JPS6270707A - 移送途中の被測定物の超音波利用による重層検知装置 - Google Patents
移送途中の被測定物の超音波利用による重層検知装置Info
- Publication number
- JPS6270707A JPS6270707A JP21174385A JP21174385A JPS6270707A JP S6270707 A JPS6270707 A JP S6270707A JP 21174385 A JP21174385 A JP 21174385A JP 21174385 A JP21174385 A JP 21174385A JP S6270707 A JPS6270707 A JP S6270707A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- measured
- ultrasonic waves
- transmitted
- article
- transmitter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、厚ボール板紙、アルミホイール紙、アルミ蒸
着紙、プラスチックシート、アルミ薄板、ガラス板、う
す紙、等の板が２枚重ねに重層されていないかその有無
を超音波の透過量の変化により測定する装置に関するも
のである。
着紙、プラスチックシート、アルミ薄板、ガラス板、う
す紙、等の板が２枚重ねに重層されていないかその有無
を超音波の透過量の変化により測定する装置に関するも
のである。
本発明は、超音波を用いて、一定の厚さを有する厚さ既
知の被測定物の重層の有無を検知するために被１’ｌ定
物の一枚を対置した送波器と受波器との間に直交方向に
位置せしめ垂直に被測定物に超音波を発射して被測定物
により減衰されがらもわずかに透過した超音波の透過量
を電圧測定し、これを基準測定値として設定し、対置し
た送波器と受波器との間に順次移送される被測定物に垂
直に超音波を発射して被測定物を透過して減衰した超音
波の透過量との異動を検知することにより移送された被
測定物の重層を検知する装置に関するものである。
知の被測定物の重層の有無を検知するために被１’ｌ定
物の一枚を対置した送波器と受波器との間に直交方向に
位置せしめ垂直に被測定物に超音波を発射して被測定物
により減衰されがらもわずかに透過した超音波の透過量
を電圧測定し、これを基準測定値として設定し、対置し
た送波器と受波器との間に順次移送される被測定物に垂
直に超音波を発射して被測定物を透過して減衰した超音
波の透過量との異動を検知することにより移送された被
測定物の重層を検知する装置に関するものである。
従来技術
従来のこの種の紙、プラスチックシート、ガラス、アル
ミ薄板等の重層を電気的あるいは機械的に検知すること
は非常に困難であった。
ミ薄板等の重層を電気的あるいは機械的に検知すること
は非常に困難であった。
この種の被測定物の重層を検知する方法として接触式と
してマイクロスイッチや差動トランス等を利用して測定
子を瞬間的に被測定物に接触させることにより測定する
方法が提案されている。しかしながら、この接触式の測
定方法においては測定の都度、被測定物に測定子を接触
させなければならず、連続的に相当のスピードで移送さ
れる被測定物に接触させるには高速度で測定子接離動さ
せると接触面が摩耗して測定値に誤差が生じ、その都度
交換する必要があり、また被測定物が柔らかい紙やプラ
スチックシート等であるとき、特にこれらの物は測定子
を接触させる接触部位が凹み、その正確なｉｌｌ’ｌ定
は技術的に困難であるという問題があった。
してマイクロスイッチや差動トランス等を利用して測定
子を瞬間的に被測定物に接触させることにより測定する
方法が提案されている。しかしながら、この接触式の測
定方法においては測定の都度、被測定物に測定子を接触
させなければならず、連続的に相当のスピードで移送さ
れる被測定物に接触させるには高速度で測定子接離動さ
せると接触面が摩耗して測定値に誤差が生じ、その都度
交換する必要があり、また被測定物が柔らかい紙やプラ
スチックシート等であるとき、特にこれらの物は測定子
を接触させる接触部位が凹み、その正確なｉｌｌ’ｌ定
は技術的に困難であるという問題があった。
これを解決して非接触のｉｌｌ’ｌ定方法と定石法電管
を用いて光の透過量を利用することにより枚数を測定す
る光電式測定方法や静電容量を用いて超音波の反射を利
用して枚数を測定する方法が提案されている。
を用いて光の透過量を利用することにより枚数を測定す
る光電式測定方法や静電容量を用いて超音波の反射を利
用して枚数を測定する方法が提案されている。
発明が解決しようとする問題点
光の透過や光重式センサーを利用した測定装置において
は被測定物の色や材質によっては光が透過せず金属板の
