JPS6250362A - ポリエステル容器 - Google Patents
ポリエステル容器Info
- Publication number
- JPS6250362A JPS6250362A JP60190600A JP19060085A JPS6250362A JP S6250362 A JPS6250362 A JP S6250362A JP 60190600 A JP60190600 A JP 60190600A JP 19060085 A JP19060085 A JP 19060085A JP S6250362 A JPS6250362 A JP S6250362A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nylon
- resin
- polyester
- container
- aliph
- Prior art date
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- Granted
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、ポリニスデル容器に関するものである。
（従来技術）
近年、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹
脂からなる、２＠延伸ブローボトル等の容器が広く普及
してきた。このポリエステル樹脂は容器に成型する過程
において、極く微量のアセトアルデヒドを発生ずる場合
があり、これが密閉された容器中にこもるとその臭気が
清涼飲料水等の内容物の味、かおりに悪影響を与える恐
れがあった。
脂からなる、２＠延伸ブローボトル等の容器が広く普及
してきた。このポリエステル樹脂は容器に成型する過程
において、極く微量のアセトアルデヒドを発生ずる場合
があり、これが密閉された容器中にこもるとその臭気が
清涼飲料水等の内容物の味、かおりに悪影響を与える恐
れがあった。
従来はアセトアルデヒドの発生を防止するために、ポリ
エステル樹脂の重合段階で充分乾燥させたり、酸化、還
元によりアセトアルデヒドを減少させるとともに、樹脂
を溶融して成型す゛る際にもできるだけ低温で溶融する
等の工夫がなされている。（特開昭５２−１１０１７７
号、特開昭５３−２８６９３号参照） （発明が解決しようとする問題点） ところが上記方法では、ポリエステル樹脂の重合から容
器の成形まで絶えざる精密な工程管理が必要となり繁雑
となる問題があった。
エステル樹脂の重合段階で充分乾燥させたり、酸化、還
元によりアセトアルデヒドを減少させるとともに、樹脂
を溶融して成型す゛る際にもできるだけ低温で溶融する
等の工夫がなされている。（特開昭５２−１１０１７７
号、特開昭５３−２８６９３号参照） （発明が解決しようとする問題点） ところが上記方法では、ポリエステル樹脂の重合から容
器の成形まで絶えざる精密な工程管理が必要となり繁雑
となる問題があった。
（問題点を解決するための手段）
本発明は、上記問題点に鑑み、容器を成型する段階で、
ポリエステル樹脂に他の樹脂を添加するという手段によ
りアセトアルデヒド成分の発生を減少せんとするもので
あり、その要旨は主たる繰り返し単位がエチレンテレフ
タレートであるポリエステル樹脂に対し、脂肪族系のナ
イロン樹脂を１種又は２種以上添加した樹脂組成物から
なるポリエステル容器である。以下本発明の詳細な説明
する。なお以下の説明で、比率を示す「部」は１ｆｍ部
」をあられず。
ポリエステル樹脂に他の樹脂を添加するという手段によ
りアセトアルデヒド成分の発生を減少せんとするもので
あり、その要旨は主たる繰り返し単位がエチレンテレフ
タレートであるポリエステル樹脂に対し、脂肪族系のナ
イロン樹脂を１種又は２種以上添加した樹脂組成物から
なるポリエステル容器である。以下本発明の詳細な説明
する。なお以下の説明で、比率を示す「部」は１ｆｍ部
」をあられず。
ここで用いる主たる繰り返し単位がエチレンテレフタレ
ートであるポリエステル樹脂（以下単にＰＥＴという）
としては、酸成分の８０′［−ル％以上、好ましくは９
０モル％以上がテレフタル酸、グリコール成分の８０モ
ル％以上、好ましくは９０Ｃニル％以上がエチレングリ
コールである結晶性の樹脂を用いる。このＰ Ｕ Ｔの
他の酸成分としては、イソフタル酸、ナフタリン−１，
４または２．６−ジカルボン酸、アジピン酸、セバシン
酸等が挙げられ、また他のグリコール成分としては、ジ
エチレングリコール、プロピレングリコール、１．４−
ブタンジオールシクロヘキサンジメタノール等が挙げら
れる。このＰＥＴは上記したもののなかから選んで用い
るが固有粘度０．８以上のものが好ましい。
ートであるポリエステル樹脂（以下単にＰＥＴという）
としては、酸成分の８０′［−ル％以上、好ましくは９
０モル％以上がテレフタル酸、グリコール成分の８０モ
ル％以上、好ましくは９０Ｃニル％以上がエチレングリ
コールである結晶性の樹脂を用いる。このＰ Ｕ Ｔの
他の酸成分としては、イソフタル酸、ナフタリン−１，
４または２．６−ジカルボン酸、アジピン酸、セバシン
酸等が挙げられ、また他のグリコール成分としては、ジ
エチレングリコール、プロピレングリコール、１．４−
ブタンジオールシクロヘキサンジメタノール等が挙げら
