JPH04244773A - 偏平ヨーク型直流機 - Google Patents
偏平ヨーク型直流機Info
- Publication number
- JPH04244773A JPH04244773A JP3029298A JP2929891A JPH04244773A JP H04244773 A JPH04244773 A JP H04244773A JP 3029298 A JP3029298 A JP 3029298A JP 2929891 A JP2929891 A JP 2929891A JP H04244773 A JPH04244773 A JP H04244773A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat yoke
- armature
- motor
- flat
- magnetic flux
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 claims abstract description 65
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims abstract description 34
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 15
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 4
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K23/00—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors
- H02K23/02—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors characterised by arrangement for exciting
- H02K23/04—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors characterised by arrangement for exciting having permanent magnet excitation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、偏平ヨーク型直流機の
改良に関する。
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より偏平ヨークを使用した直流モー
タが周知であり、この偏平ヨーク型直流機は、同径の丸
ヨークを使用した直流モータに比べると、スペースを有
効に使うことが可能であり、自動車用の部品として、さ
らにはその他の用途に近年ますますその需要が増えつつ
ある。
タが周知であり、この偏平ヨーク型直流機は、同径の丸
ヨークを使用した直流モータに比べると、スペースを有
効に使うことが可能であり、自動車用の部品として、さ
らにはその他の用途に近年ますますその需要が増えつつ
ある。
【0003】しかし、この偏平ヨーク型直流モータは、
丸ヨークを用いた場合に比べ、電機子とヨークとの間の
クリアランス、すなわちエアギャップが小さい。このた
め、交差起磁力に対する磁気抵抗が小さくなり、電気子
反作用の影響が大きいという問題がある。
丸ヨークを用いた場合に比べ、電機子とヨークとの間の
クリアランス、すなわちエアギャップが小さい。このた
め、交差起磁力に対する磁気抵抗が小さくなり、電気子
反作用の影響が大きいという問題がある。
【0004】図3には、丸ヨーク型直流モータが示され
、図5には、これと同径の偏平ヨーク型直流モータが示
されている。この直流モータは、周知のように、電気子
10と、固定子側磁極としての永久磁石12,12と、
ヨーク14とを含む。
、図5には、これと同径の偏平ヨーク型直流モータが示
されている。この直流モータは、周知のように、電気子
10と、固定子側磁極としての永久磁石12,12と、
ヨーク14とを含む。
【0005】これら各図に示すよう、図5に示す偏平ヨ
ーク14を使用したモータは、図3に示す丸ヨーク14
を使用したものとに比べ、小型なものとして形成するこ
とができる半面、電機子10とヨーク14との間のクリ
アランスdが丸ヨークを使用したものに比べ非常に小さ
くなる。このため、交差起磁力に対する磁気抵抗が著し
く低下し、電機子反作用による影響が非常に大きくなっ
てしまうという問題がある。すなわち、電機子コイルに
より作られた磁束が、固定子側磁極10の作る主磁束に
対して大きな値となり、その偏磁作用により整流帯に大
きな磁界を作りやすい結果となる。
ーク14を使用したモータは、図3に示す丸ヨーク14
を使用したものとに比べ、小型なものとして形成するこ
とができる半面、電機子10とヨーク14との間のクリ
アランスdが丸ヨークを使用したものに比べ非常に小さ
くなる。このため、交差起磁力に対する磁気抵抗が著し
く低下し、電機子反作用による影響が非常に大きくなっ
