JPS6258844B2 - - Google Patents

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JPS6258844B2
JPS6258844B2 JP55037330A JP3733080A JPS6258844B2 JP S6258844 B2 JPS6258844 B2 JP S6258844B2 JP 55037330 A JP55037330 A JP 55037330A JP 3733080 A JP3733080 A JP 3733080A JP S6258844 B2 JPS6258844 B2 JP S6258844B2
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JP
Japan
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steel
drilling
flange
structural
web
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JP55037330A
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JPS56134111A (en
Inventor
Yoshio Ozawa
Osamu Funada
Yasushi Shibata
Ryoji Oonishi
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP3733080A priority Critical patent/JPS56134111A/ja
Publication of JPS56134111A publication Critical patent/JPS56134111A/ja
Publication of JPS6258844B2 publication Critical patent/JPS6258844B2/ja
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  • Drilling And Boring (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、構造用型鋼穴明装置に係り、特に例
えば複数本の橋梁用のI型鋼を添接板を介して連
結する場合に使用する添接板装着用の多数のリベ
ツト穴或はボルト用穴を穿設するための穴明装置
に関する。
一般に、橋梁等の建設に際しては複数個のI型
桁を添接板を介して互いに連結することが行なわ
れている。ところでこの場合、I型桁の両端部に
は、その上フランジ部、下フランジ部およびウエ
ブ部に上記添接板装着用のため、それぞれ20〜80
個ずつのリベツトまたはボルト用の穴を穿設する
必要がある。したがつて、部材の本数が多くなる
と上記ボルト用等の穴の数は膨大なものとなり、
その加工に多大の労力を要する。しかも、従来の
上記I型桁への穴明作業は、I型桁を溶接成形す
る以前に、板の状態で一枚ずつその穴明位置を罫
書し、ポンチ打またはセンタもみ等をして印をつ
け、一個ずつ穴明けし、最後にI型に溶接成形す
るという方法がとられているため、これに大変な
労力と時間を必要とし、さらに溶接ひずみにより
穴明位置精度がくるい、これの修正に困難な作業
を要する等の問題があつた。
本発明はこのような点に鑑み、補剛材等も溶接
されI型桁等として溶接完成された部材の上フラ
ンジ部、下フランジ部およびウエブ部に、3方向
同時に能率的に穴明作業を行ない得るようにした
橋梁用I型桁等の構造用型鋼の穴明装置を提供す
ることを目的とする。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施例に
ついて説明する。
第1図において符号1は、床面上に立設された
2つのコラム2,2の頂部をガイドビーム3によ
つて連結し門型に形成した機枠であつて、2つの
機枠1が所定間隔をおいて左右対向して配設さ
れ、両機枠1,1はブレース4によつて互いに結
合され、かつ両機枠1,1間の上部は加工物を吊
り降ろし易くするために広く開放されている。
上記左右の機枠1,1のガイドビーム3,3間
には横桁5が橋絡せしめられており、その横桁5
はその両端部が上記ガイドビーム3,3上に設け
られた案内板6上に載置され、上記案内板6によ
つて案内されてガイドビーム3の長手方向(X方
向)に移動可能としてある。すなわち、上記横桁
5にはサーボモータ7が設けられており、そのサ
ーボモータ7による駆動力がギヤボツクス8,9
内の歯車伝導装置を介して図示しないピニオンギ
ヤに伝えられ、このピニオンギヤが前記ガイドビ
ーム3の側面にその長手方向に沿つて敷設された
ラツク10と噛合せしめられ、上記ピニオンギヤ
