが
知られている。
によつて洗浄槽に強制振動を加える型式のものが
知られている。
第１図に、この種の従来の超音波洗浄器の構成
を示す。この図において、洗浄槽１の底面には圧
電磁器の両面に電極を形成して成る超音波発生用
圧電振動子２が接着され、その洗浄槽１内には洗
浄液３が入れられている。この場合、振動子２に
より強制振動が洗浄槽１に加えれば、洗浄槽１は
超音波振動をして槽内の洗浄液３中に超音波を放
射し、洗浄液３に浸された洗浄物を洗浄するよう
になつている。
を示す。この図において、洗浄槽１の底面には圧
電磁器の両面に電極を形成して成る超音波発生用
圧電振動子２が接着され、その洗浄槽１内には洗
浄液３が入れられている。この場合、振動子２に
より強制振動が洗浄槽１に加えれば、洗浄槽１は
超音波振動をして槽内の洗浄液３中に超音波を放
射し、洗浄液３に浸された洗浄物を洗浄するよう
になつている。
しかしながら、第１図の如き構成であると、洗
浄槽１には主な駆動周波数以外の高次振動が現わ
れ槽壁面には複雑な振動パターンが重なり、第１
図中に点線で示す如く複雑な定在波が生じ、騒音
の原因となつたり、発生した余剰振動により位相
条件が乱され、効果的な洗浄効果を生み出すため
の音場が得られない不都合が生じていた。
浄槽１には主な駆動周波数以外の高次振動が現わ
れ槽壁面には複雑な振動パターンが重なり、第１
図中に点線で示す如く複雑な定在波が生じ、騒音
の原因となつたり、発生した余剰振動により位相
条件が乱され、効果的な洗浄効果を生み出すため
の音場が得られない不都合が生じていた。
本来、槽底面は振動学的にもピストン運転に近
い振動パターンが望ましい。そこで、本考案は洗
浄槽底面の振動子装着面をドーム状に形成して基
本波以外の振動を抑制し、騒音の少い効率の良好
な超音波洗浄器を提供しようとするものである。
い振動パターンが望ましい。そこで、本考案は洗
浄槽底面の振動子装着面をドーム状に形成して基
本波以外の振動を抑制し、騒音の少い効率の良好
な超音波洗浄器を提供しようとするものである。
以下、本考案に係る超音波洗浄器の実施例を図
面に従つて説明する。
面に従つて説明する。
第２図に示す如く、超音波洗浄器は洗浄液３が
満たされた弾性を有する材質より成る円筒状洗浄
槽１０の底面に超音波発生用圧電振動子２を接着
したものであり、その洗浄槽１０の底面の振動子
装着面には第３図にも示すように略球面状に上方
に突出したドーム１１が一体に形成されている。
このドーム１１の直径は、振動子２の直径よりや
や小さく設定されており、振動子２はドーム１１
周辺の平坦面部分にて洗浄槽１０に接着固定され
る。振動子２としては、第４図に示す如く、ラジ
アルモードで振動するものであつても、第５図に
示す如く厚みモードで振動するものでも良い。
満たされた弾性を有する材質より成る円筒状洗浄
槽１０の底面に超音波発生用圧電振動子２を接着
したものであり、その洗浄槽１０の底面の振動子
装着面には第３図にも示すように略球面状に上方
に突出したドーム１１が一体に形成されている。
このドーム１１の直径は、振動子２の直径よりや
や小さく設定されており、振動子２はドーム１１
周辺の平坦面部分にて洗浄槽１０に接着固定され
る。振動子２としては、第４図に示す如く、ラジ
アルモードで振動するものであつても、第５図に
示す如く厚みモードで振動するものでも良い。
第６図に振動子２としてラジアルモードで振動
するものを用いた場合の洗浄槽１０の底面の振動
状態を示す。この図から判るように、槽底面は基
本波にてピストン運転に近い振動パターンで振動
することになるため、槽側面に余剰振動の発生に
よる定在波が生じることはない。
するものを用いた場合の洗浄槽１０の底面の振動
状態を示す。この図から判るように、槽底面は基
本波にてピストン運転に近い振動パターンで振動
することになるため、槽側面に余剰振動の発生に
よる定在波が生じることはない。
上記実施例によれば、洗浄槽１０の底面の振動
子装着面をドーム状に形成することにより、基本
波以外の振動を極力抑えることができ、第１図に
示す従来の構造のものに比べ洗浄効率を約25乃至
30％向上させることができる。
子装着面をドーム状に形成することにより、基本
波以外の振動を極力抑えることができ、第１図に
示す従来の構造のものに比べ洗浄効率を約25乃至
30％向上させることができる。
なお、洗浄槽は通常ステンレス等の弾性を有す
る金属板等で形成される。
る金属板等で形成される。
叙上のように、本考案によれば洗浄槽底面の振
動子装着面をドーム状に形成することにより、騒
音や余剰振動を抑制し、洗浄効率の向上を図るこ
とが可能な超音波洗浄器を得る。
動子装着面をドーム状に形成することにより、騒
音や余剰振動を抑制し、洗浄効率の向上を図るこ
とが可能な超音波洗浄器を得る。
第１図は従来の超音波洗浄器を示す断面図、第
２図は本考案に係る超音波洗浄器の実施例を示す
断面図、第３図は実施例で用いる洗浄槽の底面を
示す底面図、第４図はラジアルモードで振動する
振動子を示す斜視図、第５図は厚みモードで振動
する振動子の斜視図、第６図は実施例の動作を説
明するための断面図である。 １，１０……洗浄槽、２……超音波発生用圧電
振動子、３……洗浄液、１１……ドーム。
２図は本考案に係る超音波洗浄器の実施例を示す
断面図、第３図は実施例で用いる洗浄槽の底面を
示す底面図、第４図はラジアルモードで振動する
振動子を示す斜視図、第５図は厚みモードで振動
する振動子の斜視図、第６図は実施例の動作を説
明するための断面図である。 １，１０……洗浄槽、２……超音波発生用圧電
振動子、３……洗浄液、１１……ドーム。
Claims (1)
- 洗浄槽底面に超音波発生用振動子を装着した超
音波洗浄器において、前記洗浄槽底面の振動子装
着面に略球面状ドームを上方に突出させて形成
し、該ドーム周辺の平坦面にて前記振動子を接着
したことを特徴とする超音波洗浄器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4176380U JPS62791Y2 (ja) | 1980-03-29 | 1980-03-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4176380U JPS62791Y2 (ja) | 1980-03-29 | 1980-03-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56146484U JPS56146484U (ja) | 1981-11-05 |
| JPS62791Y2 true JPS62791Y2 (ja) | 1987-01-09 |
Family
ID=29637153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4176380U Expired JPS62791Y2 (ja) | 1980-03-29 | 1980-03-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62791Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4215972B2 (ja) * | 2001-09-21 | 2009-01-28 | 株式会社リコー | 電子写真感光体の感光層剥離装置および感光層剥離方法 |
| CN110419230B (zh) * | 2017-12-21 | 2021-11-26 | 株式会社海上 | 超声波振动子以及使用超声波振动子的超声波洗净装置 |
-
1980
- 1980-03-29 JP JP4176380U patent/JPS62791Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56146484U (ja) | 1981-11-05 |
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