JPS626821Y2 - - Google Patents

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JPS626821Y2
JPS626821Y2 JP17144081U JP17144081U JPS626821Y2 JP S626821 Y2 JPS626821 Y2 JP S626821Y2 JP 17144081 U JP17144081 U JP 17144081U JP 17144081 U JP17144081 U JP 17144081U JP S626821 Y2 JPS626821 Y2 JP S626821Y2
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JP
Japan
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insulating spacer
metal
flange
metal flange
high voltage
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JP17144081U
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JPS5878723U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は接地金属容器内に高電圧導体を支持配
設する絶縁スペーサに係り、特に検電コロナ測定
及び電流検出構造を改良した絶縁スペーサに関す
る。
ガス絶縁機器は、絶縁ガス(例えばSF6ガス)
を充填した接地金属容器(以下ケースと呼ぶ)内
に高電圧導体を配設して構成されているが、この
高電圧導体を接地金属容器内面より絶縁支持する
ためには絶縁スペーサと呼ばれる部材が用いられ
ている。
第1図に従来の絶縁スペーサの縦断面図を示
す。1は高電圧導体、2は絶縁ガス、3は接地容
器である。4は絶縁スペーサ本体である。高電圧
導体1相互を接合する通電部材41は絶縁スペー
サ本体4と一体に注形されている。6は金属フラ
ンジであり、これも絶縁スペーサ本体4に一体に
注形されている。71,72は絶縁スペーサ本体
に一体に注形された導電性リングであり、71は
常時接地され、容器3と絶縁スペーサ40との結
合部の電界を緩和し、絶縁性能の向上に寄与して
いる。72は任意に、常時または一時的に電位を
浮遊させることが可能な構造となつており、高圧
側充電部の電圧測定、およびコロナ測定に使用さ
れる。つまり、金属リング72を電位的に浮遊さ
せると高電圧導体1を金属リング72間および金
属リング72と接地容器3、あるいは金属フラン
ジ6間の静電容量分圧により、金属リング72に
は高圧側充電部電圧に比例した電圧が誘起され
る。
この電圧を金属フランジ6とは絶縁された導電
性部材により、金属フランジ6に設けた開孔を通
して、外部に取り出すことにより、高圧側充電部
の検電、即ち電圧測定及びコロナ測定などをおこ
なうことができる。しかしながらこの従来の絶縁
スペーサにおいては以下のような欠点がある。
すなわち、絶縁スペーサ4内に2個の金属リン
グを金属フランジ6と共に一体に注形する必要が
あり、注形時に注形工数がかかること、又、構造
的に複雑になることなどからコスト高になる。
また、絶縁物内に複数個の小さな金属リングを
一体に注形することは機械的、特に熱応力的にも
好ましくなく、クラツク割れ発生の原因にもな
る。従つて、絶縁物内に一体注形される金属リン
グの個数は必要最小限であることが望まれてい
た。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、構
造が簡単で、製作が容易であり、機械応力的にも
好ましい検電コロナ測定及び電流検出構造を有す
る絶縁スペーサを提供することを目的とする。
以下、本考案の一実施例を第2図を参照して説
明する。
第1図に示した部品と同一部品には同符号を符
している。高電圧導体1を絶縁スペーサ40を介
して絶縁ガス2が充填された接地容器3内に支持
配設する。通常接地容器3の端部には、接地容器
3相互を連結するために連結フランジ5が設けら
ている。絶縁スペーサ40はこの連結フランジ5
相互に挾持される形で高電圧導体1を接地容器3
内に支持配設する。絶縁スペーサ40は、連結フ
ランジ5相互に挾持される金属フランジ6及びこ
れと接合される絶縁スペーサ本体4とから構成
し、そしてこれらを従来の様に、一体注形して製
作することなく、別個に単独に製作し、機器組立
時に一体として組込んで製作する。尚、絶縁スペ
ーサ本体4と連結フランジ5との間はオーリング
31を介して接合し、ガス密を維持させている。
そして金属フランジ6と絶縁スペーサ4本体との
接合面の一部に、高電圧導体1を中心軸として環
状をなす様に間隙10を設ける。ここで前記間隙
10は次のようにして形成される。即ち、絶縁ス
ペーサ本体4の外周部には、その厚さ方向中間部
に突出部4aを設けてあり、一方金属フランジ6
の内周面には、その一側に突出部6aを設けてあ