如く被測定物の表面が滑らかでなく凹凸の大きい反射率
の低い厚紙や段ボール板や黒いプラスチックシート等の
場合には測定できないという問題があった。
は被測定物の色や材質によっては光が透過せず金属板の
如く被測定物の表面が滑らかでなく凹凸の大きい反射率
の低い厚紙や段ボール板や黒いプラスチックシート等の
場合には測定できないという問題があった。
また超音波を利用した測定装置においては金属等の密度
の高いものの場合には超音波測定に適しているが被測定
物に直接に探触子を接触させて被測定物中に超音波をだ
してそのエコー反射を受けて測定するものであり接触式
である点において前記の固有の問題点を有している。ま
た非接触式で測定することも提案されているが伝播体と
して水や油を介在させねばならないという問題を有して
おり、更に紙や木材、プラスチック等の比較的密度の低
い物質に対しては超音波の減衰率が大きく正確な測定に
は不向きでるとされ特に、空気中においてはノイズが多
く受波電圧が正確に検出しにくいため水や油等の伝播体
を介在させて空気を排除しなければならないという問題
があった。
の高いものの場合には超音波測定に適しているが被測定
物に直接に探触子を接触させて被測定物中に超音波をだ
してそのエコー反射を受けて測定するものであり接触式
である点において前記の固有の問題点を有している。ま
た非接触式で測定することも提案されているが伝播体と
して水や油を介在させねばならないという問題を有して
おり、更に紙や木材、プラスチック等の比較的密度の低
い物質に対しては超音波の減衰率が大きく正確な測定に
は不向きでるとされ特に、空気中においてはノイズが多
く受波電圧が正確に検出しにくいため水や油等の伝播体
を介在させて空気を排除しなければならないという問題
があった。
問題点を解決するための手段
本発明は、これらの問題点を解決したもので超音波を利
用しかつ非接触方式によりしかも水や油などの媒介物を
用いず“に空気中において測定可能にした装置を提供す
ることを目的とするものである。
用しかつ非接触方式によりしかも水や油などの媒介物を
用いず“に空気中において測定可能にした装置を提供す
ることを目的とするものである。
本発明の超音波利用の重層検知装置は、所定間隔を置い
て送波器と受波器とを対置して強力な超音波を発射し、
予め一定の厚みを有する被測定物の一枚を送波器と受波
器との間に位置せしめて被測定物の一枚当りの超音波の
透過量を測定し基Ｉｌ’！ ｉ！ｌ’ｌ定値を設定し、
送波器と受波器との間に順次移送される被ｉｎｑ定物に
発射される超音波の透過量を測定し、該超音波の透過量
と前記被ｆｌｌｌｌ定物の一枚当りの超音波の透過量の
基準８＋１１定値との異動を検知することにより、移送
される被測定物の重層を検知することを特徴とするもの
である。
て送波器と受波器とを対置して強力な超音波を発射し、
予め一定の厚みを有する被測定物の一枚を送波器と受波
器との間に位置せしめて被測定物の一枚当りの超音波の
透過量を測定し基Ｉｌ’！ ｉ！ｌ’ｌ定値を設定し、
送波器と受波器との間に順次移送される被ｉｎｑ定物に
発射される超音波の透過量を測定し、該超音波の透過量
と前記被ｆｌｌｌｌ定物の一枚当りの超音波の透過量の
基準８＋１１定値との異動を検知することにより、移送
される被測定物の重層を検知することを特徴とするもの
である。
本発明をその一実施例を示す図面に基づいて説明する。
第１図乃至第２図において（１）は送波器であり送波部
（２）により発信された超音波のパルスは受波器（３）
に受信されて受波部（４）により増幅、検波されて出力
表示されるように設けられている。
（２）により発信された超音波のパルスは受波器（３）
に受信されて受波部（４）により増幅、検波されて出力
表示されるように設けられている。
送波器（１）と受波器（３）とは基台（２４）に設けた
透孔（２５）を挟んで垂直方向に所定間隔を置いて対置
され、ベルトコンベアーにより移送された被測定物（Ａ
）が基台（２４）上を送波器（１）と受波器（３）との
間を順次通過可能に設けられている。
透孔（２５）を挟んで垂直方向に所定間隔を置いて対置
され、ベルトコンベアーにより移送された被測定物（Ａ
）が基台（２４）上を送波器（１）と受波器（３）との
間を順次通過可能に設けられている。
送波器（１）の送波部（２）は発振回路（５）と送波用
電力増幅部（６）とからなり、送波器（１）から、約４
０ＫＨｚ（Ｉ）周波数の超音波パルスが発射されるよう
に設けられている。
電力増幅部（６）とからなり、送波器（１）から、約４
０ＫＨｚ（Ｉ）周波数の超音波パルスが発射されるよう
に設けられている。
送波器（１）と送波部（２）との電気回路は第６図に示
すとおりであり、送波用電力増幅部（６）において、出
力切換スイッチ（７）を設けている。
