JPS6255141B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6255141B2 JPS6255141B2 JP52121445A JP12144577A JPS6255141B2 JP S6255141 B2 JPS6255141 B2 JP S6255141B2 JP 52121445 A JP52121445 A JP 52121445A JP 12144577 A JP12144577 A JP 12144577A JP S6255141 B2 JPS6255141 B2 JP S6255141B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- potential
- bias
- developing electrode
- varistor
- developing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 claims description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 claims 1
- 238000005513 bias potential Methods 0.000 description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
- Developing For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電子写真複写装置に於ける磁気ブラシ
担持体である現像電極へのバイアス印加方法であ
り、非露光部（帯電しているが像露光していない
部分）でバイアスを切換え、バリスタ（電圧依存
性抵抗素子）を介して接地し、セルフバイアスを
誘起する事を特徴とする。非露光部でのトナー損
失防止対策の１つとして感光体の非露光部へのト
ナー付着を防止するために現像電極へ印加するバ
イアスを切換え高電圧を印加する方法が従来行な
われている。該高電圧としては上記効果を得る為
には少なくとも像部電位以上のものが必要とさ
れ、通常800〜1000Vを印加することにより、ト
ナー付着を防止することができる。しかしながら
バイアス電源としては像露光部（画像部）のバイ
アス電位の他に更に非露光部用高電位バイアスを
与えるか、若しくは別個の電源を設けているが、
前者の場合は適正なバイアス電位に調整するため
の複雑な装置および回路を必要とし後者の場合に
は電源コストの大幅な増加となる欠点を有してい
た。
担持体である現像電極へのバイアス印加方法であ
り、非露光部（帯電しているが像露光していない
部分）でバイアスを切換え、バリスタ（電圧依存
性抵抗素子）を介して接地し、セルフバイアスを
誘起する事を特徴とする。非露光部でのトナー損
失防止対策の１つとして感光体の非露光部へのト
ナー付着を防止するために現像電極へ印加するバ
イアスを切換え高電圧を印加する方法が従来行な
われている。該高電圧としては上記効果を得る為
には少なくとも像部電位以上のものが必要とさ
れ、通常800〜1000Vを印加することにより、ト
ナー付着を防止することができる。しかしながら
バイアス電源としては像露光部（画像部）のバイ
アス電位の他に更に非露光部用高電位バイアスを
与えるか、若しくは別個の電源を設けているが、
前者の場合は適正なバイアス電位に調整するため
の複雑な装置および回路を必要とし後者の場合に
は電源コストの大幅な増加となる欠点を有してい
た。
本発明は前記した従来技術の欠点を改良するも
のであり、高電圧バイアスを与えたり、また外部
電源を用いたりせずに簡単な構成で非露光部での
トナー損失を十分に防止して優れた効果を得よう
とするものである。
のであり、高電圧バイアスを与えたり、また外部
電源を用いたりせずに簡単な構成で非露光部での
トナー損失を十分に防止して優れた効果を得よう
とするものである。
本発明は、現像剤を収容した磁気ブラシ現像機
が作動したとき、回転現像電極の内方に位置する
磁石に吸引されながら回転現像電極表面に付着し
た現像剤が、回転現像電極と共に磁石の周囲を回
転することによる誘導起電力や、或いは磁気ブラ
シと回転現像電極との摩擦帯電などにより誘起さ
