JPS6258715A - 圧電部品 - Google Patents

圧電部品

Info

Publication number
JPS6258715A
JPS6258715A JP19828185A JP19828185A JPS6258715A JP S6258715 A JPS6258715 A JP S6258715A JP 19828185 A JP19828185 A JP 19828185A JP 19828185 A JP19828185 A JP 19828185A JP S6258715 A JPS6258715 A JP S6258715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrodes
frequency
thickness
difference
piezoelectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19828185A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidemoto Kawahara
川原 秀元
Shinichi Sawahara
沢原 真一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP19828185A priority Critical patent/JPS6258715A/ja
Publication of JPS6258715A publication Critical patent/JPS6258715A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は圧電部品に関し、特に1つの圧電プレートに
2つの厚み振動を利用するたとえば共振器あるいは振動
子などが形成された、圧電部品に関する。
(従来技術) たとえば特開昭51−26442号公報に示されるよう
に、2つのセラミック共振子を用いてトラップ回路を構
成することが知られている。このようなトラップ回路を
構成するにあたっては、それぞれ個別のセラミック共振
子を接続することも考えられるが、通常は、1枚の圧電
プレートを共用して2つの共振子を構成することになる
一方、実際に圧電セラミックを成形する場合、後の工程
でラッピングするが、2つの共振子が形成される位置に
おいて全く同じ厚みであるというものではなく、必然的
に厚みの差が生じる。エネルギ閉じ込め形の厚み振動を
利用するセラミック共振子あるいは振動子では、このよ
うな厚みの差がそのまま周波数に影響し、第2図の点線
で示すように、2つの共振子ないし振動子相互間で周波
数差が生じ、結果的に、それがたとえばトラップ回路で
あればトラップ周波数すなわち周波数特性が分割される
という問題を生じる。この問題は、仕様に応じ種々の共
振周波数の圧電部品を設計する場合、簡単にするため、
2つの共振子間距離を共振周波数が異なっても常に一定
にすることに起因しており、特に共振周波数が高くなれ
ばなるほど厚みのばらつきが周波数差に影3を及ぼすか
らである。
(発明が解決しようとする問題点) 従来このような圧電プレートの厚みの差に起因する周波
数差をなくしあるいは少なくするために、周波数トリミ
ングをすることが行なわれていた。
しかしながら、このような周波数トリミングの手法は作
業が煩雑であった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、煩雑な周波数ト
リミングなしに、2つの素子間における周波数差をなく
しあるいは少なくすることができる、圧電部品を提供す
ることである。
(問題点を解決するための手段) この発明は、簡単にいえば、1つの圧電プレートの異な
る位置に厚み振動を利用する2つの素子の電極を形成し
た圧電部品において、その共振周波数に対応させて可及
的に2つの電極間間隔を小さくするようにしたことを特
徴とする圧電部品である。
(作用) 電極間間隔が小さくされ、したがって2つの電極すなわ
ち素子の位置における圧電プレートの厚みの差が小さく
なり、それに応じて、その素子の厚みの差に起因する周
波数差が小さくなる。
(発明の効果) この発明によれば、2つの素子の位置における圧電プレ
ートの厚みの差に起因する周波数差がなくなりあるいは
少なくなり、したがって従来必要としていた周波数トリ
ミングの工程を省略あるいは簡略化できる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行なう以下の実施例の詳細な説明か
ら一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図である。この
実施例では、圧電部品として、2つの圧電共振子を利用
したトラップ素子を例に挙げて説明する。しかしながら
、この発明は、このようなトラップ素子に限らず、1つ
の圧電プレートの一方主面上の異なる位置にその厚み振
動を利用する2つの素子の電極を形成した全ての圧電部
品たとえばフィルタなどにも適用できることを予め指摘
しておく。
トラップ素子10は1枚の圧電プレート12を含む。こ
の圧電プレート12としては公知のPZT、チタン酸バ
リウムなどが利用される。そして、この圧電プレート1
2には、間隔dを隔てて、それぞれの素子の電極14お
よび16が形成される。
この電極14および16に対向して、その圧電プレート
12の裏面にも電極が形成されている。したがって、こ
の電極14および16によって、それぞれ、たとえばエ
ネルギ閉じ込め形の厚み縦振動あるいは厚み滑り↑辰動
などを利用するセラミック共振子が構成される。
2つの電極14および16は間隔d隔てられ、圧電プレ
ート12は、その間隔d隔てられた位置においてそれぞ
れ厚みtlおよびt2を有する。
そして、この圧電プレート12の平均厚みをtとすると
、電極間距離dは“d=Kt”で与えられる。ただし、
Kは比例定数でに=5〜15に設定される。したがって
、この電極14および16の位置における厚みtlおよ
びt2の間の差が従来に比べて小さくなる。一方、厚み
振動を利用する場合、その周波数はf □ oCA−と
なる。したがt って、その電極14および16で構成されるそれぞれの
素子の、厚みの差に起因する周波数差が小さくなる。
すなわち、1つの圧電プレート12上に形成される電極
14および16で構成される2つの共振子は、それぞれ
独立して振動させる必要があるので、電極間間隔dは成
る程度必要である。この電極間間隔dはトラップ周波数
に反比例して、周波数が高ければこの間隔dを小さくす
ることができる。したがって、周波数が高い場合には、
電極間間隔dを小さくすることによって、2つの共振子
の位置における厚みの差を少なくしてその共振周波数C
oの差を小さくするのである。
このように、厚み婚振動や厚み滑り振動など圧電プレー
トの厚みがその周波数決定の要因となる素子については
、その電極の位置における圧電プレートの厚みの差を、
電極間間隔をできるだけ小さくして、少なくすることが
できる。
第1図実施例においては、トラップ周波数を6.5MH
zに設定し、電極間間隔dを1.8龍にした場合、その
周波数特性は第2図の実線で示すようになる。この第2
図の実線と点線とを比べてよくわかるように、電極間間
隔dを可及的小さくすることによって、周波数特性にお
ける波形分割が解消され、したがってトラップ周波数で
の減衰量が大きくなる。そのために、製品の歩留りもま
た向上される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図である。 第2図は第1図実施例および従来例の周波数特性を対比
して示すグラフである。 図において、10はトラップ素子、12は圧電プレート
、14および16は電極を示す。 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 山 1) 義 人 (ほか1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1つの圧電プレートの異なる位置に厚み振動を利用
    する2つの素子の電極を形成した圧電部品において、 その共振周波数に対応させて可及的に前記2つの電極間
    間隔を小さくするようにしたことを特徴とする圧電部品
    。 2 前記電極間距離をdとし、前記圧電プレートの平均
    厚みをtとすると、 d=Kt(Kは比例定数でK=5〜15)に選ばれる、
    特許請求の範囲第1項記載の圧電部品。
JP19828185A 1985-09-06 1985-09-06 圧電部品 Pending JPS6258715A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19828185A JPS6258715A (ja) 1985-09-06 1985-09-06 圧電部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19828185A JPS6258715A (ja) 1985-09-06 1985-09-06 圧電部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6258715A true JPS6258715A (ja) 1987-03-14

