JPS625827Y2 - - Google Patents

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JPS625827Y2
JPS625827Y2 JP1984164429U JP16442984U JPS625827Y2 JP S625827 Y2 JPS625827 Y2 JP S625827Y2 JP 1984164429 U JP1984164429 U JP 1984164429U JP 16442984 U JP16442984 U JP 16442984U JP S625827 Y2 JPS625827 Y2 JP S625827Y2
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JP
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air
filter
screw
filtration device
solid
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JP1984164429U
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  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば洗壜機に併設される濾過装置
に用いるに好適な固液分離装置に関し、より詳し
くは、洗壜機の洗滌液中から除去されたラベル滓
等に含まれている液体分を絞り出しこれを外部へ
排出する濾過装置における固液分離装置に関する
ものである。
[従来技術] 従来知られた濾過装置の一例を挙げると、洗壜
機の洗滌槽に連通する分離槽を設け、この分離槽
内に、外周にスクリーンを張り渡したドラムをそ
の一部を洗滌液の液面から大気中へ突出させた状
態で配設する。そして、回転ドラムの内側からサ
クシヨンパイプによつて洗滌液を吸入し、この吸
引力によつてラベル滓等をスクリーンに吸着させ
る。その後、回転ドラムの回転によつて大気中に
現れた濾滓に向けて内方からエアを噴射し、濾滓
を排出シユート内に吹飛ばしてシユート下方の排
出口から排出するようにしていた。
このように従来の濾過装置では、濾滓をドラム
スクリーンから剥離させるエアを濾滓とともにシ
ユート排出口から排出させるようにしていたの
で、エアと共に蒸気が放出されてしまい、放散熱
量が多くエネルギーのロスを招くという欠陥を生
じていた。
このため、排出シユートの途中にエアを吸入す
るエア吸込口を設け、吸込んだエアを導管を介し
て環流させることによりエアを循環利用し熱量の
放散を押えることができるようにした装置が既に
提案されている。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、上記のように排出シユートの途中に
導管のエア吸込口を設ける構成のものにおいて
は、排出シユート内を落下していく濾滓が、導管
へ吸い込まれていくエアの流れに載つて上記排出
シユート途中のエア吸込口周辺に引き寄せられ堆
積し、エア通路を閉塞するという惧れが存在して
いるため、上記エア吸込口部を広く設定せざるを
得ず、このことが装置の大形化を余儀無くしてい
た。しかも、このように濾滓とエアとの分離が不
確実な上、水分を含んだ濾滓を排出端に絞りつつ
搬送すべきスクリユから成る固液分離装置におい
ては共廻りの欠点が伴いその作動効率を損う欠点
を伴なつていた。というのは、一般にスクリユを
囲繞する管体がパンチングプレートから構成さ
れ、その全域に多数穿設されている小孔によつて
水抜きを図るとともに、搬送される固形汚染物の
管体内面に沿う回動を規制させるようにしている
ため、搬送中に上記小孔によつて固形汚染物が不
必要に寸断粉砕され、これらが分離液と共に上記
小孔から流出するばかりでなく目詰まり共廻り等
を起こす要因となつていた。
本考案は叙上の点に鑑み、分離槽から剥離移送
される濾滓と環流エアとを確実に分離できるとと
もに、この分離捕獲された含水濾滓を圧縮搬送す
べきスクリユにおいて濾滓中の固形汚染物を粉砕
することなくその管体内面に沿う回動を規制して
絞り効果を高め且つ送りを促進することのできる
ようにした濾過装置における固液分離装置を得る
ことを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上述の目的を達成すべく、分離槽の洗
滌液中に下方部を浸漬させた回転ドラムのスクリ
ーンに洗滌液中の濾滓を吸着させるとともに、こ
のドラムの上方内部からエアを噴射して上記吸着
濾滓を剥離させ、この剥離された濾滓をエアとと
もに排出側シユートに導き、かつシユート内のエ
アを上記エア噴射用の送風機吸入側へ環流させる
ようにした濾過装置において、上記シユートの経
路中にドラム外周に沿う下降経路から反転上昇さ
せた屈曲部を設けるとともに、この屈曲部に沿わ
せ上記濾滓を脱水処理して搬送するスクリユを配
設し、かつ上記スクリユの排出側を囲む管体の内
周面には上記濾滓に接触抵抗を与える軸方向の凹
凸条を形成したことを特徴とするものである。
[作 用] 本考案においては、シユート反転屈曲部に設け
たスクリユにより確実に濾滓のみをエアから分離
して捕獲できるとともに、このスクリユを囲む管
体内面に凹凸条が形成されることになるため搬送
される固形汚染物の管体内面に沿う回動が発生せ
ず、これらが粉砕されるのを防止できるととも
に、搬送効率を向上させることができる。
[実施例] 以下、図示実施例について本考案を説明する。
第1図および第2図は何れも本考案の固液分離装
置を洗壜機に併設される濾過装置に適用した一実
施例を示すもので、1は図示しない洗壜機の洗滌
槽に連通する分離槽2を備えた濾過装置で、その
内部には駆動機3によつて回転駆動される回転ド
ラム4が設けられている。この回転ドラム4は、
周知のようにその上方部が洗滌槽と分離槽2とに
貯溜される洗滌液の液面より上方に突出するよう
水平に配設され、また、分離槽2内の洗滌液は回
転ドラム4の外周面に張設したドラムスクリーン
を流通してドラム内に流入した後、回転ドラム内
に配設した図示しないサクシヨンパイプによつて
外部に吸出されるよう構成されている。5は底面
部5a、斜面部5b、および垂直面部5cの三面
体からなる底板、6は第4図に詳細に示すように
下端部がU字状に屈曲形成された外壁であつて、
その屈曲部6aは長手方向に水平かもしくは第1
図において右下方へ若干傾斜するよう設定されて
おり、その曲げ起こし先端縁6bは上記底板の垂
直面部5c下方折曲部に当接して固定されてい
る。7は斜面部7aと垂直面部7bとからなり両
側縁部が左右側壁8,9に当接固定された板体で
あつて、その斜面部7aはこれの上端縁7cが洗
滌液の液面より上方に突出した回転ドラム4の外
周面近傍に配設されて濾滓の排出シユートを構成
するようになつており、該斜面部7aの下面中央
部が上記底板の垂直面部5cの上端縁5dと当接
した状態に設定されている。また板体7は、これ
の垂直面部7bが、上記外壁6と上記底板の垂直
面部5cとの間に形成される空間を縦方向に二分
する位置に配設され流路A,Bを構成するととも
に、その下端縁7dが上記外壁の屈曲部6a上方
においてこれと平行になるよう配設されている。
上記左側壁8には、第5図に示すように、上記
外壁の屈曲部6a位置に孔8aが穿設されるとと
もに、上記板体7によつて形成された流路B位置
にこの流路Bに沿つた縦長の孔8bが設けられ、
この孔8b部にダクト10の導入側が取付けられ
ている。ダクト10は、その他端側の一側部が上
記回転ドラム4内の付着濾滓吹落し用のエア噴出
口(図示せず)へエアを加圧して給送する送風機
11のエア吸込口11aに連通接続されている。
従つて、流路Aの上部開口A′と送風機のエア
吸込口11aとは、ダクト10のエア流路C、左
側壁の孔8b、流路B、および流路Aを通して連
通されており、排出シユートがエアの導管をも兼
ねるよう構成されている。このため、上記送風機
11からエア噴出口へエアを給送した際に上記開
口A′から吸入されたエアは、第1図および第2
図に矢印で示す如く、総べて強制的に環流させる
ことができるようになつている。12は上記外壁
の屈曲部6a内空間を遮る如く、上記左側壁の孔
8aから上記右側壁9に穿設した孔9aを貫通し
て設けられた固液分離装置であつて、そのスクリ
ユ13の基端部はこれを回転駆動するためのモー
タ14の駆動軸に接続されており、このモータ1
4はこれのケーシング側が、取付管15を介して
左側壁8に固定されている。16は上記スクリユ
13の先端部を囲繞するように配設され取付管1
7を介して右側壁9に固定された絞り管であつ
て、その先端内周部にはテーパ16aが形成され
排出される濾滓に絞りを加えることが可能となつ
ている。
然して、絞り管16および取付管17の内面に
は、その周方向複数個所に、第3図に示す如く、
軸方向に延びる条溝16b,17aがそれぞれ形
成され、スクリユ13の回転によつて搬送される
濾滓がスクリユと共に上記各管16,17の内面
に沿つて回動するのを規制してその送りを促進で
きるようになつているため、濾滓が粉砕されるこ
とがなく、その絞り効果を著しく向上させること
ができる。16cは絞り管16における外周部例
えば先端近傍の下部に複数穿設された水抜穴であ
つて、上記絞り管16の周方向および軸方向にそ
れぞれ複数列配列される如く設けられており、こ
れらを通して排出される絞り排水中には、上記各
条溝16b,17aの働きにより、従来に比し粉
砕による固型物含有量が少なくなつているため、
その排水負荷が著しく軽減されている。
18は濾滓の質に応じて絞り程度を調整する調
整プラグで、上記スクリユ13の先端に設けられ
たねじ穴13aにボルト19によつて取付けられ
ており、その周面にはスクリユの搬送方向へ拡開
するテーパ18aが形成され、濾滓に対して軸方
向の抵抗を与え得るようになつている。これによ
り、スクリユ13先端部に集中していた径方向荷
重を放射状に分散することができると同時に、ス
クリユ基端側への分力として加わつていたスラス
ト荷重をスクリユ先端方向への分力荷重に変換で
きるため、濾滓からスクリユ13が受ける荷重負
担を実質的に増加させることなく濾滓に対して軸
方向の抵抗を与え得ることが可能となつている。
以上のように構成される本実施例装置は、モー
タ14によつて回転駆動されるスクリユ13の羽
根斜面が常にピツチ間間隙B′を遮るように回転移