の駆動によつて横桁5の前記X方向への移動が行
なわれる。
上記横桁5にはその長手方向に延びる案内5a
が設けられており、上記案内5aには第1の穴明
機11のサドル12が係合装着されている。また
上記横桁5には、サーボモータ13によつてギヤ
ボツクス14内の歯車装置を介して駆動されるボ
ールネジ15が上記案内5aに沿つて装着されて
おり、そのボールネジ15に前記サドル12が螺
合され、上記ボールネジ15の回動によつて上記
サドル12が横桁5に沿つてその長手方向(Y方
向)に移動することができる。
上記サドル12には、クロスサドル16が上下
方向(Z方向)に摺動可能に装着されており、そ
のクロスサドル16は上記サドル12に設けられ
た油圧シリンダ装置17によつて上下方向に駆動
制御される。
上記クロスサドル16にはまた、例えば2個の
スピンドルヘツド18が装着されており、その各
スピンドルヘツド18から突出し、その先端にド
リル19を装着したスピンドル20には、メーン
モータ21からトランスミツシヨン22を介して
回転力が与えられるが、この場合後述する第2お
よび第3の穴明機におけると同様、上記トランス
ミツシヨン22とスピンドル20との間にはユニ
バーサルジヨイント23が介装されている。ま
た、両スピンドルヘツド18は、これまた後述す
る第2および第3の穴明機におけると同様に、サ
ーボモータ24によつて互いに接近或は離間する
ように制御可能で、ドリル19間のピツチを調整
できるようにしてあり、さらに上記各スピンドル
20は前記スピンドルヘツド18に内蔵された油
圧シリンダによつて出入可能としてある。
一方、機枠1の両コラム2,2間にはI型桁の
フランジ部への穴明け作業を行なうための第2の
穴明機30および第3の穴明機31が加工物をは
さむように対称位置に設置されている。
上記第2および第3の穴明機30,31はとも
に同一構造を呈しており、ベース32上にはスイ
ベルベース33が載置されており、上記スイベル
ベース33は縦軸34を中心として上記ベース3
2に対して水平面内で揺動可能としてある。すな
わち、上記ベース32の一端面には油圧シリンダ
35が垂直軸線を中心として揺動可能に装着され
ており、上記油圧シリンダ35のピストンロツド
35aの先端が前記スイベルベース33に連結金
具36を介して連結されている。しかして、上記
油圧シリンダ35を作動せしめそのピストンロツ
ド35aを進退させることによつて、スイベルベ
ース33の縦軸34を中心とする揺動が行なわれ
る。
上記スイベルベース33上には、ベースサドル
37がスイベルベース33に設けられた油圧シリ
ンダ38によつて加工部に向つて進退するように
摺動可能に装着されている。上記ベースサドル3
7の移動の位置決めは穴明加工されるI型桁のウ
エブの幅により決められ図示しない位置制御装置
により指定された位置で停止した後、後述するド
リルの推力に対向するためのバツクストツパが作
動するようにしてある。
また、ベースサドル37上には、ベースサドル
の進退方向と直交する方向に延びるガイドレール
37aが設けられ、そのガイドレール37aに
は、サーボモータ39によりギヤボツクス40を
介して回動するボールネジ(図示せず)と係合
し、そのボールネジの回動によつて上記ガイドレ
ール37aに沿つて移動するコラムベース41が
載置装着されている。
上記コラムベース41上にはコラム42が立設
されており、そのコラム42の側面にはガイド4
2aに沿つて上下動可能なサドル43が装着され
ている。上記サドル43は、コラム42に設けら
れたサーボモータ44およびギヤボツクス45を
介して駆動されるとともに上記コラム42に沿つ
て延びるボールネジ46に係合せしめられてお
り、上記ボールネジ46の回動によつて上記サド
ル43の上下動が行なわれる。
上記サドル43にはまた、前記ベースサドル3
7のガイドレール37aに対して直交する方向に
ガイド43aに沿い油圧シリンダ47によつて移
動せしめられるクロスサドル48が装着されてい
る。
一方、上記クロスサドル48の前面には、例え
ば2個のスピンドルヘツド49a,49bが互い
に平行にかつ水平に配設されている。上記スピン
ドルヘツド49a,49bのうち一方のスピンド
ルヘツド49aは、上記クロスサドル48のガイ
ド50に沿つてサーボモータ51によつて駆動さ
れるボールネジ52の回動によつて上下動される
ように構成されている。上記各スピンドルヘツド
49a,49b内には、先端にドリル53をせれ
ぞれ装着したスピンドル軸54が貫挿されてお
り、そのスピンドル軸54の基端は、メーンモー
タ55によつてVベルト56、トランスミツシヨ
ン57を介してそれぞれ駆動されるユニバーサル
ジヨイント58の先端部に連結されている(第3
図)。
ところで、各スピンドルヘツド49a,49b
内には、シリンダ室59が形成されており、その
シリンダ室59内には前記スピンドル軸54と同
