JPS627363Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS627363Y2 JPS627363Y2 JP646882U JP646882U JPS627363Y2 JP S627363 Y2 JPS627363 Y2 JP S627363Y2 JP 646882 U JP646882 U JP 646882U JP 646882 U JP646882 U JP 646882U JP S627363 Y2 JPS627363 Y2 JP S627363Y2
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- JP
- Japan
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- paper
- periphery
- center hole
- center
- narrow
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 239000012466 permeate Substances 0.000 description 1
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は車両用のオイルフイルタ主としてバ
イパスに使用されるオイルフイルタの積層型過
エレメントに関する。
イパスに使用されるオイルフイルタの積層型過
エレメントに関する。
トラツクや建設車両等の大型車両では、エンジ
ン摺動部ｍに対する潤滑油の浄化のために、第１
図のように油圧回路ａ中のメインフイルタf1の手
前においてオイルパンOpに通じるバイパスｂを
設け、このバイパスｂにサブフイルタf2を配設し
て、オイルポンプＰから送られるオイルの一部を
サブフイルタf2で処理し、メインフイルタf1の負
担を軽減すると共に挾雑物の除去効率を向上させ
るようにしている。
ン摺動部ｍに対する潤滑油の浄化のために、第１
図のように油圧回路ａ中のメインフイルタf1の手
前においてオイルパンOpに通じるバイパスｂを
設け、このバイパスｂにサブフイルタf2を配設し
て、オイルポンプＰから送られるオイルの一部を
サブフイルタf2で処理し、メインフイルタf1の負
担を軽減すると共に挾雑物の除去効率を向上させ
るようにしている。
そして、上記のサブフイルタf2は第２図イに示
すようなものであり、円筒状容器１の内部には、
多数の紙３を積層し、その周縁部において上下
のエンドプレート４ａ，４ｂと共に複数のボルト
５により円柱状に組付けられた過エレメントｅ
が中心の孔明きパイプ２に嵌挿状態に収容されて
おり、その紙３は厚さが１mm〜３mm程度のもの
で、同図ロのように二つの幅の広い扇形部分３ａ
と二つの幅の狭い長方形部分３ｂとを十字にした
形体をなし、中心に６角形のパイプ挿通孔３ｃを
備え、表面には各扇形部分３ａの両側部および長
方形部分３ｂに中心挿通孔３ｃの縁辺から周辺部
に向うオイル誘導用の細みぞ３ｄが設けられてい
て、各紙３はこの場合には一枚ごとに60゜ずつ
角度をずらせて積層され、上下の紙３の間には
過表面を形成するために部分的に紙３の厚み
に相当する隙間ができるように配設されている。
すようなものであり、円筒状容器１の内部には、
多数の紙３を積層し、その周縁部において上下
のエンドプレート４ａ，４ｂと共に複数のボルト
５により円柱状に組付けられた過エレメントｅ
が中心の孔明きパイプ２に嵌挿状態に収容されて
おり、その紙３は厚さが１mm〜３mm程度のもの
で、同図ロのように二つの幅の広い扇形部分３ａ
と二つの幅の狭い長方形部分３ｂとを十字にした
形体をなし、中心に６角形のパイプ挿通孔３ｃを
備え、表面には各扇形部分３ａの両側部および長
方形部分３ｂに中心挿通孔３ｃの縁辺から周辺部
に向うオイル誘導用の細みぞ３ｄが設けられてい
て、各紙３はこの場合には一枚ごとに60゜ずつ
角度をずらせて積層され、上下の紙３の間には
過表面を形成するために部分的に紙３の厚み
に相当する隙間ができるように配設されている。
そして、容器底部の入口１ａから容器１中に入
つたオイルは積層紙３の周辺部および各紙間
の隙間から紙３中に浸透し、各紙３上の細み
ぞ３ｄ中に集まりその細みぞ３ｄに沿つてセンタ
ーパイプ２内いわゆるクリーンサイドに流出し、
容器底部の出口１ｂからオイルパンOpに環流す
るようになつている。
つたオイルは積層紙３の周辺部および各紙間
の隙間から紙３中に浸透し、各紙３上の細み
ぞ３ｄ中に集まりその細みぞ３ｄに沿つてセンタ