すとおりであり、送波用電力増幅部（６）において、出
力切換スイッチ（７）を設けている。
出力切換スイッチ（７）は送波器（１）からの超音波の
発射エネルギーを増減切換可能にしたものである。
発射エネルギーを増減切換可能にしたものである。
受波器（３）の受波部（４）は第１段目増幅部（８）、
感度調整部（９）、第２段目増幅部（１０）、検波回路
（１１）、出力表示部（１２）からなっている。
感度調整部（９）、第２段目増幅部（１０）、検波回路
（１１）、出力表示部（１２）からなっている。
受波器（３）と受波部（４）との電気回路は第７図に示
すとおりである。
すとおりである。
第３図乃至第４図は送波器（１）と受波器（３）とを除
いた装置の収納容器（１３）の表示パネルで（１４）は
電源スィッチ及びランプ （１５）は感度ボリュウム（
１６）はレベル表示部（１７）は出力スイッチ（１８）
は出力ランプ（１９）は電源コネクター（２０）は警告
ブザー（２１）はブザー音量ツマミ（２２）は受波器コ
ネクター（２３）は送波器コネクター（２６）・・・ヒ
ユーズ（２７）・・・出力コネクター（２８）・・・出
力コードが各々設けられている。
いた装置の収納容器（１３）の表示パネルで（１４）は
電源スィッチ及びランプ （１５）は感度ボリュウム（
１６）はレベル表示部（１７）は出力スイッチ（１８）
は出力ランプ（１９）は電源コネクター（２０）は警告
ブザー（２１）はブザー音量ツマミ（２２）は受波器コ
ネクター（２３）は送波器コネクター（２６）・・・ヒ
ユーズ（２７）・・・出力コネクター（２８）・・・出
力コードが各々設けられている。
作用
本発明による動作を説明すると１本装置の収容容器（１
３）の表示パネルに設けられた電源スィッチ（１４）、
出力スイッチ（１７）を各々入れて作動状態にすると、
発振回路（５）送波用電力増幅部（６）、を経て送波器
（１）から超音波パルスが発射される。
３）の表示パネルに設けられた電源スィッチ（１４）、
出力スイッチ（１７）を各々入れて作動状態にすると、
発振回路（５）送波用電力増幅部（６）、を経て送波器
（１）から超音波パルスが発射される。
発射された超音波パルスは受波器（３）により受信され
て第１段目増幅部（８）感度調整部（９）第２段目増幅
部（１０）検波回路（１１）を経て受波電圧として出力
表示部（１２）に表示されるものである。
て第１段目増幅部（８）感度調整部（９）第２段目増幅
部（１０）検波回路（１１）を経て受波電圧として出力
表示部（１２）に表示されるものである。
本発明の装置を用いて被測定物の重層を検知するには被
測定物（Ａ）の一枚の厚みを設定しておき（厚さを既知
とする）予め一枚の被測定物（Ａ）を送波器（１）と受
波器（３）の間の基台（２４）上に水平に載置して１発
射された超音波が被測定物（Ａ）により減衰されて透過
した透過量を受波電圧として測定し、その測定値を基準
測定値とする。
測定物（Ａ）の一枚の厚みを設定しておき（厚さを既知
とする）予め一枚の被測定物（Ａ）を送波器（１）と受
波器（３）の間の基台（２４）上に水平に載置して１発
射された超音波が被測定物（Ａ）により減衰されて透過
した透過量を受波電圧として測定し、その測定値を基準
測定値とする。
この基準測定値はレベル表示部（１６）においてレベル
マークとして表示され、かつ基準測定値の場合にレベル
表示部（１６）においてレベルマークが０点に位置する
ように感度ボリュウム（１５）を操作する。
マークとして表示され、かつ基準測定値の場合にレベル
表示部（１６）においてレベルマークが０点に位置する
ように感度ボリュウム（１５）を操作する。
このようにして被測定物（Ａ）の一枚当りの基準測定値
を検知したら、順次被測定物（Ａ）をベルトコンベアー
により移送し、送波器（１）と受波器（３）との間を通
過せしめる。
を検知したら、順次被測定物（Ａ）をベルトコンベアー
により移送し、送波器（１）と受波器（３）との間を通
過せしめる。
順次通過する被測定物（Ａ）には、その都度超音波パル
スが発射されてその減衰された超音波の透過量を受波電
圧として測定し、かつその測定値がレベル表示部（１６
）にレベルマークとして表示されるため、検知者におい
て一目でその測定状態が判明できる。
スが発射されてその減衰された超音波の透過量を受波電
圧として測定し、かつその測定値がレベル表示部（１６
）にレベルマークとして表示されるため、検知者におい
て一目でその測定状態が判明できる。
この場合、レベル表示部（１６）には受波電圧の減少量
がレベルマークのプラス方向に表示できるようにしてお
き、かつレベルマークの表示が一定量以上（＋マーク以
上）を示した時に警告ブザー（２０）が発音するように
セットしておき、被測定物（Ａ）の重層の有無を受波電
圧の測定によりレベル表示部（１６）、？告ブザー （
２０）により検知できるようにしたものであり、警告ブ
