JPS62724A - バ−ナの空気制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、バーナの燃焼空気を供給制御する空気制御
装置に関するもので、穀粒を乾燥する乾燥機等のバーナ
に利用できる。

従来の技術 従来は、燃焼部へ供給して燃焼する燃料流量によって、
該燃焼部で加熱された加熱空気を送風機で吸引し、この
吸引量を制御して、送風室を経てこの燃焼部へ送気する
送気量を制御する装置であり、この送気する送気温度を
検出して送気量を補正しない装置であった。

発明が解決しようとする問題点 穀粒を乾燥する乾燥機にバーナを使用した場合では、該
乾燥機前部に設けた該バーナの燃焼部より燃料を前部へ
噴出させながら燃焼させ、この燃焼火炎と該バーナ部を
通過する外気風とを該乾燥機後部に設けた排Ｊ！Ｌ機で
吸゛わせることにより、この熱風は乾燥室を通風し、こ
の乾燥室内を流下中の穀粒をこの熱風に晒して乾燥させ
るが、この乾燥作業のときには、該バーナの燃焼部で燃
焼する燃料流量は、乾燥する穀粒の種類、乾燥する穀粒
量及び外気温検出センサーが検出する検出外気温度等に
よって異なり、この供給燃料流量によって、該燃焼部で
加熱された加熱空気を送風機で吸引し、この吸引量が制
御されて送風室を経てこの燃焼部へ送気する送気量が制
御されるが、この吸引して送気する送気温度が検出され
ないため、例えば、外気温度が低温度で燃焼する燃料流
量が少ないときには、該送Ｘ機で吸引して送気する送気
温度が低温度となるため、この送気風によって供給燃料
が冷却されて燃料の気化が悪くなって、燃焼不良が発生
することがあったり、又上記とは逆に外気温度が高温度
で燃焼する燃料流量が多いときには、該送風機で吸引し
て送気する送気温度が高温度となるため、この送気風に
よって供給燃料が暖めちれ過ぎとなって燃焼不良が発生
することがある。

問題点を解決するための手段 この発明は、燃焼部（１）による加熱空気を一部として
吸引し該燃焼部（１）へ送気する送気室（２）内に、こ
の送気室（２）内の送気量を補正制御するための送気温
度を検出する送気温度検出センサー（３）を設けてなる
バーナの空気制御装置の構成とする。

発明の作用 燃料ポンプより供給される燃料と燃焼部（１）によって
加熱された加熱空気の一部を送風＠−Ｃ吸引制御し、送
気室（２）を経て該燃焼部（１）内へ、この供給される
燃料流量に適応した送気量が燃焼用空気として制御され
て供給され、該燃焼部（１）より燃料を前方へ噴出しな
がら噴出燃焼して、この燃焼火炎とバーナ部の周囲を通
過する外気風とによって乾燥用熱風となり、この乾燥用
熱風が乾燥室を通風し、この乾燥室内を流下中の穀粒は
この乾燥用熱風に晒されて乾燥されるが、このバーナの
燃焼中は外気温度の変化によって燃料ポンプより供給さ
れる燃料流量が変化し、この燃料流量によって該送風機
で吸引されて該送気室（２）内へ送気される送気量が変
化すると同時に、この送気室（２）内に設けた送気温度
検出センサー（３）が、この送気される送気風の温度を
検出し、この検出送気温度によって送気する送気量を制
御して該バーナの該燃焼部で供給燃料は燃焼する。

供給される該供給燃料量が所定量以下で、外気温度が所
定温度以下で、又検出送気温度が所定温度以下のときに
は、所定の送気量よりこの送気量を減少制御して該バー
ナの該燃焼部で燃焼する。

又上記とは逆に供給される供給燃料が所定量以上で、該
外気温度が所定温度以上で、又該送気温度が所定温度以
上のときには、所定の該送気量よりこの送気量を増加制
御して該バーナの該燃焼部で燃焼する。

発明の効果 この発明により、送気温度が検出され、この検出送気温
度によって送気量が補正制御されることにより、外気温
度が低温度で燃料流量が少量のときは、該送気量が減少
制御されるため、供給燃料が冷却されることがなくなり
、又該外気温度が高温度で燃料流量が多量のときは、該
送気量が増加制御されるため、該供給燃料が暖め過ぎに
なることがなくなるので、バーナは常に安定した状態で
燃焼する。

実施例 なお、図例において、乾燥機（４）の機壁（５）は前後
壁板及び左右壁板よりなり、この前壁板部にはバーナケ
ース（６）を設け、このバーナケース（６）にはバーナ
（７）を内蔵して設け、又この乾燥機（４）を始動、停
止等を行なう操作装置（８）を設けた構成であり、該機
壁（５）の該後壁板部には排風機（９）を設け、この後
壁板下部にはモータ（２０）を設けた構成である。

該機壁（５）向上部には穀粒を貯留する貯留室（ｌＯ）
を設け、この貯留室（１０）下部には穀粒が流下する乾
燥室（１１）を二条並設して設け、この乾燥室（１１）
下部には穀粒を繰出し流下させる繰出バルブ（１２）、
（１２）を設け、この繰出バルブ（１２）、（１２）下
部には移送ラセンを内装した集穀樋（１３）を設け、該
貯留室（１０）上側には移送ラセンを内装した移送樋（
１４）を設け、この移送樋（１４）の中央下部には拡散
盤（１５）を設け、この拡散盤（１５）で移送穀粒を該
貯留室（１０）内へ均等に拡散還元する構成である。該
乾燥室（２）、（２）間には熱風室（１Ｂ）を設け、こ
の熱風室（１６）と該バーナ（７）とは連通させた構成
であり、該乾燥室（２）、（２）と該左右壁板との間に
は排風室（１７）、（１７）を設け、この排風室（１７
）、（１７）と該排風機（９）とは連通させた構成であ
り、該熱風室（１Ｂ）内にはこの熱風室（１６）内の熱
風温度を検出する熱風温検出センサー（１８）を設け、
該モータ（２０）で該集穀樋（１３）内の移送ラセン、
該繰出バルブ（１２）、（１２）及び該排風機（９）等
を回転駆動する構成である。

前記ｍ壁（５）前部には昇穀機（１９）を装着し、内部
にはパケットコンベアーを設け、上端部と該移送樋（１
０始端部との間には投出筒を設けて連通させ、下端部と
該集穀樋（１３）終端部との間には供給樋を設けて連通
させた構成であり、該昇穀機（１９）上部にはモータ（
２１）を設け、このモータ（２１）で該パケットコンベ
アーベルト及び該移送樋（１４）内の移送螺旋等を回転
駆動する構成である。

前記バーナ（７）前部には燃焼部（１）を設け、後部に
は送気室（２）を設けた構成であり、前記バーナケース
（６）底板部に固着して設けた支持板（２２）上に、こ
のバーナ（７）を装着した構成であり、このバーナ（７
）より発生する熱風とこのバーナ（７）の周囲を通過す
る外気風とが前記排風機（９）で吸われて乾燥用熱風と
なり、この乾燥用熱風が前記乾燥室（１１）を通風し、
この乾燥室（１１）内を流下中の穀粒はこの乾燥用熱風
に晒されて乾燥される構成である。

該送気室（２）は燃焼風を送気する円筒状で中央部が開
口し、この送気室（２）内にはこの送気室（２）内を通
過する送気風の温度を検出する送気温度検出センサー（
３）を設け、更に気化筒（２３）等を回転駆動するモー
タ（２４）を固着し、該送気室（２）前部には中央部が
開口した燃焼筒（２５）を固着し、この開口部には先端
が開口した円錐状の案内筒（２６）を固着し、この案内
筒（２６）外側部には中央部が開口して気化燃料が噴出
燃焼する噴出孔（２７）を有する燃焼盤（２８）を該燃
焼筒（２５）に固着し、該燃焼筒（２５）外周近傍部に
は点火ヒータ（２９）を設けた構成である。

該モータ（２０軸端部には燃料ノズル（３０）より供給
される燃料を受けて回転飛散させる飛散体（３１）及び
該気化筒（２３）を固着し、この気化筒（２３）口縁部
には気化盤（３２）を燃料が流出しうる小隙間を配設し
て固着し、この気化Ｍｌ　（３２）は前縁部を前方外へ
斜めに拡径し、この拡径部と該燃焼盤（２８）との間に
は噴出口（３３）を形成し、この噴出口（３２）と該燃
焼盤（２８）の噴出孔（２７）とより気化燃料が噴出し
て噴出燃焼する構成である。

