JPS6268807A - セルロ−ス系グラフト共重合体の製造方法 - Google Patents
セルロ−ス系グラフト共重合体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6268807A JPS6268807A JP20745285A JP20745285A JPS6268807A JP S6268807 A JPS6268807 A JP S6268807A JP 20745285 A JP20745285 A JP 20745285A JP 20745285 A JP20745285 A JP 20745285A JP S6268807 A JPS6268807 A JP S6268807A
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- JP
- Japan
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- parts
- methyl methacrylate
- cellulose
- polymerization
- graft copolymer
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はセルロース系高分子にビニル系mm体を水媒体
下、懸濁剤および重合開始剤の存在下で重合せしめ、セ
ルロース系共重合体をlit造する方法に関する。
下、懸濁剤および重合開始剤の存在下で重合せしめ、セ
ルロース系共重合体をlit造する方法に関する。
[従来の技術]
従来からセルロース系共重合体を’N造する方法として
本粉などのセルロース系高分子に、メチルメタクリレー
トなどの単一体を含浸させて重合させる方法、木粉の存
在下でメチルアクリレートなどの単量体を乳化重合させ
る方法、セルロース系高分子と単量体とを放射線により
其重合させる方法などが知られている。
本粉などのセルロース系高分子に、メチルメタクリレー
トなどの単一体を含浸させて重合させる方法、木粉の存
在下でメチルアクリレートなどの単量体を乳化重合させ
る方法、セルロース系高分子と単量体とを放射線により
其重合させる方法などが知られている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、木粉などにメチルメタクリレ−トなどの
単量体を含浸させて重合させる方法は除熱が雌しく、ま
た不均一に重合するため、粒状または粉体のグラフト共
重合体をうることが封しい。
単量体を含浸させて重合させる方法は除熱が雌しく、ま
た不均一に重合するため、粒状または粉体のグラフト共
重合体をうることが封しい。
また乳化重合させる方法では、凝固の■稈が必要とされ
るなど製造上不利であり、放射線により共重合させる方
法はコスト的に不利であり、製造物の熱安定性もわるい
。
るなど製造上不利であり、放射線により共重合させる方
法はコスト的に不利であり、製造物の熱安定性もわるい
。
本発明は懸濁重合法により、加工性、熱安定性のよいセ
ルロース系共重合体を工業的に製造する方法を提供する
ためになされたものである。
ルロース系共重合体を工業的に製造する方法を提供する
ためになされたものである。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、水媒体下、セルロース系高分子100部I1
部1、以下同様)とビニル系単量体30〜300部とを
重合開始剤および懸濁剤の存在下で重合せしめ、セルロ
ース系グラフト共重合体を製造する方法に関する。
部1、以下同様)とビニル系単量体30〜300部とを
重合開始剤および懸濁剤の存在下で重合せしめ、セルロ
ース系グラフト共重合体を製造する方法に関する。
[実施例]
本発明に用いるセルロース系高分子としては、たとえば
木粉、わら、パルプ、もみがらなどの天然高分子や、精
製したセルロース、化学的に変性したセルロースなどが
あげられる。これらのうちではとくに50〜200メツ
シュバス程度の木粉を用いるのが製品の外観や強度など
の白から有利である。
木粉、わら、パルプ、もみがらなどの天然高分子や、精
製したセルロース、化学的に変性したセルロースなどが
あげられる。これらのうちではとくに50〜200メツ
シュバス程度の木粉を用いるのが製品の外観や強度など
の白から有利である。
本発明に用いるビニル系単量体としては、たとえば塩化
ビニル、塩化ビリニデン、スチレン、メタクリル酸、炭
素数1〜12のアルコールとのメタクリレート、アクリ
ル酸、炭素数1〜12のアルコールとのアクリレート、
アクリロニトリル、酢酸ビニル、ブタジェン、α−メチ
ルスヂレン、アリルグリシジルエーテル、アリルウ0ラ