ザー（２０）が鳴ったら被測定物（Ａ、）を移送するベ
ルトコンベアーを停止してその重層゛をチェックするこ
とができるようにしたものである。
がレベルマークのプラス方向に表示できるようにしてお
き、かつレベルマークの表示が一定量以上（＋マーク以
上）を示した時に警告ブザー（２０）が発音するように
セットしておき、被測定物（Ａ）の重層の有無を受波電
圧の測定によりレベル表示部（１６）、？告ブザー （
２０）により検知できるようにしたものであり、警告ブ
ザー（２０）が鳴ったら被測定物（Ａ、）を移送するベ
ルトコンベアーを停止してその重層゛をチェックするこ
とができるようにしたものである。
本発明は第５図に示すごとく空気中においては、紙やプ
ラスチック、木材その他用音波を比較的通しにくいもの
であってもこれらに垂直に発射された強力な超音波は被
測定物に当りその表面で約９５〜９８％程度のほとんど
の超音波は反射されてしまうが、わずか数％の超音波は
被測宝物を透過して来ることに着眼してその透過した超
音波の透過量を基準として基準測定値を設定し、しかも
一定の厚さを有する被測定物（Ａ）が二枚重なった場合
の超音波の減衰量は１枚目と２枚目の境界でさらに約９
５％程度反射してしまうため２枚目を透過する超音波の
透過量はきわめて小さくなり２枚目の被測定物（Ａ）を
透過する超音波の透過量は基準エネルギーを１００とし
た場合 ｔｏｏ−１００Ｘ９５％斗５・・・一枚目透過のエネル
ギーとなりさらに 二枚重は５−５Ｘ０．９５４０．２５・・・となり一枚
目と二枚重の透過エネルギーの減衰率は５÷０．２５＝
２０となり２０倍にもなるのでその大きな差により、空
気中においである程度超音波の伝播量が影響されても、
測定値には被測定物（Ａ）が二枚重ねになった場合に比
較して余り大きなものとして現われず、よってこの減衰
率の大きな差によって確実に検知できるものである。
ラスチック、木材その他用音波を比較的通しにくいもの
であってもこれらに垂直に発射された強力な超音波は被
測定物に当りその表面で約９５〜９８％程度のほとんど
の超音波は反射されてしまうが、わずか数％の超音波は
被測宝物を透過して来ることに着眼してその透過した超
音波の透過量を基準として基準測定値を設定し、しかも
一定の厚さを有する被測定物（Ａ）が二枚重なった場合
の超音波の減衰量は１枚目と２枚目の境界でさらに約９
５％程度反射してしまうため２枚目を透過する超音波の
透過量はきわめて小さくなり２枚目の被測定物（Ａ）を
透過する超音波の透過量は基準エネルギーを１００とし
た場合 ｔｏｏ−１００Ｘ９５％斗５・・・一枚目透過のエネル
ギーとなりさらに 二枚重は５−５Ｘ０．９５４０．２５・・・となり一枚
目と二枚重の透過エネルギーの減衰率は５÷０．２５＝
２０となり２０倍にもなるのでその大きな差により、空
気中においである程度超音波の伝播量が影響されても、
測定値には被測定物（Ａ）が二枚重ねになった場合に比
較して余り大きなものとして現われず、よってこの減衰
率の大きな差によって確実に検知できるものである。
このように空気中の超音波の特性として被測定物におけ
る表面反射率がきわめて大きいことを利用して被測定物
が二枚重ねになった場合には一枚目の被測定物をわずか
に透過した超音波がさらに重層された二枚重の表面でそ
のほとんどが反射されてしまい二枚重を透過する超音波
の透過量はきわめて微量になることに着眼して創作発明
したものであるから移送される被測定物が１枚であるか
または２枚であるか即ち重層の有無をきわめて容易に検
知することができる。
る表面反射率がきわめて大きいことを利用して被測定物
が二枚重ねになった場合には一枚目の被測定物をわずか
に透過した超音波がさらに重層された二枚重の表面でそ
のほとんどが反射されてしまい二枚重を透過する超音波
の透過量はきわめて微量になることに着眼して創作発明
したものであるから移送される被測定物が１枚であるか
または２枚であるか即ち重層の有無をきわめて容易に検
知することができる。
発明の効果
本発明は上記の如く楕成し、一定の厚さを有する被測定
物（Ａ）の一枚当りについて減衰されて透過した超音波
の透過量の測定値を基準測定値とし、順次移送される被
測定物（Ａ）を透過した超音波の透過量の測定値が基４
！測定値と異なるか否かを検知することによりその枚数
が一枚かあるい二枚かを測定するものであるがら、透過
量の測定値が大きな差として現われるため、容易に被測
定物の重層の有無を検知することができるという効果が
ある。
物（Ａ）の一枚当りについて減衰されて透過した超音波
の透過量の測定値を基準測定値とし、順次移送される被
測定物（Ａ）を透過した超音波の透過量の測定値が基４
！測定値と異なるか否かを検知することによりその枚数
が一枚かあるい二枚かを測定するものであるがら、透過
量の測定値が大きな差として現われるため、容易に被測
定物の重層の有無を検知することができるという効果が
ある。
また超音波の空気中の特性である表面反射の大きいこと
を利用して透過量の測定値が大きな差として表わされる
ため、空気中において、即ち非接触方式でかつ油や水等
の媒介物を使用せずに空気中において測定しても空気に
よる影響を考慮する必要がない程度に大きな測定値の差
として測定できるから、従来、不可能ないしきわめて困
難とされていた空気中における超音波の特性を利用した
測定ができるという効果がある。
を利用して透過量の測定値が大きな差として表わされる
ため、空気中において、即ち非接触方式でかつ油や水等
の媒介物を使用せずに空気中において測定しても空気に
よる影響を考慮する必要がない程度に大きな測定値の差
として測定できるから、従来、不可能ないしきわめて困
難とされていた空気中における超音波の特性を利用した
測定ができるという効果がある。
大気中において、超音波を利用して重層を検知できるた
め、取扱がきわめて容易となり、かつあらゆる機械例え
ば宝くじや紙幣等の二枚綴り防止としてまたは印刷機や
丁合機への２枚送り防止機その他枚数チェックのためあ
らゆる広範囲の分野に利用できる。
め、取扱がきわめて容易となり、かつあらゆる機械例え
ば宝くじや紙幣等の二枚綴り防止としてまたは印刷機や
丁合機への２枚送り防止機その他枚数チェックのためあ
らゆる広範囲の分野に利用できる。
さらに、超音波を利用するものであるから、被測定物の
色や材質、湿度、外乱光の影響を受けず光の透過しない
ような厚板等も容易に測定できるという効果がある。
色や材質、湿度、外乱光の影響を受けず光の透過しない
ような厚板等も容易に測定できるという効果がある。
また、発振回路の電力増幅部に出力切換スイッチを設け
て被測定物の厚みの大小に対応して超音波の出力を増減
可能に設けたから、被測定物の厚みの大小に対応して相
当広範囲の厚みを有する物であってもその重層検知がで
きる。
て被測定物の厚みの大小に対応して超音波の出力を増減
可能に設けたから、被測定物の厚みの大小に対応して相
当広範囲の厚みを有する物であってもその重層検知がで
きる。
移送される被測定物を透過した超音波の透過量の測定値
が基準値より一定範囲以上小さい場合には警告ブザーが
発音可能に設けであるから被？１１１１定物が二枚以上
重ねられている場合即ち重層されているときには容易に
これを検知することができるという効果がある。
が基準値より一定範囲以上小さい場合には警告ブザーが
発音可能に設けであるから被？１１１１定物が二枚以上
重ねられている場合即ち重層されているときには容易に
これを検知することができるという効果がある。
また、被測定物の一枚当りの超音波の透過量を基準測定
値とするものであるから、移送されるへき被測定物が何
らかの機械の誤動作により、全く移送されていない場合
にも、超音波の測定値が大きくなるから直ちに検知する
ことができるという効果がある。
値とするものであるから、移送されるへき被測定物が何
らかの機械の誤動作により、全く移送されていない場合
にも、超音波の測定値が大きくなるから直ちに検知する
ことができるという効果がある。
第１図は本発明のブロック図 第２図は本発明の送波器
と受波器とを基台に取付けた状態を示す一部所面の側面
図 第３図乃至第４図は本発明の装置の収納容器の側面
図 第５図は測定状態を示す側面図 第６図乃至第７図
は本発明の電気回路であり第６図は送波部の電気回路を
第７図は受波部の電気回路を示すものである。 １・・・送波器 ２・・・送波部 ３・・・受波器 ４
・・・受波部 ５・・・発振回路 ６・・・送波用電力
増幅部７・・・出力切換スイッチ ８・・・第１段自席
幅部９・・・感度調整部 １０・・・第２段自席幅部
１１・・検波回路 １２・・・出力表示部 １３・・・
収納容器 １４・・・電源スィッチ及びランプ １５・
・・感度ボリュウム １６・・・レベル表示部 １７
・・・出力スイッチ １８・・・出力ランプ １９・・
・電源コネクター ２０・・・警告ブザー ２Ｌ・・・
ブザー音量ツマミ ２２・・・受波器コネクター ２３
・・・送波器コネクター ２４・・・基台 ２５・・・
透孔２６・・・ヒユーズ ２７・・・出力コネクター
２８・出力コート Ａ・・・被測定物
と受波器とを基台に取付けた状態を示す一部所面の側面
図 第３図乃至第４図は本発明の装置の収納容器の側面
図 第５図は測定状態を示す側面図 第６図乃至第７図
は本発明の電気回路であり第６図は送波部の電気回路を
第７図は受波部の電気回路を示すものである。 １・・・送波器 ２・・・送波部 ３・・・受波器 ４
・・・受波部 ５・・・発振回路 ６・・・送波用電力
増幅部７・・・出力切換スイッチ ８・・・第１段自席
幅部９・・・感度調整部 １０・・・第２段自席幅部
