JPS6255135A

JPS6255135A - 刷版移送機

Info

Publication number: JPS6255135A
Application number: JP19523585A
Authority: JP
Inventors: Satoshi Nakasuga; 中須賀　敏; Masanobu Fukuya; 福家　正信
Original assignee: Kaneda Kikai Seisakusho KK
Current assignee: Kaneda Kikai Seisakusho KK
Priority date: 1985-09-03
Filing date: 1985-09-03
Publication date: 1987-03-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、例えば新聞を製造する為の新聞製造設備に適
用され、印刷に必要な刷版を機械的に移送する為の刷版
移送機に関する。

（従来の技術）一般に、新聞製造設備は、刷版を作製する製版機と、刷
版を版胴に装着して新聞を印刷する印刷機とからその主
要部が構成されている。

而して、従来にあっては、多くの場合、製版機で作製さ
れた刷版を、作業者に依り印刷機の方へ運搬した後、そ
の版胴に装着していた。

ところが、この様な刷版の移送は、所謂人手に依るもの
であるので、移送能率が非常に悪かった。

とりわけ、近年にあっては、製造する新聞の種類、部数
、紙面数（頁数）が多くなり、これに伴なって刷版の種
類と数が増加する傾向にあるので、上述の事が著しかっ
た。

（発明が解決しようとする問題点）本発明は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創
案されたもので、その目的とする処は、刷版の移送を機
械的に行なって移送能率の向上を図る様にした刷版移送
機を提供するにある。

（問題点を解決するための手段）本発明の刷版移送機は、−以上設けられた製版機の近傍
に搬入位置を備えると共に同じく一以上設けられた印刷
機の近傍に搬出位置を備えて搬入位置から搬出位置まで
刷版を搬送し得る単一め搬送装置と、製版機と搬送装置
の搬入位置との間に介設されて製版機で作製された刷版
を搬送装置の搬入位置に搬入し得る製版機と同数の搬入
装置と、搬送装置の搬出位置に設けられてここに達した
刷版を搬出し得る複数の搬出装置と、から構成した事に
特徴が存する。

（作　　用）製版機に依り作製された刷版は、搬入装置に依って搬送
装置の搬入位置に搬入される。

搬送装置は、搬入位置からの刷版を搬出位置まで搬送す
る。

搬送装置の搬出位置に達した刷版は、ここに複数設けら
れた搬出装置のうち選択された一つに依り搬出される。

各搬出装置に達した刷版は、作業者に依って適宜印刷機
の版胴に装着され、印刷するのに供される。

（実　施　例）以下、本発明の実施例を、図面に基づいて説明する。

図面は、本発明の実施例に係る刷版移送機の概要構造を
示す概略平面図である。

刷版移送機１は、搬送装置２、搬入装置３、搬出装置４
とからその主要部が構成されている。

搬送装置２は、−以上設けられた製版機５の近傍に搬入
位置６を備えると共に、同じく一以上設けられた印刷機
７の近傍に搬出位置８を備えて搬入位置６から搬出位置
８まで刷版（図示せず）を搬送し得る単一のものである
。

この例では、トロリコンベア（オーバヘッドチェーンコ
ンベア）型式のものを用いて居り、これは、フロアを区
画して形成された製版室９と印刷室１０に跨がって設置
され、その搬入位置６は、製版室９に位置して搬送経路
に沿って四箇所（５Ａ〜６Ｄ）あると共に、搬出位置８
は、印刷室１０に位置して搬送経路に沿って同じく四箇
所（３Ａ〜８Ｄ）ある。

而して、製版室９には、ＡＰＲ刷版と通称される合成樹
脂刷版を作製する四台の製版機５Ａ〜５Ｄが夫々搬入位
置６Ａ〜６Ｄに向かって設置されていると共に、印刷室
１０には、前記合成樹脂刷版をその版胴に装着できて印
刷できる二台の印刷機７Ａ、７’Ｂが各搬出位置８Ａ〜
８Ｄを挾む様に設置されている。

搬入装置３は、製版機５と搬送装置２の搬入位置６との
間に介設されて製版機５で作製された刷版を搬送装置３
の搬入位置６に搬入し得る製版機５と同数のものである
。

この例では、チェーンコンベア型式のものが製版機５に
呼応して四台（３Ａ〜３Ｄ）設けてあり、各製版機５Ａ
〜５Ｄからの刷版を搬送装置２の搬入位置６Ａ〜６Ｄに
夫々搬入する様にしである。