心状に配設されかつ相対的な回動のみを許すよう
にしたピストン60が配設され、上記シリンダ室
59内への圧油の給排によつてピストン60を介
してスピンドル軸54の進退が行なわれるように
してある。なおこの場合、前記ユニバーサルジヨ
イント58は伸縮自在に構成されており、上記ス
ピンドル軸54の進退或はスピンドルヘツド49
aの上下動にともなうスピンドル軸54の後端と
トランスミツシヨン57間の間隔の変化が吸収さ
れる。
しかして、サーボモータ51を駆動するとボー
ルネジ52が回動し、それにともなつてスピンド
ルヘツド49aが上方或は下方に移動し、スピン
ドルヘツド49aに装着されたスピンドル軸54
の先端に取付けられたドリル53と他方のスピン
ドルヘツド49b側のドリル53とのピツチが変
更される。そこで、メーンモータ55を駆動する
とともにスピンドルヘツド49a,49bの各シ
リンダ室59の右室に圧油を供給すると、スピン
ドル軸54を介してドリル53が回転されながら
前進せしめられ、被加工物への穴明加工を行なう
ことができる。
なお、図面には示されていないが、前記第2お
よび第3の穴明機30,31には、クロスサドル
48の左右方向の移動を行なわせる油圧シリンダ
47の早送り、切削送り、穴の抜際の微速送りお
よびステツプフイード等の各種送りの切換装置、
およびそれぞれのストロークの制御装置等が設け
られており、またサドル43とそれに加わる移動
重量のバランス装置がコラム42内に内蔵され、
さらにスイベルベース33の固定装置、およびベ
ースサドル37、サドル41、クロスサドル4
8、スピンドルヘツド49a,49bにはそれぞ
れ対応するガイドとの間の固定装置が設けられて
いる。
一方、装置中央の加工部下の床上には機台10
0が配設されており、その機台100上には被加
工物であるI型桁を支持する支持台101と、I
型桁のウエブ部先端を固着するためのウエブ固着
装置102とが載置されている。
上記支持台101は、第4図に示すように、機
台100上に被加工物の長手方向に沿つて延設さ
れたガイドレール103上を走行する車輪104
を設けた案内台105を有し、その案内台105
上には受金106が載置されている。上記受金1
06にはハンドル107によつて回動されるとと
もに、案内台105の一側に設けられたラツク1
08と噛合する歯車109が設けられており、上
記ハンドル107の回動により歯車109および
ラツク108を介して受金106を前記ガイドレ
ール103と直交する方向に移動せしめることが
できる。一方、上記受金106の頂端には受ロー
ラ110が設けられており、その受ローラ110
によつて被加工物を支承するとともにその被加工
物の横方向への移動力を軽減し得るようにしてあ
る。
また、前記ウエブ固着装置102は、機台10
0上に固設され前記ガイドレール103と直交す
る方向に延びる案内台111と、ハンドル112
によつて回動される歯車113およびその歯車1
13と噛合するラツク114を介して上記案内台
111上を摺動する受台115とを有し、その受
台115上には油圧シリンダ116によつて前後
動されるとくさび117が載置されており、その
くさび117上にはくさび117の前後動作によ
つて上下動し、I型桁WのウエブW1を支承する
受金118が係合されている。また上記受台11
5には、油圧シリンダ119によつて水平軸12
0を中心として揺動するベルクランク状の押圧片
121が装着されており、上記押圧片121が第
4図において反時計方向に揺動することによつ
て、前記受金118とによつてI型桁Wのウエブ
W1を挾持することができる。
また、前記機台100の前方部(機枠1の入口
側)にはフランジ固着装置130が配設されてい
る。すなわち、機台100の前方部には被加工物
の長手方向に直交する方向に延びるスライドベー
ス131が床上に固設されており、そのスライド
ベース131上には左右一対の移動台132が油
圧シリンダ133によつてそれぞれ独立して上記
スライドベース131に沿つて摺動可能に装着さ
れている。
上記一対の移動台132は、第5図および第6
図に示すように、その対向側面にそれぞれ油圧モ
ータ134によつて回動されるねじ軸135が上
下方向に配設され上下両軸受136a,136b
によつて軸支されている。上記ねじ軸135は左
ねじを有する上部ねじ軸135aと右ねじを有す
る下部ねじ軸135bとを互いに連結装置137
によつて連結することによつて一体に構成されて
おり、上記下部ねじ軸135bの下端部はスプリ
ング138によつて或程度上下動可能に支承され
ている。一方、上部ねじ軸135aの頂端部は前
記油圧モータ134の駆動軸134aに対してキ
ー溝或はスプライン等を介して相対的に摺動可能
に連結されている(第6図)。
ところで、上記上部ねじ軸135bおよび下部
ねじ軸135bにはそれぞれ固着金具140aお
よび140bが上下動のみ可能に螺合せしめられ
ている。
