JPS6267236A - 液化天然ガス運搬船の主機関用過給制御装置 - Google Patents

液化天然ガス運搬船の主機関用過給制御装置

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JPS6267236A
JPS6267236A JP20718585A JP20718585A JPS6267236A JP S6267236 A JPS6267236 A JP S6267236A JP 20718585 A JP20718585 A JP 20718585A JP 20718585 A JP20718585 A JP 20718585A JP S6267236 A JPS6267236 A JP S6267236A
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JP
Japan
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gas
turbine
exhaust gas
combustion chamber
natural gas
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Pending
Application number
JP20718585A
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English (en)
Inventor
Shigemitsu Nakamura
中村 成充
Hiroshi Kushiyama
弘 串山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPS6267236A publication Critical patent/JPS6267236A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液化天然ガス運搬船(LNG船)の主機関と
してのディーゼル機関の過給状態を制御するための装置
に関する。
〔従来の技術〕
従来上り、液化天然ガス運搬船の主機関としてのディー
ゼル機関には、ディーゼル機関の排ガスにより作動する
タービンとこのタービンにより駆動させてディーゼル機
関の燃焼室へ給気を送給するブロワとから成る過給機が
付設されており、これによりディーゼル機関からの排ガ
スエネルギーを利用して燃焼のための空気をディーゼル
機関の燃焼室内へ加圧して送給することができるように
なっている。
また、排ガスエネルギーが減少した場合は、同じくディ
ーゼル機関付設の電動補助ブロワで給気を加圧送給でき
るようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の主機関用過給手段では
、排ガスエネルギーが減った場合に、ディ−ゼル機関の
必要空気を電動補助ブロワによって送給せざるを得ず、
これ1こより電動補助ブロワや電源等の付属設備を要す
るほか、電φJ+袖助ブロワ作動時に余分な電力消費を
什うという問題点がある。
本発明は、このような問題点をhイ決しようとするもの
で、液化天然ガス運搬船の蓮航途中に液化天然ガス貯留
タンク内で自然発生する余剰の天然ガス(Boil o
ff 8as :略してII OGという)を燃焼させ
てこの燃焼ガスによってタービンを作動させることがで
きるようにしrこ、液化天然ガス運搬船の十機関川過給
制御¥:装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本発明の液化天然ガス運搬船の主機関用過給
制御装置は、液化天然がスを貯留するタンクを搭載した
船舶において、そのL機関としてのディーゼル機関に、
同ディーゼル機関の排がスにより作動するタービンと、
同タービンにより駆動されて−1−記デイーゼル磯閃の
燃焼室へ給気を送給するブロワとから成る過給機をそな
え、1″記タンク内で生じた天然ガスを燃焼させるため
の付加燃焼室が設けられるとともに、同付加燃焼室から
の付加燃焼ガスを上記の過給機のタービンへ供給しうる
付加燃焼ガス供給路が設けられて、l記ディーゼル機関
の運転状態を検出するセンサーと、同センサーからの検
出信号に応じてI−記タービンへの上記付加燃焼ガスの
供給制御を行なう制御手段とが設けられたことを特徴と
している。
〔作 用〕
ト述の本発明の液化天然ガス運搬船の士機関用過給制御
装置では、通常時は過給機のタービンへ排ガスのみを供
給してタービンを作動させてブロワに上り給気を加圧送
給しているが、排ガスエネルギーが減少したような場合
は、これをセンサーによって検出し、このセンサーから
の検出信号を受けた制御手段が次のよ)な制御を行なう
。すなわち、液化天然ガス貯留タンク内で生じた天然ガ
スを付加燃焼室内へ送り、この付加燃焼室内で天然ガス
を燃やし、その際発生する燃焼ガス(付加−3= 燃焼ガス)を付加燃焼ガス供給路を通じでタービンへ供
給することが行なわれるのである。これによ+)タービ
ンはガスタービンの13にこの付加燃焼ガスによって作
動しブロワにより給電が加圧送給されるのである。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の一実施例としての液化天然ガ