イドなどがあげられ、これらは単独で用いてもよく、2
種以上併用してもよい。
ビニル、塩化ビリニデン、スチレン、メタクリル酸、炭
素数1〜12のアルコールとのメタクリレート、アクリ
ル酸、炭素数1〜12のアルコールとのアクリレート、
アクリロニトリル、酢酸ビニル、ブタジェン、α−メチ
ルスヂレン、アリルグリシジルエーテル、アリルウ0ラ
イドなどがあげられ、これらは単独で用いてもよく、2
種以上併用してもよい。
前記ビニル系単量体のうちでは塩化ビニルを用いるのが
生成する共重合体が超然性になるため好ましく、またメ
チルメタクリレ−]へまたはメチルメタクリレートを一
成分として含む単量体混合物、たとえばメチルメタクリ
レートと炭素数1〜12のアルコールとのアクリレート
あるいは炭素数2〜12のアルコールとのメタクリレー
トとのψ量体混合物を用いると、生成する共重合体の熱
安定性がよくなるため好ましい。とくにメチルメタクリ
レートとブチルアクリレートまたはメチルアクリレート
とを含む単量体混合物とセルロース系高分子とから製造
される共重合体は、熱安定性がよく、すなわち高温で熱
分解しにくく、かつ加工性もよいため好ましい。
生成する共重合体が超然性になるため好ましく、またメ
チルメタクリレ−]へまたはメチルメタクリレートを一
成分として含む単量体混合物、たとえばメチルメタクリ
レートと炭素数1〜12のアルコールとのアクリレート
あるいは炭素数2〜12のアルコールとのメタクリレー
トとのψ量体混合物を用いると、生成する共重合体の熱
安定性がよくなるため好ましい。とくにメチルメタクリ
レートとブチルアクリレートまたはメチルアクリレート
とを含む単量体混合物とセルロース系高分子とから製造
される共重合体は、熱安定性がよく、すなわち高温で熱
分解しにくく、かつ加工性もよいため好ましい。
さらに塩化ビニル、メチルメタクリレートまたはメチル
メタクリレートを一成分として含む単量体混合物とセル
ロース系高分子とから製造される共重合体は、セルロー
ス系高分子とポリ塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂とを混
合して加工するばあいに、両者の相溶性をよくするとい
う特徴を有する。
メタクリレートを一成分として含む単量体混合物とセル
ロース系高分子とから製造される共重合体は、セルロー
ス系高分子とポリ塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂とを混
合して加工するばあいに、両者の相溶性をよくするとい
う特徴を有する。
前記メチルメタクリレートを一成分として含む単量体混
合物を用いるばあいには単量体混合物中にしめるメチル
メタクリレートの割合は、ポリ塩化ビニルとの相溶性な
どの点から、30%(重■%、以下同様)以上であるこ
とが好ましく、50%以上であることがさらに好ましい
。
合物を用いるばあいには単量体混合物中にしめるメチル
メタクリレートの割合は、ポリ塩化ビニルとの相溶性な
どの点から、30%(重■%、以下同様)以上であるこ
とが好ましく、50%以上であることがさらに好ましい
。
本発明に用いる重合開始剤どしては、たとえばジアルキ
ルパーオキサイド、ジアシルバーオキサイドなどの過酸
化物系重合開始剤、アゾビスニトリルなどのアゾ系重合
開始剤などの一般にビニル系111体の重合開始剤とし
て用いうるものであればとくに限定なく使用しつる。
ルパーオキサイド、ジアシルバーオキサイドなどの過酸
化物系重合開始剤、アゾビスニトリルなどのアゾ系重合
開始剤などの一般にビニル系111体の重合開始剤とし
て用いうるものであればとくに限定なく使用しつる。
前記重合開始剤の具体例としては、ベンゾイルパーオキ
サイド、ジー3.5□5−トリメチルへ4:サノイルパ
ーオキザイド、【−プチルパーオキシネオデカネーh、
アゾビスバレロニトリルなどがあげられる。
サイド、ジー3.5□5−トリメチルへ4:サノイルパ
ーオキザイド、【−プチルパーオキシネオデカネーh、
アゾビスバレロニトリルなどがあげられる。
本発明に用いる懸濁剤としては、たとえばポリビニルア
ルコール、メチルセルロースなどの高分子系懸濁剤やリ
ン酸カルシウムなどの無機系懸濁剤など、一般に懸濁剤
として用いられるものがあげられ、とくに限定されるも
のではない。
ルコール、メチルセルロースなどの高分子系懸濁剤やリ
ン酸カルシウムなどの無機系懸濁剤など、一般に懸濁剤
として用いられるものがあげられ、とくに限定されるも
のではない。
本発明に用いるセルロース系高分子100部に対する単
量体の割合は30〜300部、好ましくは30〜200
部である。単量体の割合が30部未満になると単一体の
転化率が低く、ポリ塩化ビニルとの相溶性がねる(なる