しかして、両移動台132間に被加工物を上方
から降下せしめ、油圧シリンダ133によつて両
移動台132を互いに接近せしめ、その所定位置
に達した時固定装置141によつてその移動台1
32を固定し、しかる後油圧モータ134を駆動
してねじ軸135を回動させると、そのねじ軸1
35がその上部と下部においてねじの巻回方向が
違うので、それらの螺合されている固着金具14
0aおよび140bが互いに接近し、被加工物の
フランジ部W2の上下両部を挾持する。
なお、この場合、実際にはウエブW1の厚さは
数種あるので基準面からウエブ中心すなわちフラ
ンジ巾の中心位置は被加工物によつて変つてく
る。したがつて、固着装置の方のセンタリング中
心もこれに対応して変えないと固着したときに被
加工物に変形を与えてしまうことになる。ところ
が本発明においては、前述のようにねじ軸135
の下端がスプリング138によつて支承されてお
り、また油圧モータ134の駆動軸134aとね
じ軸135の上端部が互いに摺動可能に連結され
ているので、固着金具140a,140bがフラ
ンジ巾の中心位置の変動に応じてねじ軸135と
ともに移動し、無理なくフランジ部W2を挾持固
着することができる。
一方、油圧モータ134を逆方向に駆動する
と、ねじ軸135が逆方向に回動し、上部ねじ軸
135aおよび下部ねじ軸135bに係合してい
る固着金具140a,140bはそれぞれ互いに
離間する方向に移動し、フランジ部W2の挾持状
態を解放する。
また、前記移動台132には、第5図に示すよ
うに、互いに対向する内面側に突出し被加工材W
のフランジ部W2外側面と当接する進退可能な押
付部材142が装着されている。
ところで、前記各穴明機によつて穴明加工が行
なわれる加工部に搬入された被加工材Wの他端部
を支持するため、前記機枠1の前方側にはワーク
支持台150が配設されている。
すなわち、機枠1の前方側には、装置の長手方
向に延びるガイドレール151が施設されてお
り、そのガイドレール151上にはそのガイドレ
ール151に沿つて走行する機台152が載置さ
れている(第7図)。すなわち、上記機台152
には上記ガイドレール151上を走行する走行車
輪153が装着されており、その走行車輪153
は駆動モータ154によつて減速ギヤ155を介
して駆動される。機台152には油圧シリンダ1
56により前記ガイドレール151に直交する方
向に摺動可能なスライドウエイ157が載置さ
れ、さらに上記スライドウエイ157上には、互
いに左右に配設されハンドル158等を介して接
近或は離間し得る一対の支持筐159が装着され
ている。上記支持筐159には雄ねじ部160a
を有する受金160が貫挿されており、その雄ね
じ部160aには油圧モータ161により駆動さ
れるウオーム162によつて回動される送り雌ね
じ付ウオームギヤ163が螺合され、上記油圧モ
ータ161の駆動によつて受金160の上昇、下
降が可能とされ、前記支持筐159の左右移動お
よび受金160の上下動調節によつて被加工材の
ウエブ部が水平になるように支持することができ
る。
ところで、第8図は本装置における各部機器の
概略配置を示す平面図であつて、機台100には
その後端中央部に、被加工材Wのウエブ端面と当
接する第1の固定基準170が設けられ、また機
台100の一端部には被加工材Wの一端一側部を
当接せしめる第2の固定基準171が設けられて
いる。また、ワーク支持台150上のスライドウ
エイ157にも前記第2の固定基準171と同一
側に被加工材Wの他端側側面を当接せしめる第3
の固定基準172が設けられており、他側部には
被加工材の他側部を上記第3の固定基準172側
に押圧する押付装置173が設けられている。
なお、図中符号174は被加工材の全長を計測
するマグネスケールで、タツチセンサ175を被
加工材端面にタツチさせることにより全長寸法が
デジタル表示され、また符号176は被加工材の
端部傾き量計測用のマグネスケールで、第1の穴
明機11に着脱自在のタツチセンサ177をワー
ク端面2カ所にタツチさせることにより端部傾き
量をデジタル表示することができる。またこれら
はいずれも数値制御系で補正が可能であり、より
実体に合つた加工精度を得ることができるように
してある。
しかして、例えばI型桁の先端部における穴明
加工に際しては、I型桁のウエブ先端部を支持台
101の受ローラ110上に水平状態にして載置
するとともに、ウオーム162、ウオームギヤ1
63等によつて所定の高さに位置決めされかつ左
右に適宜位置調節された受金160上にI型桁の
後端部を載置し、そのI型桁を前後動可能な案内
台105および機台152とによつて前進させI
型桁の先端を第1の固定基準170に当接し、さ
らにフランジ部の前後両端の一側部をそれぞれ第
2および第3の固定基準171,172に当接さ
せ、一対の移動台132を互いに接近する方向に
移動させ、押付部材142によつてI型桁の先端