行するため、ドラムスクリーンから剥離されスク
リユ13迄エアによつて強制搬送されて来た濾滓
は上記スクリユ羽根により通過を妨げられて確実
に捕獲され、巻き込まれて絞り管16方向へ強制
的に搬送される。そして絞り管16の取付管17
まで搬送されてきた濾滓は、これら各管16,1
7内面に形成された条溝16b,17aによつて
周方向移動を規制されつつテーパ16a部へ送ら
れ、このテーパ部で絞られた後、絞り管16の先
端開口部から調整プラグ18のテーパ18aに沿
つて放射状に外部へ排出される。また濾滓を絞つ
た際に出る水は、絞り管16に設けた水抜穴16
cから落下せしめることができる。かくして得ら
れた濾滓は極めて含水度の低い排出物として取り
出すことができ、例えばこの排出物をダンボール
箱により運搬することが可能である。
なお、上記実施例では調整プラグ18をスクリ
ユ13の絞り管開口部外端側に設けたものを示し
たが、これを第6図に示すようなテーパ傾斜角度
を小さく設定した調整プラグ20とすることによ
りスクリユの絞り管内部位から延出して設けるこ
とも可能である。
また、上記実施例ではスクリユ先端部を囲繞す
る管体内周に軸方向に延びる条溝を形成したもの
を示したが、これを突条として構成することもで
きる。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば、分離槽にお
いて剥離移送される濾滓とエアとをシユートの屈
曲部において確実に分離させ、この屈曲部に設け
た捕獲濾滓を搬送するスクリユにはこれを囲む管
体の排出側内周面に軸方向の凹凸条を形成したこ
とにより、搬送される固形汚染物の回転方向移動
を防止でき、その絞り効果を著しく向上させるこ
とが可能となつた濾過装置における固液分離装置
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る濾過装置にお
ける固液分離装置を一部破砕して示す正面図、第
2図は第1図のものの側面図、第3図a,b,c
はいずれも本考案の要部を拡大して示すものでそ
れぞれ側面断面図、正面断面図、および側面図、
第4図はエア通路を説明するための要部断面図、
第5図は左側壁に形成した孔部を説明するための
部分側面図、第6図は本考案の他の実施例を示す
第3図b相当図である。 12……固液分離装置、13……スクリユ、1
6……絞り管、16a,18a……テーパ、16
b,17a……条溝、17……取付管、18,2
0……調整プラグ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 分離槽の洗滌液中に下方部を浸漬させた回転
    ドラムのスクリーンに洗滌液中の濾滓を吸着さ
    せるとともに、このドラムの上方内部からエア
    を噴射して上記吸着濾滓を剥離させ、この剥離
    された濾滓をエアとともに排出側シユートに導
    き、かつシユート内のエアを上記エア噴射用の
    送風機吸入側へ環流させるようにした濾過装置
    において、上記シユートの経路中にドラム外周
    に沿う下降経路から反転上昇させた屈曲部を設
    けるとともに、この屈曲部に沿わせ上記濾滓を
    脱水処理して搬送するスクリユを配設し、かつ
    上記スクリユの排出側を囲む管体の内周面には
    上記濾滓に接触抵抗を与える軸方向の凹凸条を
    形成したことを特徴とする濾過装置における固
    液分離装置。 (2) 上記管体の外周に複数の水抜穴を穿設したこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の濾過装置における固液分離装置。 (3) 上記スクリユの先端部に被搬送汚染物に対し
    て軸方向の抵抗を与える調整プラグを設けたこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    または第2項記載の濾過装置における固液分離
    装置。
JP1984164429U 1984-10-30 1984-10-30 Expired JPS625827Y2 (ja)

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JPS6182793U JPS6182793U (ja) 1986-05-31
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5828794B2 (ja) * 1977-05-09 1983-06-17 三洋電機株式会社 色相制御信号発生回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523751Y2 (ja) * 1977-04-22 1980-06-06
JPS5828794U (ja) * 1981-08-13 1983-02-24 荏原インフイルコ株式会社 スクリユ−プレス型脱水機

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JPS6182793U (ja) 1986-05-31

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