JPS6268803A - 円柱状ポリオレフインの製造方法 - Google Patents

円柱状ポリオレフインの製造方法

Info

Publication number
JPS6268803A
JPS6268803A JP20875385A JP20875385A JPS6268803A JP S6268803 A JPS6268803 A JP S6268803A JP 20875385 A JP20875385 A JP 20875385A JP 20875385 A JP20875385 A JP 20875385A JP S6268803 A JPS6268803 A JP S6268803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
catalyst
catalyst component
hydroxide
polymerization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20875385A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07655B2 (ja
Inventor
Minoru Terano
稔 寺野
Hirokazu Soga
弘和 曽我
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toho Titanium Co Ltd
Original Assignee
Toho Titanium Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toho Titanium Co Ltd filed Critical Toho Titanium Co Ltd
Priority to JP20875385A priority Critical patent/JPH07655B2/ja
Publication of JPS6268803A publication Critical patent/JPS6268803A/ja
Publication of JPH07655B2 publication Critical patent/JPH07655B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1、特殊な形状を有するポリオレフィンの製造
方法、特に円柱状ポリオレフィンの製造方法に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフ
ィンにおいて、各種の特性を持つ数多くの品種が開発さ
れてきた。
しかし、近年、より優れた新しい特性を°持つポリオレ
フィンの需要が高壕っている。
また従来の技術では、ポリオレフィンに特殊な性質ある
いは形態を付与するためには、一旦重合゛して得られた
ポリマーに、特殊な物質を添加するなり、特殊な成形機
を用いて成形することが必要であった。しかし、これら
の方法は4分な行程を必要とするため製品のコストアッ
プの原因となっていた。
〔発明・が解決しようとする問題点〕
本発明者らは、かかる見地から新しい特性を持つポリオ
レフィンを、より簡易が方法、すなわち重合操作のみで
得ることを目的として研究を進めた結果本発明に達し、
ここに提案するものである。
〔問題点を解決するため・の手段〕゛′すなわち、本発
明の特色とするところは、(a)周期律表第I〜IV族
の水酸化物とし)マグネシウム化合物とを、(c)一般
式R”OR” (式中R1および、RMけアルキル基ま
たはアリール基であり、また同一であっても異なってい
てもよい。)で表わ  、される有機化合物(以下単に
エーテル類と略記することがある。)中で接触させた後
、(d)芳香族ジカルボン酸のジエステルおよび(e)
チタ、ンハ −ロゲン化物と接触させて得られる触、媒
成分から本質的になる触媒を用いてオレフィンを重合さ
せることを特徴とする円柱状ポリオレフィンの製造方法
を提供するとζろにある。ことに重合は単独重合および
共重合を意味する。
本発明において用いられる周期律表第I〜IV族の水酸
化物としてはアルZニウム、マグネシウム、カルシウム
などの水酸化を適宜選定することができる。
木兄、明において使用されるマグネシウム化合物として
は、金属マグネシウムをノ10ゲン化炭化水素と反応さ
せて得られる化合物であることが必要である。本発明に
おける核マグネシウム化合物の調製は、必要により、ヨ
ウ素もしくはヨウ素化合物の存在下で金属マグネシウム
とノ\ロゲン化炭化水素とを、0℃から用いられるノ1
田ゲン化炭化水素の沸点1での温度で実質的に反応が完
了するまで行なわれるのが好ましい。
本発明において用いられる一般式RIOR”で表わされ
る有機化合物としては、各種エーテル類が好ましく、中
でも脂肪族エーテル類が好ましい。
本発明で用いられる芳香族ジカルボン酸のジエステルと
しては、フタル酸またはテレフタル酸のジエステルが好
ましく、例えば、ジメチルフタレート、ジメチルテレフ
タレート、ジエチルフタレート、ジエチルテレフタレー
ト、ジプロピルフタレート、ジプロピルテレフタレート
、ジブチルフタレート、ジブチルテレフタレート、ジイ
ソブチルフタレート、シアミルフタレート、ジインアミ
ルフタレート、エチルブチル′フタレート、エチルイソ
/チルフタレート、′エチルプロピルフタレートなどが
めげられる。
本、発明、で用いられるハロゲン化炭化水素としては、
常温で液体の脂肪族炭化水素の塩化物が好ましい。
木兄9明において使用されるチタンハロゲン化物として
はTiC4H’[’1Br4. Tl14等があげられ
るが中でも’r’1ct4が好ましい。
本発明の触媒成分を得る際、該触媒成分を構成する各原
料物質の使用割合は、生成゛する触・媒成分の性能に悪
影響を及、tfすことのない限シ、任意であ、シ、特に
限定するものではないが、通常周期律・表第I〜IV族
の水酸化物1fに対し、前記マグネシウム化合物はfL
1f以上、好ましくはrtsr以上の範囲で用いられ、
その量がa1V以下では触媒活・性の低下により好まし
くない。
前記エーテル類は周期律表第I〜IV族の水酸化物と前
記マグネシウム化合物との合計1 ’W当#)1−以上
の範囲で用いられる。また芳香族ジカルボン酸のジエス
テルは周期律表第1′〜■族の水酸物と前記マグネシウ
ム化合物との合計1Vに対してf101〜1り、好まし
くは105〜1tの範囲で用いられ、前記チタンハロゲ
ン化物は周期律表第I〜IV族の水酸化物と前記マグネ
シウム化合物との合計1fに対して(119以上、好ま
しくけ1.Of以上の範囲で用いらバる。
なお、本発明において用いられる前記触媒成分゛を得る
にらた゛す゛、周期律表第I〜IV族の水酸化物と前記
マグネシウム化合物とを前記エーテル類中で接触させた
後、過剰゛の該エーテル類を減圧乾燥、p過等の方法で
除去し、しかる後に芳香族ジカルボン酸□のジエステル
およびチタンハロゲン化物と接触させるのが好ましい。
この際前記ニー′チル類中での周期律表第I〜IV族の