てしまうという問題がある。すなわち、電機子コイルに
より作られた磁束が、固定子側磁極10の作る主磁束に
対して大きな値となり、その偏磁作用により整流帯に大
きな磁界を作りやすい結果となる。
【0006】図4には、図3に示す丸ヨーク型直流モー
タの磁束分布が示され、図6には、図5に示す偏平ヨー
ク型直流モータの磁束分布が示されている。図において
、100は、固定子側磁極12によって作られる主磁束
分布を表し、110は主磁束と電機子反作用によって生
じる交差起磁力との合成磁束分布を表している。これら
各図に示すよう、整流帯200中における合成磁束分布
110は、丸ヨークを用いたモータに比べ、偏平ヨーク
を用いた方が極めて大きな値となる。この結果、整流帯
200を通過するコイルに大きな起磁力が生じ、整流作
用が終了する度に、ブラシと整流子辺間に火花が発生し
、これらブラシ、整流子の寿命に大きな影響を与えるだ
けでなく、ノイズ、モータ振動を原因ともなるという問
題があった。
タの磁束分布が示され、図6には、図5に示す偏平ヨー
ク型直流モータの磁束分布が示されている。図において
、100は、固定子側磁極12によって作られる主磁束
分布を表し、110は主磁束と電機子反作用によって生
じる交差起磁力との合成磁束分布を表している。これら
各図に示すよう、整流帯200中における合成磁束分布
110は、丸ヨークを用いたモータに比べ、偏平ヨーク
を用いた方が極めて大きな値となる。この結果、整流帯
200を通過するコイルに大きな起磁力が生じ、整流作
用が終了する度に、ブラシと整流子辺間に火花が発生し
、これらブラシ、整流子の寿命に大きな影響を与えるだ
けでなく、ノイズ、モータ振動を原因ともなるという問
題があった。
【0007】このような電機子反作用による悪影響を防
止するため、従来よりブラシ位置を電気的中性点(電機
子コイルの作る磁界と、主磁束の作る磁界の合成磁界が
0となる点)に移動する方法が知られている。
止するため、従来よりブラシ位置を電気的中性点(電機
子コイルの作る磁界と、主磁束の作る磁界の合成磁界が
0となる点)に移動する方法が知られている。
【0008】しかし、電機子が時計方向、反時計方向の
双方向に回転するモータでは、各回転方向で電気的中性
点の位置が異なり、回転方向が変わる度にブラシ位置を
電気的中性点に移動ことは不可能であるという問題があ
った。
双方向に回転するモータでは、各回転方向で電気的中性
点の位置が異なり、回転方向が変わる度にブラシ位置を
電気的中性点に移動ことは不可能であるという問題があ
った。
【0009】また、一方向回転のモータでも、このモー
タを他の目的に流用し、モータに加わる負荷が変化した
場合(電機子コイルに流れる電流が変化した場合)には
、その負荷の大きさにより電気的中性点の位置が変わる
ため、目的ごとにブラシ位置を変更しモータを作る必要
があるという問題が生じる。
タを他の目的に流用し、モータに加わる負荷が変化した
場合(電機子コイルに流れる電流が変化した場合)には
、その負荷の大きさにより電気的中性点の位置が変わる
ため、目的ごとにブラシ位置を変更しモータを作る必要
があるという問題が生じる。
【0010】また、これ以外に例えば補極などを設けて
、電機子反作用の影響を低減することも考えられるが、
小型化を目的とした偏平ヨークでは、補極を設けるスペ
ースを確保することが難しいという問題があった。
、電機子反作用の影響を低減することも考えられるが、
小型化を目的とした偏平ヨークでは、補極を設けるスペ
ースを確保することが難しいという問題があった。
【0011】このような問題を有する偏平ヨーク型直流
モータではあるが、固定子側磁極12として用いられる
高性能な永久磁石が開発された今日、電機子コイルによ
り大きな電流を通電すれば、小型で、高出力なモータと
して使用することが可能である。従って、電機子に大き
な電流を通電した場合でも、発生する電機子反作用の影
響を効果的に抑制することが、小型、高出力の偏平直流
モータを実用化する上で重要な問題となる。
モータではあるが、固定子側磁極12として用いられる
高性能な永久磁石が開発された今日、電機子コイルによ
り大きな電流を通電すれば、小型で、高出力なモータと
して使用することが可能である。従って、電機子に大き
な電流を通電した場合でも、発生する電機子反作用の影
響を効果的に抑制することが、小型、高出力の偏平直流
モータを実用化する上で重要な問題となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、電
機子反作用の影響を効果的に抑制することが可能な偏平
ヨーク型直流機を提供することにある。
従来の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、電
機子反作用の影響を効果的に抑制することが可能な偏平
ヨーク型直流機を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
、本発明は、偏平ヨークの固定子側磁極裏面側位置に、
偏磁作用により生ずる磁束の通過する磁気回路の抵抗を
高める磁気抵抗領域を形成し、電気子反作用の影響を小
