JPS627355A - 直流機の界磁極構造 - Google Patents

直流機の界磁極構造

Info

Publication number
JPS627355A
JPS627355A JP14300885A JP14300885A JPS627355A JP S627355 A JPS627355 A JP S627355A JP 14300885 A JP14300885 A JP 14300885A JP 14300885 A JP14300885 A JP 14300885A JP S627355 A JPS627355 A JP S627355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
slit
field pole
field
biased
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14300885A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Fujikawa
淳 藤川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Electric Manufacturing Ltd filed Critical Toyo Electric Manufacturing Ltd
Priority to JP14300885A priority Critical patent/JPS627355A/ja
Publication of JPS627355A publication Critical patent/JPS627355A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc Machiner (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は直流機の界磁極、特に電機子反作用による偏磁
起磁力を打消すための界磁極構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の直流機の界磁極構造は、第4図に示すように界磁
極鉄心部1aと界磁極磁極片部1bとから成っていて、
通常薄板ケイ素鋼板を両部一体とした形に打抜き、これ
を積層、鋲締めして形成される。
2は界磁極鉄心部1aに巻回される界磁巻線を示してい
る。第5図は第4図に示す界磁極構造の場合の電機子反
作用による磁束の偏磁図であり、図示の■は偏磁の磁化
側を、■は減磁側をそれぞれ示している。図において、
IN 、 Isは第4図に示す界磁極1構造の一対のN
極、S極の界磁極を示し、この一対の界磁極(N極)I
Nと界磁極(S極)Isとの間に相対する電機子巻線7
に、図示の方向に電機子電流を流すと、界磁極IN、継
鉄5.電機子鉄心6から成る閉磁路中では、電機子巻線
7が磁化または減磁作用を起こし、磁化作用は磁極面に
おいて反電機子回転方向に生じる。なお、8は補極、点
線で示す9は一対の界磁極IN、18.継鉄5、電機子
鉄心6を磁路とする磁束を表わしている。
このような電機子反作用による偏磁起磁力を打消すため
に、第6図に示すように界磁極磁極片部1bに設けられ
たスロットlOに補償巻線11を納め、電機子電流を直
列に通してi機子反作用による起磁力を部分的に打消す
構造としたものもある。
かかる構造は、加工9組立が複雑となり、一般には用い
られないが、整流子片間電圧が高い場合、速度や電圧を
広範囲にFJ@整する必要がある場合、過負荷耐量が大
きい場合等、電機子反作用の影響の大きい直流機に用い
られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
最近の直流機の動向からみて小形化、高速化、広範囲の
速度制御、過負荷耐量の増大等が要求されており、電機
子反作用による出力低下、整流悪化等が問題点である。
この問題を軽減する方策として前述したような補償巻線
や、補極を設けることになるが、しかしながらこれらの
構造は複雑で、加工1組立がやっかいである。
本発明は上述したような点にかんがみなされたもので、
その目的とするところは電機子反作用による直流機の出
力低下を防止し、加工1組立工数が低減でき、高効率の
界磁極構造を得ることにある0 〔問題点を解決するための手段〕 前記問題点を解決するための手段として、従来の補償巻
線構造とは違った簡便な偏磁巻線を供えた界磁極構造と
するものでありて、本発明は電機子反作用による磁極面
の偏磁の影響を避けるために、一対の界磁極の各種の磁
極片中心部に穴をあけるか、あるいは電機子反作用によ
る磁化側と減磁側とを磁気的に分割するためのスリット
を設け、前記穴あるいはスリット内と界磁極を巻回する
偏磁巻線を巻装し、その巻回数により偏磁の補償率を可
変となすようにするという技術的手段を講する0 このように電機子反作用による偏磁を打消すように成し
て、界磁極形状の増大を防止し、従来のような補償巻線
用スロット加工9巻線のスロット納めの工程をなくした
ものである。
〔実施例〕
以下、本発明を第1図〜第3図の実施例図面にもとづい
て説明する。図中、第4図〜第6図と同一ま・たは同一
相当部分には同一符号を付して示しである。第1図は本
発明による直流機の界磁極構造を示す一実施例の構成図
で、3はスリット、41゜42は偏磁巻線である。第1
図においては、電機子反作用による偏磁の磁化側■と減
磁側■とを磁気、的に分割するようなスリット3を、磁
極片部1bの磁極片中心より鉄心部1aの中まで設け、
このスリット3と界磁極1の外面側とを図示のように巻
回する偏磁巻線41 、42が設けるようにしている。
また、第2図は本発明の他の実施例を示す構成図であり
、磁極片部1bの磁極片中心部に偏磁巻線41゜42を
貫通させる穴31を設けるようにしたものである。
このように本発明においては、電機子反作用による磁極
面の偏磁の影響を避けるために第1図に示すように磁極
片中心より界磁極1内に磁化側のと減磁側■とを磁気的
に分割するためにスリット3を設けるか、あるいは第2
図に示すように界磁極1の磁極片中心部に穴31をあけ
、このスリット3あるいは穴31と界磁極1の外面側と
に偏磁巻線41 、42を巻回する。なお、その巻回数
を1回巻。
2回巻、3回巻のように変えてやることにより、偏磁の
補償率を変化させることができ、負荷条件により整流帯
を巻回数により移動可能となり得る。
巻回方向は磁化側のは減磁方向に、減磁側■は磁化方向
にとることにより、界磁極1の磁極面の磁束分布は従来
性なわれている補償巻線に近い分布が得られる。
第3図は本発明による偏磁巻線を有する直流機の主磁束
図で、図においては第1図の界磁極構造の場合の例を示
している。図示のように一対の界磁極IN、Ig、継鉄
5、電機子鉄心6を磁路とする磁束9は、偏磁巻線41
 、42を施した界磁極Is 、 IN内では、偏磁巻
線41 、42の巻方向によって決まる磁束通路を通り
得ることにより、減磁側■は増磁され、磁化側■は減磁
されて、磁束分布は図示の如く大巾に改善される。
さらにこの偏磁巻線41 、42において、磁化側■の
巻線41と減磁側■の巻線42を電気的に区別しておき
、減磁側■にある巻線42のみに電機子電流を直列に通
すように結線すれば、減磁側■のみ補償が可能となり、
電機子反作用による速度変動率の低下も防ぐことができ
、トルクの直線性も得られる。
また図示してないが偏磁巻線を減磁側が磁化側の一方に
巻回し1.偏磁巻線に流す電機子電流の方向を補償が可
能な方向となるように結線すれば、減磁側のみ補償が可
能となる。
〔発明の効果〕
上述したように本発明によれば、磁極面の磁束分布は従
来性なわれている補償巻線に近い分布が得られ、かつ組
立、加工工程が大巾に短縮される。
さらに偏磁巻線を、減磁側にある巻線のみを磁化すれば
、磁極表面全体の磁束密度は大きくなり、電機子反作用
による速度変動、トルク変動が改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による直流機の界磁構造の一実施例を示
す構成図、第2図は本発明の他の実施例を示す構成図、
第3図は本発明による偏磁巻線を有する直流機の主磁束
図、第4図は従来の補償巻線のない場合の界磁極構造を
示す図、第5図は第4図の界磁極構造の場合の電機子反
作用による磁束の偏磁図、第6図は従来の補償巻線のあ
る場合の界磁極構造を示す図である。 1、IN、18・・・・・・界磁極、Ia・・・・・・
界磁極鉄心部、1b・・・・・界磁極磁極片部、2・・
・・・・界磁巻線、3・・・・・・偏磁巻線を貫通させ
るスリット、31・・・・・・偏磁巻線を貫通させる穴
、41.42・・・・・・偏磁巻線、5・・・・・・継
鉄、6・・・・・・電機子鉄心、7・・・・・・電機子
巻線、8・・・・・・補極、9・・・・・・磁束、10
・・・・・・スロット、11・・・・・・補償巻線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一対の界磁極の磁極片中心部に穴明、あるいは電機
    子反作用による磁化側と減磁側とを磁気的に分割する如
    くスリットを設け、該穴あるいはスリット内と界磁極を
    巻回する偏磁巻線を巻装し、かつ該偏磁巻線の巻回数に
    より偏磁の補償率を可変となすように構成したことを特
    徴とする直流機の界磁極構造。 2、偏磁巻線の磁化側の巻線と減磁側の巻線とを電気的
    に区別し、直流機の回転方向によって決まる前記減磁側
    の巻線のみに電機子電流を直列に通すようになし、減磁
    側のみ補償が可能となるようにした特許請求の範囲第1
    項記載の直流機の界磁極構造。
JP14300885A 1985-06-28 1985-06-28 直流機の界磁極構造 Pending JPS627355A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14300885A JPS627355A (ja) 1985-06-28 1985-06-28 直流機の界磁極構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14300885A JPS627355A (ja) 1985-06-28 1985-06-28 直流機の界磁極構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS627355A true JPS627355A (ja) 1987-01-14