水酸化物と前記マグネシウム化合物との接触は、通常0
℃から用いられる前記エーテル類の沸点までの温度で行
なうのが好ましく、またしかる後に行なわれる芳香族ジ
カルボン酸のジエステルおよびチタンハロゲン化物との
接触は通常0℃から用いられるチタンハロゲン化物の沸
点までの温度で5分間以上、好壕しくは1o分間以上行
なわれる。
前記接触後得られた組成物に、くり返しチタンハロゲン
化物を接触させることも可能であり、またn−へブタン
等の有機溶媒を用いて洗浄することも可能である。
木兄□明におけるこれ尋一連の操作は酸素および水分等
の不存在下に行なわれることが好ましい。
以上の如くして製造された触媒成分は、有機アルミニウ
ム化合物と組合せて円柱状ポリオレフィンの製造用触媒
を形成する。使用される有機アルミニウム化合物は触媒
成分中のチタン原子のモル当りモル比で1〜1000の
範囲で用いられる。捷た、重合に際して電子供与性物質
などの第3成分を添加使用することも妨げない。
特に酸素原子を含有する有機ケイ素化合物を添加した場
合にけ、極めて高い活性を維持しっつ、極めて高い立体
規則性を有する円柱状ポリオレフィンが得られろ。また
、本発明における触媒成分は、該成分中の塩素含量が極
めて低いため、脱灰工程等を必要とせず、したがって円
柱状ポリオレフィンの特性を減じる仁となく実用に供し
うる。
重合は有機溶媒の存在下でも或いは不存表子で4行なう
ことができ、またオレフィン単量体は′気体および液体
のいずれの状態ても用−ることがで′きる。重合温度は
200℃以下好ましくは100℃1″L下であり、重合
圧力は10’0kg7−・G以下、好ましくは50 k
g/ aJ−G以下であゐ。
本発明における触媒を用いて単独重合または共重合され
るオレフィンはエチレン、プロピレン、1−ブ□テン−
等である。
〔発明の効果〕
本゛発明によ゛れば、一旦重合して得られたポリマーへ
の特殊な物質の添加、特殊な成形機による該ポリマーの
成形等の付加的な処理□を行がうことなく、極めて高い
重合活性および立体規則性を保ちつつ、1段の重合操作
のみで円柱状のポリオレフィンを得ることができる。本
発明によって得られる円柱状ポリオレフィンは、本発明
における触媒成分中の塩素含1が極めて低いことがら脱
灰等の操作を必要とせずに、したがって各種複合材料な
ど幅広い用途が期待される。
〔実施例〕
以下本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例1 〔マグネシウム化合物の調製〕 窒素ガスで充分にt換され、攪拌機を具備した容量2−
atの丸底フラスコにマグネシウム粉末50f%ヨウ素
1.Ofおよびn−ブチルクロライド1.2tをとり、
n−ブチルクロライ)’ノ沸点下で5時間反応させた。
反応終了後、上澄液を除去し、500gn1のn−ブチ
ルクロライドで3回洗浄を行なった後、減圧乾燥して粉
末状のマグネシウム化合物を得た。
〔触媒成分の調整〕
窒素ガスで充分に置換され、攪拌機を具備した容量50
0−の丸底フラスコに、前記ノA り得られたマグネシ
ウム化合物10f1水酸化アルミニウム5.Ofおよび
ジエチルエーテル100ゴをとり、ジエチルエーテルの
沸点下で2時間反応させた。反応終了後、上澄液を除去
し、減圧乾燥することによって固体組成物を得た。
9素ガスで充分に置換され、攪拌機を具備した容量50
ローの丸底フラスコに該固体組成物52、ジブチルフタ
レート1.0−および’I’iC/420ローをと、l
、120℃に昇温して2時間反応させた。反応終了後、
上澄液を除去し、新たにTiC4200weを加えて1
20℃で2時間反応させた。
反応終了後40℃まで冷却しn−へブタン200−で1
0回洗浄を行ない触媒成分とした。
なお、この際該触媒成分の固液を分離して固体分のチタ
ン含有率を測定したところ五26重量%であった。
〔重 合〕
窒素ガスで完全に買換された内容積2.0tの攪拌装置
N付オートクレーブに、n−へブタン700−を装入し
、窒素ガス雰囲気を保ちつつトリエチルアルミニウム3
01q、フェニルトリエトキシシラン32wq、次いで
前記触謀成分をチタン原子としてIL511v装入した
。その後水素ガス15011Igを装入し70℃に昇温
してプロピレンガスな導入しつつ6 kg /♂−Gの
圧力を維持して4時間の重合を行なった。重合終了後得
られた固体重合体をν別し、80℃に加温して減圧乾燥
したところ長さ1〜2圏程度の無色透明な円柱状ポリマ
ーが272を得られた。一方F液を凝縮して4.6vの
ポリマーが得られた。
該円柱状ポリマーのMI  は9.5であった。
実施例2 水酸化アルミニウムの代りに水酸化マグネシウムを用い
た以外は実施例1と同様にして実験を行なった。なお、
この際の固体9中のチタン含有率は五56重甘%せあっ
た。重合に際しては実施例1と同様にして実験を行なっ
たところ長さ1〜2m程度の無色透明な円柱状ポリマー
が2612得られた。一方F液を凝縮して4.81のポ
リマーが得られた。該円柱状ポリマーのMI  けa2
であった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)周期律表第 I 〜IV族の水酸化物と(b)
    マグネシウム化合物とを、(c)一般式R^1OR^2
    (式中R^1およびR^2はアルキル基またはアリール
    基であり、また同一であつても異なつていてもよい。)
    で表わされる有機化合物中で接触させた後、(d)芳香
    族ジカルボン酸のジエステルおよび(e)チタンハロゲ
    ン化物と接触させて得られる触媒成分から本質的になる
    触媒を用いてオレフィンを重合させることを特徴とする
    円柱状ポリオレフィンの製造方法。
  2. (2)該マグネシウム化合物が、金属マグネシウムをハ
    ロゲン化炭化水素と反応させて得られる化合物である特
    許請求の範囲第(1)項記載の円柱状ポリオレフィンの
    製造方法。
JP20875385A 1985-09-24 1985-09-24 円柱状ポリオレフインの製造方法 Expired - Fee Related JPH07655B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20875385A JPH07655B2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24 円柱状ポリオレフインの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20875385A JPH07655B2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24 円柱状ポリオレフインの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6268803A true JPS6268803A (ja) 1987-03-28
JPH07655B2 JPH07655B2 (ja) 1995-01-11