さくすることを特徴とする。
、本発明は、偏平ヨークの固定子側磁極裏面側位置に、
偏磁作用により生ずる磁束の通過する磁気回路の抵抗を
高める磁気抵抗領域を形成し、電気子反作用の影響を小
さくすることを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明の偏平ヨーク型直流機は、固定子側磁極
の裏面側において、偏平ヨークに所定の磁気抵抗領域を
形成している。
の裏面側において、偏平ヨークに所定の磁気抵抗領域を
形成している。
【0015】従って、交差起磁力によって生ずる磁束に
対する磁気抵抗は、この磁気抵抗領域により大きくなり
、この結果、電機子反作用は弱められる結果となる。
対する磁気抵抗は、この磁気抵抗領域により大きくなり
、この結果、電機子反作用は弱められる結果となる。
【0016】これに対し、固定子側磁極によって作られ
る主磁束は、磁極に裏面側において磁気抵抗領域を通過
することなく二つに分かれ、偏平ヨーク内を通過する。 従って、偏平ヨークの、固定子側磁極裏面側位置に磁気
抵抗領域を設けても、主磁束はほとんど影響を受けるこ
とがない。
る主磁束は、磁極に裏面側において磁気抵抗領域を通過
することなく二つに分かれ、偏平ヨーク内を通過する。 従って、偏平ヨークの、固定子側磁極裏面側位置に磁気
抵抗領域を設けても、主磁束はほとんど影響を受けるこ
とがない。
【0017】このように、本発明は、主磁束に影響を与
えることなく、交差起磁力によって生ずる磁束を低減す
ることができるため、電機子反作用の影響の少ない小型
、高出力の偏平ヨーク型直流機を得ることができる。
えることなく、交差起磁力によって生ずる磁束を低減す
ることができるため、電機子反作用の影響の少ない小型
、高出力の偏平ヨーク型直流機を得ることができる。
【0018】
【実施例】次に本発明の好適な実施例を図面に基づき詳
細に説明する。
細に説明する。
【0019】なお、前記従来例と対応する部材には同一
符号を付しその説明は省略する。
符号を付しその説明は省略する。
【0020】図1には、本発明にかかる偏平ヨーク型直
流モータの好適な一例が示され、実施例の直流モータは
、回転可能に軸支された電機子10と、固定子側磁極と
しての一対の永久磁石12,12と、前記電機子を10
を収納する偏平ヨーク14とを含む。
流モータの好適な一例が示され、実施例の直流モータは
、回転可能に軸支された電機子10と、固定子側磁極と
しての一対の永久磁石12,12と、前記電機子を10
を収納する偏平ヨーク14とを含む。
【0021】前記偏平ヨーク14は、その内周面に永久
磁石12,12が相対向するように取付け固定される円
弧部14a、14aと、これら各円弧部14aと14a
間に位置する偏平部14b,14bとを含む。
磁石12,12が相対向するように取付け固定される円
弧部14a、14aと、これら各円弧部14aと14a
間に位置する偏平部14b,14bとを含む。
【0022】本発明の特徴は、偏平ヨーク14の永久磁
石裏面側位置に、交差起磁力により生ずる磁束の磁気回
路抵抗を高める磁気抵抗領域を形成したことにある。本
実施例では、この磁気抵抗領域として、各円弧部14a
、14aの永久磁石裏面側中央位置に、電機子10の回
転軸と平行に所定幅のスリット16,16を形成してい
る。
石裏面側位置に、交差起磁力により生ずる磁束の磁気回
路抵抗を高める磁気抵抗領域を形成したことにある。本
実施例では、この磁気抵抗領域として、各円弧部14a
、14aの永久磁石裏面側中央位置に、電機子10の回
転軸と平行に所定幅のスリット16,16を形成してい
る。
【0023】図2には、偏平ヨーク14に設けられたス
リット16,16の具体的な構成が示され、同図(A)
はスリット16に設けられた偏平ヨークの側面図、同図
(B)は同図(A)のB−B´の断面概略を表している
。
リット16,16の具体的な構成が示され、同図(A)
はスリット16に設けられた偏平ヨークの側面図、同図
(B)は同図(A)のB−B´の断面概略を表している
。
【0024】前記スリット16,16は、必要に応じて
適当な幅と長さのスリットとして形成することが好まし
く、特に好ましくは、電機子10と偏平ヨーク14との
エアギャップd程度のスリット幅を有するよう形成すれ
ばよい。なお、このスリット幅をあまり拡げると、有効
磁束が減少し、モータ特性が劣化するため、このスリッ
ト幅は必要以上に大きく形成しないよう注意する必要が
ある。
適当な幅と長さのスリットとして形成することが好まし
く、特に好ましくは、電機子10と偏平ヨーク14との
エアギャップd程度のスリット幅を有するよう形成すれ
ばよい。なお、このスリット幅をあまり拡げると、有効
磁束が減少し、モータ特性が劣化するため、このスリッ
ト幅は必要以上に大きく形成しないよう注意する必要が
ある。
【0025】また、このスリット16,16の長さは、
電機子10のコア積厚の1.5倍程度に形成することが
好ましい。
電機子10のコア積厚の1.5倍程度に形成することが
好ましい。
【0026】本実施例は以上の構成からなり、次にその
作用を説明する。
作用を説明する。
【0027】実施例の直流モータは、一対の永久磁石1