１１・・検波回路 １２・・・出力表示部 １３・・・
収納容器 １４・・・電源スィッチ及びランプ １５・
・・感度ボリュウム １６・・・レベル表示部 １７
・・・出力スイッチ １８・・・出力ランプ １９・・
・電源コネクター ２０・・・警告ブザー ２Ｌ・・・
ブザー音量ツマミ ２２・・・受波器コネクター ２３
・・・送波器コネクター ２４・・・基台 ２５・・・
透孔２６・・・ヒユーズ ２７・・・出力コネクター
２８・出力コート Ａ・・・被測定物
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、所定間隔を置いて送波器と受波器とを対置して超音
波を発射し、予め一定の厚みを有する被測定物の一枚を
送波器と受波器との間に位置せしめて被測定物の一枚当
りの超音波の透過量を測定し基準測定値を設定し、送波
器と受波器との間に順次移送される被測定物に発射され
る超音波の透過量を測定し、該超音波の透過量の測定値
と前記被測定物の一枚当りの超音波の透過量の基準測定
値との異動を検知することにより、移送される被測定物
の重層を検知することを特徴とする超音波利用の重層検
知装置 ２、送波器の超音波の発信回路の電力増幅部に出力切換
スイッチを設けて被測定物の厚みの大小に対応して超音
波の出力を増減可能にしてなる特許請求の範囲第１項記
載の超音波利用の重層検知装置 ３、移送される被測定物を透過した超音波の透過量の測
定値が基準測定値より一定範囲以上小さい場合には警告
ブザーが発音可能に設けられてなる特許請求の範囲第１
項記載の超音波利用の重層検知装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21174385A JPS6270707A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 移送途中の被測定物の超音波利用による重層検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21174385A JPS6270707A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 移送途中の被測定物の超音波利用による重層検知装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6270707A true JPS6270707A (ja) | 1987-04-01 |
| JPH0375047B2 JPH0375047B2 (ja) | 1991-11-28 |
Family
ID=16610849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21174385A Granted JPS6270707A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 移送途中の被測定物の超音波利用による重層検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6270707A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000053519A1 (en) * | 1999-03-08 | 2000-09-14 | Scan-Optics, Inc. | Method and apparatus for overlapping document detection |
| JP2002338086A (ja) * | 2001-05-11 | 2002-11-27 | Komori Corp | 段ボール供給装置の２枚送り検知装置 |
| JP2002338087A (ja) * | 2001-05-11 | 2002-11-27 | Komori Corp | 段ボール供給装置の２枚送り検知装置 |
| WO2004080866A1 (ja) * | 2003-03-12 | 2004-09-23 | Pfu Limited | 給紙装置 |
| EP1067053B2 (de) † | 1999-05-07 | 2009-03-11 | Leuze electronic GmbH + Co. | Vorrichtung zur Detektion von Objekten |
| WO2013080875A1 (ja) * | 2011-11-28 | 2013-06-06 | 株式会社村田製作所 | 積層型圧電素子、および、重送検知用センサ |
| WO2013084910A1 (ja) * | 2011-12-06 | 2013-06-13 | 株式会社村田製作所 | 超音波トランスデューサー |