Family

ID=16561506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20875385A Expired - Fee Related JPH07655B2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24 円柱状ポリオレフインの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07655B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019072695A1 (en) * 2017-10-11 2019-04-18 Basell Polyolefine Gmbh CATALYST SUPPORTED SYSTEM

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019072695A1 (en) * 2017-10-11 2019-04-18 Basell Polyolefine Gmbh CATALYST SUPPORTED SYSTEM
US11518824B2 (en) 2017-10-11 2022-12-06 Basell Polyolefine Gmbh Supported catalyst system

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07655B2 (ja) 1995-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS59120603A (ja) オレフイン重合用触媒及びその製造方法
JPH04110308A (ja) α−オレフィンの重合方法
WO1995018160A1 (de) Verfahren zur herstellung von polymerisaten des ethylens durch suspensionspolymerisation
JPS5941651B2 (ja) ポリブテン−1の製造方法
JPS6268803A (ja) 円柱状ポリオレフインの製造方法
JPS61243811A (ja) 円柱状ポリオレフインの製造方法
JP3210724B2 (ja) オレフィン類重合用固体触媒成分
JPS61271305A (ja) 円柱状ポリオレフインの製造方法
JPS6272703A (ja) 円柱状ポリオレフインの製造方法
JPS6019767B2 (ja) エチレンの重合方法
JPH07657B2 (ja) 円柱状ポリオレフインの製造方法
JPS62172005A (ja) 柱状ポリオレフインの製造方法
JPS59142206A (ja) α−オレフィン類重合用触媒成分の製造方法
JPS5835522B2 (ja) α↓−オレフィンの立体規則性重合方法
JPS6222807A (ja) 円柱状ポリオレフインの製造方法
JPS5812886B2 (ja) ポリオレフインノセイゾウホウホウ
JPS594607A (ja) エチレン系重合体の製造方法
JPH0714974B2 (ja) 柱状ポリオレフインの製造方法
JPS5825083B2 (ja) ポリオレフインの製造方法
JPS5912904A (ja) α−オレフイン類重合用触媒成分の製造方法
JPS63105007A (ja) オレフイン類重合用固体触媒成分
JPS5984905A (ja) オレフイン重合用触媒およびその製法と用途
JPS59213709A (ja) α−オレフィン類重合用触媒成分の製造方法
JPS5919568B2 (ja) オレフイン重合用触媒
JPS63168410A (ja) オレフイン重合用担体形チタン成分の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees