JPS6262993A - 抄紙機のツイン・ワイヤ−式乾燥機に関する方法及び装置 - Google Patents

抄紙機のツイン・ワイヤ−式乾燥機に関する方法及び装置

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JPS6262993A
JPS6262993A JP61214180A JP21418086A JPS6262993A JP S6262993 A JPS6262993 A JP S6262993A JP 61214180 A JP61214180 A JP 61214180A JP 21418086 A JP21418086 A JP 21418086A JP S6262993 A JPS6262993 A JP S6262993A
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F5/00Dryer section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F5/02Drying on cylinders
    • D21F5/04Drying on cylinders on two or more drying cylinders
    • D21F5/042Drying on cylinders on two or more drying cylinders in combination with suction or blowing devices

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抄紙機のシリンダー乾燥機における方法に関
するものであり、該シリンダー乾燥機において1紙ウェ
ブは上部シリンダーでは上部ワイヤーによって、下部シ
リンダーでは下部ワイヤーによって案内され、該ワイヤ
ーは乾燥シリンダー表面と乾燥シリンダーの間のスペー
スに設置されたガイド・ロールとによって、上部シリン
ダー列ではウェブが上部ワイヤーによって上部シリンダ
ー表面に直接乾燥接触をするように、又、同様に下部ワ
イヤーによって下部シリンダー表面に直接乾燥接触をす
るように案内される。また、該方法において、ワイヤー
は一定の間隔を一方のシリンダー列から他方に対し無拘
束駆動(free draw)によって送られる。
本発明は又、フィン・ワイヤー駆動を使用した抄紙機の
シリンダー乾燥機のための装置に関するものであり、該
装置は隣接する乾燥シリンダーの間の、乾燥シリンダー
上を通過する乾燥ワイヤーと、該乾燥ワイヤーを案内す
るガイド・ローラの自由部分で囲まれた領域に設置する
ためのものである。ここで言うシングル・ワイヤー駆動
とは、加熱した乾燥シリンダー上を1本のワイヤーを引
き抜くものであり、ウェブは1のシリンダー列から他の
シリンダー列に乾燥ワイヤーに支持されて走行するため
に、1のシリンダー列ではウェブは乾燥ワイヤーとシリ
ンダー表面の間にあり、他のシリンダー列ではウェブは
外側となり乾燥ワイヤーがシリンダー表面とウェブの間
にあり、ウェブはシリンダー列の間では乾燥ワイヤーに
支持されて走行する。このシングル・ワイヤー駆動の利
点はウェブが常に乾燥ワイヤーで支持され、無拘束駆動
部が全くないか、少なくとも実質的な長さの無拘束駆動
部が殆どないため、ウェブの折り目や破れを生ずる危険
を減少させることである。
ここで言うフィン・ワイヤー駆動とは、加熱された乾燥
シリンダーに関するウェブの支持および駆動の著名な方
法であり、ここにおいて上部ワイヤーは上部シリンダー
に対して、又、下部ワイヤーは下部シリンダーに対して
使用され、該下部ワイヤーは乾燥シリンダーの表面及び
シリンダーの間に位置するガイドロールによって案内さ
れることから、上部シリンダー列においては上部ワイヤ
ーによって押付けられたウェブが上部シリンダー表面に
直接乾燥接触し、下部シリンダー列では下部ワイヤーに
よって押付けられたウェブが下部シリンダー表面に直接
乾燥接触する。
本発明は、特に、フィン・ワイヤー駆動に関するもので
ある。
フィン・ワイヤー駆動系においては、通常ウェブが1の
シリンダー列から他のシリンダー列に走行する際にかな