ーパイプ２内いわゆるクリーンサイドに流出し、
容器底部の出口１ｂからオイルパンOpに環流す
るようになつている。
ところで、上記従来の過エレメントｅの紙
は形状が複雑で、円板素材から第２図ロのような
形状に切り出すために材料的に無駄であるばかり
でなく、紙の有効容量が減少し、また紙１枚
ごとに角度をずらせて積層するために組付けに手
間がかかり作業性が悪く、センターパイプも六角
形状のものを使用しなければならないという不便
がある。
は形状が複雑で、円板素材から第２図ロのような
形状に切り出すために材料的に無駄であるばかり
でなく、紙の有効容量が減少し、また紙１枚
ごとに角度をずらせて積層するために組付けに手
間がかかり作業性が悪く、センターパイプも六角
形状のものを使用しなければならないという不便
がある。
この考案は上記の欠点を改良すべく工夫された
もので、材の形状が簡単で無駄がなく、有効容
量も大きくしかも組付けの容易な過エレメント
を提供するものである。
もので、材の形状が簡単で無駄がなく、有効容
量も大きくしかも組付けの容易な過エレメント
を提供するものである。
第３図および第４図はこの考案の実施例を示す
ものであり、１１は厚さが１mm〜３mm程度の円形
または多角形の板状に成形された紙であつて、
中心部にはセンターパイプ挿通用の中心孔１２が
設けられ、その表面には周縁から中心孔１２に向
うが中心孔１２に達しない多数の放射状の第１の
細みぞ１３ａと、中心孔１２から周縁に向うが周
縁に達しない多数の放射状の第２の細みぞ１３ｂ
が交互にあるいは複数の第２の細みぞ１３ｂごと
に一つの第１細みぞ１３ａが形成され、周縁部に
は所要の間隙をおいてボルト挿通孔１４が設けら
れている。
ものであり、１１は厚さが１mm〜３mm程度の円形
または多角形の板状に成形された紙であつて、
中心部にはセンターパイプ挿通用の中心孔１２が
設けられ、その表面には周縁から中心孔１２に向
うが中心孔１２に達しない多数の放射状の第１の
細みぞ１３ａと、中心孔１２から周縁に向うが周
縁に達しない多数の放射状の第２の細みぞ１３ｂ
が交互にあるいは複数の第２の細みぞ１３ｂごと
に一つの第１細みぞ１３ａが形成され、周縁部に
は所要の間隙をおいてボルト挿通孔１４が設けら
れている。
そして、この紙１１は細みぞ１３ａ，１３ｂ
が設けられた表面を上にすると共にボルト挿通孔
１４の位置を合せて多数積層され、その上下端に
エンドプレート４ａ，４ｂが施され、各ボルト挿
通孔１４にボルト５をそれぞれ挿通して緊締さ
れ、一つの円筒状の過エレメントｅに形成され
る。
が設けられた表面を上にすると共にボルト挿通孔
１４の位置を合せて多数積層され、その上下端に
エンドプレート４ａ，４ｂが施され、各ボルト挿
通孔１４にボルト５をそれぞれ挿通して緊締さ
れ、一つの円筒状の過エレメントｅに形成され
る。
また、その使用に当たつては、前記のように中
心孔１２を介して容器中心の孔明きのセンターパ
イプ２に嵌挿され、容器１中に装着される。
心孔１２を介して容器中心の孔明きのセンターパ
イプ２に嵌挿され、容器１中に装着される。
そして、容器底部の入口１ａからオイルを流入
させれば、そのオイルは積層紙１１の周辺部か
ら、第３図矢印のように或るものは周縁に通じる
第１の細みぞ１３ａに入つて中心孔１２に向い、
その一部は途中で紙１１に浸透して近隣の第２
の細みぞ１３ｂに入りそこを伝つて中心孔１２に
流出し、また或るものは周縁から直ちに紙１１
に浸透して途中で中心孔１２に通じる第２の細み
ぞ１３ｂに出てそこを伝つて中心孔１２に流出す
るというようにして、オイルは浄化されてセンタ
ーパイプ２中に集まり出口１ｂからオイルパン
Opに環流する。
させれば、そのオイルは積層紙１１の周辺部か
ら、第３図矢印のように或るものは周縁に通じる
第１の細みぞ１３ａに入つて中心孔１２に向い、
その一部は途中で紙１１に浸透して近隣の第２
の細みぞ１３ｂに入りそこを伝つて中心孔１２に
流出し、また或るものは周縁から直ちに紙１１
に浸透して途中で中心孔１２に通じる第２の細み
ぞ１３ｂに出てそこを伝つて中心孔１２に流出す
るというようにして、オイルは浄化されてセンタ
ーパイプ２中に集まり出口１ｂからオイルパン
Opに環流する。
この場合、紙１１は円形または多角形の板状
のもので、その表面には周縁に通じる第１の細み
ぞ１３ａと中心孔１２に通じる第２の細みぞ１３
ｂとを多数備えているので、オイルの浄化が各部
均一にそして円滑に行われる。
のもので、その表面には周縁に通じる第１の細み
ぞ１３ａと中心孔１２に通じる第２の細みぞ１３
ｂとを多数備えているので、オイルの浄化が各部
均一にそして円滑に行われる。