2,12が作る主磁束100が、図中矢印で示すような
磁気回路を通過することになる。このとき、同図に示す
よう、この主磁束100は、永久磁石12,12の裏面
側で、その磁路が二つに分かれ、永久磁石12,12の
裏面中央部ではその磁束密度が極めて粗となる。従って
、実施例のように永久磁石12,12の裏面側に磁気抵
抗の大きいスリット16,16を形成しても、主磁束、
すなわちモータの有効磁束にあまり影響がでない。
2,12が作る主磁束100が、図中矢印で示すような
磁気回路を通過することになる。このとき、同図に示す
よう、この主磁束100は、永久磁石12,12の裏面
側で、その磁路が二つに分かれ、永久磁石12,12の
裏面中央部ではその磁束密度が極めて粗となる。従って
、実施例のように永久磁石12,12の裏面側に磁気抵
抗の大きいスリット16,16を形成しても、主磁束、
すなわちモータの有効磁束にあまり影響がでない。
【0028】これに対し、交差起磁力(電機子コイルに
通電することにより発生する起磁力)により生ずる磁束
120は、図中矢印で示すような磁気回路を通過する。 すなわち、この交差起磁力により発生する磁束120は
、一方の偏平部14b,14bの中央で二つに分かれ、
円弧部14a,14a内を通過し、他方の偏平部14b
で合流する。このように交差起磁力により生ずる磁束1
20は、永久磁石12,12の裏面側に位置するスリッ
ト16,16を通過するため、このスリット16,16
が磁気抵抗となり、この磁束を低減することができる。
通電することにより発生する起磁力)により生ずる磁束
120は、図中矢印で示すような磁気回路を通過する。 すなわち、この交差起磁力により発生する磁束120は
、一方の偏平部14b,14bの中央で二つに分かれ、
円弧部14a,14a内を通過し、他方の偏平部14b
で合流する。このように交差起磁力により生ずる磁束1
20は、永久磁石12,12の裏面側に位置するスリッ
ト16,16を通過するため、このスリット16,16
が磁気抵抗となり、この磁束を低減することができる。
【0029】このように、偏平ヨーク14を使用した場
合に、ヨーク14と電機子10との間のエアギャップd
が小さくなり、交差起磁力に対する磁気抵抗が減少して
も、ヨーク14に設けられた一対のスリット16,16
が交差起磁力に対する磁気抵抗を高めるように作用する
ため、従来の偏平ヨーク型直流モータに比べ、電機子反
作用の影響を著しく低減することが可能となる。
合に、ヨーク14と電機子10との間のエアギャップd
が小さくなり、交差起磁力に対する磁気抵抗が減少して
も、ヨーク14に設けられた一対のスリット16,16
が交差起磁力に対する磁気抵抗を高めるように作用する
ため、従来の偏平ヨーク型直流モータに比べ、電機子反
作用の影響を著しく低減することが可能となる。
【0030】特に、本発明によれば、一般の偏平ヨーク
型直流モータのヨーク14に単にスリット16,16を
形成するだけでよいため、現行のモータを大幅に設計変
更することなく、電機子反作用の少ない偏平ヨーク型直
流モータを得ることが可能となる。
型直流モータのヨーク14に単にスリット16,16を
形成するだけでよいため、現行のモータを大幅に設計変
更することなく、電機子反作用の少ない偏平ヨーク型直
流モータを得ることが可能となる。
【0031】図7には、図5に示す従来の偏平ヨーク型
直流モータに、図1に示すような一対のスリット16,
16を設けた場合の磁束密度分布が示されている。
直流モータに、図1に示すような一対のスリット16,
16を設けた場合の磁束密度分布が示されている。
【0032】同図に示すよう、モータの整流帯200に
おける合成密度分布110は、図6に示す従来の偏平ヨ
ーク型直流モータに比べ大幅に低減されていることが確
認された。
おける合成密度分布110は、図6に示す従来の偏平ヨ
ーク型直流モータに比べ大幅に低減されていることが確
認された。
【0033】このように、本発明の偏平ヨーク型直流モ
ータは、小型で、高出力でしかも電機子反作用の影響が
少ないため、自動車用パワーウィンドウモータ、パワー
シートモータなど各種の用途に幅広く用いることが可能
となる。
ータは、小型で、高出力でしかも電機子反作用の影響が
少ないため、自動車用パワーウィンドウモータ、パワー
シートモータなど各種の用途に幅広く用いることが可能
となる。
【0034】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で各種の変形実施が
可能である。
のではなく、本発明の要旨の範囲内で各種の変形実施が
可能である。
【0035】例えば、前記実施例では、磁気抵抗領域と
して一対のスリット16,16を例にとり説明したが、
本発明はこれに限らず、これ以外に例えば磁気抵抗の高
い材料を用いてもよい。
して一対のスリット16,16を例にとり説明したが、
本発明はこれに限らず、これ以外に例えば磁気抵抗の高
い材料を用いてもよい。
【0036】また、本実施例では、本発明を直流モータ
に適用する場合を例にとり説明したが、本発明はこれに
限らず、これ以外にも、例えば本発明を偏平ヨーク型直