前記バーナケース（６）上板外側部には送風機（３４）
及び送風機モータ（３５）を設け、この送風ｆｉ　（３
４）部よりこのバーナケース（６）内へ突出する状態に
吸気筒（３Ｂ）を設け、この吸気筒（３Ｂ）と該送風機
（３４）とは連通させ、この送風機（３４）と前記気化
室（２）の中央部の開口部との間には送風ダク）　（３
７）を設け、該吸気筒（３Ｂ）の吸気口（３８）より前
記燃焼部（１）より噴出する加熱された加熱空気を吸入
し、該送風ｍ　（３４）より該送風ダクト（３７）を経
て前記送気室（２）内へこの加熱空気を送気する構成で
あり、この送気量は該送風機モータ（３５）の回転によ
り変動する構成である。

前記バーナケース（６）下板外側部には燃料ボ　“ンプ
（３９）を設け、前記乾燥機（４）前部には燃より燃料
ホース（４１）　、該燃料ポンプ（３９）　、燃料供給
管（４２）及び前記燃料ノズル（３０）を経て燃料を前
記飛散体（３１）の外周部へ供給する構成である。

前記操作装置（８）は箱形状で、この箱体の表面部には
始動スイッチ（４３）　、停止スイッチ（４４）、熱風
温度設定孤み（４５）　、穀粒種類設定孤み（４Ｂ）　
、時間設定孤み（４７）等を設け、底板外側部には外気
温度を検出する外気温検出センサー（４日）を設け、内
部には制御装置（４９）を設けた構成であり、この制御
装置（４９）は該各スイッチ（４３）、（４０及び該各
設定孤み（４５）、（４６）、（４７）等の操作が入力
される入力回路（５０）　、前記送気温度検出センサー
（３）、前記熱風温検出センサー（１日）及び該外気温
検出センサー（４日）が検出する検出値をＡ−Ｄ変換す
るＡ−Ｄ変換器（５１）　、このＡ−Ｄ変換器（５１）
で変換された変換値が入力される入力回路（５０）　、
これら入力回路（５０）、（５０）より入力される各種
入力値を算及びこのＣＰＵ（５２）より指令される各種
指令を受けて出力する出力回路（５３）を有する構成で
あり、この制御装置（４８）で前記点火ヒータ（２９）
、前記燃料ポンプ（３８）及び前記各モータ（２０）、
　　（２１）、（２４）、（３５）等の始動、停止の制
御が行なわれる構成である。

該制御装置（４９）は該穀粒種類設定孤み（４Ｂ）、該
熱風温度設定孤み（４５）の操作により設定した設定熱
風温度になるように、前記バーナ（７）内へ燃料を供給
する前記燃料ポンプ（３９）を制御する構成であり、又
前記外気温検出センサー（４８）が検出する検出外気温
度が高温度に変化すると、この設定熱風温度がこの制御
装置（４９）内に設定して記憶させた温度量を上昇させ
、又低温度に変化すると、該設定熱風温度を該制御装置
（４９）内に設定して記憶させた温度量を下降させる構
成であり、該バーナ（７）より発生する熱風温度を前記
熱風温検出センサー（１８）で検出し、この検出熱風温
度と該設定熱風温度とをこの制御装置（４９）で比較し
て、この検出熱風温度が該設定熱風温度と同じ温度とな
るように該燃料ポンプ（３９）を制御する構成である。