り長い無拘束駆動部(free draw)を生ずる。
この無拘束駆動部は振動やその結果としての破れやしわ
を発生させ易くこの欠点は特にウェブが未だかなり濡れ
ていて、弱く、振動に対して敏感な乾燥部初期部分に特
に生じ易い。
この欠点を除去するために、上部および下部シリンダー
列の軸を通る想像平面を従来より短い距離に位置させる
ことで乾燥部初期部の無拘束駆動部を減少させること、
あるいは乾燥工程の効率の観点から最適条件を検討する
ことが従来行なわれていた。
他の方策は第3、第4の乾燥グループをシングル・ワイ
ヤー駆動機構に置換することであるが、これは蒸発効率
を低下させ、換気機構を複雑化−させることから非常の
解決策である。
紙ウェブの振動を減少させるためにフェルトのガイド・
ロールを動かす工夫がなされ、このため紙ウェブはより
短距離を無支持で走行することとなる。このような乾燥
機はU。
S、 Patent No、3,753,298に記載
されている。[高速機械における軽量紙の乾燥に関する
技術的考察」 (ペーパー・テクノロジー・アンド・イ
ンダストリーJuly/ Augustl 978)の
記載によれば、U、 S、 PatentNo、3,5
73,298に基づくロールの配置はスウェーデン製抄
紙機に使用されその速度は853m/winに達してい
る。しかしながら、ウェブの振動の問題は存在して′い
ない。
ウェブの振動はフィンランドの出版物「ペーパリンバル
シスタス」(r紙の製造」)(フィンランド製紙技術者
協会テキストブックアンドマニュアルI■パート1)の
 699〜700頁において論じられており、ここでは
ウェブ端部の振動は通常言われるような空気流によって
起こされるのではないとされている。従って、しばしば
試みられるような乾燥部の空気流の調整ではウェブの振
動を十分に抑制することはできない。
現在の通説では、ウェブの振動は主としてポケット内の
強過ぎる流れと、ポケット間及びウェブとワイヤーとシ
リンダー表面とで形成される挟持部分(nips)の圧
力差によるものとされている。この強い流れと圧力差が
形成されるのは、作動するワイヤーとウェブとシリンダ
ー表面によって誘起される境界層流れの結果である。
ウェブの無拘束駆動、自由なシリンダー表面、ワイヤー
又はガイド・ロールにより案内されるフェルトは1両端
開放の多−シリンダー乾燥ポケット内に配置される。
これらのポケットの通気は、複数シリンダー乾燥機の効
率とく温度状態の)均一さの観点から重要な要素である
と考えられている。
過去数年の間に抄紙機の動作速度は増加を続けており、
今や1500 m /lll1nの限界に達しようとし
ている。ウェブの無拘束駆動部の振動は抄紙機の動作能
力を妨げる重大な問題となるだろう。圧縮部から乾燥部
へのウェブの駆動及びシングル・ワイヤー駆動の領域で
のウェブの支持については、過去の特許出願及びその応
用例で示された方法や装置によって制御することができ
るが、フィン・ワイヤー駆動の領域、特に第3、第4の
駆動グループでは、高速動作時に問題がある。
周知の方法や装置では該ポケットに吸引される空気の量
の影響が考慮されていないからウェブは乾燥ワイヤーに
、それがシリンダーからポケットに到達した時に吸引さ
れる。
従来のフィン・ワイヤー駆動においてポケットに吸引さ
れる空気の量は主として機械速度、搬送部の幾何形状、
及び乾燥ワイヤーの透水性に依存する。
従来技術において、該ポケットの湿度状態はポケットへ
流入する空気量を調整す、るための開閉可能な横方向ブ
ロックに対して空気パイプを配分することで行なわれて
きた。この解決方法については我々のフィンランド パ
テントNo、68,275で参照できる。
従って、本発明の目的は、該無拘束駆動部のウェブの振
動を本来的に減少せしめ、ウェブの緊張とウェブの破れ
の危険を減少せしめる新しい方法と装置を提供すること
にある。
又、該ポケットに通風しウェブの横方向の湿度状態を調
節する新規有用な方法および装置を提供することも本発
明の1つの目的である。上述の目的及び下記の目的を達
成するための本発明の主な特徴は、 ウェブと乾燥ワイヤーが乾燥シリンダーを離れる際に、
ウェブが乾燥ワイヤーの問題となる部分に設けられた真
空地域の上で乾燥ワイヤーに吸引されるためにウェブの