流発電機などに適用することも可能である。
に適用する場合を例にとり説明したが、本発明はこれに
限らず、これ以外にも、例えば本発明を偏平ヨーク型直
流発電機などに適用することも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電機子反作用の影響の少ない偏平ヨーク型直流機を得る
ことができるという効果がある。
電機子反作用の影響の少ない偏平ヨーク型直流機を得る
ことができるという効果がある。
【図1】本発明が適用された偏平ヨーク型直流モータの
概略説明図である。
概略説明図である。
【図2】同図(A)は、図1に示す直流モータの偏平ヨ
ークの側面説明図、同図(B)は同図(A)のB−B´
断面図である。
ークの側面説明図、同図(B)は同図(A)のB−B´
断面図である。
【図3】従来の円形ヨーク型直流モータの概略説明図で
ある。
ある。
【図4】図3に示す円形ヨーク型直流モータの磁束分布
の説明図である。
の説明図である。
【図5】従来の偏平ヨーク型直流モータの概略説明図で
ある。
ある。
【図6】図5に示す従来の偏平ヨーク型直流モータの磁
束分布の説明図である。
束分布の説明図である。
【図7】本発明にかかる偏平ヨーク型直流モータの磁束
分布の説明図である。
分布の説明図である。
10 電機子
12 永久磁石
14 偏平ヨーク
16 スリット
Claims (2)
- 【請求項1】 偏平ヨークの固定子側磁極裏面側位置
に、偏磁作用により生ずる磁束の通過する磁気回路の抵
抗を高める磁気抵抗領域を形成し、電気子反作用の影響
を小さくすることを特徴とする偏平ヨーク型直流機。 - 【請求項2】 請求項1において、前記磁気抵抗領域
は、偏平ヨークの固定子側磁極裏面側中央位置に、回転
軸に平行に設けられた所定幅のスリットとして形成され
たことを特徴とする偏平ヨーク型直流機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3029298A JPH04244773A (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 偏平ヨーク型直流機 |
US07/823,461 US5175460A (en) | 1991-01-29 | 1992-01-22 | Flat yoke type DC machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3029298A JPH04244773A (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 偏平ヨーク型直流機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04244773A true JPH04244773A (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=12272334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3029298A Pending JPH04244773A (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 偏平ヨーク型直流機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5175460A (ja) |
JP (1) | JPH04244773A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003047184A (ja) * | 2001-08-02 | 2003-02-14 | Mitsuba Corp | 電動モータにおけるアーマチュア構造 |
JP2006325398A (ja) * | 2006-09-04 | 2006-11-30 | Hitachi Koki Co Ltd | 永久磁石整流子モータ |
US7368843B2 (en) | 2002-09-30 | 2008-05-06 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Commutator motor |
JP4767358B1 (ja) * | 2010-09-03 | 2011-09-07 | 三菱電機株式会社 | 永久磁石型回転電機 |
JP2013022303A (ja) * | 2011-07-22 | 2013-02-04 | Hitachi Appliances Inc | 電気掃除機及びその吸込具 |
CN116274585A (zh) * | 2023-05-17 | 2023-06-23 | 镇江先锋汽车零部件有限公司 | 一种具有密封面的异形机壳的制作方法 |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994028613A1 (en) * | 1993-05-20 | 1994-12-08 | Colin Edward Cartwright | Battery powered permanent magnet direct current motor |
