JPS6260116B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6260116B2 JPS6260116B2 JP2310880A JP2310880A JPS6260116B2 JP S6260116 B2 JPS6260116 B2 JP S6260116B2 JP 2310880 A JP2310880 A JP 2310880A JP 2310880 A JP2310880 A JP 2310880A JP S6260116 B2 JPS6260116 B2 JP S6260116B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cutter
- protrusion
- cutter
- blade
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005323 electroforming Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は可撓性を有する矩形の外刃をアーチ
状に張設して用いる電気かみそりに係り、詳しく
はその外刃構造の改良に関するものである。
状に張設して用いる電気かみそりに係り、詳しく
はその外刃構造の改良に関するものである。
この種電気かみそり、たとえば往復動電気かみ
そりとして、第８図に示すように内刃体５０の軸
線方向、換言すれば往復動方向（矢印ａ，ｂ方
向）における一端から他端まで直線上に延びる突
条リブ５１，５１を外刃５２に形成するととも
に、上記突条リブ５１に多数のスリツト５３を形
成することにより、上記突条リブ５１，５１で伏
臥しやすい長毛などを起毛させて上記スリツト５
３で捕捉剪断させるようにしたものが提案されて
いる。
そりとして、第８図に示すように内刃体５０の軸
線方向、換言すれば往復動方向（矢印ａ，ｂ方
向）における一端から他端まで直線上に延びる突
条リブ５１，５１を外刃５２に形成するととも
に、上記突条リブ５１に多数のスリツト５３を形
成することにより、上記突条リブ５１，５１で伏
臥しやすい長毛などを起毛させて上記スリツト５
３で捕捉剪断させるようにしたものが提案されて
いる。
しかるに、上記構成では、突条リブ５１，５１
の各両端が外刃５２の両端で開放されているか
ら、ばね力を受けている内刃体５０の押上力によ
り、上記突条リブ５１が第９図の鎖線の状態から
実線の状態で拡開され易く、過度に拡開される
と、内面の変形しにくいエツジ部５４が内刃体５
０の刃先５５に突つかかり、上記刃先５５を傷め
るおそれがある。さらに、上記突条リブ５１が外
刃１３の一端から他端まで連続しているため、か
みそりを動かしても長毛などがスリツト５３にス
ムースに入り込まずに突条リブ５１を乗り込える
場合も多い。これを避けるためにはスリツト５３
の幅を可及的に大に形成することも考えられる
が、その場合は、上記突条リブ５１に歪が生じる
うえ、機械的強度も低下するおそれがある。
の各両端が外刃５２の両端で開放されているか
ら、ばね力を受けている内刃体５０の押上力によ
り、上記突条リブ５１が第９図の鎖線の状態から
実線の状態で拡開され易く、過度に拡開される
と、内面の変形しにくいエツジ部５４が内刃体５
０の刃先５５に突つかかり、上記刃先５５を傷め
るおそれがある。さらに、上記突条リブ５１が外
刃１３の一端から他端まで連続しているため、か
みそりを動かしても長毛などがスリツト５３にス
ムースに入り込まずに突条リブ５１を乗り込える
場合も多い。これを避けるためにはスリツト５３
の幅を可及的に大に形成することも考えられる
が、その場合は、上記突条リブ５１に歪が生じる
うえ、機械的強度も低下するおそれがある。
したがつて、この発明は外刃の一端から他端に
かけて配設された半球状の突部にスリツトを横断
させるとともに、上記突部の中央部にスリツト幅
より大径の開口部を形成することにより、内刃体
の押上力による外刃の異常な変形が防止されるう
え、長毛に対する捕捉性を外刃の強度を失うこと
なく向上させることができるようにしたものであ
る。
かけて配設された半球状の突部にスリツトを横断
させるとともに、上記突部の中央部にスリツト幅
より大径の開口部を形成することにより、内刃体
の押上力による外刃の異常な変形が防止されるう
え、長毛に対する捕捉性を外刃の強度を失うこと
なく向上させることができるようにしたものであ
る。
以下、この発明の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
説明する。
第１図において、１１は合成樹脂などからなる
本体ケース、１２は本体ケース１１の上端に嵌着
された外刃ホルダで、この外刃ホルダ１２には外
刃１３が張設されている。１４は上記本体ケース
１１内に収納されたモータであり、このモータ１
４の回転軸１５には偏心軸１６が固定されてい
る。１７は上記偏心１６にレバー１８を介して駆
動される振動子であり、この振動子１７の上面に
は駆動杆１７ａが突設されており、駆動杆１７ａ
の先端に内刃体ホルダ１９を連通してある。２０
は多数の内刃小刃２１をパイプ２２などで串し刺
し状に支持させてなる内刃体であり、この内刃体
２０は上記内刃体ホルダ１９に保持されるととも
に、押し上げばね２３のばね力を受けて外刃１３
の内面に圧接されており、モータ１４の回転軸１
５の回転により、矢印ａ，ｂ方向へ往復動され
る。
本体ケース、１２は本体ケース１１の上端に嵌着
された外刃ホルダで、この外刃ホルダ１２には外
刃１３が張設されている。１４は上記本体ケース
１１内に収納されたモータであり、このモータ１
４の回転軸１５には偏心軸１６が固定されてい
る。１７は上記偏心１６にレバー１８を介して駆
動される振動子であり、この振動子１７の上面に
は駆動杆１７ａが突設されており、駆動杆１７ａ
の先端に内刃体ホルダ１９を連通してある。２０
は多数の内刃小刃２１をパイプ２２などで串し刺
し状に支持させてなる内刃体であり、この内刃体
２０は上記内刃体ホルダ１９に保持されるととも
に、押し上げばね２３のばね力を受けて外刃１３
の内面に圧接されており、モータ１４の回転軸１
５の回転により、矢印ａ，ｂ方向へ往復動され
る。
上記外刃１３は第２図のように可撓性の金属板
からエツチング手段、プレス加工もしくは電鋳法
などで矩形状に型取りされたものである。
からエツチング手段、プレス加工もしくは電鋳法
などで矩形状に型取りされたものである。
上記外刃１３には、内刃体２０の軸線方向と直
交する方向、換言すれば往復動方向と直交する方
向（矢印Ｃ方向）の両端部に位置して、上記軸線
方向の一端部１３ａから他端部１３ｂにかけて、
たとえば直線状に配列される突部２４が形成され
ている。この突部２４は第３図に明瞭に示すよう
に半球状に膨出形成されたものである。この突部
２４には、その中心を通り、かつ上記軸線方向と
交叉する方向、たとえば直交方向に向いたスリツ
ト２５が横断して形成されており、さらに上記突
部２４の中央には、上記スリツト巾t1よりも大径
t2の切刃開口部２６が形成されている。上記突部
２４とスリツト２５とで長毛用の捕毛部２７を構
成している。上記半球状の突部２４は電鋳法で容
易に形成される。つまり、電鋳母型の所定部分を
プレスなどで半球状に紋り出しておいてから電鋳
操作を行なえばよい。
交する方向、換言すれば往復動方向と直交する方
向（矢印Ｃ方向）の両端部に位置して、上記軸線
方向の一端部１３ａから他端部１３ｂにかけて、
たとえば直線状に配列される突部２４が形成され
ている。この突部２４は第３図に明瞭に示すよう
に半球状に膨出形成されたものである。この突部
２４には、その中心を通り、かつ上記軸線方向と
交叉する方向、たとえば直交方向に向いたスリツ
ト２５が横断して形成されており、さらに上記突
部２４の中央には、上記スリツト巾t1よりも大径
t2の切刃開口部２６が形成されている。上記突部
２４とスリツト２５とで長毛用の捕毛部２７を構
成している。上記半球状の突部２４は電鋳法で容
易に形成される。つまり、電鋳母型の所定部分を
プレスなどで半球状に紋り出しておいてから電鋳
操作を行なえばよい。
なお、２８は上記捕毛部２７を除く外刃１３の
ほぼ全域に形成された小孔、２９は外刃１３の補
強板、３０は外刃取付用の係止部である。上記外
刃１３は第４図に示すように上記軸線方向と直交
方向にアーチ状に湾曲されて外刃ホルダ１２に張
設される。
ほぼ全域に形成された小孔、２９は外刃１３の補
強板、３０は外刃取付用の係止部である。上記外
刃１３は第４図に示すように上記軸線方向と直交
方向にアーチ状に湾曲されて外刃ホルダ１２に張
設される。
上記構成から明らかなように、外刃１３に形成
された突部２４は半球状であり、肌当りが良いう
え、従来のように外刃の両端で開放されているも
のではないから、内刃体２０の押上力を受けても
異常に変形することがないため、内刃体２０の刃
先部の耐久性も向上される。さらに、突部２４の
中心を通るスリツト２５よりも幅寸t1よりも大径
寸t2の切刃開口部２６を形成したから、上記突部
２４で起毛された長毛がそのまま通り過ぎること
は少なくなり、上記比較的大きな開口部２６で補
捉され易い。とくに、上記突部２４が半球状であ
るから、球面部（第５図斜線部分）Ｔが押込力に
対してのリブ作用として働き、このため上記開口
部２６の形成によつて外刃１３の機械的強度が弱
まるのも防止される。
された突部２４は半球状であり、肌当りが良いう
え、従来のように外刃の両端で開放されているも
のではないから、内刃体２０の押上力を受けても
異常に変形することがないため、内刃体２０の刃
先部の耐久性も向上される。さらに、突部２４の
中心を通るスリツト２５よりも幅寸t1よりも大径
寸t2の切刃開口部２６を形成したから、上記突部
２４で起毛された長毛がそのまま通り過ぎること
は少なくなり、上記比較的大きな開口部２６で補
捉され易い。とくに、上記突部２４が半球状であ
るから、球面部（第５図斜線部分）Ｔが押込力に
対してのリブ作用として働き、このため上記開口
部２６の形成によつて外刃１３の機械的強度が弱
まるのも防止される。
ところで、上記スリツト２５は内刃体２０の軸
線方向と直交する方向に向けるだけに限らず、上
記軸線方向と交叉する方向であればよい。換言す
れば、上記捕毛部２７，２７の列を第６図および
第７図のように湾曲させることもでき、さらに波
状に配列することもできる。第７図のように湾曲