無拘束駆動の距離が著しく短縮されること、及び 該吸リドがその場所での乾燥ワイヤー及びワイヤー支持
ロールの進行方向とは逆方向の空気ジェットの吹出しに
よって創出され、該空気ジェットはそれらの背後から空
気を除去することで真空地域を作ること である。
本発明に基づく装置の主要な特徴は。
該装置が乾燥シリンダーの全幅以上の幅のブローボック
スを有し。
該ブローボックスは、第1のノズル孔については乾燥ワ
イヤーの進行方向とは逆方向に、又、第2ノズル孔に設
置されたワイヤー・ガイド・ロールの自由表面の動作方
向とは逆方向に、異なる空気ジェットを供給し得るよう
に設置され方向づけられた少なくとも2つのノズル孔を
有すること である。
本発明の方法及び装置において、ウェブは乾燥ワイヤー
に、その進入側−即ち、乾燥ワイヤーの駆動の際にワイ
ヤーが乾燥シリンダーから離れて隣接するガイド・ロー
ルに直進する部分□で吸引される。ワイヤーとガイドロ
ールの動作方向とは逆方向に吹き出す空気流によって、
駆動ワイヤー上およびワイヤーとガイドロールの間の進
入部分(くさび形状の地域)−該進入部は通常は加圧さ
れる−には真空部が形成され、ウェブは乾燥ワイヤーに
吸引する。
本発明によってウェブは次の乾燥シリンダーまで直接走
行することはなく、ガイドロールまで、本来は′その中
心の水平平面まで、乾燥ワイヤーに従うから、ウェブの
自由な無拘束な走行は十分に短縮され、従って安定化さ
れる。本発明は又、ウェブ両側の無制限な真空状態に起
因し、従来の装置でウェブの振動を招いていた乾燥シリ
ンダーと乾燥ワイヤーの間の送出挟持部(output
 niρ)におけるウェブの不安定走行を除去する。
本発明においては、空気ジェットによって形成される真
空を本発明にしたがって調整することでポケットに吸引
される空気量を制御することができる。この!51!1
1はブローボックス内の圧力調整により簡単に行なうこ
とができる。該調整は乾燥ワイヤーの透水率によって独
立して行なうことができる。
本発明の方法及び装置は、ポケットからの空気量とウェ
ブの湿気状態に影響を与える空気量のウェブの横方向の
分配の両者を1つの装置に対し考えることが好ましいが
、必ずしも組み込む必要はない。ワイヤーがガイドロー
ルから乾燥シリンダーに戻る際、ウェブの表面に空気吹
出しを与えるのであるが、その吹出しの方向はワイヤー
の走行方向とは反対方向で、これは本発明による真空部
分を作り出す同一のブローボックスにより吹き出される
吹出しによって加圧部が形成され、ワイヤ−を通して吸
引される空気流は減少する。ウェブの湿度状態は乾燥ワ
イヤーの端部では開放された吹出しブロックのワイヤー
への加湿効果で空気がポケットから吸引されないことに
よって行なわれる。閉じられた吹出しブロックはワイヤ
ーの乾燥効果を有し、ポケットのこの点では空気は吸出
される。このようにワイヤーの湿度状態は周知のポケッ
ト換気方法と比較して反対の方法で正確に制御すること
ができる。
本発明の重要な利点は、非常に開放された(open)
乾燥ワイヤー、すなわち、透水性の高い乾燥ワイヤーを
使用できることにある5本発明によれば、現在使用され
ている一般的な1500〜2000 rn’ / rd
 hの透過率に対し例えば10,000〜15,0OO
rrl’/+yrhの透過率の開放された乾燥用ワイヤ
ーを使用することができる。乾燥ワイヤーが従来より大
きく開放されているために、シリンダーをワイヤーが通
過する際の蒸発量が増し、その結果、ポケット内の平均
湿度が低下する。より開放されたワイヤーのために、シ
リンダーと乾燥ワイヤーの間の送出部(output 
n1p)を通じての通−気址も増大する。
本発明の他の重要な利点は、上部ワイヤーのガイドロー
ルを従来より低く配置できること、及び(あるいは)下
部ワイヤーのガイドロールを高く配置できることであり
、そのため乾燥シリンダニは相互に接近できるから乾燥
部分及び抄紙機全体が短縮化する。
本発明による装置を使用すれば、従来上部ワイヤーのガ
イドロールが下部ワイヤーのガイドロールに対して相当
高位置にあったのに対し、上下のワイヤーのガイドロー
ルの位置は殆ど水平面上に位置することになる。
本発明に基づくブローボックスは乾燥部の重要な部分に
