JPS6257518A - 座家具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、座面と背もたれとを備えた座家具であって、
座面が、前端部の範囲に位置する旋回点を中心処して座
家具の座保持体に対して相対的に回転可能に支承されて
おり、背もたれが単数又は複数のレバーと結合されてお
り、該レーバーが座保持体に旋回可能に支承されていて
、前記旋回点に対して間隔をおいて座面と旋回可能に結
合されておシ、背もたれの傾斜時に同時にかつ所定の比
において座面が傾くようになっている形式のものに関す
る。

従来の技術 冒頭に述べた形式の座家具は例えばスイス国特許第５２
９５３７号明細書に基づいて公知である。この場合座面
が前方の旋回支承部を中心にして回転可能に支承されて
いるのに対して、背もたれはレバーを介して座保持体と
旋回可能に結合されている。背もたれつまり背もたれの
レバーと座面との間の結合はリンクを介して行もれてい
るので、背もたれの傾斜時に座面は所定の値だけ沈めら
れる。実用新案第８４１７４２９号明細書に基づいて公
知の同様な座家具の相違点は、背もたれのレバーが直接
座面と回転可能に結合されているのに対して、リンクは
レバーと座保持体との間に配置されていることである。

この場合でも所定の背もたれ傾斜時には座面が傾く。

ドイツ連邦共和国特許公開筒３３１６５３３号明細書に
基づいて公知の座家具でも同様に背もたれの旋回時に座
面の傾きが生じる。この構成では前記実用新案筒８４１
７４２９におけるリンクの代わ９に滑り案内が用いられ
ており、この滑り案内は一方では座面と背もたれとの連
結を所定の比において規定し、かつ他方では座面と背も
たれのレバーとの異なった回転点に関連した補償を行う
。

すべてこれら公知の座家具には、腰椎範囲における背中
の支持が所定の背もたれ傾斜のためにしか最適に構成さ
れ得す、それとは異なった背もたれ傾斜、つまりさらに
急勾配であってもと 又はもつで平らであっても、支持は不満足である。

発明の課題 ゆえに本発明の課題は、背もたれによる背中範囲におけ
る腰椎の支持が、背もたれの傾斜の変化につれて、いか
なる背もたれ傾斜においても最適になるように変化させ
られる座家具を提供することである。

課題を解決するだめの手段 この課題を解決するために本発明の構成では、背もたれ
におけるレバーの作用点の下で向背もたれにリンクが枢
着されていて、該リンクがその他端部で座保持体に又は
座面に旋回点において枢着されていて、該旋回点が座保
持体におけるレバーの旋回点に対して間隔をおいて位置
しており、レバーとリンクとが互いに枢着結合されてお
り、座保持体における又は座面におけるリンクの枢着点
か又はリンク及びレバーの枢着連結部が結合部材を有し
ていて、連結点におけるリンクとレバーとの相対移動か
又は、リンクと座保持体又は座面における同リンクの接
続点との間における相対移動を行うことができるように
なっている。

発明の効果 本発明のように構成された座家具では従って、背もたれ
が固定されていてかつ同時に座面に作用しているレバー
に対して平行に、付加的なリンクが配置されておシ、こ
のリンクの下端部は座保持体に又は座面に枢着されてい
ることができる。リンクの上端部は背もたれの腰椎範囲
に枢着されている。背もたれを保持するレバー及びリン
クは互いに回転可能に結合されているので、背もたれ傾
斜変化時に付加的に背もたれの１部分が逆向きに旋回し
、この結果強い背もたれ傾斜時には腰椎範囲における支
持が太き（なるのに対して、この支持は背もたれの傾斜
が急勾配になるにつれて相応に減じられ、つまりいかな
る背もたれ傾斜時においてもその都度適当な支持が得ら
れる。また背もたれの形における適当な変化を得るだめ
に、レバー及びリンクの下方の枢着部は互いに間隔をお
いて位置していなくてはならないので、異なった回転点
を補償するためには、リンクとレバーとの間の相対運動
が補償され得るようになっていなくてはならない。この
相対運動の補償は滑子案内によって達成されるか又は、
レバーとリンクとを互いに結合しているか又は背もたれ
と結合されたリンク金座保持体に接続している付加的な
リンクによって達成される。背もたれと結合されたリン
クの枢着点並びに付加的なリンクの長さ及びこの付加的
なリンクの座保持体における枢着部の長さを選択するこ
とによって、又はリンクと座保持体との間に位置するこ
ともできる、両リンクの間の滑子案内の長さを選択する
ことによって、腰椎範囲における背もたれの変形の値が
規定される。

本発明の有利な実施態様では、付加的なリンク又は滑子
案内がリンクとレバーとの間に配置されており、この場
合異なった身体サイズへの座家具の調節のために滑子案
内の傾き又はリンクの長さが調節可能である。

実施例 次に図面につき本発明の詳細な説明する。

第１図〜第３図に示された座家具１は座保持体２を有し
ていて、この座保持体２には座面３が旋回可能に枢着さ
れている。この実施例では座面３は背もたれ４と一体に
結合されており、この場合連続した座シェル６が使用さ
れ、この座シェル６はフレキシブルに構成されているか
又はフレキシブルな範囲７，８．９ｅ有している。背も
たれ４にはレバー５が２つのピン１１゜１２を用いて固
定されておシ、両ピン１１゜１２はレバー５に構成され
たスリット１３゜１４に係合している。これによって背
もたれ４はレバー５に対して回動不能に保持されるが、
この場合しかしながらレバー５の方向における背もたれ
４のシフトは可能である。

レバー１５の他端部は座保持体２のアーム１５において
回転軸１６に支承されている。座面３にはピン１７が固
定されておシ、このピン１７は、レバー５に構成された
滑子案内１８に係合している。背もたれ４の旋回時にレ
バー５は座保持体２における旋回点１６を中心にして旋
回し、滑子案内１８に係合していて座面３に固定された
ピンを介して座面３ｔ一連行する。回転軸１６からのピ
ン１７の距離を選択することによって、背もたれ４の傾
きに対する座面３の傾きの程度が調節可能である。有利
にはこの場合１：２の比が選択され、背もたれの傾きが
２゜の場合に座面の傾きは１°である。

特に第２図かられかるように回転軸１６は支承ブシュ１
９に支承されており−１この場合回転軸１６には複数の
薄板２０が回動不能に配置されており、これらの薄板２
０はブレーキ装置２１を用いて固定可能である。回転軸
１６はねじり棒として構成されていて、真中で支承ブシ
ュ１９において回動不能に保持されている。レバー３５
を介してねじり棒に作用するねじ山付ピン３４を用いて
、回転軸１６のゾレローｒひいては戻シモーメントが調
節される。プレロードに応じて、背もたれの旋回のため
に必要とされる力が変化するので、この装置によって利
用者の体重に合わせて旋回可能性−を調節することがで
きる。

第２図及び第３図かられかるように、背もたれは２つの
レバーＳｆｔ用いて保持されておシ、両レバー５は座面
及び背もたれの両側に配置されている。有利にはこれら
のレバーはリンク同様座部及び背もたれの範囲のなかに
配置される。

しかしながらまた、背もたれ範囲において中央に配置さ
れだただ１つのレバーを用いることも可能である。

第３図に示されているように、座家具１の側部に配置さ
れた両レバー５はウェブ２３を用いて互いに結合されて
おり、この場合ウェブは座家具の座シェル６とねじ締結
されている。ウェブ２３は、レバー５のスリン）１３．
１４に摺動可能に配置されたピン１１．１２を有してい
る。ウェブはまた省くこともでき、その代わりに座シェ
ルの部分を用いることも可能である。

両レバー５に対して平行にリンク２４が接続されており
、このリンクはその下端部で座面３のピン１７にかつそ
の上端部で、背もたれ４と結合されたピン２５に枢着さ
れている。第３図かられかるようにピン２５にはウェブ
２６が結合されておシ、このウェブ２６自体は腰椎の範
囲において背もたれ４と結合されている。ウェブ２６は
有利には座シェルの構成部材であってもよい。リンク２
４には、レバー５における孔を貫いて係合するピン２７
が固定されている。