ス運搬船の主機関用過給制御装置に−〕いて説明すると
、添付図はその概略構成図である。
この液化天然ガス運搬船(LNG船)は、液化天然ガス
(L N G )を貯留するタンク(1,NGタンク)
4を搭載するとともに、この液化入熱ガス運搬船は、そ
の主機関としてディーゼル機関2を有しでいる。
そして、このディーゼル機関2には、過給機1が付設さ
れているが、この過給機1は、ディーゼル機関2の排ガ
スにより作動するタービン1Bと、このタービン1Bに
より駆動されてディーゼル機関2の燃焼室2Aへ給気を
加圧して送給するブロワIAとから成るターボチャーツ
ヤ−として構成されている。
ところで、タービンIBよりもL流側の排気系には、排
気通路13と並列に付加燃焼室としてのボイルオフガス
燃焼室(B(’IG燃焼室)10が設けられでおり、こ
のBOG燃焼室10内にはボイルオフガス供給管(BO
G供給管)11が開口している。そしてこのBOG供給
管11には、途中にグイヤ7ラム式のボイルオフガス量
制御井(BOG量制御弁)7が介装され、その後更にこ
のBOG (共給管11はボイルオフガス圧縮機(r(
OG圧縮fi)3を介して1. N Gタンク4に接続
されている。なお、BOG供給管11のBOG燃焼室1
0内開l]部近傍には、適宜の点火装置が設けられてい
る。
このようにして、BOG圧縮fi3を作動させてFRO
G量制御量制御弁環を適宜調整すると、B(”1G燃焼
室10内へボイルオフガス(LNGタンク4内で自然発
生した余剰天然ガス)が供給されて、BOG燃焼室10
内でこれを燃焼させることができる。これによりBOG
燃焼室10内で燃焼ガス(これを付加燃焼ガスという)
を発生させることができるが、この付加燃焼ガスけl(
(’) G燃焼室10と排気通路13とを−)なぐ付加
燃焼ガス供給路12を介してタービン1Bへ供給される
ようになっている。
また、BOに燃焼室10と排気通路13とは付加燃焼ガ
ス供給路12以外B O(:燃焼室10の」−流側にお
いても連絡路14を介して接続されているが、110 
G燃焼室10と4E列に配設された排気通路部分13A
および連絡路14には、それぞれ*、Vス切換ダンパ8
が介装されている。
さらに、掃気室15内の圧力を検出する圧力センサー5
(すなわちこの圧力センサー5はディーゼル機関2の運
転状態を検出するセンサーとして機能する)が設けられ
ており、この圧力センサー5からの検出信号は制御手段
としてのコントローラ6へ入力されるようになっている
。このコン10−ラ6は、圧力センサー5からの検出信
号を受けて掃気圧が所定値以下になると排ガス切換グン
パ8を駆動するための7クチユエータAを作動させて排
ガスの流れをBOG燃焼室10側に切り換えそれ以外で
同じくアクチュエータAを作動させて排ガスの流れを排
気通路部分13Aillllに切り換えるぜガス切換ダ
ンパ制御手段と、上記掃気圧が所定値以下になると、B
 OG fi制御井7へ開信号を出力し更に掃気圧が所
定値に保持されるよう1’3(’)Gfil制御弁7の
開度を制御する信号を出力する弁開度Il+御手段との
機能を有している。なお、BOG量制御井7へ開信号が
出力されてBOG供給管11からボイルオフガスがFR
OG燃焼室10内へ供給され始めると、図示しない点火
装置が作動して点火が行なわれる。そしてこの点火装置
の点火制御もコントローラ6が行なう。
また、過給機1の停止状態からの起動時に作動させる起
動用電動ブロックが設けられている。
−1−述の構成により、掃気室15内の掃気圧が所定値
よりも大きい通常時は、連絡路14に介装された排ガス
切換ダンパ8が閉、排気通路部分13Aに介装された排
ガス切換グンパ8が開となっているので、排ガスのみが
タービンIBへ供給されている。このときは排ガスエネ
ルギーが十分高いので、タービン1Bによるブロワ1A
の駆動によって十分高い掃気圧を確保することができる
しかし、排気エネルギーが低下すると、この排ガスエネ
ルギー低下とともに過給機1の回転が下がり、ブロア1
A側の空気量が減り、機関の掃気室15内圧力が低下す
る。これによりセンサー5で検知された圧力低下信号は
コントローラ6へ入力され、掃気圧が設定値以下になっ
たら、排ガス切換ダンパ8をBOG燃焼室10側に切り
換える。
すなわち連絡路14に介装された排ガス切換ダンパ8を
開、排気通路部分13Aに介装された排ガス切換ダンパ
8を閉にすることが行なわれる。また、L N Gタン
ク4から自然発生した余剰天然ガスをBOG圧縮磯3で
BOG燃焼室10に送り、点火、燃焼させることで、過
給機1のタービンIBをガスタービンとして働かせる。
このと軽ボイルオフがス量の制御は、圧力センサー5で
検知された掃気圧を設定値に維持するようにBOG量制
御井7でガス流量を制御することで行なう。
なお、過給磯停止状憇からの起動時は、起動用電動ブロ
ワ9を運転し、ボイルオフガス点火のための空気量を確
保した後、点火、起動を行なう。
そして、起動後は、ブロワIAにより主機関を通って必
要空気量は送られるので、起!FJt用電動ブロックは
停止する。
このようにして、LNGタンク4内で自然発生するボイ
ルオフガスを有効に使用することにより過給I8!1を
ガスタービン化して運転することで、排ガスエネルギー
減少時に作動させていた従来の電動補助ブロワを廃止で
きるとともに、過給機タービンIBからの排ガスエネル