配置しても、又、すべての上部シリンダー及び下部シリ
ンダー双方に配置してもよい。
本発明は、その実施例を示した添付図面に基づいて以下
に詳細に説明されるが、該図面は本発明をこれらに限定
する意図によるものではない。
第1図、第2図に示す如く、ブローボックス10はウェ
ブWの全幅に対して横方向に置かれ、乾燥ワイヤー30
.40は下部シリンダーと上部シリンダーの間のスペー
スに組み込まれている。ブローボックス10は垂直壁1
1.11’ 、17.17’及び26,18゜18′を
含み、壁18.18’ はガイドロール34,35,4
4.45の自由部分(freesection)に相対
している。壁11′及び18’の端部はブローボックス
10全体に及ぶ幅を有する管材13.14に固定されて
いる。管材13.14に関連して、管材13.14及び
板材12による端部で囲まれたノズル孔15゜】6が設
けられる。第4図、第5図においてブローボックス10
の相対する垂直端は、壁21で塞がれる。一方あるいは
両端部21には空気ダクト25が設けられ、これを通じ
て空気がボックス内に導かれる。空気流の圧力PはP 
= 1000〜1500 P aが望ましい。
壁21の両端に対して板片22がネジ23で固定され、
その円形の外周部24はガイドロール34.45の自由
部分にできる限り近接して形取られ、そのため板片22
の突出し部はワイヤー30.40とガイドロール34゜
45の間の部分(くさび形の空間)をできる限り正確に
狭くする。
第5図において、ブローボックス10はその両端壁21
において突出し金具27で固定されている。該突出し金
具27はフレーム部103の突出し金具にセット・スク
リュー29又はこれと類似の調整可能な装置で取付けら
れる。このセット・スクリュー29又は類似の調整装置
によって、ブローボックス10は他の部品との関係にお
いて正確な位置に調整することができる。ブローボック
スの全長は図中りで示されている。この長さは乾燥ワイ
ヤー30.40の幅に比して同じか、若干狭いことが望
ましい。ノズル孔15.16はこのように配置されてい
るので、空気ジェットFユは乾燥ワイヤー30.40に
近接して設けられたノズル孔15によってワイヤーの進
行方向とは逆方向にワイヤー30に沿って供給できる。
もう一方のノズル孔16はガイドロール34.35の付
近に設けられ、空気ジェットF2はガイドロール34.
45に沿ってガイドロール34.35の回転方向とは逆
方向に供給できる。
該空気ジェットFエ F 、は、乾燥ワイヤー30とブ
ローボックスの壁12との間の空間へ−及び乾燥ワイヤ
ー30.40とガイドロール34.45との間のくさび
形の空間から矢印E1.E、の方向に空気を排出するた
め、本発明の意図する観点からすれば十分な真空状態が
当該部に作り出される。この真空状態はシリンダー31
.41の表面を離れたウェブWを未だ空気の透過性を有
する乾燥ワイヤー30.40に貼り付け、該ウェブをワ
イヤー30.40にくさび形部N−が終了する点−即ち
、乾燥ワイヤー30.40がガイドロール34.45に
接触する点□に至るまでしっかり一固定するという本発
明の観点から本質的な効果をもたらす。該接触点Bはガ
イドロール34.45の中心及びその付近を通る水平平
面上にある。ウェブは該接触点Bを通過後、ワイヤー3
0.40を離れ、短縮された無拘束駆動部Wpを経て次
の乾燥用シリンダーに到達する。
エアーブローFよ、F2で形成される真空域N+、A−
は、乾燥シリンダー31.41とガイドロール34.4
5との間において、乾燥シリンダーの駆動部30.40
の半分以上に達する。該真空域の範囲はワイヤー30゜
40の全直接駆動距離の60〜70%が望ましい。
ノズル孔15.16の広さは、一般に、2〜5 m m
である。ノズル孔15.16における空気ジェットF1
、F2の速度Vは、一般に15〜50m/sである。
本発明に基づいて考えられる実施例として□本発明を限
定化するものではないが一第3のノズル孔20をノズル
孔15.16に相対する垂直壁の部品17.17’の間
に壁18.19をもって設けることができる。該ノズル
孔20はブロー・ボックス10がら空気ジェットF3を
、ガイド・ロール34.45から乾燥シリンダー32.