孔の範囲にはレバー５にプレート２８が固定されており
、このプレート２８はスリット２９を有している。プレ
ート２８自体はピン３０を中心にして旋回可能に配置さ
れており、この場合ピン３０を中心としたプレート２８
の旋回範囲は、プレート２８に固定されていてレバー５
におけるスリット３２に係合しているピン３１によって
制限されている。プレート２８におけるスリット２９の
位置を変えることだよって、背もたれに対するピン２５
の相対移動ひいては腰椎支持を調節することができるの
で、腰椎支持を種種異なった体型に合わせることが可能
である。ピンを中心にして回転可能なプレートの代わシ
に、適当に成形された切欠きにおいて回転する円形のプ
レートを使用することもできる。

第１図には２つの限界位置が示されておシ、この場合実
線で示された背もたれの傾斜位置ではわずかな腰椎支持
しか必要ないのに対して、背もたれが強く傾けられてい
る場合には腰椎支持は著しく強まるので、この位置にお
いても良好かつ適正な腰椎支持が与えられている。座保
持体又は座面における及び背もたれ範囲におけるレバー
及びリンクの枢着点をリンクとレバーとの互いの連結同
様適宜に選択することによって、座面及び背もたれの点
同期的な移動調節全達成することが難なく可能であり、
この結果上半身が接触している状態における背もたれの
旋回時に背もたれと背中との間における相対移動は生じ
ない。

第４図に示された実施例では同一部材には同一符号が付
けられている。この実施例が第１図に示された実施例と
異なっている点は、この実施例では座面３と背もたれ４
とが一体にではなく、互いに別体に構成されていること
だけである。この場合には、弾性的な座シェル又はフレ
キシブルな範囲を設ける必要がない。椅子の構造並びに
リンクとレバーとの互いの結合は、第１図〜第３図に示
された実施例について記載したのと同じである。

第５図に示された実施例では同一部材には同一符号が付
けられている。第１図〜第４図に示された実施例と異な
っている点は、リンク２４とのレバー５の連結が、ピン
２７が係合するスリット２９を介して行われているので
はなく、有利には長さ調節可能に構成された中間リンク
３６を介して行われていることである。この中間リンク
３６は有利にはターンバックルとして構成されており、
この場合付加的な移動調節は、レバー５における及び（
又は）リンク２４における中間リンク３６の枢着点が移
動調節可能に構成されていることによって、達成され得
る。

これによって、スリット２９を備えたプレート２８によ
るのと同様なレバー５及びリンク２４の案内が達成され
る。

第１図〜第５図に示された実施例では両レバー５は背も
たれの側部に配置されていて、ウェブ２３を介して互い
に結合されており、このウェブ２３は上部範囲において
座シェル６に固定されている。この場合側部に位置する
２つのレバー５は必ずしも必要ではな（、中央に配置さ
れた１つのレバー５が使用されてもよい。このレバー５
は座シェル６に対して真中に配置されていて、同様にこ
の座シェルの上部範囲において同座シェルと堅（結合さ
れている。特に有利な実施例によればレバー５は、座シ
ェル６の全範囲又は少なくとも大きな範囲にわたって延
在するように構成されている。この場合においてもレバ
ー５は上部範囲において座シェル６と結合されている。

