JPS6269034A

JPS6269034A - 温調装置

Info

Publication number: JPS6269034A
Application number: JP20861585A
Authority: JP
Inventors: Yasuo Ono; 小野　保夫; Ryohei Minowa; 箕輪　良平
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1985-09-24
Filing date: 1985-09-24
Publication date: 1987-03-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、空気の温湿度を調整する空調機の制御方式に
係わり、特に、冷却コイルを用い、±０．５　℃程度の
厳しい温度管理を必要とする空調機に好適な温調装置に
関する。

〔発明の背景〕

従来、この種の温調制御では、冷却コイル人口に電動弁
を設置しておき、この電動弁の開度を制御し、室温を調
整するものが特開昭５７−２１７４０号公報や特開昭５
８−１８２０６２号公報により知られている。

このような制御でも厳格な温度管理は可能であるが、電
動弁および調節器の構造が複雑であるとともに、価格が
高くなるという問題があった。

また、熱電式膨張弁を用いたものも特開昭５８−１８２
０６２号公報により知られている。この場合、圧縮機へ
の液バツク防止のための冷媒制御が複雑になる。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、このような問題を解決し、厳しい温度
管理を要求される空調機の温度制御を簡単な構成で実現
する温調装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

上記目的を実現するため、本発明では、次のような改良
を行ったものである。

（１）従来、室温制御に使われてきた電動弁の力１わり
に構造が簡単な膨張弁を用いる。

（２）膨張弁で制御を行うため、膨張弁の感温筒にヒー
タを取り付け、ヒータに加える電圧を調整する機構を装
備する。例えば、室温が高くなった時電圧出出が高くな
り、それに応じて、ヒータの温度も高くなって、膨張弁
が開く。また、室温が低くなると、電圧が低くなり、そ
れに応じて、ヒータの温度が低くなり、膨張弁が締まる
。また、本膨張弁には感温筒が装備されているため、液
バツク防止も簡単の行える。

（３）上記ヒータの電圧調整を複数のコイルで共用する
ため、コイル毎のヒータには＊＠整整紙抵抗取り付け、
コイル間のばらつきを補正する。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図により説明する。

図において、１は熱交換器本体、２は冷却コイル、３は
冷媒が流れる配管を示している。また。

制御装置で、４は、冷媒流皿を調整する膨張弁。

５は、熱交換器出口圧力を検出し、膨張弁に伝える均圧
管、６は、配管内の冷媒温度、あるいは、マイクロヒー
タ７の温度を検出し、膨張弁の開度を決定する感温筒、
８は、マイクロヒータに加える電圧を制御するトライア
ック、９は、電圧の微調整用抵抗、１０は、室内の温度
を検出するセンサ、１１は、１０の出力により、トライ
アックに加えるゲート電圧のタイミングを調整するコン
トローラ、１２は、マイクロヒータに加える最大電圧を
調整するトランスを示している。

次に、本装置の動作について説明する。室内に取り付け
られた温度計１０により検出された温度に基づき、コン
トローラ１１により、トライアック８と通過する電圧を
調整する。そしてマイクロヒータ７は、この電圧の大小
により、発熱量が変化するので、これを感温筒６で検出
し、膨張弁４を制御し、冷媒の冷却コイル２への流入量
を調整する。

例えば、室内温度が、設定値よりも高い時は、トライア
ック８により、カットされる部分が少なくなるようにコ
ントローラ１１で制御する。そのため、マイクロヒータ
７の発熱量が大となり、膨張弁４の開度が大となって、
流入冷媒量が増えるので、室内の冷却効果が大きくなる
。

逆に、室内温度が、設定値よりも低い時は、トラ・ｒア
ツク８により、カットされる部分が大となるようにコン
トローラ１１で制御する。そのため。

マイクロヒータ７の発熱量が小となり、膨張弁４の開度
が小となって、流入冷媒量が小となるので室内の冷却効
果が小さくなる。

さらに、均圧管５、感温＠６を有しているので圧縮機へ
の液バツクを防止できる。

また、電圧微調整用抵抗１ｏを用いることによって、温
度センサ１０．コントローラ１１．およびトライアック
８を複数のコイルで共用できるようにできる。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、従来の電動弁を用いた装
置に比べ簡単な構成で、厳格な制御を実現でき、また、
圧縮機への液バツクも容易に防止できる。

しかも、電気微調整機構を設けることにより、１組の温
度センサ、コントローラ、およびトライアックで、ｗ数
のヒータを制御できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例の系統図である。１・・・熱交換器本体、２・・・冷却コイル、３・・・
冷媒配管、４・・・膨張弁、５・・・均圧管、６・・・
感温筒、７・・・マイクロヒータ、８・・・トライアッ
ク、９・・・電圧機ａｍ用抵抗、１０・・・温度センサ
、１１・・・コントローラ、１２・・・トランス、１３
・・・圧縮機。

Claims

【特許請求の範囲】１、冷却コイルを有する空調機において、冷却コイルの
入口に膨張弁を、冷却コイル出口に感温筒を配置し、感
温筒に感温筒加熱装置を取り付け、この感温筒加熱装置
により、膨張弁を制御して、冷却コイル内への冷媒ある
いは冷水の循環量を調整することを特徴とする温調装置
。２、特許請求の範囲第１項記載の温調装置において、感
温筒加熱装置としてヒータを用い、ヒータに加える電圧
を調整することにより、加熱量を調整する機構を設けた
ことを特徴とする温調装置。３、特許請求の範囲第１項または第２項記載の温調装置
において、複数のヒータの各々にヒータ温度の微調整機
構を設けたことを特徴とする温調装置。