42に戻る乾燥ワイヤー30.40の駆動に対して供給
するものである。エアーブローF3 の方向はワイヤー
30.40の進行方向とは逆方向である。
第5図に示す如く、ノズル20は 201〜20Nのブ
ロックに分割されている。該ブロック20□〜20Nは
エアーブローF、の横方向への分配を制御するために全
開から全開まで連続的に調整することが望ましい。該ブ
ロック20□〜20Nが開いている場合には強い吹出し
がこの点に供給される゛。同様に、該ブロック201〜
20Nが閉じている場合には、この点の吸込み圧Pvは
最大となり、ウェブWの湿度レベルは減少する。エアー
ブローF□が十分に強力で、特に、乾燥ワイヤーが開放
されている場合には、該空気はポケットに入りそれらを
換気する。
第3図に示すごとく、ワイヤー30と無拘束駆動のウェ
ブWは別々にシリンダー32の導入部に到達する。
本発明の方法および装置によれば、通常のフィン・ワイ
ヤー駆動用の透過率 1,500〜2000cd/イh
 のワイヤーではなく、5.000〜20,000 c
d/rr?hの、 より高い透過率−望ましくは 10
,000〜15.000all/rri’h□のワイヤ
ーを使用することができる。
周知の如く、抄紙機乾燥部の第1シリンダー・グループ
にはシングル・ワイヤー駆動が後のグループ、例えば第
3、第4グループではフィン・ワイヤー駆動が使用され
る。本発明の方法及び装置は1又は複数のシリンダーグ
ループ間の1又は複数のフィン・ワイヤー駆動グループ
で使用される。
本発明は、例えば1又は2のフィン・ワイヤー駆動グル
ープにおいて、強度や湿度の状態から最も振動の生じ易
い、ウェブ進行方向に対する最初のグループで実施する
ことができる。
本発明は単に例として示した前述の説明に限定されるも
のではないが、特許請求の範囲記載の発明概念で画定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、シリンダー乾燥機に適用した本発明の方法及
び装置を抽いたものであり、シリンダー乾燥機の保守側
から見たものである。 第2図は、第1図を駆動側から見たものである。 第3図は、本発明に基づくブローボックスの垂直断面図
である。 第4図は、本発明に基づくブローボックスを端部から見
たものである。 第5図は、第1図の■−■断面図である。 [主要部分の符号の説明コ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、抄紙機のシリンダー乾燥機に関する 方法であって、 該シリンダー乾燥機において、紙ウェブ は上部シリンダーでは上部ワイヤー(40)によって、
    下部シリンダーでは下部ワイヤ ー(30)によって案内され、 該ワイヤー(30、40)は、乾燥シリ ンダーの表面と、乾燥シリンダーの間の地 域にウェブ(W)が上部シリンダー列では 上部シリンダー(41、42)表面に直接 乾燥接触をするように上部ワイヤー(40)によって押
    付けられ、同様に、下部シリン ダー(31、32、33)表面に直接乾燥接触をするよ
    うに下部ワイヤー(30)によ って押付けられるように設置されたガイド ・ロール(34、35、44、45)、とによって案内
    され、 更に、ワイヤーが一定の間隔で1のシリ ンダー列から他のシリンダー列に無拘束 駆動(Wp)で供給される方法において、 ウェブ(W)と乾燥ワイヤー(30、40)が乾燥シリ
    ンダー(31、41)を離れる 際に、ウェブが乾燥ワイヤー(30、40)の問題とな
    る部分に設けられた真空地域 (A−、N−)において、ウェブの無拘束駆動(Wp)
    距離が短縮されるように乾燥用ワイヤー(30、40)
    に吸引されること、 及び 該吸引が、当該部の乾燥ワイヤー(30、 40)及びワイヤー・ガイド・ロール(34、45)の
    進行方向とは反対方向の空気ジェ ット(F_1、F_2)の吹出しのために、該空気ジェ
    ットが空間(A−、N−)から空気 を排除してその背後に作り出す真空地域に よって創出されること を特徴とする方法。 2、特許請求の範囲第1項記載の方法に おいて、該真空地域(A−、N−)が、乾燥シリンダー
    (31)と乾燥シリンダー(31)の近くに配置された
    ワイヤー・ガイド・ロール(34)との間のワイヤー(
    30、40)の直線走行距離の半分以上、望ましくは該
    距離の60〜70%、となることを特徴とする方法。 3、特許請求の範囲第1項又は第2項記 載の方法において、該真空地域がワイヤー・ガイド・ロ
    ール(34、45)と乾燥ワイヤー(30、40)の進
    入挟持部(N−)に拡大されることを特徴とする方法。 4、特許請求の範囲第1項乃至第3項の 何れかに記載の方法において、該空気ジェットの流速(
    V)がV=15〜50m/sの範囲であることを特徴と
