JPH0139416Y2 - - Google Patents

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JPH0139416Y2
JPH0139416Y2 JP3018783U JP3018783U JPH0139416Y2 JP H0139416 Y2 JPH0139416 Y2 JP H0139416Y2 JP 3018783 U JP3018783 U JP 3018783U JP 3018783 U JP3018783 U JP 3018783U JP H0139416 Y2 JPH0139416 Y2 JP H0139416Y2
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terminal
insulating part
holes
insulating
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JP3018783U
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JPS59136169U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、端子引出構造に関する。
電子・電気部品や電子・電気装置では、端子が
ケースから絶縁状態で引出されている。これを第
1,2図に示すステム構造にて説明すると、1は
線状端子、2は、この端子1が挿通固定される、
たとえばガラスからなる絶縁部、3はこの絶縁部
2が囲まれ固定される、たとえばリング状金属ヘ
ツダである。
このような構造だと、特に高周波領域で用いる
場合、端子1とヘツダ3間の絶縁部2の存在に起
因する静電容量や、誘電損失が問題になる。そこ
で、端子1の直径を小さくすると、端子強度の点
で不安がでてくる。また、絶縁部2の直径を大き
くすると小型化という電子部品の永遠の課題を解
決できないし、誘電損失が増大する。
それゆえにこの考案の基本的目的は、上記の静
電容量や誘電損失を減少させることである。
すなわちこの考案では、絶縁部に孔を設けるこ
とにより上述の目的を達成しようとする。
以下にこの考案の実施例について説明する。第
3図以降において、第1,2図と同一部分には同
一番号を付して説明を省略する。
第3図は、第1の実施例を示し、絶縁部12に
複数の孔13を設けたものである。孔13は、目
的、用途に応じ有底孔にしたり貫通孔にする。ま
た、目的、用途に応じ、端子1とヘツダ3とが同
軸配置されているときは、孔13もその対称性を
くずさないよう配設した方がよいかもしれない
が、同軸線路として用いないときは、孔13をア
ナバランスに設けてもよい。これらのことは、次
にのべる第2の実施例にもあてはまる。
第4,5図は第2の実施例の側面、断面を示
し、内側リム21、外側リム22、リム21,2
2をつなぐ4つのスポーク23、スポーク23間
に存在する4つの有底孔24とからなる絶縁物2
0を有する。
以上の構造にすると、孔13,24の存在で、
端子1、ヘツダ3間の絶縁物12,20の影響が
少なくなり、不要な静電容量や誘電損失が小さく
なる。
第6図は第3図の例でさらに静電容量を小さく
した例であり、第7図は第4,5図の例でさらに
静電容量を小さくした例である。
第6図の例では内側同心線上に配置した孔31
と、外側同心線上に配置した孔32とが、絶縁部
30の中心からの放射方向に並ばないようにして
等価的に電気力線の走る経路を長くすることによ
り静電容量を小さくしている。また、第7図の例
は、内側リム41と外側リム42との間に中間リ
ム43を設け、リム41とリム43間に4つのス
ポーク44を設けるとともに、リム43とリム4
2間にも、スポーク44とは放射方向に一線上に
並ばないような位置関係で4つのスポーク45を
設け、スポーク44間に4つの有底孔46を存在
させるとともにスポーク45間に4つの有底孔4
7を設けたものである。このような構造により孔
46,47が絶縁物40の中心からの放射方向に
並ばないようにして等価的にスポークにおける電
気力線の走る経路を長くすることにより静電容量
を小さくしている。
以上の実施例からもあきらかなように、この考
案は、端子と、この端子が挿通固定される絶縁部
と、この絶縁部が囲まれ固定される金属部とを有
する端子引出構造において、絶縁部に孔を設けて
絶縁物の総量を減じたので、絶縁物の存在に起因
する不要静電容量や誘電損失を小さくでき、ま
た、端子を充分太くして強度を上げることもで
き、半導体部品その他の電子部品・装置のハーメ
チツクシール構造に適用すると得るところが大き
いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の断面図、第2図は、同側面
図、第3図はこの考案の第1の実施例の側面図、
第4図は、この考案の第2の実施例の側面図、第
5図は第4図の−線断面図、第6図は第3の
実施例の側面図、第7図は第4の実施例の断面図
である。 1は端子、12,20,30,40は絶縁部、
13,24,31,32,46,47は孔、3は
リング状金属ヘツダである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 端子、 この端子が挿通固定される絶縁部、 この絶縁部が囲まれ固定される金属部、 とを有する端子引出構造において、絶縁部に孔
    を設けたことを特徴とする端子引出構造。 (2) 孔は絶縁部の中心からの放射方向一線上に並
    ばず散在していることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第(1)項記載の端子引出構造。
JP3018783U 1983-03-01 1983-03-01 端子引出構造 Granted JPS59136169U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3018783U JPS59136169U (ja) 1983-03-01 1983-03-01 端子引出構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3018783U JPS59136169U (ja) 1983-03-01 1983-03-01 端子引出構造

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Publication Number Publication Date
JPS59136169U JPS59136169U (ja) 1984-09-11
JPH0139416Y2 true JPH0139416Y2 (ja) 1989-11-27

Family

ID=30161052

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3018783U Granted JPS59136169U (ja) 1983-03-01 1983-03-01 端子引出構造

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JP (1) JPS59136169U (ja)

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JPS59136169U (ja) 1984-09-11

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