れる。このＰＥＴは上記したもののなかから選んで用い
るが固有粘度０．８以上のものが好ましい。
本発明に、１３いて脂肪族系のナイロン樹脂（以下単に
ＰＡという）としてはナイロン６、ナイロン６６、ナイ
ロン６１０等の直鎖状の基本分子構造を有する脂肪族系
のナイロンあるいはこれらの共重合体乃至は混合物が用
いられる。これらは汎用プラスチックとして入手し易い
ので好適である。
ＰＡという）としてはナイロン６、ナイロン６６、ナイ
ロン６１０等の直鎖状の基本分子構造を有する脂肪族系
のナイロンあるいはこれらの共重合体乃至は混合物が用
いられる。これらは汎用プラスチックとして入手し易い
ので好適である。
本発明においてＰＥＴとＰＡとの混合割合としては、Ｐ
ＥＴ１００部当りＰＡｏ、０５〜１０部が好ましく０，
０５以上、１部未満の範囲がさらに好ましい。
ＥＴ１００部当りＰＡｏ、０５〜１０部が好ましく０，
０５以上、１部未満の範囲がさらに好ましい。
ＰＡが０．０５部より少いとアセトアルデヒドの減少効
果が少く、１０部よりも多いとＰＥＴの優れた特性に悪
影響を及ぼし物理的強度、成形加工性などの悪化を伴う
ので０．０５〜１０部が好ましい。また、ＰＡが１部未
満では得られる容器の白濁等が生じ難く着色材などを添
加して外観を整えなくともよく、透明な容器が得られる
のでさらに好ましい。
果が少く、１０部よりも多いとＰＥＴの優れた特性に悪
影響を及ぼし物理的強度、成形加工性などの悪化を伴う
ので０．０５〜１０部が好ましい。また、ＰＡが１部未
満では得られる容器の白濁等が生じ難く着色材などを添
加して外観を整えなくともよく、透明な容器が得られる
のでさらに好ましい。
ＰＥＴとＰＡとを混合するためには例えば両樹脂をトラ
イブレンドしてからベレット製造用押出機で混練しなが
ら押し出して混合樹脂ベレットを製造することができる
。
イブレンドしてからベレット製造用押出機で混練しなが
ら押し出して混合樹脂ベレットを製造することができる
。
また、この混合樹脂から容器を成形するためには、従来
のポリエステル容器の製造方法と異なるところはなく、
例えば射出成形、押出成形により中空の中間素材を作り
これを成形型内で二軸延伸ブロー成形したり、シートー
ヒに押出成形してこのシートを＠突成形、圧空成形して
容器を得る等の方法があるが、二軸延伸ブロー成形方法
により得られるボトルが代表的なものである。
のポリエステル容器の製造方法と異なるところはなく、
例えば射出成形、押出成形により中空の中間素材を作り
これを成形型内で二軸延伸ブロー成形したり、シートー
ヒに押出成形してこのシートを＠突成形、圧空成形して
容器を得る等の方法があるが、二軸延伸ブロー成形方法
により得られるボトルが代表的なものである。
（発明の効果）
本発明のポリエステル容器は、以上説明したようにポリ
エステル樹脂に脂肪族系のナイロン樹脂を添加した樹脂
組成物からなるので、ポリエステル樹脂の有する優れた
性質を損わずに、アセトアルデヒドの発生量がすくない
という優れた特性を有しておりしかも、通常のポリエス
テル樹脂に入手し易いナイロン樹脂を添加するという極
めて容易な方法により、安定してアセトアルデヒドの発
生が少ない容器を製造し得るものである。
エステル樹脂に脂肪族系のナイロン樹脂を添加した樹脂
組成物からなるので、ポリエステル樹脂の有する優れた
性質を損わずに、アセトアルデヒドの発生量がすくない
という優れた特性を有しておりしかも、通常のポリエス
テル樹脂に入手し易いナイロン樹脂を添加するという極
めて容易な方法により、安定してアセトアルデヒドの発
生が少ない容器を製造し得るものである。
（実施例）
ＰＥ下として固有粘度［η１０．７６、融点２５５℃、
ガラス転移温度７０ ’Ｃのポリエチレンテレフタレー
トを用い、ＰＡとしてナイロン６ ａ３よびナイロン６
６を用いて第１．２表に示すようにＰＥＴ１００部に対
する割合で混合樹脂ベレットを作りこれらを通常の射出
成形により成形して６０（］のパリソンを作り、通常の
二軸延伸ブロー成形により１．５Ｊｌｌのボトルを製造
し下記方法でアセトアルデヒドの発生量を測定した結果
をナイロン６については第１表に、ナイロン６６につい
ては第２表に示す。
ガラス転移温度７０ ’Ｃのポリエチレンテレフタレー
トを用い、ＰＡとしてナイロン６ ａ３よびナイロン６
６を用いて第１．２表に示すようにＰＥＴ１００部に対
する割合で混合樹脂ベレットを作りこれらを通常の射出
成形により成形して６０（］のパリソンを作り、通常の
二軸延伸ブロー成形により１．５Ｊｌｌのボトルを製造
し下記方法でアセトアルデヒドの発生量を測定した結果
をナイロン６については第１表に、ナイロン６６につい
ては第２表に示す。
アセトアルデヒド発生量の測定法：
成形した容器の内部を窒素ガスで置換して密栓し、２２
℃の雰囲気中に２４時間放置した後、容器内の気相中の
アセトアルデヒド■をガスクロマトグラフのピーク高さ
により測定する。測定対象容器のアセトアルデヒドのピ
ーク高さをト１とし、ＰＥＴのみからなる容器のアセト
アルデヒドのピーク高さを１１１ どした１ｌｉｉに （Ｈ＋−Ｈ）／ｌ−ｈ Ｘｌ ００をアセ１ヘアルデヒ
ド減少率（以下、Ａ△減少率）（％）として表わす。
℃の雰囲気中に２４時間放置した後、容器内の気相中の
アセトアルデヒド■をガスクロマトグラフのピーク高さ
