JPS6257806A

JPS6257806A - 穿孔工具用チヤツク

Info

Publication number: JPS6257806A
Application number: JP61206053A
Authority: JP
Inventors: エルビン・マンシッツ
Original assignee: Hilti AG
Current assignee: Hilti AG
Priority date: 1985-09-04
Filing date: 1986-09-03
Publication date: 1987-03-13
Also published as: EP0214927A3; US4775160A; DE3665270D1; EP0214927A2; DE3531512A1; EP0214927B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、案内管内で半径方向に移動可能に配設された
クランプジョーと、案内管を囲繞し、案内管に対して軸
線方向に移動可能な調整スリーブとを具え、調整スリー
ブ及びクランプジョーがチャックの長手方向に傾斜させ
た互いに協働する衝合面を有する穿孔工具用チャックに
関するものである。

上述した穿孔工具用チャックは、シャンク部が概ね異な
った直径を有する穿孔工具を締結するために使用される
。クランプジョーの半径方向への移動は、調整スリーブ
３の軸線方向への運動により行われる。その時、クラン
プジョーは調整スリーブの衝合面上を摺動する。このこ
とにて、クランプジョーは、内方への運動と同様に外方
への運動の際に調整スリーブにより動かされ、それぞれ
異なる穿孔工具に対して適宜に対応することができる。

従来の穿孔工具用チャックは、クランプジョーをばね素
子により半径方向外方に調整スリーブに対して押圧する
ことにより、そのことを行っていた。このようなばね素
子は、クランプジョー間に配設された押圧ばねとして又
は、クランプジョーに設けられ半径方向にばね付勢する
リングとじて形成することができる。このような手段は
、例えば、移動時に固着してしまうことがあり、また衝
合面に侵入する穿孔屑及び穿孔粉のような夾雑物により
、クランプジョーの強制案内の働きをなさないことがあ
る。そしてこのような夾雑物により、上述の摩耗現象も
含め、穿孔工具の心出しが不十分なものとなることがあ
る。

従来の他の装置は、クランプジョーと調整スリーブとの
間に強制案内手段を具え、そのクランプジョーは、案内
領域にＴ形状をした断面部分を有し、この断面部分に対
応して形成された調整スリーブ案内溝内を案内される。

とくにこのような調整スリーブにＴ形状をした案内溝を
形成することは、比較的小さな寸法をした穿孔工具の場
合に費用が嵩むことになる。

本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり
、安価に製造することができ、またクランプジョーの案
内を十分に担保する穿孔工具用チャックを提供すること
を目的とする。

この目的を達成するため、本発明装置は、衝合面に平行
に延在する溝孔をクランプジョーに設け、調整スリーブ
は、溝孔に掛合する支持素子を具える。

この支持素子は、クランプジョーの補助的な案内として
用いられる。このことにより、クランプジョーの構成と
同様に、調整スリーブの構成が、本質的に簡潔になる。

支持素子は、クランプジョー〇移動にだけ使われて、締
結には概ね必要とされず、支持素子及び溝孔を相対的に
小さな寸法とすることができる。それゆえ、溝孔を設け
たことによるクランプジョーの脆弱化は、取るに足らな
い程度のことである。　− 溝孔は、クランプジョーの片側だけ又は両側に配設する
ことができる。製造技術的な観点からは、溝孔をクラン
プジョーの全幅に亘って設ける。゛クランプジョーの全
幅に亘って設けた溝孔を、例えば、もっばらクランプジ
ョーの取付部分に形成することができる。必要であれば
、更に多数のクランプジョーを互に作用させるが、この
ことは特に有利であり、充分な精度を得ることができる
。

クランプジョーを容易に加工するには、溝孔をクランプ
ジョーの前端部側で開口させる。全幅に亘って設けた個
々の溝孔は、フライス加工により、非常に効率良く製造
することができる。クランプジョーの前端部に向けて開
口させた溝孔は、穿孔工具用チャックを組立てる場合に
、溝孔内への支持素子の挿入の際のクランプジョーの導
入もまた容易にする。

支持素子と調整スリーブとの結合は、原則として溶接、
接着又ははんだ付にて行うことができる。

穿孔工具用チャックを組立て並びに分解するのは、支持
素子を調整スリーブに設ける時が良い。それゆえ、支持
素子は、たとえば、クランプジョーを調整スリーブに導
入してから装入することができる。クランプジョーを除
くには、まず支持素子を除けば良い。支持素子と調整ス
リーブとの結合は、たとえば、螺合により又はプレスば
め若しくはすベリばめによって行う。

支持素子を、別の方法で形成することができる。

好適な実施例では、支持素子を溝孔の幅にほぼ等しい直
径をしたピンとして形成する。このようなピンは、また
、たとえば、ねじの一部として形成することができる。

その場合には、支持素子の装入及び取りはずしが容易と
なる。

さらに他の実施例では、支持素子を溝孔の幅にほぼ等し
い厚さの小板として形成する。このような実施例は、溝
孔がクランプジョーの全幅に亘り延在する時に有利であ
る。小板として形成される支持素子は、クランプジョー
に対する大きな支持面となり、１．たがって均一な応力
分布を生起する。