る。このため、スペーサ本体4の突出部4aの片
側と、金属フランジ6の内周面他側間には図示の
如く環状の間隙10が形成されるわけである。尚
スペーサ本体4の突出部4aの他側と金属フラン
ジ6の突出部6aとは互に係合して絶縁スペーサ
40が構成される。そしてこの間隙10内に外周
を絶縁物で包囲された金属リング8を挿通させ
る。この金属リング8を金属フランジ6より電位
的に浮遊させれば、前述の理由から、リング8に
は高圧側充電部電圧に比例した電圧が発生し、金
属フランジ6に設けた図示しない開孔を介して取
り出すことにより電圧測定及びコロナ測定を行う
ことができる。又、本実施例の様に、絶縁スペー
サ40を構成する金属フランジ6と絶縁スペーサ
本体4とを分離可能に構成したため、注形工数が
削減され、又コストの低減をはかることも可能と
なる。そのうえ電圧測定用の金属リング8を絶縁
スペーサ本体4内に一体注形する必要がなくなり
製作容易で、機械応力的にもコスト的にも良好
で、且つ構造的にも簡単なものとすることができ
る。
本考案の他の実施例を第2図及び第3図を参照
して説明する。
第2図に示した間隙10内の金属リング8に代
えて第3図に示した様に巻回した絶縁物で包囲さ
れたコイル80を挿通させるようにしてもよい。
この場合端子81を金属フランジ6に設けた図示
しない開孔より取り出すことにより、コイルに発
生した電圧が直接測定でき、主回路電流の測定が
可能となる。
以上説明した様に本考案によれば、構造が簡単
で、製作容易であり、機械応力的にも好ましい検
電コロナ測定及び電流検出構造を有する絶縁スペ
ーサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の絶縁スペーサの縦断面図、第2
図は本考案の一実施例の絶縁スペーサの縦断面
図、第3図は本考案の他の実施例を説明する図で
ある。 1……高電圧導体、3……接地容器、4……絶
縁スペーサ本体、40……絶縁スペーサ、5……
連結フランジ、6……金属フランジ、8……金属
リング、10……間隙、80……コイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 絶縁ガスを充填した接地金属容器内に、高電
    圧導体を支持配設する絶縁スペーサにおいて、
    前記絶縁スペーサは、前記接地金属容器相互を
    連結するため前記接地金属容器の各々の端部に
    設けられた連結フランジ間に挾持される金属フ
    ランジと、前記金属フランジの前記高電圧導体
    との対向面側に前記金属フランジと分離可能に
    接合される絶縁スペーサ本体と、前記金属フラ
    ンジと前記絶縁スペーサ本体との接合面間に形
    成した前記高電圧導体を中心軸として環状とな
    る間隙内部に配置され前記金属フランジ並びに
    前記連結フランジと絶縁される導電性部材とを
    具備してなる絶縁スペーサ。 2 導電性部材は絶縁被覆した金属リングである
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の絶縁スペ
    ーサ。 3 導電性部材は絶縁被覆したコイルである実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の絶縁スペー
    サ。
JP17144081U 1981-11-19 1981-11-19 絶縁スペ−サ Granted JPS5878723U (ja)

Priority Applications (1)

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JP17144081U JPS5878723U (ja) 1981-11-19 1981-11-19 絶縁スペ−サ

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JP17144081U JPS5878723U (ja) 1981-11-19 1981-11-19 絶縁スペ−サ

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Publication Number Publication Date
JPS5878723U JPS5878723U (ja) 1983-05-27
JPS626821Y2 true JPS626821Y2 (ja) 1987-02-17

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ID=29963365

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JP17144081U Granted JPS5878723U (ja) 1981-11-19 1981-11-19 絶縁スペ−サ

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JPS5878723U (ja) 1983-05-27

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