CN1068994C (zh) * | 1996-11-05 | 2001-07-25 | 杨泰和 | 直流电机的低电枢反应x型磁路结构 |
JPH10336978A (ja) * | 1997-05-30 | 1998-12-18 | Asmo Co Ltd | モータ製造方法及びモータ |
DE19861024A1 (de) * | 1998-02-28 | 1999-09-09 | Bosch Gmbh Robert | Elektromotor |
US6452300B1 (en) * | 1998-12-30 | 2002-09-17 | General Electric Company | Laminated stator yokes |
JP4397503B2 (ja) * | 2000-03-30 | 2010-01-13 | アスモ株式会社 | 回転電機のヨークの製造方法 |
US6700269B2 (en) * | 2000-05-10 | 2004-03-02 | Asmo Co., Ltd. | Direct current motor yoke housing having groove-like reduced thickness portions |
US6701603B2 (en) * | 2000-12-13 | 2004-03-09 | Asmo Co., Ltd. | Method of manufacturing yoke of electric rotating machine |
JP3930357B2 (ja) * | 2002-03-28 | 2007-06-13 | アスモ株式会社 | ヨークハウジング及びモータ |
GB2472951B (en) * | 2004-11-29 | 2011-04-27 | Thermo Finnigan Llc | Method of processing mass spectrometry data |
GB2428903B (en) * | 2005-08-03 | 2009-10-07 | Imra Europ S A S Uk Res Ct | Salient pole electrical machine |
JP4822770B2 (ja) * | 2005-08-29 | 2011-11-24 | 株式会社ミツバ | モータおよび二重ヨークを備えたモータの製造方法 |
DE102005047445A1 (de) * | 2005-09-30 | 2007-04-05 | Robert Bosch Gmbh | Elektromotor mit geteiltem magnetischem Rückschlusselement |
DE102006015392A1 (de) * | 2006-04-03 | 2007-10-04 | Robert Bosch Gmbh | Antriebs- und Auswerteeinrichtung |
JP5020537B2 (ja) * | 2006-05-10 | 2012-09-05 | 日産自動車株式会社 | 回転電機 |
CN103683648B (zh) * | 2012-09-24 | 2016-04-13 | 广东德昌电机有限公司 | 驱动装置 |
DE102014223959A1 (de) * | 2014-11-25 | 2016-05-25 | Robert Bosch Gmbh | Elektrische Maschine mit reduziertem Streufluss durch Gehäuse |
KR20190134976A (ko) | 2019-03-14 | 2019-12-05 | 이성근 | 정류자를 가진 모터 |
KR20200131968A (ko) | 2019-05-15 | 2020-11-25 | 이성근 | 정류자를 가진 발전기 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4795932A (en) * | 1987-07-31 | 1989-01-03 | United Technologies Electro Systems, Inc. | Double insulated motor including a magnet retainer |
JPS6459149A (en) * | 1987-08-31 | 1989-03-06 | Junkosha Co Ltd | Oil leak sensor |
US5008578A (en) * | 1989-04-26 | 1991-04-16 | Pace Sang H L | Permanent magnet motor having diverting magnets |
US4973871A (en) * | 1989-08-23 | 1990-11-27 | Lucas Aerospace Power Equipment Corporation | Stator assembly having magnet retention by mechanical wedge constraint |