れる電位が、自己バイアス電位として回転現像電
極に生ずる現象に注目し、感光体非露光部（原稿
に対応した露光域以外の部分）が現像電極と対向
する際、アルミニウムなどの非磁性体金属ローラ
からなる現像電極の上記回転により現像電極に誘
起される電位と、感光体電位により現像電極に誘
起される電位との和がほぼ一定化する様に、該現
像電極をバリスタを介して接地するものである。
バリスタの選択により非露光部に対する現像電極
電位は、感光体の帯電初期電位等に対応して適当
に選択されたほぼ一定の値に保つことが可能とな
る。
が作動したとき、回転現像電極の内方に位置する
磁石に吸引されながら回転現像電極表面に付着し
た現像剤が、回転現像電極と共に磁石の周囲を回
転することによる誘導起電力や、或いは磁気ブラ
シと回転現像電極との摩擦帯電などにより誘起さ
れる電位が、自己バイアス電位として回転現像電
極に生ずる現象に注目し、感光体非露光部（原稿
に対応した露光域以外の部分）が現像電極と対向
する際、アルミニウムなどの非磁性体金属ローラ
からなる現像電極の上記回転により現像電極に誘
起される電位と、感光体電位により現像電極に誘
起される電位との和がほぼ一定化する様に、該現
像電極をバリスタを介して接地するものである。
バリスタの選択により非露光部に対する現像電極
電位は、感光体の帯電初期電位等に対応して適当
に選択されたほぼ一定の値に保つことが可能とな
る。
現像剤の抵抗をＲI、バリスタの抵抗をＲB、現
像電極の回転のみによる誘起電位をＶO、感光ド
ラムの表面電位をＶDRUMとした場合、バリスタを
介して接地された現像電極ローラの電位ＶR（即
ち自己バイアス電位）は ＶR＝ＲＢ／ＲＩ＋ＲＢＶDRUM＋ＶO と考えられる。バリスタの抵抗値は両端電位の変
化即ちドラム電位の変化による現像電極電位の変
化に伴なつて変化して、ＶDRUMが高いとＲBは低
く、ＶDRUMが低いとＲBは高くなる。したがつて
バリスタの両端電位即ち現像電極の電位ＶRは、
ＶOを一定とすれば、ＶDRUMの変化に伴なつて変
化する。ここで上記式に基づいて一例を挙げると
ＶDRUMが800Vのとき ＲＢ／ＲＩ＋ＲＢが0.5になる様なバリスタを選択
すれ ば、ＶOが400Vのとき現像電極に誘起される電位
ＶRは800Vとなる。
像電極の回転のみによる誘起電位をＶO、感光ド
ラムの表面電位をＶDRUMとした場合、バリスタを
介して接地された現像電極ローラの電位ＶR（即
ち自己バイアス電位）は ＶR＝ＲＢ／ＲＩ＋ＲＢＶDRUM＋ＶO と考えられる。バリスタの抵抗値は両端電位の変
化即ちドラム電位の変化による現像電極電位の変
化に伴なつて変化して、ＶDRUMが高いとＲBは低
く、ＶDRUMが低いとＲBは高くなる。したがつて
バリスタの両端電位即ち現像電極の電位ＶRは、
ＶOを一定とすれば、ＶDRUMの変化に伴なつて変
化する。ここで上記式に基づいて一例を挙げると
ＶDRUMが800Vのとき ＲＢ／ＲＩ＋ＲＢが0.5になる様なバリスタを選択
すれ ば、ＶOが400Vのとき現像電極に誘起される電位
ＶRは800Vとなる。
従来は、感光体表面の電荷によつて、現像電極
に誘起される電位が現像電極の自己バイアス電位
と考えられていた。しかし本発明によれば磁気ブ
ラシ現像電極の自己バイアスは感光体表面の電位
に応じて現像電極に誘起される電位だけでなく、
現像電極の回転に伴なう現像電極内の磁石と現像
電極上の現像剤との相対移動による誘導起電力、
及び磁気ブラシと現像電極との摩擦帯電による誘
起電位が回転現像電極にプラスされることが判明
した。事実、例えば二成分磁性現像剤を用いる磁
気ブラシ現像に於いて、非露光部で現像電極を単
にフロートしトナー損失防止を図つた場合は、感
光体にキヤリアが付着することがあり、その原因
は現像ロール電極にかかる自己バイアスが感光体
非露光部電位より必要以上に高くなりすぎるため
であり、それが上記自己バイアスの二様性による
ものであることが明らかとなつた。
に誘起される電位が現像電極の自己バイアス電位
と考えられていた。しかし本発明によれば磁気ブ
ラシ現像電極の自己バイアスは感光体表面の電位
に応じて現像電極に誘起される電位だけでなく、
現像電極の回転に伴なう現像電極内の磁石と現像
電極上の現像剤との相対移動による誘導起電力、
及び磁気ブラシと現像電極との摩擦帯電による誘