搬出装置４は、搬送装置２の搬出位置８に設けられてこ
こに達した刷版を搬出し得る複数のものである。

この例では、シュート型式のものが四台（４Ａ〜４Ｄ）
設けてあり、搬送装置２の搬出位置８Ａ〜８Ｄに達した
刷版を夫々搬出する様にしである。

尚、搬送装置２、搬入装置３、搬出装置４は、コンピュ
ータ（図示せず）に依り制御され、そのプログラム並び
にデータに基づいて作動する様になっている。

次に、この様な構成に基づいて作用を述解する。

製版機５Ａ〜５Ｄに依り作製された刷版は、搬入装置３
Ａ〜３Ｄ→搬送装置２の搬入位置６Ａ〜６Ｄ→搬送装置
２の搬出位置８Ａ〜８Ｄ→搬出装置４Ａ〜４Ｄに移送さ
れる。

この場合、コンピュータのプログラムとデータに依り例
えば、製版機５Ａで作製された第一〜第四番目の刷版を
搬出装置４Ａ〜４Ｄに順次移送すると共に製版機５Ｂで
作製された第一〜第四番目の刷版をその後に搬出装置４
Ａ〜４Ｄに順次移送するという様に制御したり、或は製
版機５八〜５Ｄで作製された各第一番目の刷版を搬出装
置４Ａに移送すると共に製版機５Ａ〜５Ｄで作製された
各第二番目の刷版を搬出位置４Ｂに移送するという様に
制御したりする事ができる。

つまり、搬出装置４が複数あるので、製版機５で作製し
た刷版を仕分けて所定の搬出装置４に移送する事ができ
る。

搬出装置４八〜４Ｄに達した刷版は、作業者に依り印刷
機３Ａ、３Ｂに対してその版胴に装着され、印刷するの
に供される。

尚、先の実施例では、搬入装置３は製版機５と同数で四
台、搬出装置４は四台、印刷機７は二台であったが、こ
れに限らず、搬入装置３は製版機５と同数で一台以上、
搬出装置４は二台以上、印刷機７は一台以上あれば良い
。

先の実施例では、搬送装置２はトロリコンベア型式のも
の、搬入装置３はチェーンコンベア型式のもの、搬出装
置４はシュート型式のものであったが、これに限らず、
これらの具体的構造は、適宜のものを採用する事ができ
る。

先の実施例では、ＡＰＲ刷版と通称される合成樹脂刷版
であったが、これに限らず、例えば鉛刷版やアルミ刷版
等であっても差支えない。

但し、刷版に呼応して製版機５や印刷機７等をそれ用の
ものにする必要がある。

先の実施例では、搬送装置２、搬入装置３、搬出装置４
の動作は、前述の例示の通りであるが、これに限らず、
例えばコンピュータのデータを変更する事に依り製版機
５の刷版作製条件や印刷機７の印刷条件等を加味して最
適な刷版の移送が行なわれる様に動作させる事ができる
。

（発明の効果）以上既述した如く本発明に依れば、次の様な優れた効果
を奏する事ができる。

（１）刷版の移送を機械的に行なう様にしたので、移送
能率の向上を図る事ができる。

（２）搬出装置を複数設けたので、製版機で作製した刷
版を所定の順序で仕分ける事ができる。

この為、印刷機の版胴に刷版を装着する作業者は、所定
の刷版を間違う事なく印刷機の版胴に装着できる。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明の実施例に係る刷版移送機の概要構造を
示す概略平面図である。１・・・・・・刷版移送機２・・・・・・搬送装置３・・・・・・搬入装置４・・・・・・搬出装置

Claims

【特許請求の範囲】

一以上設けられた製版機の近傍に搬入位置を備えると共
に同じく一以上設けられた印刷機の近傍に搬出位置を備
えて搬入位置から搬出位置まで刷版を搬送し得る単一の
搬送装置と、製版機と搬送装置の搬入位置との間に介設
されて製版機で作製された刷版を搬送装置の搬入位置に
搬入し得る製版機と同数の搬入装置と、搬送装置の搬出
位置に設けられてここに達した刷版を搬出し得る複数の
搬出装置と、から構成した事を特徴とする刷版移送機。