などの点から好ましくなく、また300部をこえるとグ
ラフト共重合率が低くなり、遊離重合体が多くなり、セ
ルロース系高分子の特徴が出にくいなどの点から好まし
くない。
量体の割合は30〜300部、好ましくは30〜200
部である。単量体の割合が30部未満になると単一体の
転化率が低く、ポリ塩化ビニルとの相溶性がねる(なる
などの点から好ましくなく、また300部をこえるとグ
ラフト共重合率が低くなり、遊離重合体が多くなり、セ
ルロース系高分子の特徴が出にくいなどの点から好まし
くない。
本発明に用いる重合開始剤の使用割合にはとくに限定は
ないが、経済性、生産性などの点から、通常単量体に対
して001〜1.0%程度の範囲で用いるのが好ましい
。
ないが、経済性、生産性などの点から、通常単量体に対
して001〜1.0%程度の範囲で用いるのが好ましい
。
また本発明に用いる懸濁剤の使用割合にはとくに限定は
ないが、重合安定性などの点から、通常単量体に対して
0.1〜5%程度の範囲で用いるのが好ましい。
ないが、重合安定性などの点から、通常単量体に対して
0.1〜5%程度の範囲で用いるのが好ましい。
本発明においては水媒体下でセルロース系高分子とビニ
ル系ψ量体とが共重合せしめられるが、水媒体/セルロ
ース系高分子の割合は重量比で271〜10/1が好ま
しく、5/1〜10/1がさらに好ましい。前記比率が
271未満になると水媒体がセルロース系高分子に吸収
されて撹拌が困難になる傾向が生じ、10/1をこえる
と生産性が充分でなくなりがちである。なお本発明にお
いては媒体として水を用いるため、反応熱の除去が容易
で、安定した状態で生産しつるという効果がえられる。
ル系ψ量体とが共重合せしめられるが、水媒体/セルロ
ース系高分子の割合は重量比で271〜10/1が好ま
しく、5/1〜10/1がさらに好ましい。前記比率が
271未満になると水媒体がセルロース系高分子に吸収
されて撹拌が困難になる傾向が生じ、10/1をこえる
と生産性が充分でなくなりがちである。なお本発明にお
いては媒体として水を用いるため、反応熱の除去が容易
で、安定した状態で生産しつるという効果がえられる。
つぎに本発明の方法を一実IIM態様に基づき説明する
。
。
たとえば90℃程度、15kO/ c++?G Pi!
度まで加熱、加圧が可能で、100〜500rl1m程
度の撹拌が可能な重合容器に、所定陽の水を加え、単量
体、重合開始剤を含浸したセルロース系高分子を投入す
る。反応温度はQl量体により異なるが50〜90℃で
あり、撹拌条件は100〜500rpmである。
度まで加熱、加圧が可能で、100〜500rl1m程
度の撹拌が可能な重合容器に、所定陽の水を加え、単量
体、重合開始剤を含浸したセルロース系高分子を投入す
る。反応温度はQl量体により異なるが50〜90℃で
あり、撹拌条件は100〜500rpmである。
これらの条件は通常の懸濁重合と同様であり、従来セル
ロース系高分子にグラフト重合させるばあいに行なわれ
ていた放射線重合法、含浸重合法とは異なり、特別な設
備や後処理なしで重合させることができ、重合物かえら
れる。
ロース系高分子にグラフト重合させるばあいに行なわれ
ていた放射線重合法、含浸重合法とは異なり、特別な設
備や後処理なしで重合させることができ、重合物かえら
れる。
本発明の方法において、必要によりジステアリルヂオジ
ブロビオネート、トリエチレングリコールビス[3−(
3−t−ブチル−5−メチル−4ヒトDキシフエニル)
プロピオネート1などの抗酸化剤、エポキシ化大豆油、
脂肪酸グリセライドなどの安定剤などを用いてもよいこ
とは当然である。
ブロビオネート、トリエチレングリコールビス[3−(
3−t−ブチル−5−メチル−4ヒトDキシフエニル)
プロピオネート1などの抗酸化剤、エポキシ化大豆油、
脂肪酸グリセライドなどの安定剤などを用いてもよいこ
とは当然である。
このようにしてえられた本発明によるグラフト共重合体
は、押出加工、ロール加工、プレス加工などに好適に使
用しうる。
は、押出加工、ロール加工、プレス加工などに好適に使
用しうる。
つぎに本発明の方法を実施例に基づき説明するが、これ
らは本発明を限定するものではない。
らは本発明を限定するものではない。
実施例1〜2および比較例1〜4
木粉(200メツシユパス)、塩化ビニル、ポリビニル
アルコール、水、重合開始剤(ジー3゜5.5−t−リ
メチルヘキサノイルパーオキサイド/l−ブヂルバーオ
キシネオデカネート=171(重量比))を第1表に示
す割合で撹拌機付20p耐圧容器に仕込み、重合温度6
5℃で7詩間重合させた。そのときの塩化ビニルの転化
率は第1表のとおりであった。なお第1表中の100部
は2.0k(lであった。