起電位が回転現像電極にプラスされることが判明
した。事実、例えば二成分磁性現像剤を用いる磁
気ブラシ現像に於いて、非露光部で現像電極を単
にフロートしトナー損失防止を図つた場合は、感
光体にキヤリアが付着することがあり、その原因
は現像ロール電極にかかる自己バイアスが感光体
非露光部電位より必要以上に高くなりすぎるため
であり、それが上記自己バイアスの二様性による
ものであることが明らかとなつた。
本発明は、現像電極をバリスタを介して接地す
ることにより、感光体電位により誘起される現像
電極の電位を、望ましいほぼ一定の電位に制御す
ることのできる非露光部用の現像電極自己バイア
ス電位印加方法である。
ることにより、感光体電位により誘起される現像
電極の電位を、望ましいほぼ一定の電位に制御す
ることのできる非露光部用の現像電極自己バイア
ス電位印加方法である。
以下に本発明の実施例を図面に従つて詳述す
る。
る。
第１図に於いて本装置は主に現像電極用バイア
ス電源１、バリスタ２及びバイアス切換え用のリ
レー３で構成される。
ス電源１、バリスタ２及びバイアス切換え用のリ
レー３で構成される。
かかる構成に於いて、感光体５の画像部が磁気
ブラシ現像ローラと対向する時には接点ａを通じ
て現像ローラ４が電源側１に接続されているが、
感光体の非露光部が現像ローラと対向する時に
は、図示されてない例えば感光体上の電位を検知
する検知装置からの信号によりリレー３を動作さ
せ、接点ｂにより現像ローラをバリスタを介して
接地する。リレーを作動せしめる信号はその他、
原稿サイズの検知信号によつてもよいし、又複写
機の各装置を作動せしめるプログラム信号によつ
てもよい。
ブラシ現像ローラと対向する時には接点ａを通じ
て現像ローラ４が電源側１に接続されているが、
感光体の非露光部が現像ローラと対向する時に
は、図示されてない例えば感光体上の電位を検知
する検知装置からの信号によりリレー３を動作さ
せ、接点ｂにより現像ローラをバリスタを介して
接地する。リレーを作動せしめる信号はその他、
原稿サイズの検知信号によつてもよいし、又複写
機の各装置を作動せしめるプログラム信号によつ
てもよい。
本実施例の現像ローラは露光部で200V（感光
体の背景部電位＋100V）を強制的に印加され、
非露光部でバリスタ（松下電器製ERZ−08D
3K102）を介して接地された。この現像ローラで
現像された画像はかぶりがなく、又非露光部に於
いては感光体へのトナーの付着がなくトナー損失
は防止された。
体の背景部電位＋100V）を強制的に印加され、
非露光部でバリスタ（松下電器製ERZ−08D
3K102）を介して接地された。この現像ローラで
現像された画像はかぶりがなく、又非露光部に於
いては感光体へのトナーの付着がなくトナー損失
は防止された。
第２図は感光体５の表面電位とバリスタを介し
た現像ローラの誘起電位の関係を示す特性図（実
測値）であり、図示の如くバリスタによる自己バ
イアス電位はバリスタが印加電圧により抵抗が変
化する特性を有することにより、横軸に示す感光
体表面電位の大小にかかわらず縦軸で示すバリス
タによる自己バイアス電位は概む700〜800Vに保
持されるので非露光部の現像は十分に抑止出来
る。同時に本発明によれば自己バイアス電位が必
要以上に高くなりすぎて感光体表面にキヤリア粒
子が付着する現像も防止出来る。
た現像ローラの誘起電位の関係を示す特性図（実
測値）であり、図示の如くバリスタによる自己バ
イアス電位はバリスタが印加電圧により抵抗が変
化する特性を有することにより、横軸に示す感光
体表面電位の大小にかかわらず縦軸で示すバリス
タによる自己バイアス電位は概む700〜800Vに保
持されるので非露光部の現像は十分に抑止出来
る。同時に本発明によれば自己バイアス電位が必
要以上に高くなりすぎて感光体表面にキヤリア粒
子が付着する現像も防止出来る。
上述の如く、本発明方法は、通常のバイアス電
源に単にリレーを介してバリスタを並列接続し
て、感光体の非露光部が現像電極と対向する際、
現像電極をバリスタを介して接地することにより
現像電極に自己バイアスを誘起するので、非露光
部通過時の現像電極をほぼ一定の高電位に制御す
ることができ、従来の高電位バイアスを与えたり
あるいは高電圧電源を別に付加する方法に較べき