このように、本考案では、紙を円形または多
角形の板状となし、その表面には周縁部から中心
孔に向い中心孔に達しない放射状の第１細みぞ
と、中心孔から周縁部に向い周縁部に達しない放
射状の第２細みぞとを多数形成し、この紙を多
数枚積層し、その周縁部複数個所において一体に
緊締したので、従来のものに比べて紙の形状が
単純で作り易く、材に無駄を生ぜず、紙の有
効容量が増して過効率を高めることができ、し
かも組立てに際して紙を一枚ごとに位置をずら
せる必要がないので作業がやり易く、センターパ
イプも円形のものですむので便利であるなどの効
果を有する。
角形の板状となし、その表面には周縁部から中心
孔に向い中心孔に達しない放射状の第１細みぞ
と、中心孔から周縁部に向い周縁部に達しない放
射状の第２細みぞとを多数形成し、この紙を多
数枚積層し、その周縁部複数個所において一体に
緊締したので、従来のものに比べて紙の形状が
単純で作り易く、材に無駄を生ぜず、紙の有
効容量が増して過効率を高めることができ、し
かも組立てに際して紙を一枚ごとに位置をずら
せる必要がないので作業がやり易く、センターパ
イプも円形のものですむので便利であるなどの効
果を有する。
第１図はエンジン摺動部に対する油圧回路図。
第２図イはバイパスオイルフイルタの断面図。同
図ロは従来の紙の平面図。第３図イはこの考案
に係る紙の平面図。同図ロはその側面図。第４
図はこの考案の実施例の側面図。 図中、１……容器、１ａ……入口、１ｂ……出
口、２……センターパイプ、３，１１……紙、
４ａ，４ｂ……エンドプレート、５……ボルト、
１２……中心口、１３ａ……第１細みぞ、１３ｂ
……第２細みぞ。
第２図イはバイパスオイルフイルタの断面図。同
図ロは従来の紙の平面図。第３図イはこの考案
に係る紙の平面図。同図ロはその側面図。第４
図はこの考案の実施例の側面図。 図中、１……容器、１ａ……入口、１ｂ……出
口、２……センターパイプ、３，１１……紙、
４ａ，４ｂ……エンドプレート、５……ボルト、
１２……中心口、１３ａ……第１細みぞ、１３ｂ
……第２細みぞ。
Claims (1)
- 円形または多角形の板状をなし、表面には周縁
部から中心孔１２に向い該中心孔１２に達しない
放射状の第１細みぞ１３ａと、上記中心孔１２か
ら周縁部に向い該周縁部に達しない放射状の第２
細みぞ１３ｂとを多数形成した紙１１を多数枚
積層し、その上下にエンドプレート４ａ，４ｂを
施して一体に緊締してなるオイルフイルタにおけ
る過エレメント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP646882U JPS58112414U (ja) | 1982-01-22 | 1982-01-22 | オイルフイルタにおける濾過エレメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP646882U JPS58112414U (ja) | 1982-01-22 | 1982-01-22 | オイルフイルタにおける濾過エレメント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58112414U JPS58112414U (ja) | 1983-08-01 |
| JPS627363Y2 true JPS627363Y2 (ja) | 1987-02-20 |
Family
ID=30019247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP646882U Granted JPS58112414U (ja) | 1982-01-22 | 1982-01-22 | オイルフイルタにおける濾過エレメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58112414U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5033599B2 (ja) * | 2007-11-28 | 2012-09-26 | 有限会社マスダ製作所 | フィルタエレメント |
-
1982
- 1982-01-22 JP JP646882U patent/JPS58112414U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58112414U (ja) | 1983-08-01 |
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