侵食または過度の摩耗を阻止するため、支持阻止はばね
鋼にて形成することができる。

以下図面を参照して本発明装置について詳述する。

第１図及び第２図に明示したように、チャックは、半径
方向に延在する開口１ａを設けた案内管１を具え、その
開口内に半径方向に移動可能に配設されたクランプジョ
ー２を有する。クランプジョー２は、案内管１上に移動
可能に配設された調整スリーブ３により半径方向位置を
調整することができる。クランプジョー２及び調整スリ
ーブ３は、互いに協働し、長手方向に傾斜して配設され
た衝合面２ａ、　３ａをそれぞれ具える。案内管１は、
めねじ部を設けたスリーブ４に螺合するおねじ部１ｂを
その後方面分に具える。このねじ付きスリーブ４を、止
めリング５により調整スリーブ３に対して回動自在に、
かつ軸線方向に不動に連結する。従って、案内管１に対
してねじ付きスリーブ４を回動させると、調整スリーブ
３が軸線方向に動かされるので、クランプジョー２は半
径方向に移動する。クランプジョ−２は、衝合面２ａに
平行に延在する溝孔２ｂを具える。この溝孔２ｂ内に、
厚みが溝孔２ｂの幅にほぼ等しい小板状の支持素子６を
嵌合する。それゆえ、クランプジョーは、調整スＩＪ−
ブ３と常に有効に連結される。

第２図から明かなように、支持素子６を、調整スリーブ
３の凹部３Ｃ内に突出させる。クランプジョー２及び調
整スリーブ３の前端部は、案内管１により締込まれる保
護スリーブ７により閉じられる。保護スリーブ７は、ク
ランプジョー２の案内領域における夾ｈｉ物の侵入を阻
止する。

第３図及び第４図に明示したチャックは、第１図及び第
２図に示した実施例とほぼ同様な機能を有する。なお、
同等な部分には、同一の符号を付す。第１図及び第２図
に示した実施例と相違する点は、ｒ、１号１２ｊごで示
すクランプジョーが、その平面の一部ｊこ埼ぶ溝孔１２
１）を具える。符号１６で示す支持素子は、ビア１６ａ
と頭部１６ｂとを有する平頭ねじとして形成されている
。ピン１６ａの直径を、クランプジョー１２の溝孔１２
ｂの幅に対応させる。

支持素子１６の頭部１６ｂを符号１３て示ず調整スＩＪ
−ブｊこ埋設させる。この実施例によれば、チャックの
組立て又は分解の際の、支持素子１６の挿入及び取りは
ずしか容易となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のチャックを示す縦断面図、第２図は
、第１図に示すチャックの線■−■に沿う横断面図、第３図は、本発明の他のチャックを示す縦断面図、第４図は、第２図に示すチャックの線■−ＩＶに沿う横
断面図である。 ■・・・案内管　　　　　１ａ・・・開口１ｂ・・・お
ねじ部　　　　２，１２・・・クランプジョー２ａ、　
１２ａ・ＩＮ会合面　　２ｂ、　１２ｂ−・・溝孔３．
１３・・・調整スリーブ３ａ、　１３ａ・・・衝合面　　　３ｃ・・・凹部４・
・・ねじ付きスリーブ５・・・止めねじ　　　　６，１６・・・支持素子７・
・・保護スリーブ　　１６ａ・・・ピン１６ｂ・・・頭
部上鱒ｌ　　　　　　　旦９互

Claims

【特許請求の範囲】１、案内管内で半径方向に移動可能に配設されたクラン
プジョーと、案内管を囲繞し、案内管に対して軸線方向
に移動可能な調整スリーブとを具え、調整スリーブ及び
クランプジョーがチャックの長手方向に傾斜させた互い
に協働する衝合面を有する穿孔工具用チャックにおいて
、衝合面（２ａ、１２ａ）に平行に延在する溝孔（２ｂ
、１２ｂ）をクランプジョー（２、１２）に設け、調整
スリーブ（３、１３）は、溝孔（２ｂ、１２ｂ）に掛合
する支持素子（６、１６）を具えることを特徴とする穿
孔工具用チャック。２、特許請求の範囲第１項記載のチャックにおいて、溝
孔（２ｂ）を、クランプジョー（２）の全幅に亘って設
けることを特徴とする穿孔工具用チャック。３、特許請求の範囲第１項又は第２項記載のチャックに
おいて、溝孔（２ｂ）を、クランプジョー（２）の前端
部側で開口させたことを特徴とする穿孔工具用チャック
。４、特許請求の範囲第１項乃至第３項のいずれか１項に
記載のチャックにおいて、支持素子（６、１６）を、調
整スリーブに設けることを特徴とする穿孔工具用チャッ
ク。５、特許請求の範囲第１項乃至第４項のいずれか１項に
記載のチャックにおいて、支持素子（１６）を、溝孔（
１２ｂ）の幅にほぼ等しい直径のピン（１６ａ）として
形成したことを特徴とする穿孔工具用チャック。６、特許請求の範囲第１項乃至第４項のいずれか１項に
記載のチャックにおいて、支持素子（６）を、溝孔（２
ｂ）の幅にほぼ等しい厚さの小板として形成したことを
特徴とする穿孔工具用チャック。