| WO2013084911A1 (ja) * | 2011-12-09 | 2013-06-13 | 株式会社村田製作所 | 超音波トランスデューサーおよび重送検知用センサ |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3254888A (en) * | 1962-07-06 | 1966-06-07 | Parnall & Sons Ltd | Sheet feeding apparatus having ultrasonic means to detect overlapping |
| JPS5240379A (en) * | 1975-09-22 | 1977-03-29 | Eastman Kodak Co | Device and method of detecting sheet |
| JPS58191911A (ja) * | 1982-05-04 | 1983-11-09 | Oki Electric Ind Co Ltd | ヘドロ探査機 |
| JPS59178308U (ja) * | 1983-04-13 | 1984-11-29 | 一ノ宮 武則 | 睡眠用肩掛け |
| JPS636644U (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-18 |
-
1985
- 1985-09-25 JP JP21174385A patent/JPS6270707A/ja active Granted
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3254888A (en) * | 1962-07-06 | 1966-06-07 | Parnall & Sons Ltd | Sheet feeding apparatus having ultrasonic means to detect overlapping |
| JPS5240379A (en) * | 1975-09-22 | 1977-03-29 | Eastman Kodak Co | Device and method of detecting sheet |
| JPS58191911A (ja) * | 1982-05-04 | 1983-11-09 | Oki Electric Ind Co Ltd | ヘドロ探査機 |
| JPS59178308U (ja) * | 1983-04-13 | 1984-11-29 | 一ノ宮 武則 | 睡眠用肩掛け |
| JPS636644U (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-18 |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000053519A1 (en) * | 1999-03-08 | 2000-09-14 | Scan-Optics, Inc. | Method and apparatus for overlapping document detection |
| EP1067053B2 (de) † | 1999-05-07 | 2009-03-11 | Leuze electronic GmbH + Co. | Vorrichtung zur Detektion von Objekten |
| JP2002338086A (ja) * | 2001-05-11 | 2002-11-27 | Komori Corp | 段ボール供給装置の２枚送り検知装置 |
| JP2002338087A (ja) * | 2001-05-11 | 2002-11-27 | Komori Corp | 段ボール供給装置の２枚送り検知装置 |
| WO2004080866A1 (ja) * | 2003-03-12 | 2004-09-23 | Pfu Limited | 給紙装置 |
| WO2013080875A1 (ja) * | 2011-11-28 | 2013-06-06 | 株式会社村田製作所 | 積層型圧電素子、および、重送検知用センサ |
| JP5574051B2 (ja) * | 2011-11-28 | 2014-08-20 | 株式会社村田製作所 | 積層型圧電素子、および、重送検知用センサ |
| US9287490B2 (en) | 2011-11-28 | 2016-03-15 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Laminated piezoelectric element and multi-feed detection sensor |
| WO2013084910A1 (ja) * | 2011-12-06 | 2013-06-13 | 株式会社村田製作所 | 超音波トランスデューサー |