わめて容易に現像電極を高電位に制御できる。
源に単にリレーを介してバリスタを並列接続し
て、感光体の非露光部が現像電極と対向する際、
現像電極をバリスタを介して接地することにより
現像電極に自己バイアスを誘起するので、非露光
部通過時の現像電極をほぼ一定の高電位に制御す
ることができ、従来の高電位バイアスを与えたり
あるいは高電圧電源を別に付加する方法に較べき
わめて容易に現像電極を高電位に制御できる。
なお、本発明方法は二成分磁気ブラシ現像装置
以外にも例えば一成分磁気ブラシ現像装置にも適
用できる。
以外にも例えば一成分磁気ブラシ現像装置にも適
用できる。
第１図は本発明の実施例を示す電子写真複写装
置に於けるバイアス印加方式であり、第２図は感
光体の表面電位とバリスタを介した現像ローラの
誘起電位の関係を示す特性図である。 図中符号、１……バイアス電源、２……バリス
タ、３……リレー、４……磁気ブラシ現像ロー
ラ、５……感光体、Ｒ……リレー接点。
置に於けるバイアス印加方式であり、第２図は感
光体の表面電位とバリスタを介した現像ローラの
誘起電位の関係を示す特性図である。 図中符号、１……バイアス電源、２……バリス
タ、３……リレー、４……磁気ブラシ現像ロー
ラ、５……感光体、Ｒ……リレー接点。
Claims (1)
- １ 感光体の非露光部が磁気ブラシ担持体である
回転現像電極と対向する際、該現像電極をバリス
タを介して接地し、セルフバイアスを誘起するこ
とを特徴とする磁気ブラシ現像法に於ける現像電
極バイアス印加方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12144577A JPS5455437A (en) | 1977-10-12 | 1977-10-12 | Method of applying developing electrode bias for xerography |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12144577A JPS5455437A (en) | 1977-10-12 | 1977-10-12 | Method of applying developing electrode bias for xerography |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5455437A JPS5455437A (en) | 1979-05-02 |
| JPS6255141B2 true JPS6255141B2 (ja) | 1987-11-18 |
Family
ID=14811306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12144577A Granted JPS5455437A (en) | 1977-10-12 | 1977-10-12 | Method of applying developing electrode bias for xerography |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5455437A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6333223Y2 (ja) * | 1979-08-14 | 1988-09-05 | ||
| JPS6153671A (ja) * | 1984-08-23 | 1986-03-17 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 複写機 |
| JPS6258287A (ja) * | 1985-09-09 | 1987-03-13 | Casio Comput Co Ltd | 記録装置 |
-
1977
- 1977-10-12 JP JP12144577A patent/JPS5455437A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5455437A (en) | 1979-05-02 |
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