Family

ID=15328804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14300885A Pending JPS627355A (ja) 1985-06-28 1985-06-28 直流機の界磁極構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS627355A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011234618A (ja) * 2010-04-23 2011-11-17 Johnson Electric Sa 電気モーター

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011234618A (ja) * 2010-04-23 2011-11-17 Johnson Electric Sa 電気モーター

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4322648A (en) Permanent magnet motor armature
JPH0336947A (ja) 強磁性永久磁石を使用した直流機
JPH04244773A (ja) 偏平ヨーク型直流機
JPH0116102B2 (ja)
US3567979A (en) Permanent magnet motors having split pole structures
US4243903A (en) Permanent magnet stator for a DC dynamo electric machine using blocking magnets
JPH0847185A (ja) モータの鉄心
JPS627355A (ja) 直流機の界磁極構造
JPH0789730B2 (ja) 補助極付永久磁石式直流機
JPH05300713A (ja) 直流モータ
JPS5947946B2 (ja) E型補極を有する直流機
JPS5931109Y2 (ja) 動電スピ−カ用磁気回路
JPS63129835A (ja) 回転電機の永久磁石式回転子
JPH04261352A (ja) 直流電動機
JPS608557Y2 (ja) ステツピングモ−タ
JPS6237423Y2 (ja)
EP0303703A1 (en) Rotor structure of motor having permanent magnet
JPS5931106Y2 (ja) 動電スピ−カ用磁気回路
JPS6241583Y2 (ja)
JPH02290147A (ja) 磁石式直流機
JPS63242157A (ja) 同期電動機の永久磁石回転子
JPS6325827Y2 (ja)
JPS5855746B2 (ja) チヨクリユウカイテンデンキノコテイシ
JPH06290977A (ja) 零相変流器
JPS61224852A (ja) 小形電動機用界磁装置