により測定する。測定対象容器のアセトアルデヒドのピ
ーク高さをト１とし、ＰＥＴのみからなる容器のアセト
アルデヒドのピーク高さを１１１ どした１ｌｉｉに （Ｈ＋−Ｈ）／ｌ−ｈ Ｘｌ ００をアセ１ヘアルデヒ
ド減少率（以下、Ａ△減少率）（％）として表わす。
白濁の有無：
明るい場所でボトルを、黒色を費用にして目視し、ＰＥ
Ｔのみのボトルと比較してはっきりと白濁の認められる
ものは右、認められないものは無ど し ノこ 。
Ｔのみのボトルと比較してはっきりと白濁の認められる
ものは右、認められないものは無ど し ノこ 。
第１表
第２表
第１表、第２表に示Ｊ゛ように、ナイロン６が０．１〜
１０部の実施例１〜５は、Ａ△減少率が３０〜１００％
、実施例６〜１０は２５〜１００％といずれも大きく、
一方０．０１部の比較例１゜３はそれぞれ７％、０％と
小さかった。
１０部の実施例１〜５は、Ａ△減少率が３０〜１００％
、実施例６〜１０は２５〜１００％といずれも大きく、
一方０．０１部の比較例１゜３はそれぞれ７％、０％と
小さかった。
ナイロン６またはナイロン６６が１２部の比較例２．４
は白濁が生じ透明性が悪化した。
は白濁が生じ透明性が悪化した。
また、ナイロン６またはナイロン６６が１部以上である
実施例４．５．９．１０はＰＥＴのみのものに比べて少
々白濁が認められた。
実施例４．５．９．１０はＰＥＴのみのものに比べて少
々白濁が認められた。
Claims (1)
- 主たる繰り返し単位がエチレンテレフタレートであるポ
リエステル樹脂に対し、脂肪族系のナイロン樹脂を１種
又は２種以上添加した樹脂組成物からなるポリエステル
容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19060085A JPH0645745B2 (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | ポリエステル容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19060085A JPH0645745B2 (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | ポリエステル容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6250362A true JPS6250362A (ja) | 1987-03-05 |
| JPH0645745B2 JPH0645745B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=16260763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19060085A Expired - Lifetime JPH0645745B2 (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | ポリエステル容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0645745B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62181336A (ja) * | 1986-02-06 | 1987-08-08 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂製成形品 |
| WO2019030142A1 (de) * | 2017-08-05 | 2019-02-14 | Kocher-Plastik Maschinenbau Gmbh | Blasform-, füll- und schliessverfahren sowie danach hergestelltes behältererzeugnis, insbesondere ampullenerzeugnis |
-
1985
- 1985-08-29 JP JP19060085A patent/JPH0645745B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62181336A (ja) * | 1986-02-06 | 1987-08-08 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂製成形品 |
| WO2019030142A1 (de) * | 2017-08-05 | 2019-02-14 | Kocher-Plastik Maschinenbau Gmbh | Blasform-, füll- und schliessverfahren sowie danach hergestelltes behältererzeugnis, insbesondere ampullenerzeugnis |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0645745B2 (ja) | 1994-06-15 |
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