Family

ID=16388516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19828185A Pending JPS6258715A (ja) 1985-09-06 1985-09-06 圧電部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6258715A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4356421A (en) Piezoelectric resonators of an energy-trapping type of a width extensional vibratory mode
JPH07297675A (ja) 弾性表面波共振器
US4205248A (en) Quartz crystal vibrator electrode configuration
JPH1051261A (ja) 圧電共振子とその製造方法およびそれを用いた電子部品
JPS6013608B2 (ja) 厚みすべり圧電振動子
JPH114133A (ja) 厚み縦圧電共振子
JPH114135A (ja) エネルギー閉じ込め型厚み縦圧電共振子
US6016024A (en) Piezoelectric component
JPS6258715A (ja) 圧電部品
JPH0228922B2 (ja) Atsudenshindoshi
JPH07336184A (ja) エネルギー閉じ込め型圧電共振子
JP2639527B2 (ja) 双ビーム圧電共振子の構造
US6114796A (en) Piezoelectric resonator, method for adjusting frequency of piezoelectric resonator and communication apparatus including same
JP2855208B2 (ja) LiTaO▲下3▼圧電共振子
JPH066166A (ja) 圧電振動子
JPS63190413A (ja) 圧電共振子
JPH03139009A (ja) 小型圧電共振子
JPH0583079A (ja) 圧電素子及びその製造方法
JPS58173912A (ja) 圧電体屈曲振動子および圧電フィルタ
Kaida et al. Strip-type resonators using second-harmonic thickness-extensional vibration
JPS63206018A (ja) 圧電共振子
JPH0435515A (ja) 表面弾性波装置
JPS5912805Y2 (ja) 幅すべり振動子
JP3341407B2 (ja) 端面反射型表面波装置
JPH04222108A (ja) 厚みすべり振動子