させる場合、両捕毛部２７，２７の列で楕円形が
形成されるようにすれば、外刃１３と皮膚との接
触領域Ｓ（同図斜線部分）が楕円形となることか
ら、起毛された毛を一層効率的に剪断させること
ができるものである。
線方向と直交する方向に向けるだけに限らず、上
記軸線方向と交叉する方向であればよい。換言す
れば、上記捕毛部２７，２７の列を第６図および
第７図のように湾曲させることもでき、さらに波
状に配列することもできる。第７図のように湾曲
させる場合、両捕毛部２７，２７の列で楕円形が
形成されるようにすれば、外刃１３と皮膚との接
触領域Ｓ（同図斜線部分）が楕円形となることか
ら、起毛された毛を一層効率的に剪断させること
ができるものである。
なお、上記実施例で用いた外刃１３は往復動式
のものに限らず、たとえば外周に螺線刃部を形成
したロール状刃を回転させるロータリ式のものに
も適用できる。
のものに限らず、たとえば外周に螺線刃部を形成
したロール状刃を回転させるロータリ式のものに
も適用できる。
以上のように、この発明は半球状に膨出された
突部にスリツトを横断させてなる捕毛部を外刃に
配設し、突部の中央にスリツト幅よりも大径の切
刃開口部を形成したから、外刃の異常変形のおそ
れもないうえ、捕捉剪断性の優れた電気かみそり
を提供することができる。
突部にスリツトを横断させてなる捕毛部を外刃に
配設し、突部の中央にスリツト幅よりも大径の切
刃開口部を形成したから、外刃の異常変形のおそ
れもないうえ、捕捉剪断性の優れた電気かみそり
を提供することができる。
第１図はこの発明に係る電気かみそりの一例を
示す破断正面図、第２図は同電気かみそりの外刃
を示す斜視図、第３図は同外刃の要部の斜視図、
第４図は同外刃の張設状態の説明図、第５図は同
作用説明図、第６図および第７図は捕毛部の配列
の異なる例を示す平面図、第８図および第９図は
従来例の説明図である。 １３……外刃、１３ａ……一端部、１３ｂ……
他端部、２０……内刃体、２４……突部、２５…
…スリツト、２６……切刃開口部、２７……捕毛
部、ａ，ｂ……軸線方向、ｃ……交叉方向。
示す破断正面図、第２図は同電気かみそりの外刃
を示す斜視図、第３図は同外刃の要部の斜視図、
第４図は同外刃の張設状態の説明図、第５図は同
作用説明図、第６図および第７図は捕毛部の配列
の異なる例を示す平面図、第８図および第９図は
従来例の説明図である。 １３……外刃、１３ａ……一端部、１３ｂ……
他端部、２０……内刃体、２４……突部、２５…
…スリツト、２６……切刃開口部、２７……捕毛
部、ａ，ｂ……軸線方向、ｃ……交叉方向。
Claims (1)
- １ 可撓性を有する矩形の外刃１３をアーチ状に
張設し、その内面に内刃体２０を摺接させる電気
かみそりにおいて、半球状に膨出した突部２４と
上記内刃体２０の軸線方向と交叉する方向に向い
て上記突部２４の中心を通つて横断するスリツト
２５とからなる長毛用捕毛部２７を上記軸線方向
の一端部１３ａ側から他端部１３ｂ側にかけて上
記外刃１３に配列するとともに、上記突部２４の
中央には上記スリツト２５の幅よりも径大な切刃
開口部２６を形成してなる電気かみそり。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2310880A JPS56119287A (en) | 1980-02-25 | 1980-02-25 | Electric razor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2310880A JPS56119287A (en) | 1980-02-25 | 1980-02-25 | Electric razor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56119287A JPS56119287A (en) | 1981-09-18 |
| JPS6260116B2 true JPS6260116B2 (ja) | 1987-12-15 |
Family
ID=12101271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2310880A Granted JPS56119287A (en) | 1980-02-25 | 1980-02-25 | Electric razor |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56119287A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4822241B2 (ja) * | 2003-02-14 | 2011-11-24 | 九州日立マクセル株式会社 | 電気かみそり |
-
1980
- 1980-02-25 JP JP2310880A patent/JPS56119287A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56119287A (en) | 1981-09-18 |
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