アルコール、水、重合開始剤(ジー3゜5.5−t−リ
メチルヘキサノイルパーオキサイド/l−ブヂルバーオ
キシネオデカネート=171(重量比))を第1表に示
す割合で撹拌機付20p耐圧容器に仕込み、重合温度6
5℃で7詩間重合させた。そのときの塩化ビニルの転化
率は第1表のとおりであった。なお第1表中の100部
は2.0k(lであった。
えられたグラフト共重合体100部に対し、三塩基性硫
酸鉛′2部、ステアリン酸鉛1部を配合し、190℃で
ロール加工し、加工性の評価として巻付き時間をしらべ
た。また巻付いたシート状物を取出し、190℃、58
fl / cdで10分間加圧なる条件でプレスして厚
さ2Mのフィルムを作製し、その表面の木肌感覚の有無
を評価した。
酸鉛′2部、ステアリン酸鉛1部を配合し、190℃で
ロール加工し、加工性の評価として巻付き時間をしらべ
た。また巻付いたシート状物を取出し、190℃、58
fl / cdで10分間加圧なる条件でプレスして厚
さ2Mのフィルムを作製し、その表面の木肌感覚の有無
を評価した。
評価に際し、木肌感覚のあるものを0、ないものを×、
中間のものをΔと判定した。結果を第1表に示す。
中間のものをΔと判定した。結果を第1表に示す。
[以下余白]
第1表の結果から、木粉100部に対して塩化ビニルが
30部未満の10部では重合がほとんど進まず、300
部をこえる500部ではシーl−表面の木肌感覚が充分
えられなくなることがわかる。
30部未満の10部では重合がほとんど進まず、300
部をこえる500部ではシーl−表面の木肌感覚が充分
えられなくなることがわかる。
実施例3〜6および比較例5〜6
木粉(100メツシユパス)、メチルメタクリレート(
HMA) 、ブチルアクリレート(BA)、メチルアク
リレート(HA)、水、懸濁剤(リン酸カルシウム)、
重合開始剤(ベンゾイルパーオキサイド/ジーt−ブチ
ルパーオキシ−3,5,5−トリメチルシクロヘキサン
−2/1 (Iffi比))を第2表に示す割合で実
施例1と同一の装置に仕込み、重合させた。重合は90
℃で6時間、そののち120℃で3時間行なった。えら
れたグラフト共重合体の収率、状態を第2表に示す。
HMA) 、ブチルアクリレート(BA)、メチルアク
リレート(HA)、水、懸濁剤(リン酸カルシウム)、
重合開始剤(ベンゾイルパーオキサイド/ジーt−ブチ
ルパーオキシ−3,5,5−トリメチルシクロヘキサン
−2/1 (Iffi比))を第2表に示す割合で実
施例1と同一の装置に仕込み、重合させた。重合は90
℃で6時間、そののち120℃で3時間行なった。えら
れたグラフト共重合体の収率、状態を第2表に示す。
えられたグラフト共重合体100部に対し、ポリ塩化ビ
ニル(鐘淵化学工業■製、重合度800)100部、バ
リウム−亜鉛系安定剤(アデカ・アーガス■製のMAR
K AC−141) 3部、加■助剤(鐘淵化学工業■
製のPA−20”) 2部、炭酸カルシウム5部を配合
したものを用い、ブラベンダーブラストグラフにて、1
90℃、50rpmなる条件でゲル化時間および熱分解
時間を測定した。
ニル(鐘淵化学工業■製、重合度800)100部、バ
リウム−亜鉛系安定剤(アデカ・アーガス■製のMAR
K AC−141) 3部、加■助剤(鐘淵化学工業■
製のPA−20”) 2部、炭酸カルシウム5部を配合
したものを用い、ブラベンダーブラストグラフにて、1
90℃、50rpmなる条件でゲル化時間および熱分解
時間を測定した。
1 熱分解時間は変色または分解で判定した
。結果1 □21よ、 [以下余白] □ 藁 □ □ ′ニ 第2表の結果から、実施例5.6でえられたグラフト共
重合体はゲル化時間が短く、加工性が良好で、かつ熱安
定性が良好であることがわかる。
。結果1 □21よ、 [以下余白] □ 藁 □ □ ′ニ 第2表の結果から、実施例5.6でえられたグラフト共
重合体はゲル化時間が短く、加工性が良好で、かつ熱安
定性が良好であることがわかる。
[発明の効果]
本発明の方法によりセルロース系グラフト共重合体を製
造すると、 ■独立した粒子〜粉体状の共重合体がえられ、単独また
は熱可塑性重合体と混合して成形するのに適した共重合
体がえられる ■従来の懸濁重合設備をそのまま利用できるので、工業
的に安価にセルロース系グラフト共重合体を製造しつる などの点で有利である。
造すると、 ■独立した粒子〜粉体状の共重合体がえられ、単独また
は熱可塑性重合体と混合して成形するのに適した共重合
体がえられる ■従来の懸濁重合設備をそのまま利用できるので、工業
的に安価にセルロース系グラフト共重合体を製造しつる などの点で有利である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水媒体下、セルロース系高分子100重量部とビニ
