JPS6250954A - 証明書類発行システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、役所等における証明書類の発行を効率よく行
うことを可能にした証明書類発行システムに関するもの
である。

［発明の技術的背景とその問題点］ 官公庁、役所、出張所（以下、役所という）等の業務の
一環として住民票や戸籍謄本あるいは納税証明書等の種
々の証明書類発行業務がある。

従来この種の証明書類発行業務では、まず書類請求者（
以下、顧客という）が請求用紙に住所、氏名や発行書類
名等を記載し印鑑を押印して役所の窓口に提出する。役
所では係員が提出された請求書を見て該当する書類を捜
し出し、印鑑が正しく本人のものであるかを照合し、照
合結果が正しければ、該当書類を複写した後、役所印を
押印して顧客に手渡す、といった一連の処理を行なって
いる。

しかしながら、上記のような従来からの証明占類発行シ
ステムにあっては、顧客側は上記請求用紙に規定事項を
記載して押印しなければならず、非常に手間がかかると
いう問題点がある。

また、役所側にとっては、書類検索、印鑑照合、複写、
役所中押印といった作業を人手を介して行わねばならず
、手間と時間が非常にかかり、またその間は顧客を持た
せておかねばならないという問題点がある。

［発明の目的］ 本発明は上記事情に基づいてされたものであり、その目
的は、顧客側、役所側にとっても能率よく書類の請求、
発行ができる書類発行システムを提供することにある。

［発明の概要］ 上記目的を達成するために本発明は、個人識別用のコー
ド番号が記憶されたメモリカードと、証明書類の発行に
必要な各住民票の個人データが記憶された個人データ記
憶装置と、 前記コード番号に対応する前記個人データを読み出し、
前記メモリカードの所有者が所望する証明書類発行する
証明書類発行装置とを有することを特徴とする。

［発明の実施例］ 以下、本発明の好適な一実施例を図面に基いて説明する
。

本実施例は、書類発行装置と個人データ記憶装置とから
成り、第１図は書類発行装置の構成を、第２図は個人デ
ータ記憶装置の構成を、第３図は本発明の一実施例にお
ける書類発行システムの外観をそれぞれ示している。

ＩＣカード１は、クレジットカード大の薄板状に形成さ
れ、このＩＣカード１には個人コードデータや暗証番号
を記憶するＥＰＲＯＭやＥＥＰＲＯＭ等から成るメモリ
とこのメモリを制御するマイクロプロセッサとが内蔵さ
れている。

このＩＣカード１はカードリーダ３のカード挿入口（第
３図参照）３ａにセットされることにより記憶データが
読取られ、この記憶データは制御装置５へ供給される。

制御装置５はマイクロプロセッサを中心に構成され、ま
た、この制御装置５には、制御プログラムが格納された
ＲＯＭ７とワーキングエリアとして使用されるＲＡＭ９
、および、第１図、第３図に示すように、暗証番号用キ
ーボード１３ａと発行書類用キーボード１３ｂと操作説
明用のＣＲＴ１５及びプリンタ１７が接続されている。

暗証番号用キーボード１３ａは個人別の例えば４桁の暗
証番号を顧客が入力するものであり、発行書類用キーボ
ード１３ｂは顧客が発行を希望する証明書類名を入力す
るための−ものである。またＣＲＴ１５は書類発行装置
１０の操作説明用のディスプレイであり、顧客は画面上
に表示された操作説明を見て容易に装置操作ができる。

上記プリンタ１７は顧客が希望する書類を印刷するもの
で、印刷された書類は押印１１９を介して役所中が押さ
れた後、書類取出口２１から取り出されるようになって
いる。

さらに、制御装置５には個人データ記憶装置１１が接続
され、この個人データ記憶装置１１は第２図に示すよう
に、コンピュータ１１ａと、このコンピュータ１１ａに
接続されるイメージリーダ１１ｂ、キーボード１１Ｃ１
光デイスク記憶装置１１ｄ及びＣＲＴディスプレイｌｌ
ｅを備えている。

イメージリーダｌｌｂは役所の係員のキーボード１１Ｃ
の操作により、住民票や戸籍謄本あるいは納税証明書等
の発行書類を画像イメージとして読み取り、読み取られ
た画像イメージは個人データとして光デイスク記憶装置
１１（ｌに格納される。、この個人データは個人コード
番号により検索されＣＲＴ１１ｅ上に表示されるように
なっている。

本実施例は以上の構成からなり、次にその作用を第４図
のフローチャートに基いて説明する。

顧客がカードリーダ３のカード挿入口３ａにＩＣカード
１を挿入すると、まず挿入されたカードが正しいＩＣカ
ードか否かが判定される（ステップ３０１）。正しいＩ
Ｃカードでなければ（否定判定）、以後の処理は行なわ
れず、正しいＩＣカードであれば（肯定判定）、ステッ
プ３０３へ進む。

ステップ３０３では、顧客により暗証番号用キーボード
１３ａから入力された暗証番号とＩＣカード１に予め格
納されている暗証番号との照合がされ、暗証番号が違っ
ている場合（否定判定）には、以後の処理はされない。

また、暗証番号が正しければステップ３０５へ進む。

ステップ３０５では顧客により操作される発行書類用キ
ーボード１３ｂからのキー人力（顧客が発行を希望する
証明書類名の入力）が監視されている。キー人力がある
と、ステップ３０７へ進む。

ステップ３０７では、ＩＣカード１に格納されているコ
ード番号に対応する個人データが個人データ記憶装置１
１から読み出され、読み出された個人データが所定の形
式で印刷され（ステップ３０９）、役所印が押された（
ステップ３１１）後、顧客が希望する証明書類として書
類取出口２１から取出される。

このように本実施例では、ＩＣカードを銀行のキャッシ
ュカードのように用いることで、自動的に証明書類が発
行されるので、証明書類発行業務が著しく簡単化される
。

また、ＩＣカード１には、暗証番号が格納されており、
暗証番号を知る者のみに書類が発行されるので、書類の
悪用が防止される。

［発明の効果］ 以上詳細に説明したように本発明によれば、メモリカー
ドに記憶された個人識別用のコード番号から個人データ
記憶装置に記憶された個人データを読出し、希望する証
明書類を自動発行するようにしたので、顧客側および役
所側の双方にとって証明書類発行が極めて簡単かつ便利
に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の書類発行装置の構成を示す
ブロック図、第２図は本発明の一実施例の個人データ記
憶装置の構成を示すブロック図、第３図は第１図装置と
第２図装置の外観を示す斜視図、第４図は第１図装置の
処理手順を示すフローチャートである。 １・・・ＩＣカード ３・・・カードリーダ ５・・・制御装置 １０・・・書類発行装置 １１・・・個人データ記憶装置 １７・・・プリンタ １９・・・押印機 ＠３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）個人識別用のコード番号が記憶されたメモリカー
   ドと、 証明書類の発行に必要な各住民の個人データが記憶され
   た個人データ記憶装置と、 前記コード番号に対応する前記個人データを読み出し、
   前記メモリカードの所有者が所望する証明書類を発行す
   る証明書類発行装置とを有することを特徴とする証明書
   類発行システム。
2. （２）前記証明書類発行装置は少なくとも前記メモリカ
   ードから前記コード番号を読取るカードリーダと、メモ
   リカードの所有者が発行を希望する証明書類名を入力す
   るキーボードと、証明書類を印刷するプリンタと、これ
   らカードリーダ、キーボードおよびプリンタの入出力を
   制御する制御装置とを備えていることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項に記載の証明書類発行システム。