前記制御装置（４９）は設定した該設定熱風温度によっ
て、この制御装置（４９）内に設定して記憶させた回転
数になるように、前記送風機モータ（３５）の回転を制
御して、前記燃焼部（１）で加熱された加熱空気を前記
吸気口（３８）より吸入して前記送気室（２）内へ送気
する構成であり、前記燃料ポンプ（３Ｂ）で供給する供
給燃料、前記外気温検出センサー（４Ｂ）が検出する検
出外気温度及び前記送気温度検出センサー（３）が検出
する検出送気温度が該制御装置（４８）内に設定して記
憶させた設定燃料量、設定外気温度及び設定送気温度が
何れもが検出値以下のときには、この制御装置（４８）
内に設定して記憶・させた回転数を減速して、該送気室
（２）内へ送気する該送気量を該制御装置（４８）で減
少制御する構成であり、又上記とは逆に設定して記憶さ
せた設定燃料量、設定外気温度及び設定送気温度が何れ
もが検出値以上のときには、該制御装置（４９）内に設
定して記憶させた回転数を増速して該送気室（２）内へ
送気する該送気量を該制御装置（４θ）で増加制御する
構成である。

操作装置（８）の各設定孤み（４５）、（４Ｂ）、（４
７）を操作し、始動スイッチ（４３）を操作することに
より、乾燥機（４）が始動すると同時に、バーナ（７）
の点火ヒータ（２θ）に通電され、この点火ヒータ（２
９）が赤熱し、燃料が燃料タンク（４０）　、燃料ホー
ス（４１）　、燃料ポンプ（３９）、燃料供給管（４２
）及び燃料ノズル（３０）を経て飛散体（３１）外周面
部へ供給され、この飛散体（３１）で燃料を気化筒（２
３）内壁部へ飛散し、この気化筒（２３）内壁部を流下
中にこの気化筒（２３）と気化盤（３２）との小隙間よ
り燃料が噴出し、この噴出燃料の一部が赤熱した該点火
ヒータ（２３）へ飛散して自動点火して燃料が開始し、
又燃焼風は吸気筒（３６）の吸気口（３８）より吸入さ
れ送風機（３４）　、送風ダクト（３７）を経て送気室
（２）内へ送気される。この燃焼火炎で該気化筒（２３
）が熱せられ、この気化筒（２３）内を流下中の燃料は
気化され、この気化燃料が燃焼部（１）の燃焼盤（２８
）の噴出孔（２７）と噴出口（３２）とより噴出しなが
ら燃焼して燃焼火炎となる。

この燃焼火炎と該バーナ（７）の周囲を通過する外気風
とが乾燥用熱風となり、この乾燥用熱風が該乾燥機（４
）の後壁板部に設けた排風ｍ（９）で吸われて、熱風室
（１６）より乾燥室（１１）を通風し、貯留室（１０）
より該乾燥室（１１）内を流下中の穀粒は、この乾燥用
熱風に晒されて乾燥され、繰出バルブ（１２）で下部へ
と繰出され、下部の移送螺旋で集穀樋（１３）を経て供
給樋内へ移送排出され、昇穀機（１３）で上部へ搬送さ
れ、上部の移送螺旋で移送樋（１４）を経て拡散盤（１
５）上へ移送供給され、この拡散盤（１５）で該貯留室
（１０）内へ均等に拡散還元され、循環乾燥されて穀粒
が規定水分に達して該時間設定孤み（４７）で設定した
時間が経過すると、該操作装置（８）の制御装置（４８
）で自動制御して該乾燥機（４）を自動停止するが、こ
の乾燥作業中は、該送風機（３４）で吸引して送気する
加熱空気の温度を送気温度検出センサー（３）が検出し
、この検出送気温度と外気温検出センサー（４８）が検
出する検出外気温度及び供給燃料量とによって、送気す
る送気量が制御されて該バーナ（７）の該燃焼部（１）
で供給燃料は燃焼する。

前記送風機（３０で吸引して送気する送気量が、送気温
度、外気温度及び供給燃料量によって制御されるため、
外気温度が低温度及び高温度に関係なく前記バーナ（７
）は常に安定した状態で燃焼する。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図はブロ
ック図、第２図は拡大側断面図、第３図は拡大背面図、
第４図は乾燥機の一部破断せる正面図、第５図は乾燥機
の一部の拡大正面図である。 図中、符号（１）は燃焼部、（２）は送風室、（３）は
送気温度検出センサーを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 燃焼部（１）による加熱空気を一部として吸引し該燃焼
   部（１）へ送気する送気室（２）内に、この送気室（２
   ）内の送気量を補正制御するための送気温度を検出する
   送気温度検出センサー（３）を設けてなるバーナの空気
   制御装置。