ギーが増え、排ガスエコノマイザ−等の回収エネルギー
が増加するほか、過給機タービンIBに付着した未燃カ
ーボンや油分をガスタービン化して運転することで除去
することもできる。
なお、BOG燃焼室10を排気通路13に直列に介装す
れば、411′ガス切換グンバ8を省略することができ
る。この場合B(IG量制御弁7を閉じておけば排ガス
のみをタービンIBへ供給することができ、B □(E
 @制御弁7を開いて点火すれば付加燃焼ガスをタービ
ン11’lへ供給することができる。
〔発明の効果〕
以l−詳述したように、本発明の液化天然ガス運搬船の
主機関用過給制御装置によれば、液化入熱ガスを貯留す
るタンクを搭載した船舶において、その1:Wi関とし
てのディーゼル機関に、同ディーゼル機関の偵ガスによ
り作動するタービンと、同タービンに上り駆動されてI
−記デイーゼル機関の燃焼室へ給気を送給するブロワと
がら成る過給機をそなえ、−1−記タンク内で生じた天
然ガスを燃焼させるための付加燃焼室が設けられるとと
もに、同付加燃焼室からの付加燃焼ガスをlユ記の過給
機のタービンへ供給しうる付加燃焼がス供給路が設けら
れて、上記ディーゼル機関の運転状態を検出するセンサ
ーと、同センサーからの検出信号に応じて上記タービン
へのl〕記付加燃焼がスの供給制御を行なう制御手段と
が設けられるという簡素な構成で、排ガスエネルギーの
低下時に液化天然ガス貯留タンク内で発生する余剰の天
然ガスを使って過給機をガスタービン化して運転するこ
とができるので、従来必須とされていた排ガスエネルギ
ー低下時に作動させる電動補助ブロワやその付属設備を
省略できるほか、タービン等に付着した未燃カーボンや
油分も十分に除去できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例としての液化天然がス運搬船の主
機関用過給制御装置の概略構成図である。 1・・過給機、1A・・ブロワ、1B・・タービン、2
・・ディーゼル機関、2A・・燃焼室、3・・ボイルオ
フ圧縮機(BOG圧縮機)、4・・液化天然ガス貯留タ
ンク(L N Gタンク)、5・・圧力センサー、6・
・コントローラ(制御手段)、7・・ボイルオフガス量
制御弁(BOG量制御弁)、8・・排ガス切換ダンパ、
9・・起動用電動ブロワ、10・・ボイルオフがス燃焼
室(BOG燃焼室)、11・・ボイルオフガス供給管(
B OG供給管)、12・・付加燃焼ガス供給路、13
・・排気通路、13A・排気通路部分、14・・連絡路
、15・・掃気室、A・・アクチュエータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 液化天然ガスを貯留するタンクを搭載した船舶において
    、その主機関としてのディーゼル機関に、同ディーゼル
    機関の排ガスにより作動するタービンと、同タービンに
    より駆動されて上記ディーゼル機関の燃焼室へ給気を送
    給するブロワとから成る過給機をそなえ、上記タンク内
    で生じた天然ガスを燃焼させるための付加燃焼室が設け
    られるとともに、同付加燃焼室からの付加燃焼ガスを上
    記の過給機のタービンへ供給しうる付加燃焼ガス供給路
    が設けられて、上記ディーゼル機関の運転状態を検出す
    るセンサーと、同センサーからの検出信号に応じて上記
    タービンへの上記付加燃焼ガスの供給制御を行なう制御
    手段とが設けられたことを特徴とする、液化天然ガス運
    搬船の主機関用過給制御装置。
JP20718585A 1985-09-19 1985-09-19 液化天然ガス運搬船の主機関用過給制御装置 Pending JPS6267236A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08318899A (ja) * 1995-05-24 1996-12-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 液化天然ガス運搬船の航海計画システム
CN103189273A (zh) * 2010-08-25 2013-07-03 瓦特西拉石油和天然气***有限公司 用于为船舶提供液化天然气燃料的方法和装置
CN104564315A (zh) * 2013-10-29 2015-04-29 曼柴油机欧洲股份公司曼柴油机德国分公司 大型低速运行的涡轮增压二冲程内燃机及其操作方法

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JPH08318899A (ja) * 1995-05-24 1996-12-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 液化天然ガス運搬船の航海計画システム
CN103189273A (zh) * 2010-08-25 2013-07-03 瓦特西拉石油和天然气***有限公司 用于为船舶提供液化天然气燃料的方法和装置
CN104564315A (zh) * 2013-10-29 2015-04-29 曼柴油机欧洲股份公司曼柴油机德国分公司 大型低速运行的涡轮增压二冲程内燃机及其操作方法

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