-
1991
- 1991-01-29 JP JP3029298A patent/JPH04244773A/ja active Pending
-
1992
- 1992-01-22 US US07/823,461 patent/US5175460A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003047184A (ja) * | 2001-08-02 | 2003-02-14 | Mitsuba Corp | 電動モータにおけるアーマチュア構造 |
US7368843B2 (en) | 2002-09-30 | 2008-05-06 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Commutator motor |
US7508109B2 (en) | 2002-09-30 | 2009-03-24 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Commutator motor |
JP2006325398A (ja) * | 2006-09-04 | 2006-11-30 | Hitachi Koki Co Ltd | 永久磁石整流子モータ |
JP4716127B2 (ja) * | 2006-09-04 | 2011-07-06 | 日立工機株式会社 | 電動工具 |
JP4767358B1 (ja) * | 2010-09-03 | 2011-09-07 | 三菱電機株式会社 | 永久磁石型回転電機 |
JP2013022303A (ja) * | 2011-07-22 | 2013-02-04 | Hitachi Appliances Inc | 電気掃除機及びその吸込具 |
CN116274585A (zh) * | 2023-05-17 | 2023-06-23 | 镇江先锋汽车零部件有限公司 | 一种具有密封面的异形机壳的制作方法 |
CN116274585B (zh) * | 2023-05-17 | 2023-07-21 | 镇江先锋汽车零部件有限公司 | 一种具有密封面的异形机壳的制作方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5175460A (en) | 1992-12-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH04244773A (ja) | 偏平ヨーク型直流機 | |
US5298827A (en) | Permanent magnet type dynamoelectric machine rotor | |
US5523637A (en) | Permanent magnet electrical machine with low reluctance torque | |
AU611835B2 (en) | Direct current dynamoelectric machines utilizing high strength permanent magnets | |
US4823037A (en) | DC Electric motor having field poles of permanent magnet | |
JPS61280744A (ja) | 永久磁石を有する回転子 | |
JP2008136298A (ja) | 回転電機の回転子及び回転電機 | |
JP4284981B2 (ja) | 永久磁石形モータ | |
US4794291A (en) | Permanent magnet field DC machine | |
WO2021149473A1 (ja) | 磁気ギアード回転電機 | |
US7679256B2 (en) | Rotary electric machine | |
JP3193348B2 (ja) | 永久磁石式リラクタンス型回転電機 | |
JPH0787685B2 (ja) | 永久磁石界磁式直流回転電機 | |
JPH0789730B2 (ja) | 補助極付永久磁石式直流機 | |
JP4720024B2 (ja) | 永久磁石形同期電動機 | |
JP2001086672A (ja) | 永久磁石回転電機及びそれを用いた電動車両 | |
JP3467963B2 (ja) | 永久磁石界磁型回転電機 | |
JP2002084719A (ja) | 直流機 | |
JPS634415B2 (ja) | ||
JP2000037052A (ja) | 永久磁石回転電機 | |
JPS5947946B2 (ja) | E型補極を有する直流機 | |
JP2003304657A (ja) | 永久磁石式同期モータ | |
JPH0951641A (ja) | 電動機の電機子構造 | |
JP2609286B2 (ja) | 永久磁石式回転機 | |
JPH1066284A (ja) | 永久磁石モータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981201 |