    する方法。 5、特許請求の範囲第1項乃至第4項の 何れかに記載の方法において、該真空地域 (A−、N−)の反対側の、乾燥ワイヤー(30、40
    )がガイドロール(34、45)から次の乾燥シリンダ
    ー(32、42)に戻される行程における乾燥用ワイヤ
    ー(30、40)の走行部に、該ワイヤーの走行によっ
    て乾燥部に隣接するポケット(T)から空気が吸い出さ
    れるのを防止するために乾燥用ワイヤー (30、40)の無拘束駆動の方向とは反対方向のエア
    ーブロー(F_3)を有することを特徴とする方法。 6、特許請求の範囲第5項記載の方法に おいて、当該第3のエアーブローの分配を調整すること
    で、ウェブの横方向の湿度状態を管理することを特徴と
    する方法。 7、特許請求の範囲第1項乃至第6項の 何れかに記載の方法において、該方法が透水率5,00
    0〜20,000m^3/m^2h、望ましくは10,
    000〜15,000m^3/m^2hの範囲の乾燥用
    ワイヤーを用いることを特徴とする方法。 8、特許請求の範囲第1項乃至第7項の 何れかに記載の方法において、ウェブの無拘束駆動部(
    Wp)が、吸着効果によって表面を吸着されていた乾燥
    ワイヤー(30、40)から、乾燥ワイヤー(30、4
    0)がガイド・ロール(34、45)に触れる点(B)
    において、望ましくは該ガイド・ロールの中心を通ると
    想像される平面部において、分離するように仕向けられ
    ていることを特徴とする方法。 9、フィン・ワイヤー駆動を使用した抄 紙機のシリンダー乾燥機のための装置にして、該装置が
    隣合った乾燥シリンダー(31、 32;41、42)の間の、隣接した乾燥シリンダー上
    を走行する乾燥ワイヤー(30、40)と該乾燥ワイヤ
    ー(30、40)を 案内するガイド・ロール(34、45)の 自由部分とで囲まれた部分に取付けられる ようになっている装置において、 該装置が乾燥ワイヤー(30、40)の 全幅に達するブロー・ボックス(10)を 含み、 該ブロー・ボックス(10)が、1のノ ズル孔(15)からは乾燥ワイヤーの進行方向とは逆方
    向の、又、他のノズル孔(16)からはワイヤー・ガイ
    ド・ロール(34、 35)の自由表面の回転方向とは逆方向の、異なるエア
    ーブロー(F_1、F_2)が行なえるように位置決め
    され、方向付けされた少 なくとも2つのノズル孔(15、16)を 含む ことを特徴とする装置。 10、特許請求の範囲第9項記載の装置に おいて、第1のノズル孔(15)は乾燥ワイヤー(30
    )の走行の近くで、ブローボックス(10)の平面壁(
    12)の端部に配置され、第2のノズル孔(16)は同
    じ平面壁(12)の反対側端部の近くにあることを特徴
    とする装置。 11、特許請求の範囲第9項又は第10項記載の装置に
    おいて、該第1のノズル孔(15)は乾燥ワイヤーの直
    線走行部の中心地域、望ましくは僅かに乾燥シリンダー
    (31、41)の側に配置され、又、該他のノズル孔(
    16)は乾燥ワイヤー(30、40)とガイド・ロール
    (34、45)の間の部分(くさび形の地域)に配置さ
    れることを特徴とする装置。 12、特許請求の範囲第9項又は第10項記載の装置に
    おいて、ブローボックスの前記ノズル孔(15)とは反
    対側に第3のノズル孔(20)又は ノズル孔群が配置
    され、該ノズル孔(群)から乾燥ワイヤー(30、40
    )に対して、乾燥ワイヤー(30、40)がガイド・ロ
    ール(34、45)から次の乾燥シリンダー(32、4
    2)に到達する方向と逆方向のエアーブロー(F3)が
    供給できることを特徴とする装置。 13、特許請求の範囲第1・2項記載の装置において、
    該第3ノズル孔(20)又はノズル孔群が、当該部分の
    ワイヤー(30、40)による乾燥部分のポケット(T
    )からの吸引効果の影響によってウェブの湿度状態を管
    理し、ウェブ(W)横方向に対する該第3エアーブロー
    の分配を調整するべく開閉可能な機構を装備した調整可
    能ブロック(20_1〜20_N)に分割されることを
    特徴とする装置。 14、特許請求の範囲第9項から第13項 の何れかに記載の装置において、乾燥部分の上部ワイヤ
    ー(40)及び下部ワイヤー(30)を案内するガイド
    ・ロール(34、35、44、45)が同じ水平面上に
    配置されていることを特徴とする装置。
JP61214180A 1985-09-13 1986-09-12 抄紙機のツイン・ワイヤ−式乾燥機に関する方法及び装置 Granted JPS6262993A (ja)

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