しかしながらこのレバー５は第１図〜第５図に示された
実施例とは異なり後方への座家具の終端部を形成してお
り、この場合レバーは座面の下で有利には再び２つの個
別レバーに移行していて、両個別レバーは脚架台２と枢
着結合されている。背面を形成するレバー５の構成はそ
の作用の点でなんら変わっておらず、第１図〜第５図に
示された実施例について記載したのと同じである。この
配置形式の利点は、本発明による座家具製造のだめの構
造的な可能性が拡大されたことにある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による座家具の１実施例を示す側面図、
第２図は第１図に示された座家具の正面図、第３図は第
１図及び第２図に示された座家具の背面図、第４図は別
の実施例による座家具の側面図、第５図はさらに別の実
施例による座家具の側面図である。 １・・・座家具、２・・・座保持体、３・・・座面、４
・・・背もたれ、５・・・レバー、６・・・座シェル、
７〜９・・・範囲、１１．１２・・・ピン、１３．１４
・・・スリット、１５・・・アーム、１６・・・回転軸
（旋回点）、１γ・・・ピン、１８・・・滑子案内、１
９・・・支承ブシュ、２１・・・ブレーキ装置、２３・
・・ウェブ、２４・・・リンク、２５・・・ピン、２６
・・・ウェブ、２７・・・ピン、２８・・・プレート、
２９・・・スリット、３０・・ざン、３１・・・ピン、
３２・・・スリット、３３・・・旋回点、３４・・・ね
じ山付ピン、３５・・・レバー、３６・・・中間リンク 図面の浄書（内容に変更なし） 手続補正書（方式） 昭和６１年８　月２８日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、座面（３）と背もたれ（４）とを備えた座家具（１
   ）であって、座面（３）が、前端部の範囲に位置する旋
   回点（３３）を中心にして座家具（１）の座保持体（２
   ）に対して相対的に回転可能に支承されており、背もた
   れ（４）が単数又は複数のレバー（５）と結合されてお
   り、該レバーが座保持体（２）に旋回可能に支承されて
   いて、前記旋回点（３３）に対して間隔をおいて座面（
   ３）と旋回可能に結合されており、背もたれ（４）の傾
   斜時に同時にかつ所定の比において座面（３）が傾くよ
   うになっている形式のものにおいて、背もたれ（４）に
   おけるレバー（５）の作用点の下で同背もたれ（４）に
   リンク（２４）が枢着されていて、該リンクがその他端
   部で座保持体（２）に又は座面（３）に旋回点において
   枢着されていて、該旋回点が座保持体（２）におけるレ
   バー（５）の旋回点に対して間隔をおいて位置しており
   、 レバー（５）とリンク（２４）とが互いに枢着結合され
   ており、 座保持体（２）における又は座面（３）におけるリンク
   （２４）の枢着点か又はリンク（２４）及びレバー（５
   ）の枢着連結部が結合部材を有していて、連結点におけ
   るリンク（２４）とレバー（５）との相対移動か又は、
   リンク（２４）と座保持体（２）又は座面（３）におけ
   る同リンク（２４）の接続点との間における相対移動を
   行うことができることを特徴とする座家具。 ２、結合部材がプレート（２８）から成っており、該プ
   レートにスリット（２９）が設けられていて、該スリッ
   トにピン（２７）が摺動可能に配置されている、特許請
   求の範囲第１項記載の座家具。 ３、プレート（２８）ひいてはスリット（２９）が、レ
   バー（５）又はリンク（２４）に対する傾斜を調節可能
   である、特許請求の範囲第２項記載の座家具。 ４、結合部材が中間リンク（３６）から成っている、特
   許請求の範囲第１項記載の座家具。 ５、中間リンク（３６）の長さ及び（又は）その接続点
   が調節可能である、特許請求の範囲第４項記載の座家具
   。 ６、レバー（５）に滑子案内（１８）が構成されていて
   、該滑子案内に、座面（３）に配置されたピン（１７）
   が係合している、特許請求の範囲第１項から第５項まで
   のいずれか１項記載の座家具。 ７、リンク（２４）がピン（１７）に枢着されている、
   特許請求の範囲第６項記載の座家具。 ８、リンク（２４）にピン（２７）が固定されていて、
   該ピンが、レバー（５）に固定されたプレート（２８）
   のスリット（２９）に係合している、特許請求の範囲第
   １項から第７項までのいずれか１項記載の座家具。 ９、プレート（２８）がレバー（５）に旋回可能に取り
   付けられている、特許請求の範囲第８項記載の座家具。 １０、座面（３）と背もたれ（４）とが一体に構成され
   ていて、フレキシブルな材料より構成されており、背も
   たれ（４）が回動不能にしかしながらレバー（５）に対
   して長手方向摺動可能にレバー（５）に取り付けられて
   いる、特許請求の範囲第１項から第９項までのいずれか
   １項記載の座家具。 １１、座保持体（２）におけるレバー（５）の回転軸（
   １６）にブレーキ装置（２１）が接続されている、特許
   請求の範囲第１項から第１０項までのいずれか１項記載
   の座家具。 １２、回転軸（１６）がねじりばね捧として構成されて
   いる、特許請求の範囲第１項から第１１項までのいずれ
   か１項記載の座家具。 １３、レバー（５）が少なくとも背もたれ（４）の範囲
   において背もたれの幅及び高さにわたって延びていて、
   座家具を背もたれ（４）に向かって平面で閉鎖している
   、特許請求の範囲第１項から第１２項までのいずれか１
   項記載の座家具。 １４、背部分において平面のレバー（５）が座面（３）
   の下で２つの個別レバーに移行している、特許請求の範
   囲第１３項記載の座家具。