ル系単量体30〜300重量部とを重合開始剤および懸
濁剤の存在下で重合せしめ、セルロース系グラフト共重
合体を製造する方法。 2 前記セルロース系高分子が木粉である特許請求の範
囲第1項記載の方法。 3 前記ビニル系単量体が、塩化ビニル、メチルメタク
リレートまたはメチルメタクリレートおよび炭素数1〜
12のアルコールとのアクリレートもしくは炭素数2〜
12のアルコールとのメタクリレートの混合物である特
許請求の範囲第1項記載の方法。 4 前記炭素数1〜12のアルコールとのアクリレート
がブチルアクリレートまたはメチルアクリレートである
特許請求の範囲第3項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20745285A JPS6268807A (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | セルロ−ス系グラフト共重合体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20745285A JPS6268807A (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | セルロ−ス系グラフト共重合体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6268807A true JPS6268807A (ja) | 1987-03-28 |
Family
ID=16540003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20745285A Pending JPS6268807A (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | セルロ−ス系グラフト共重合体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6268807A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102181011A (zh) * | 2011-04-08 | 2011-09-14 | 甘肃圣大方舟马铃薯变性淀粉有限公司 | 利用秸秆制备保水剂的方法 |
JP2013234283A (ja) * | 2012-05-10 | 2013-11-21 | Gunma Univ | グラフトポリマー修飾セルロースファイバーの製造方法 |
JP2016538429A (ja) * | 2013-10-01 | 2016-12-08 | エコラブ ユーエスエイ インク | 製紙プロセスにおける保持、湿潤強度および乾燥強度を増加させるための、ナノ結晶セルロースおよびポリマーグラフトナノ結晶セルロースの使用 |
CN108794702A (zh) * | 2017-04-26 | 2018-11-13 | 江苏省农业科学院 | 一种利用辐照接枝醋酸乙烯酯改善农作物秸秆流变性能的方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4831983A (ja) * | 1971-08-27 | 1973-04-26 | ||
JPS4940617A (ja) * | 1972-08-23 | 1974-04-16 |
-
1985
- 1985-09-18 JP JP20745285A patent/JPS6268807A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JPS4831983A (ja) * | 1971-08-27 | 1973-04-26 | ||
JPS4940617A (ja) * | 1972-08-23 | 1974-04-16 |
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CN102181011A (zh) * | 2011-04-08 | 2011-09-14 | 甘肃圣大方舟马铃薯变性淀粉有限公司 | 利用秸秆制备保水剂的方法 |
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CN108794702A (zh) * | 2017-04-26 | 2018-11-13 | 江苏省农业科学院 | 一种利用辐照接枝醋酸乙烯酯改善农作物秸秆流变性能的方法 |
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