部を第2の固定基準171に押圧し、また他の押
付装置173によつてI型桁の後端部を第3の固
定基準172に圧着固定する。同時にフランジ固
着装置130の油圧モータ134を駆動して両固
着金具140a,140bを互いに接近方向に移
動させ、フランジ部を上下から挾持固定し、また
ウエブ固着装置102によつてウエブの固定を行
なう。
一方、I型桁の製作時における所定の勾配角
a、そり量bに対応して、第2および第3の穴明
機30,31のスイベルベース33が油圧シリン
ダ35によつて所定のスイベル角Cだけ揺動せし
められ、コラムベース41の移動によるX方向の
調節、ベースサドル37の移動によるY方向の調
節、およびサドル43の上下動によるZ方向の調
節によつてドリル53の位置が所定位置にセツト
され、また、横桁5の移動によるX方向の調節、
サドル12の移動によるY方向の調節およびクロ
スサドル16の上下動によるZ方向の調節によつ
て第1の穴明機11のドリル19の位置が所定位
置にセツトされる。そして、それぞれメーンモー
タ21,55の駆動によつて各ドリル19,53
を回転させるとともに、各スピンドルヘツド1
8,49a,49bへの作動油の給排によつて各
ドリルをI型桁に向つて前進させて当該部への穴
明け加工を同時に行なう。
本発明は上述のように構成したので、例えば橋
梁用のI型桁の如き構造用型鋼の両フランジ部お
よびウエブ部に対し3方向から同時に穴明け加工
を行なうことができ、しかも各穴明機のX軸,Y
軸、およびZ軸方向の位置決め等は数値制御指令
によつて自動的に行なうこともでき、さらに、第
2および第3の穴明機にはスイベル装置を設けた
ので、I型桁等の勾配角等に対応して常にドリル
軸を加工面に直交状態に調節することができ、複
雑な形状をした型鋼に対する穴明け加工を能率的
に行なうことができる。また、被加工材である型
鋼を基準ブロツク等に押圧する押付装置等も設け
られているので、加工位置セツトが確実でありま
た加工作業中に被加工材が移動することもなく、
正確な穿孔作業を比較的短時間に行ない得る等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の穴明装置の穴明加工部の概略
構成を示す一部切欠き斜視図、第2図は第2およ
び第3の穴明機におけるスイベル装置の斜視図、
第3図は上記穴明機の上部のみの正面図、第4図
は型鋼の支持台およびウエブ固着装置を示す一部
縦断側面図、第5図はフランジ固着装置の正面
図、第6図は同上部分拡大断面図、第7図はワー
ク支持台の一部断面正面図、第8図は本発明装置
の概略配置状態を示す平面図である。 1……機枠、5……横桁、11……第1の穴明
機、30……第2の穴明機、31……第3の穴明
機、33……スイベルベース、35……油圧シリ
ンダ、101……支持台、102……ウエブ固着
装置、130……フランジ固着装置、150……
ワーク支持台、170,171……固定基準。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 構造用型鋼のウエブ部に向つて移動可能であ
    り、そのウエブ部に多数の穴を穿設するための複
    数のドリルを有し、上記型鋼の軸線方向およびそ
    れに直交する方向に移動可能な第1の穴明機と、
    上記穴明け加工される構造用型鋼の両側に上下方
    向および型鋼の軸線方向に移動可能に配設され、
    その上下両フランジ部に同時に多数の穴を穿設す
    るための複数のドリルをそれぞれ有し、フランジ
    部の勾配角およびそり角に応じて、フランジ面に
    対して上記ドリルを直角に指向せしめるスイベル
    装置を有する第2および第3の穴明機と、前記穴
    明け加工される構造用型鋼を支持するとともに、
    その構造用型鋼の長手方向に移動可能な複数個の
    支持台と、上記構造用型鋼を穴明け位置に位置決
    めするための基準ブロツクと、この基準ブロツク
    に対して前記構造用型鋼の基準面を密接させるた
    めの押付装置と、上記型鋼のフランジ部の上下を
    挾持するとともに、フランジ巾の中心位置の変動
    に応じて自動的に位置調節可能な固着金具を有す
    るフランジ固定装置と、型鋼のウエブ部先端下部
    を支承する上下調節可能な受金、および上記ウエ
    ブ部先端上部を押圧する水平軸を中心として揺動
    する押圧片からなるウエブ固着装置とを有するこ
    とを特徴とする、構造用型鋼穴明装置。
JP3733080A 1980-03-24 1980-03-24 Boring apparatus for structural shape steel Granted JPS56134111A (en)

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