| JP5574050B2 (ja) * | 2011-12-06 | 2014-08-20 | 株式会社村田製作所 | 超音波トランスデューサー |
| WO2013084911A1 (ja) * | 2011-12-09 | 2013-06-13 | 株式会社村田製作所 | 超音波トランスデューサーおよび重送検知用センサ |
| JP5692383B2 (ja) * | 2011-12-09 | 2015-04-01 | 株式会社村田製作所 | 超音波トランスデューサーおよび重送検知用センサ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0375047B2 (ja) | 1991-11-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4976150A (en) | Ultrasonic transducers | |
| AU2006277762B2 (en) | Ultrasonic document inspection system | |
| CN100343145C (zh) | 在文件传送中检测多张文件的装置 | |
| GB2089983A (en) | Contactless determination of weight and/or thickness of thin sheet material for example banknotes | |
| JPS6270707A (ja) | 移送途中の被測定物の超音波利用による重層検知装置 | |
| US3576126A (en) | Ultrasonic bond tester | |
| CA2281118A1 (en) | Infrared reflective article counting/detecting device | |
| US7240554B2 (en) | Method and device for sizing a crack in a workpiece using the ultrasonic pulse-echo technique | |
| US6407964B1 (en) | Device for examining sheet-like articles using ultrasound | |
| US7726214B2 (en) | Method and device for the contactless detection of flat objects | |
| JPH02156391A (ja) | 薄片層内の平坦な物品を計数するための方法及び装置 | |
| US20070006654A1 (en) | Method and device for determining the limpness of sheet material by means of ultra-sound | |
| EP0015920A1 (en) | METHOD AND SYSTEM FOR DETECTING MICROWAVE REFLECTIVE MATERIAL. | |
| GB2033090A (en) | Microwave moisture-profile gauge | |
| US7526969B2 (en) | Method and device for the contactless detection of flat objects | |
| JPH0597284A (ja) | 搬送媒体の表面状態検出方式 | |
| JPS5878935A (ja) | 超音波多数取検出装置 | |
| JPH0623738B2 (ja) | 木質積層板の接着不良品検出装置 | |
| JPS6111604A (ja) | 測定方法及びその装置 | |
| JPH04340464A (ja) | 多層樹脂成形品の非破壊検査方法 | |
| WO1988005168A1 (en) | Ultrasonic transducer and a measurement system using the same | |
| JPS62190406A (ja) | 棒状物品を検出する装置 | |
| US7712386B2 (en) | Method and device for the contactless detection of flat objects | |
| JPS6016585Y2 (ja) | 搬送物品の検出装置 | |
| KR20080073124A (ko) | 초음파 센서를 이용한 지폐 검지장치 및 방법 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |