JPS6250209A - タイヤ付き車輪を有する氷上車及び雪上車用滑り止め装置 - Google Patents

タイヤ付き車輪を有する氷上車及び雪上車用滑り止め装置

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JPS6250209A
JPS6250209A JP1225386A JP1225386A JPS6250209A JP S6250209 A JPS6250209 A JP S6250209A JP 1225386 A JP1225386 A JP 1225386A JP 1225386 A JP1225386 A JP 1225386A JP S6250209 A JPS6250209 A JP S6250209A
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disc
disk
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C27/00Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels
    • B60C27/06Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels extending over the complete circumference of the tread, e.g. made of chains or cables
    • B60C27/14Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels extending over the complete circumference of the tread, e.g. made of chains or cables automatically attachable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C27/00Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels
    • B60C27/02Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels extending over restricted arcuate part of tread
    • B60C27/04Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels extending over restricted arcuate part of tread the ground-engaging part being rigid
    • B60C27/045Non-skid devices temporarily attachable to resilient tyres or resiliently-tyred wheels extending over restricted arcuate part of tread the ground-engaging part being rigid involving retractable devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は滑り止め装置、特に空気タイヤ付き車輪を有す
る氷上車及び雪上車用滑り止め装置に関するものである
〔従来の技術〕
冬期用タイヤと同様にスノー・チェーンは冬期に、特に
雪で覆われた上り及び下り坂の勾配で車を運転する際使
用される。車のタイヤにスノー・チェーンを取付けるこ
とは面倒な場合が多く、しかも路面を損傷しないように
スノー・チェーンをつけて運転する必要があり、換言す
れば、雪又は氷で覆われた後の固まった路面ではスノー
・チェーンを取り外さなければならない。更に、固まっ
た路面を走行すると、スノー・チェーンは高度の摩耗を
受け易く、高速度をだすこともできない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の課題は、簡単に肌着ができてタイヤの圧縮又は
圧搾運動に適応するばかりでなく、スノー・チェーンの
効果もあるので、雪で覆われた路面における車の走行特
性と、上り又は下り坂の勾配を有する積雪路面における
滑り止め装置の効果とが向上する前記形式の滑り止め装
置を提供することにある。更に、この滑り止め装置は、
交換又は再装備を全(必要とせずに多(の形式の車輪円
板又はリムに使用することができる。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明によれ
ば、この課題は、 a) 滑り止めアームが中央開口部を具備した支持円板
に載置されていて、車輪円板支持軸に平行な軸を中心と
して小範囲に旋回するようし、b) 支持円板を車輪円
板又はリムに固定するめに、リムねじ、車輪スタッド等
のための複数の開口部を有する固定円板が設けられて、
該固定円板は、中央に固定円板より小さな直径を有する
円形ボスを具備し、固定円板からその外周の上縁部に隣
接する距離において複数のビード状肩部を有して、その
下に入口部からボスの円周方向に傾斜する滑斜面兼案内
面を形成し、ボスを囲む滑り止めアームを有する支持円
板を保持し、入口部に向って延びている円錐状に傾斜し
た部分を有するボスの滑斜面兼案内面に導入可能な差込
み式係止効果をもたらす係止ウェブを有していて、且つ
止め輪の係止位置において、ボス外周の凹部で固定円板
に係合して不必要な係止解除を防ぐように止め具に支持
された少なくとも一つの板ばね状止め金を内部壁面に有
する、ボスに装架され止め輪によって固着され、係止解
除キーにより係止位置から係止解除位置へ移行されるこ
とができ、C) 滑り止めアームを有する支持円板が偏
心回転運動を行なうために固定円板のボスに間隙を設け
て配置されている ようにした滑り止め装置、特に空気タイヤ付き車輪を有
する氷上車及び雪上車用滑り止め装置により解決される
更に、滑り止め装置はタイヤ走行面に係合するプラスチ
ック又は他の適当な材料で予め曲げられた形状の、複数
の等間隔に配置された放射状に向いた支持アームを有す
る中央開口部を設けた支持円板と共に、車輪円板又はリ
ムに固定可能な固定円板と、支持アームに固定されてい
て、チェーン・グリッドとして構成され且つ支持アーム
間につるされるスノー・チェーンとからなっている。
このように構成された滑り止め装置が簡単に肌着できる
のは、固定円板が車輪円板又はリムに残されていて、チ
ェーン・グリッドを保持している支持アームを有する支
持円板のみを対応して設計された係止装置を使用する固
定円板に固定するだけでよいからである。こうして、ス
ノー・チェーンの特性を備えた滑り止め装置は脱着が面
倒な公知のスノー・チェーンに比べて非常に短時間で取
付けができるが、これはチェーン・グリッドを有する支
持円板を車輪に設けられて係止されている固定円板に装
架するだけで、チェーン・グリッドを有する支持アーム
がタイヤ走行面に係合するからである。従って、支持ア
ームをタイヤ走行面に導入する際、このアーム自身がチ
ェーン・グリッドを持っているので、滑り止め装置のチ
ェーン・グリッドをタイヤ肩部に手で載せる必要はなく
、支持アームとチェーン・グリッドを有する支持円板を
固定円板に取付ければ、チェーン・グリッドは車のタイ
ヤ走行面の周りに置かれることになる。
従って、この滑り止め装置を使用すると、公知のスノー
・チェーンの場合のように、タイヤ肩部でチェーン・グ
リッドを手で引っ張る必要がない。
更に、滑り止め装置を取付けた後は、スノー・チェーン
がタイヤ上で必ず正しい位置をとるので、滑り止め装置
のチェーン又はチェーン・グリッドを緊張する必要もな
い。滑り止め装置の支持アームのため、チェーン・グリ
ッドはタイヤ走行面上で浮遊状に成る程度まで保持され
ることになり、スノー・チェーンをタイヤ上に広げて、
必要な力を加えずにスノー・チェーンとタイヤとの間に
隙間が生じる場合のように、スノー・チェーンをタイヤ
走行面にきつく係合しないようにしている。
チェーン・グリッドは常に拡張されるか又は緊張された
状態にあるが、これは・プラスチック製支持アームの復
元能力によりチェーン・グリッドを理想的な緊張状態に
維持することができるからである。更に、滑り止め装置
は幅広のタイヤに使用することもでき、この場合、滑り
止め装置の支持アームは、チェーン・グリッドを存する
支持アームがタイヤ走行面に重なり合うように、使用さ
れる特定のタイヤに相当する長さを有することが必要で
ある。又、走行速度を高くすると、チェーンは僅かに浮
き上がって横チェーン部(側部チェーン)の重みでタイ
ヤ走行面に引っ張られるので、チェーン・グリッドは緊
張される。
更に、支持アームの長さは、支持アームとチェーン・グ
リッドがタイヤの後側にも係合しなければならないよう
に寸法をきめる必要がないので、滑り止め装置は、タイ
ヤの側面と車の部分との間隙が不十分のためにチェーン
が取付けられないか、又は使用できないようなタイヤに
も利用することができる。
滑り止め装置の取付けは容易に行われるが、これは滑り
止め装置が車輪を挿入又は導入するために二つの支持ア
ーム間に開口部を有しているからであって、滑り止め装
置を取付けた後、この車輪係合開口部がチェーンのいろ
いろな形状により閉塞されることができる。
チェーン・グリッドは、タイヤ走行面に限られた距離で
滑り止め装置の支持アームにより保持されているので、
チェーン・グリッドの引き裂き。
損傷又は破砕が起こる危険性がない。チェーン破損の危
険性は、チェーンが車のタイヤに過度にきつく保持され
る場合常に起こる。更に、車輪ケースが氷で覆われてい
る場合でも滑り止め装置を取り付けることができるが、
これはタイヤ走行面の上部区域と車の泥よけ又はフェン
ダ−の下端部とに、車には常に存在する隙間が単にあれ
ばよいからである。チェーン・グリッドは車のタイヤ走
行面に支持アームによって保持されるので、車輪カバー
に損傷を与えることはない。
実際のスノー・チェーンは、支持アームの自由端部に固
定されているチェーンとチェーン部とを含んでいて、こ
のチェーン部は一端部において前記チェーンに固定され
、他端部が支持アームに固定されるので、スノー・チェ
ーン状のチェーン・グリッドが得られる。
本発明の他の実施例によれば、スノー・チェーンのチェ
ーン・グリッドは、車輪係合開口部を形成している二つ
の支持アーム間の区域で支持円板に導かれて、支持アー
ムと支持円板の接続区域において保接され、二つの支持
アーム間の車輪係合開口部がチェーン部により閉塞され
ている。
車輪係合開口部を有するこの装置の他の実施例によれば
、支持アームの自由端部に固定されているスノー・チェ
ーンのチェーンは、この車輪係合開口部を形成するため
の二つの支持アーム間の区域で中断したように構成され
ていて、チェーンの一端部が車輪係合開口部を拘束して
いる一方の支持アームに固定され、他方の支持アームに
固定されているチェーン端部が延長されるようにし、こ
の延長されたチェーン部が二つの支持アームの長さと二
つの支持アーム間の距離よりも大きい長さを有していて
、チェーンの端部における通しリングを通ることにより
、車輪係合開口部を拘束している二つの支持アームの一
方に隣接する支持円板上に、チェーンの延長部の自由端
部を引っ掛けるためのフック等のような固定装置が設け
られている。
本発明の他の実施例によれば、スノー・チェーンのチェ
ーンが車輪係合開口部を横方向に拘束している二つの支
持アームの近傍で中断したように構成されていて、その
自由端部により支持アームの自由端部に固定され、車輪
係合開口部を拘束している二つの支持アームが、支持ア
ームの上下区域に両端部で支持されていて上部自由端部
から支持円板に面する端部にかけて、円錐形に傾斜する
ように構成されている各一つのクリップを、対応するア
ームの長手方向の縁部に保持し、このクリップが上部区
域においてリング状の部分を具備していて、チェーンが
支持アームの長手方向に移動可能に二つのクリップに保
持され、その端部チェーン・リンクが二つの支持アーム
に沿って二つのクリップを通り、チェーンが下部区域に
おける二つの支持アームの間隔には一相当する長さを有
している。
本発明は、支持アームの自由端によって形成されている
周辺部より大きい長さを有するスノー・チェーンの外側
端部が、車輪係合開口部を拘束している二つの支持アー
ムの一方の自由端部にその端部によって固定され、支持
アームがリング状の通し取付具を有するチェーン端部を
保持し、チェーンの他の延長端部がこの通し取付具を通
って、延長チェーン部の端部近くでそれ自身は公知の方
法で構成されているテンターフッタ、曲がりレバー等の
ような固定装置により支持円板に固定されることができ
るようにして滑り止め装置の車輪係合開口部を構成して
いる。
外側チェーンを緊張させるために、外側チェーンの延長
チェーン部の自由端部は、支持円板に固定されるか、又
は形成されているガイドによって円形線上に導かれ、且
つその自由端部が支持円板に固定されているコイルばね
、ゴムバンド等のようなばねエレメントに接続される。
滑り止め装置の支持アームはプラスチックを使用してい
るために一定の弾性とこれに対応する復元力を有してい
るので、外側チェーンを引9張って緊張させることがで
き、従って、外側チェーンを支持円板にその自由端部で
固定した後、滑り止め装置のチェーン・グリッドは支持
アーム上で、又は支持アームによりタイヤ走行面に緊張
状態で位置づけられるが、これは既存の復元力のために
、支持アームが横方向に動かされた位置から元の位置へ
戻ろうとしてチェーンを引っ張るからであり、この支持
アームの作用により、滑り止め装置のスノー・チェーン
はタイヤ上で常にしっかりと固着されるように構成され
ている。
滑り止め装置を使用しない場合には、支持アームを支持
円板に係合する位置へ動かすために、支持アームが支持
円板の方向へ湾曲可能又は旋回可能なように支持円板に
固定されるか、又は構成される。従って、支持アームは
下方へ湾曲した状態で、又は旋回した状態で支持アーム
面上に置かれるので、例えば二個のタイヤ用滑り止め装
置を、車の荷物入れ又はトランクの非常に小さなスペー
スに保管することができる。更に、固定された支持アー
ムを有する数個の滑り止め装置の場合は、互いに抜き差
し自在になっていて最小スペースに保管することができ
、即ちトランクに収容することができる。
本発明の他の好適な実施例は従属する特許請求の範囲に
記載されている。滑り止め装置用固定装置の構造は特に
利点を有するものであって、支持円板を車輪円板又はリ
ムに固定するために、リムねじ、車輪スタッド等のため
の複数の開口部を有する固定円板が設けられて、中央に
固定円板より小さな直径を有する円形ボスを保持し、固
定円板からその上端部に隣接する距離とその周辺部にお
いて複数のビード状頂部を具備して、その下に入口部か
らボスの円周方向に円錐状に傾斜する滑斜面兼案内面を
形成してボスを囲む支持アームを有する支持円板を保持
し、支持円板が、ボスに装架されている止め輪によって
固着され、この止め輪はボス上にあって入口部へ延びて
いる円錐状に傾斜した部分により差込み式係止を行わせ
るべき滑斜面兼案内面に挿入可能な係止ウェブを有して
いて、且つ固定円板の止め輪の係止位置において、ボス
外周の凹部で係合して不必要な係止解除を防ぐように止
め具に支持され、係止解除キーにより係止位置から係止
解除位置へ移行可能な少なくとも一つの板ばね状止め金
をその内部壁面に有し、支持アームを有する支持円板が
偏心回転運動を行うために固定円板のボスに間隙を設け
て配置されている。
このように構成された固定装置により、スノー・チェー
ンを保持している複数の支持アームを有する支持円板か
らなる滑り止め装置を取り付けることが簡単にでき、殆
ど力を必要としない。固定円板と止め輪とからなる固定
装置は車輪リム上に興されているので、支持円板を支持
アームと共に取り付けるためには、止め輪をリムに固定
されている固定円板から取り外すだけでよく、次に支持
円板を固定円板のボスに装架すればよい。次いで取り付
けられた止め輪により、支持円板は、固定円板のボス上
にあって固定円板と止め輪との間隙で保持されるように
、固定円板に係止される。固定円板と止め輪間の差込み
式係止のため、支持円板と支持アームとを含む滑り止め
装置は確実に保持される。係止作用の解除は係止解除キ
ーを使用して行なわれ、このキーは二つの曲部を有して
いて、これにより板ばね状止め金がその係止位置からは
ずされる。ボスを有する固定円板と取り付けられた止め
輪は常に車輪に残されていて、一方、実際の滑り止め装
置、即ち支持円板はスノー・チェーンを保持している支
持アームと共に、必要な場合取り付けられることができ
る。
スノー・チェーンを保持している支持アームを有する支
持円板を、固定円板のボス上の間隙に配置するという構
造を採用することは特に利点がある。支持円板が固定円
板のボス上の比較的大きな間隙に保持されているために
、支持円板は偏心運動を行なうことができるが、これは
支持アームを有する支持円板が滑り止め装置の作動中に
タイヤの圧縮運動を行わなければならないので、リムに
固定されたり、又は頑丈に取り付けたりしてはならない
からである。支持円板が固定円板のボス上の間隙に保持
されているので、支持円板はタイヤの圧縮運動に適応し
た転勤又は揺動運動を行うことができる。この運動によ
り、滑り止め装置の支持アームは作動中、常にタイヤ側
壁に係合してタイヤ走行面に重なり合う位置を確実にと
ることができる。
本発明の他の好適な実施例によれば、滑り止め装置が車
輪円板又はリムに接続している固定円板を具備し、支持
円板とこの固定円板を固定するために、支持円板に対し
て係止可能な取り付は支持物を備え、固定円板が取り外
しできないように車輪円板又はリムに接続されて車輪の
一部品を形成している。この実施例では、固定円板と止
め輪が車輪リム上に残っているので、支持円板と支持ア
ームを取り付けるには、車輪リムに接続されている固定
円板から止め輪を取り外すだけでよい。次いで支持円板
を固定円板のボスに装架させる。そして止め輪を取り付
けることにより、支持円板を固定円板ボス上にある固定
円板と止め輪との間隙に保持するようにして、固定円板
に係止する。
更に、本発明による滑り止め装置は、車輪円板又はリム
がリムねじ又は車輪スタッドのいろいろなボルト円やボ
ルト・ピッチを有する各種の車にもさしたる技術的労力
を費やすことなく使用し得るので、各車輪円板又はリム
用に多数の各種構造滑り止め装置を用意しておく必要は
ない。これは、固定円板が、ねじ接合により固定円板の
ボスに接続されていて同一及び/又は同一でないピッチ
又は複数のピッチで、放射状に向いた複数の長孔を有す
るアダプター円板を支持円板から離れた側に保持するこ
とで達成される。
ボスを具備する固定円板にアダプター円板を使用してい
る利点は、一つだけの固定円板を設計すればよいという
ことである。アダプター円板は、固定円板のボスの孔に
対応する内ねじ付札と、アダプター円板に同−又乙よ数
種のピッチで放射状に構成されている複数の長孔を有し
ているので、アダプター円板に設けられた多数の長孔に
より、固定円板は車輪円板又はリムにアダプター円板を
使用して固定されることができるが、これは、様々に配
置された多数の長孔が車輪円板又はリムに設けられてい
るリムねじ又は車輪スタッド用の内ねじ付札に各々適応
せしめているからである。従って、アダプター円板に同
−又は複数のピッチで長孔を形成して、リムねじ又は車
輪スタッドを受ける内ねじ付札が様々に関連して配置さ
れていることで車輪円板又はリムに適応するので、この
ような滑り止め装置には多数の固定円板を用意しておく
必要がない。アダプター円板は自己調心するように様々
なピッチ円直径を有するリムねじ、車輪スタッド又は特
定の車輪ねじの適正なピッチ又は間隔で単にねじ止めさ
れているだけである。そして、ボスを有する固定円板が
アダプター円板にねじ接続で固定されているので、滑り
止め装置はいろいろなボルト円やボルトピッチを有する
各車に各々固定装置を用意せずに使用することができる
〔実施例〕
第11図及び第12図に示すように、滑り止め装置10
は、車輪円板支持軸に平行に走る軸41を中心に等間隔
に配置されていて、小範囲に回転可能な複数の放射状支
持アーム40が固定されている中央開口部を有する丸い
支持円板20からなっている。しかし、支持アーム40
は支持円板20にも固定されることができる。支持アー
ム40が、小範囲に回転するので、車が静止している時
滑り止め装置を取り付けることが可能である。滑り止め
装置を取り付ける際、支持アームが道路等のような基礎
上のタイヤ走行面を支持する面に対して横方向に置かれ
ていても、車輪を最初に回転すれば、支持アームは全て
等間隔な位置になる。
支持アームは金属材料又は他の適当な材料で作られてい
るが、プラスチックで作ってもよい。支持7−ム40が
支持円板20に固定されていて、一定のはね返り弾性特
に復元能力を有するプラスチックから作られていると、
車輪支持面の近くに位置するこの支持アームは横方向に
曲がっているので、タイヤ支持面の近くにタイヤ上に載
置され、その結果、車のスタート時に、支持アームは、
支持アームを作るために使用されるプラスチックの既存
の復元能力によって引き起こされる正しい放射状位置を
とるのである。
この滑り止め装置は、タイヤ13を備えていて同時にリ
ムを構成している車輪に固定される。車輪11は図示し
ない制動部品を具備している。タイヤ13の走行面区域
は符号14により、又その外側面は符号15により示さ
れている(第11図参照)。
第1図及び第2図によれば、支持アーム40は、支持ア
ーム4(12)自由端40aに固定された外側チェーン
2(13)と、一端部がチェーン2(13)に固定され
ていて他端部が支持アーム40に固定されているチェー
ン部202,203からなるチェーン・グリッドにより
構成されるスノー・チェーン200を保持しているので
、例えば、梯子チェーン状のチェーン・グリッドが得ら
れる(第1図参照)。しかし、ジグザグ状チェーン、交
差状チェーン又は非対照交差状チェーンを巻いたジグザ
グ状チェーンに相当するチェーン・グリッドが得られる
ようにチェーン部202,203を配置することもでき
る。即ち、様々な形態を有するチェーン・グリッドを使
用することが可能である。
チェーン2(13)をエンドレス状に構成すると、滑り
止め装置の支持アーム40はすべてチェーン2(13)
によって連結され、滑り止め装置を取り付ける際タイヤ
を導入するための開口部として役立つ二つの支持アーム
40間の区域も接続される。
この車輪係合開口部は第2図の符号210で示されてい
る。この構造による滑り止め装置におけるスノー・チェ
ーン20(12)チェーン・グリッドでは、車輪係合開
口部210を取り巻く二つの支持アームがチェーン2(
13)の各部により接続されている支持アームと同じよ
うにして相互に接続されている。このチェーン部は第2
図における符号2(13)aであって、車輪係合開口部
210を取り巻く二つの支持アーム40を接続している
チェーン2(13)は他の方法でエンドレス状に構成さ
れることもでき、この場合は第2図の実施例によれば、
チェーン2(13)が二つの支持アーム4(12)相対
する長手方向縁部40a上のチェーン部2(13)a’
により、第2図に示すように車輪係合開口部210を取
り巻く二つの支持アームの近くに、且つ支持円板2(1
2)近(に導かれる。二つの支持アーム40と支持円板
2(12)接続領域においては、チェーン2(13)の
チェーン部2(13)a’がチェーン・リンク2(13
)a“により二つの支持アームの基部領域40a ’に
固定される。滑り止め装置が取り付けられる場合でも、
滑り止め装置のスノー・チェーン20(12)外側チェ
ーン2(13)のチェーン部2(13)a’は第2図に
示されている位置のま\である。
チェーン2(13)がそのチェーン部2(13)aによ
り導かれた結果、車輪係合開口部210が得られ、この
ため車の止めたま−で、何ら車を動かす必要もなく滑り
止め装置を取り付けることができる。
これは、車輪基部の近くではチェーン部2(13)a’
をタイヤの走行面上にどのようにしても持ってくること
ができないが、車のスタート時に支持アーム40が放射
状に向けられてチェーン・グリッドを完全に緊張させる
のでその必要がなく、従って、滑り止め装置の取り付は
後は予め形成されている車輪係合開口部210が第2図
に示すようにチェーン部2(13)aにより閉塞される
ことがないからである。
第3図によれば、車輪係合開口部210を形成するため
に、支持アーム4(12)自由端部40aに固定されて
いるスノー・チェーン20(12)外側チェーン2(1
3)を二つの支持アーム40間の区域で中断して、チェ
ーン2(13)の一端部2(13)bが車輪係合開口部
210を取り巻く支持アーム4(12)一方に固定され
、他方の支持アーム40に固定されたチェーン2(13
)の端部2(13)cは支持アーム4(12)自由端部
40aにチェーン・リングで固定されるようにしている
が、これはチェーンを長くしたか、又は延長した形で構
成されている。この延長されたチェーン部211の長さ
は、二つの支持アーム4(12)長さと両者間の距離よ
り大きくなっている。更に、この延長されたチェーン部
211はチェーン2(13)の端部2(13)bにおけ
る通しリング212を通っている。支持円板20上の、
車輪係合開口部210を取り巻く二つの支持アーム4(
12)一方に隣接して、固定装置215が設けられてい
て、それ自身は公知の方法で例えばフック状の曲がりレ
バーのように構成され、チェーン2(13)の延長され
たチェーン部211の自由端部211aを引っ掛けるた
めに使用される。車輪の滑り止め装置を取り付ける間、
チェーン部211は第3図の符号Aで示される位置をと
るので、開口部210は図示されないタイヤの取り付は
及び保合のために構成されているようになる。滑り止め
装置が取り付けられて支持アーム40がそのチェーン・
グリッドとタイヤの走行面に重なる時、チェーン部21
1即ちチェーン2(13)は緊張させられてチェーン部
211が第3図の位置Bをとる。
滑り止め装置が閉塞チェーン2(13)を有する場合、
この装置は、支持円板20に支持アーム40を取り付け
る時、チェーン・グリッドを有する支持アームがタイヤ
の上部領域と係合するようにして取り付けられる。この
時、車を車輪の半回軽分だけ動かし、支持アームとチェ
ーン・グリッドを有する残りの滑り止め装置部をタイヤ
と係合せしめ、次いで係止せしめる。しかし、滑り止め
装置が第3図による車輪係合開口部の構造を有している
ような場合には、滑り止め装置を取り付けるために車を
動かす必要はなく、これはタイヤがその基部の近傍で、
は−U型の車輪係合開口部210に嵌合しているからで
ある。
車輪係合開口部21(12)構造は第4図に示す実施例
でも可能であり、こ−ではスノー・チェーン20(12
)チェーン2(13)が車輪係合開口部210を横方向
に取り巻く二つの支持アーム4(12)近くで中断され
たようにして構成されている。チェーン2(13)の自
由端部2(13)b、2(13)cは二つの支持アーム
4(12)自由端部40aの符号40cに固定されてい
る。車輪係合開口部210を横方向から取り巻く二つの
支持アームは、その相対する長手方向の縁部40bに、
支持アーム4(12)上下部40d、4.Oeに端部2
20a、220bを固定されているクリップ220を各
々備えている。
この二つのクリップ220は全く同一形状に構成されて
いる。支持アーム40におけるこの二つのクリップ22
(12)配置と構造については、クリップが支持アーム
4(12)上部自由端部40aから支持円板20に面す
る支持アームの基部40a′まで円錐状に傾斜していて
、第4図に示すようになっている。上部区域において、
各クリップ220はリング状の部分220cを有してい
て、二つのクリップ22(12)部分220cは互いに
向かい合っている。チェーン225は支持アームの長手
方向においてニフのクリップ220に移動可能に保持さ
れている。このため、クリップ220は基部40a′に
おいて二つの支持アーム4(12)間隔には\相当する
長さを有するチェーン225の端部チェーン・リンク2
25a、225bに通されている。
タイヤが係合する開口部210を開放するためには、チ
ェーン225が二つのクリップ220に沿って支持円板
20に向って位置Aに至るまで、チェーン225を移動
する。このようにして車輪係合開口部210は開放され
るので、この実施例においては、滑り止め装置を取り付
けるために車を動かす必要もなくタイヤにこの装置を取
り付けることができるのである。滑り止め装置を車のタ
イヤに取り付ける際、チェーン225は位置Aがら位i
Bに移動してチェーン225が二つのクリップ22(1
2)リング状部分220cに保持される。
しかし、チェーン225を閉塞位置Bに手で動かす必要
はない。滑り止め装置を取り付けた後チェーン225が
位置Aにそのま−残っていても、車のスタート時にチェ
ーン225は自動的にクリップ220上を移動するので
、外側チェーン2(13)の中断部はチェーン225に
より車輪係合開口部21(12)近傍で閉塞される。
チェーン2(13)が車輪係合開口部210を閉塞する
ために中断されたように構成される場合、このチェーン
は第3図の実施例により、滑り止め装置を取り付けた後
チェーン部211によって閉じられるので、チェーン部
2−11即ちチェーン2゜1を自動的に緊張させること
ができる。このために、第3図によれば、チェーン2(
13)は、支持アーム4(12)自由端部40aによっ
て形成された周囲より大きい長さを有していて、車輪係
合開口部210を取り巻く二つの支持アームの一方の自
由端部40aにその端部2(13)bにより取り付けら
れ、一方、チェーン端部2(13)bを保持する支持ア
ーム40は、チェーン2(13)の他の端部即ち端部2
11を通るリング状の通し取付具212を有している。
チェーン2(13)の延長チェーン部211の端部21
1aは、それ自身は公知の方法で構成された固定装置2
15aにより支持円板20に固定され、この固定語W2
15 aはテンターフッタ、曲がりレバー止め等のよう
に構成することができるので、支持円板20にチェーン
部211が固定されていることとは無関係にチェーン2
(13)とそのチェーン部211を更に緊張させること
が可能である。
この場合、固定装置215aは締め付は装置として構成
されるので、それに対応して構成された緊張エンメント
以外の作用もすることになる。
チェーン2(13)又はチェーン部211を緊張させる
ために、チェーン2(13)の延長されたチェーン部2
11のチェーン端部211aは、コイルばね、ゴムバン
ド等として構成され得るばねエレメント24(12)形
で弾性又はばね緊張装置に接続される。このばねエレメ
ント240は、円形線上に配置されていて支持円板20
に固定されるか、又は形成されるガイド241によって
導びかれ、その自由端部240aにより支持円板20に
符号244において固定されている。ばねエレメント2
40を受けるためのガイド241は、ばねエレメント用
収容長孔又はみぞを有する弓状部材として構成されてい
て、ばねエレメント240がガイド241から横方向に
滑らないようにしている(第5図参照)。この場合の固
定装置215aは、チェーン2(13)又はそのチェー
ン部材211を支持円板20に付加的に固定するために
単に作用しているだけである。チェーン部211を有す
るチェーン2(13)をばねエレメント240を使用せ
ずに手で緊張させると、固定装置215aはチェーン2
(13)とそのチェーン部211を所定の緊張位置に維
持する。チェーン2(13)のための固定装置215a
は支持円板20上の櫛状クリップであり得る。
支持アーム40に固定されたスノー・チェーン20(1
2)外側チェーン2(13)はこの支持アームの自由端
部40aに固定されている。このために、各支持アーム
はスノー・チェーン20(12)チェーン2(13)の
環状リンクを受けて保持するための環状溝140をその
自由端部40aに具備している(第6図参照)。第7図
に示す実施例において、各支持アーム40は、二つの長
手方向縁部40bの近傍の自由端部40aに、スノー・
チェーン20(12)チェーン2(13)の環状リンク
を受けて保持するために使用される凹部141を備えて
いる。
しかし、スノー・チェーン20(12)チェーン2(1
3)を受けて保持するための支持アーム4oには様々な
構造の固定装置を設けることも可能である。
支持アーム40は支持円板2oに着脱可能に固定されて
いる。
支持アーム40を有する支持円板2oと、スノー・チェ
ーン20(12)チェーン・グリッドからなる滑り止め
装置を最小の可能な場所、例えば車の荷物入れ又はトラ
ンクに収容し得るようにするために、各支持アームは支
持円板の方向に湾曲又は回転可能なように支持円板20
に固定される。
第8図の実施例によれば、支持アーム40は支持円板2
0への固定区域に隣接して帯ヒンジ260を形成する切
欠き等261を有する部分を備えているので、支持アー
ム部262が帯ヒンジ状の構造を有することになり、支
持アーム40は第8図の作動位置Aから矢印Bの方向へ
曲げることにより支持円板20に適用できる。この支持
アーム4(12)位置は符号Bにおいて示されている。
このようにして曲がった支持アーム40を保持するため
に、図示されない装置が設けられていて、この曲がった
支持アーム40を位iBに保持することができるように
している。この固着装置は、例えばゴムバンド等でもよ
い。支持アーム40は湾曲することができるので、場所
を取らないようにして滑り止め装置を収容することが可
能である。
しかし、支持円板2(12)各支持アーム40は挿入可
能なようにして支持円板に保持され、そのま−回転及び
旋回可能に保持されることもできるので、支持アーム4
0を支持円板20に止め金で取り付けることが可能であ
る(第9図参照)。
第10図に示す実施例において、予め湾曲せしめられた
支持アーム40が、作動位置Aから支持円板20に係合
する位置Bへ支持アーム4oを旋回せしめ得る符号26
8において支持円板2oに関節結合されている。この実
施例の場合には、滑り止め装置をトランク内に場所を取
らないように収容することもまた可能であり、これは全
ての支持アーム40を旋回した状態にしておけば、滑り
止め装置の高さだけが制限されるからである。支持アー
ム40を作動位置Aに保持することができるようにする
ために、図示されない係止装置が各支持アーム4(12
)支持円板20に設けられていて、例えば係止ポルト等
を構成し得るので、支持アーム40は旋回しない位置A
を保持することができる。
各支持アーム40はボルト状又はリベット状の接続装置
によって支持円板2oに固定されていて、支持円板20
に取り外し可能に固定されることもできるので、摩耗し
たアーム40は新しいアームに取り替えることができる
。第12図には、八本の支持アーム40を有する支持円
板20が部分的に示されているが、アームの数は任意に
選定することができる。支持円g2(12)支持アーム
の数は滑り止め装置とこれに適用されるタイヤの大きさ
によっても左右される。支持アーム40はすべて同じ角
度の間隔を有している。チェーン・グリッド又はスノー
・チェーン20を保持する各支持アーム40は、例えば
適当なプラスチック又はばね鋼のようなはね返り弾性材
料で作られているので、各支持アーム4(12)自由端
部がタイヤ13の走行面14の近傍で弾性により下方へ
曲がることができる。支持アーム40は、滑り止め装置
10を車輪に取り付けた後、支持アームの自由端部が走
行面14と係合するように予め形成されている(第1図
参照)。
支持アーム40は、自由端部において外側に把持有形物
を具備しているので、滑り止め装置の把持は、スノー・
チェーン20(12)チェーン・グリッドによりよくな
っている。この把持有形物はスパイクとして構成される
か又はスパイクを備えている。
車輪のリムに対する滑り止め装置1(12)固定装置は
ボス状の固定円板50と止め輪150とからなっている
(第13図及び第17図参照)。
他の実施例によれば、固定円板50は車輪と一体の部品
である。この場合、車輪と固定円板50とはロール成形
又は単なる成形部材から成る。
固定装置50は、第11図において符号工8で示される
如きリムねじ、車輪スタッド等を通すために使用される
複数の開口部51を備えている。
固定円板50を固定するためのリムねじ又は車輪スタッ
ド18は、固定円板50を車輪リム11に固定し得る固
着ねじ85を受け入れるための内部にねじ山を有する孔
を具備している。
円形固定円板50は中央に取り付は部品として形成され
た円形断面のボス52を備えていて、これが円筒形体又
は円筒成形体として構成され、固定円板50と一体の部
品を形成している。ボス520)直径は固定円板5(1
2)直径より小さい。
その外周上には縁部53に隣接して、ボス52が複数の
ビード状の肩部を等間隔に具備している。
第13図の実施例においては、固定円板5(12)ボス
520)外周縁から放射方向に突出している四つのビー
ド状肩部55がある。
各ビード状肩部55の下には滑斜面兼案内面60(第1
5図)が形成されている。この滑斜面兼案内面60は四
部として構成されていて、面60から端部領域56aま
で円錐状に傾斜する入口部56を備えているので、入口
部56は端部領域56aより大きい。従って、滑斜面兼
案内面60を形成する凹部は楔状の形態を有し、固定円
板50に隣接する区域において円形突出面57によって
係止されている。滑斜面兼案内面6(12)端部領域5
6aは又必要ではないが止め具の形の境界線を有してい
る。
ボス520)外周面上に形成された円形突出面57は同
時に固定円板5(12)ボス52に装架された支持円板
2(12)上部限界面を構成している(第13図参照)
。開口部51の近傍では、各開口部51が局部的な孔と
してボス52内を貫通しているので、上記円形突出面5
7は途切れている(第13図参照)。
ビード状肩部55の下の滑斜面兼案内面60はすべて、
その入口部56が各々前記端部領域56aに向かい合う
ように形成され、且つ配置されている。各ビード状肩部
55は止め輪15(12)取り付けを用意にする平坦部
55aをその上部区域内に都合よく設けている。固定円
板5(12)ボス52は、滑り止め装置1(12)支持
アーム40を有していて止め輪150を受ける支持円板
20を受け入れる役目をする。
止め輪150は、固定円板50上に装架されている滑り
止め装置1(12)支持円板20を保護している。止め
輪15(12)外径は固定円板5(12)外径より僅か
に小さいか、又は同じであって、その内周面150aに
複数の係止ウェブ155を具備し、ウェブの数は固定円
板5(12)ボス52におけるビード状肩部55の数、
又は滑斜面兼案内面6(12)数に一致している。この
係止ウェブ155は滑斜面前案内面60へ導入され得る
ように構成されているので、止め輪150とボス52又
は固定円板50とを差込み式に係止する(第17図参照
)。
係止ウェブ155は樹形であって、固定円板50上に装
架された止め輪150により、各係止ウェブ155の円
錐形に傾斜した端部が、ビード状肩部55と円形突出面
57との間で滑斜面兼案内面を形成している凹部の入口
部56に向かい合うようになっているので、止め輪15
0をその中実軸を中心にして矢印Xの方向に回すと、係
止ウェブ155は面60上に挿入されて差し込まれバヨ
ネット閉塞式の係止効果が得られる(第16図及び第1
7図参照)。
止め輪15(12)係止ウェブ155が滑斜面兼案内面
60上に導入されるようにして止め輪150を固定円板
5(12)ボス52上に装架することができるように、
ウェブ155は固定円板5(12)二つのビード状肩部
55間の距離に相当する長さを有している。従って、止
め輪15(12)取り付は位置については、係止ウェブ
155が二つのビード状肩部55間を通ってから止め輪
150が円形突出面57上に載置され、係止ウェブ15
5が面60を形成している凹部に導入されるようになっ
ている。
止め輪150がボス52又は固定円板50がら自動的に
外れないように、止め輪150は他の係止装置を備えて
いて、これは止め輪15(12)内部壁面150aの凹
部156に配設されたはね返り弾性舌片の形で板ばね状
止め金160として構成されている。この板ばね状止め
金16(12)配置と構造は、止め輪150が固定円板
50がボス52上に装架されてはいるがまだ係止位置に
ない時、板ばね状止め金160が止め輪15(12)内
周面150aの凹部156内ヘビ一ド状肩部55により
押し戻されるようになっている。止め輪150が回転し
て係止されると、板、ばね状止め金160はボス520
)周辺に形成された凹部1520)近傍に置かれる。こ
の位置で、板ばね状止め金160は矢印X1の方向に凹
部156から自動的にはね返ろうとするので、この止め
金160はボス520)凹部152内に置かれ、そこで
、止め金16(12)自由端部がボス52における凹部
152をはね返している止め具153上に載置されると
いう係止装置を構成する。この結果、この凹部において
止め具153と係合している板ばね状止め金16(12
)自由端部は、ボス52から浮き上がるように作用して
、係止するための回転方向に逆って止め輪150が回ら
ないようにしている。
止め輪15(12)内周面150aに設けられた板ばね
状止め金16(12)数は任意に選定することができる
。第17図の実施例においては、止め輪15(12)内
周面150aから等角度範囲に配設された二つの板ばね
状止め金160がある。固定円板5(12)ボス520
)周辺に形成された凹部1520)数は板ばね状止め金
16(12)数に対応している。
止め輪150を製作する時には同時に止め金160をそ
のように形成する。止め輪150は、板ばね状止め金1
60に対して適用される如き舌片状の設計の場合には、
はね返り弾性の性質を有するプラスチックで作られる。
板ばね状止め金16(12)代わりに、様々な構造を有
する係止装置を使用することも可能である。
例えば、固定円板5(12)ボス520)円周上の対応
する凹部に係合する放射状に移動可能な、又はばね作動
式のボルトを使用することもできるが、この場合、止め
輪150を固定円板50から取り外すことができるよう
にこの係止ボルトを初期の位置に引き戻さなければなら
ない場合には、係止が解除されることに注意しなければ
ならない。
固定円板50から止め輪150を取り外すことができる
ようにするには、板ばね状止め金160を止め輪15(
12)内周面150a上の凹部156における係止位置
から初期位置へ移動することが必要である。このために
、第18図及び第19図に示す係止解除キー70が設け
られていて、取っ手状の柄71を有し、これは取っ手状
の柄71に対してぼり直立するようにして配設されてい
る隔置された二つの圧力舌片72.73をその自由端部
において支持している。この二つの圧力舌片72.73
間の距離は対応する板ばね状止め金16(12)間隔に
相当するので、圧力舌片72.73はボス520)二つ
の凹部152内に挿入されることができる。従って、第
17図によれば、止め輪150は、ボス520)二つの
凹部152に対応して、係止解除キー7(12)二つの
圧力舌片72.73を導入し得る凹部75を有している
係止解除キー7(12)圧力舌片72.73が上記凹部
75に導入されて、上記キー70が矢印X20)方向に
回転されると(第17図参照)、ボス520)凹部15
2内に置かれていた二つの止め金160はこの凹部から
押し出されて、止め輪15(12)内周面150aの凹
部156内へ動かされる。
板ばね状止め金160は、二つの圧力舌片72゜73の
移動通路となる端部領域において、止め具76が開放さ
れて二つの舌片72.73がそこにかかる程度に挿入さ
れる。圧力舌片72,73が上記止め具76に係合して
、係止解除キー7oを矢印X20)方向に更に回転する
と、舌片72.73は止め輪150を動かし、更に係止
ウユブ155を回転すると、ビード状肩部55間の係止
ウェブ155と共に固定円板5(12)滑斜面兼案内面
60から外れるので、この位置で止め輪150をボス5
2から取り外すことができる。
ボス52への止め輪15(12)取り付けも係止解除キ
ー70を使用して行なわれ、キー7(12)圧力舌片7
2,73を凹部75内に導入し、矢印Xの方向へキー7
0を回すと(第17図参照)、舌片72.73は共に止
め輪150を動かして係止ウェブ155が滑斜面兼案内
面60上に置かれるようになって、バヨネット式係止効
果が得られる。
板ばね状止め金16(12)固定領域において、凹部7
5は係止解除キー7(12)圧力舌片72.73によっ
て止め輪150を動かすための止め具78を有している
(第17図参照)。
第11図に示されているように、ボス52から離れた壁
面40aにおいて、固定円板50はリムねじ又は車輪ス
タッド開口部51の近傍にスペーサー・リング80を具
備しており、このリングは互換性アダプターとして構成
されている。これは、いろいろな大きさを持つスペーサ
ー・リング80により固定装置をタイヤの大きさに適応
させることができるようになっている。
支持アーム40を有する支持円板2oとそこに固定され
たスノー・チェーン20(12)チェーン・グリッドと
を使用した滑り止め装?& 10を、止め輪15(12
)固定円板5oからなる固定装置を使用した車のリム又
は車輪11に取り付けるには、固定円板50をリムねじ
又は車輪スタッド18を使用してリム11に固定した後
、滑り止め装置1゜の支持円板を固定円板5oのボス5
2に装架するようにして行なう。この時、止め輪150
をその係止ウェブ155がボス520)ビード状肩部5
5間の間隙に位置するように取り付ける。次いで、係止
解除キー7(12)圧力舌片72,73を凹部75内に
挿入してから、キー7oを矢印Xの方向へ回転しく第1
7図参照)、従って止め輪150をその中実軸を中心と
して回転すれば、係止ウェブ155L!止め輪15(1
2)内周面150aにおいて滑斜面兼案内面60を形成
する凹部内に置がれる2同時に、板ばね状止め金160
がボス520)凹部152に自己弾性力で係止されるの
で、止め輪150が不意に取り外しされないように係止
される。
板ばね状止め金16(12)自由端部は止め具状の凹部
153内に置かれているので、信頼性のある係止効果が
保証される。前記止め具の凹部153はアンダーカット
状に構成されていて、板ばね状止め金16(12)自由
端部が樹状の形態を有しているため、止め金16(12
)自由端部は前記止め具の凹部153から確実にはね返
ることができない。
従って、滑り止め装置10は固定円板50と止め輪15
0を含む固定装置により車輪リム11上に保持され、滑
り止め装置のスノー・チェーン200を有する支持アー
ム40がタイヤ走行面と係合するようになっている(第
1図及び第5図参照)。
滑り止め装置の取り外しは、このために圧力舌片72.
73により凹部75内に挿入される係止解除キー70を
使用して行われる。係止解除キー70を回転することに
より、板ばね状止め金160はその係止位置から止め輪
15(12)内周面150aの凹部156における初期
の位置へ動かされる。同時に、止め輪150は、止め輪
15(12)係止ウェブ155がボス520)滑斜面兼
案内面60から通りぬけるまで回されるので、止め輪1
50を取り外すことができる。次いで、滑り止め装置1
(12)支持円板20が固定円板5(12)ボス52か
ら取り外される。更に、滑り止め装置10を使用せずに
固定装置を準備しておく場合には、止め輪150を固定
円板50上に装架して係止するだけであるので、必要な
場合いっても滑り止め装W10を取り付けることが可能
である。
滑り止め装置1(12)支持円板20は中央開口部を具
備しているので、支持円板20は固定円板5(12)ボ
ス52上に装架される。この中央開口部の直径はボス5
20)直径より大きいため、ボス52に保持される滑り
止め装置1(12)支持円板20は偏心運動を行うこと
ができる。これにより、支持アーム40は支持円板20
と共にタイヤ走行面の周りに係合することができ、動(
タイヤの圧力又は圧縮運動に適応するのである。
同様にして、滑り止め装置のスノー・チェーン20(1
2)チェーン・グリッドが動くタイヤの圧縮運動に適応
するが、これはチェーン・グリッドが支持アームに支持
されていて、タイヤ走行面の近傍に保持されているから
である。更に、支持円板20における中央開口部の寸法
は、円板20がボス52上の円形突出面57を横切るこ
とができるように決められている。支持円板20はこの
円板と局部的に係合する止め輪150により上方に固着
され、一方、リムは実際の固定円板50により固着され
る。
第2図、第3図及び第4図に示すように、滑り止め装置
1(12)各支持アーム40は、支持アームの長手方向
に直角であって支持アーム上に間隔をもって配設されて
いる複数の摩耗防止帯270を具備している。これらの
摩耗防止帯は金属又は他の耐摩耗性材料で作られていて
、支持アーム40に固定されており、この帯270を固
定するために、各支持アーム40は前記帯の取り付は区
域において溝状の凹部を備えていて、例えば円形帯27
0が圧力ばね式に保持されている。摩耗防止帯270が
タイヤ走行面から離れた側においてはウェブ状に、即ち
***状に構成されていて、一方、タイヤ走行面に面した
側においては、帯の相当する部分が支持アームの同一面
端部となるために支持アーム4(12)材料に一体化さ
れるように形成されると都合がよい。把握をよくするた
めに、各支持アーム40が支持アームの長手方向に通る
摩耗防止帯を具備してもよい。
第17図の実施例においては、止め輪150は二つの凹
部156と内周面150aを有していて、凹部の数に対
応する数の板ばね状止め金160が係合するようになっ
ている。凹部156の数は二つに限らず、必要があれば
五つの凹部156を設けることも可能であり、五つの止
め金に対して五つの凹部があるために、一つの止め金1
60は各凹部に係合し得る。この場合、係止解除キー7
0は対応する数の圧力舌片を有しなければならず、凹部
から止め金160を押して止め輪150をボス52上に
装架せしめ、且つ係止解除作用も可能なようにする。
固定円板50は、ボス52から離れた壁面においてリム
ねじ又は車輪スタッド開口部51の近傍にスペーサー・
リング80を具備しており、このリングは互換性アダプ
ターとして構成されている。
これは、いろいろな大きさのスペーサー・リング80に
より固定装置を様々なタイヤの大きさに適応することが
できるようにしている。
支持円板20と支持アーム40とを含む滑り止め装置1
0を、固定円板50と止め輪150とを含む固定装置を
使用した車のリム又は車輪11に取り付けるには、固定
円板50をリムねじ又は車輪スタッド18等を使用して
リム11に固定した後、滑り止め装置1(12)支持円
板20を固定円板5(12)ボス52上に装架するよう
にして行なう。
止め輪150は取り付けられていないので、その係止ウ
ェブ155をボス520)ビーF状肩部55間の間隙に
置く。次いで、係止解除キー7(12)圧力舌片72,
73を凹部75に挿入してから、矢印Xの方向に係止解
除キー70を回転しく第17図参照)、従って止め輪1
5(12)内周面150aにおける係止ウェブ155が
滑斜面兼案内面60を形成する凹部内に置かれるまで、
止め輪150をその中実軸を中心にして回転する。
同時に板ばね状止め金160はボス520)凹部152
内に自己弾性力で係合するので、止め輪15(12)係
合が不意に解除されることはない。
止め金16(12)自由端部は止め異状の凹部153内
に置かれているので、信軌性のある係止作用が保証され
る。これらの止め具の凹部153はアンダー・カット状
に構成されていて、止め金16(12)自由端部がはソ
′樹状の形態を有しているため、止め金16(12)自
由端部は凹部153から確実にはね返ることができない
従って、滑り止め装置10は固定円板50と止め輪15
0とからなる固定装置により車輪のリム11に保持され
、滑り止め装置1(12)支持アーム40がタイヤ走行
面と係合するようにしている。
滑り止め装置10は係止解除キー、即ち圧力舌片72.
73をもう一度凹部75に挿入して取り外される。係止
解除キー70を回転することにより、板ばね状止め金1
60はその係止位置がら止め輪15(12)内周面15
0aにおける凹部156の初期の位置へ動かされる。同
時に、止め輪150は、その係止ウェブ155がボス5
20)滑斜面兼案内面60から動かされるまで回される
ので、止め輪150を取り外すことができる。次いで、
滑り止め装置1(12)支持円板20が固定円板5(1
2)ボス52から取り外される。更に、滑り止め装置1
0を使用しないが固定装置を準備しておき度い場合には
、止め輪150を固定円板50に装架するだけなので、
必要な場合はいつでも滑り止め装置10を取りることが
可能である。
滑り止め装置1(12)支持円板20は中央開口部を具
備しているので、支持円板20は固定円板5(12)ポ
ス52上に装架されることができる。前記中央開口部の
直径はボス520)直径より大きいため、滑り止め装置
1(12)支持円板2oは偏心運動を行うことができる
。このようにして、支持円板20と共にタイヤ走行面に
係合している滑り止めアーム40は動くタイヤの圧縮運
動に適応するのである。更に、支持円板20における中
央開口部の直径は、支持円板20がボス52上の円形突
出面57を横切ることができるように決められている。
支持円板2(12)上方の固着1はこの円板と釣り合っ
て重なり合っている止め輪150によって行われ、一方
、固定円板50は支持円板20をリムに固定している。
ボス52を有する固定円板50を車の車輪円板又はリム
に固定することができるように、固定円板50は、ねじ
接合部により固定円板5(12)ボス52に連結される
アダプター円板300を、指示円板20から離れた側に
具備している。アダプター円板300を固定円板5(1
2)ボス52に固定するために、アダプター円板300
は、アダプター円板30(12)中心Mの周りの円34
1上に複数のポス固定ねじ受け入れ孔340を備えてい
て、これらの孔が固定円板5(12)ボス520)孔5
1 (第13図及び第14図参照)と開基になっており
、孔34(12)数がボス520)孔51の数と一致し
ている。これらのボス固定ねじ受け入れ孔340は等間
隔に配設されている。第13図及び第20図の実施例に
おいては、アダプター円板300に四つの受け入れ孔が
あり、これに対して第21図に示すアダプター円板30
(12)実施例では円341上に五つの受け入れ孔34
0がある。
このような孔34(12)数はボス52を有する固定円
板5(12)大きさによって決まる。孔340は内部に
ねじ山を備えているので、相当するねじを挿入した後、
アダプター円板300上に装架される固定円板50は取
り外し可能にそれと接続することができる。
アダプター円板300は複数の放射方向に向けられた長
孔302,303,304,305及び312.313
,314,315,316,317を有していて、これ
らはアダプター円板300に同一ピッチ、異なるピッチ
又は様々のピッチで構成されている(第20図参照)。
第20図に示すアダプター円板30(12)場合には、
長孔が異なる直径を有する二つの円上に配置されている
。長孔302〜305はアダプター円板30(12)中
心Mに隣接する円3(13)上に等間隔に設けられてお
り、一方、長孔312〜314及び315〜317は外
側円311上に一部が非等間隔に設けられている。アダ
プター円板30(12)中心Mに隣接する円3(13)
上には四つの長孔があり、一方、外側円311上には六
つの長孔がある。
内側円3(13)上の長孔302〜305の配置は、第
一の孔302がアダプター円板の中心Mを通る中心線M
Lから約30’の距離にあるようになっている。アダプ
ター円板30(12)外側円311上に位置する六つの
長孔312〜314及び315〜317に関しては、長
孔312,313.314が等間隔に配置されている。
各孔間の距離は約120°で、第一〇長孔312が中心
線MLから約75°で始まっている。続いて設けられて
いる長孔313.314は各孔間が約120°になって
いる。
外側円の他の長孔315,316.317はアダプター
円板300に次のように配置されている。
最初の長孔315は中心線MLから約45°の距離にあ
る。次いで左開りに長孔316,317が設けられてい
て、孔315と孔316の間隔及び孔316と孔317
の間隔は各々約90°であり、二つの孔315.317
は互いに向かい合っている。第20図に示すアダプター
円板300における長孔302〜305.312〜31
4及び315〜317の間隔と配置はこうして得られる
第21図に示すアダプター円板30(12)実施例にお
いては、アダプター円板の中心Mに面する円321上に
五つの放射状且つ等間隔に配置された長孔322〜32
6があり、これに対して外側円331上には他の五つの
長孔332〜336がアダプター円板に形成されていて
、これらも放射状且つ等間隔に配置されている。しかし
、長孔332〜336は他の長孔322〜326に置き
換えられてもよい。内側円321上に配置されている最
初の長孔322は、アダプター円板の中心Mを通る中心
線MLから約24°の距離に配置されていて、次いで他
の長孔323〜326が等間隔に設けられている。次に
は、中心線MLから約47°の距離に、外側円331上
に位置する最初の長孔332が配置されていて、次いで
等間隔に設けられた他の長孔333〜336がある。円
341上のボス固定ねじ孔340は、最初の受け入れ孔
340が中心線ML上にあって、後続する各受け入れ孔
が先行する名札から約72°の距離に配置されるように
、長孔322〜326及び332〜336に対して位置
決めされている。第21図によるアダプター円板30(
12)場合には、長孔332〜336は長孔322〜3
26より短い。長孔332〜336は長孔322〜32
6の約半分の長さである。第20図によるアダプター円
板30(12)場合には、長孔はすべて同じ長さを有し
ている。各円上にある長孔の配置はこの円か長孔の中心
を通るようになっている。
アダプター円板300は金属特に耐蝕材料で作られるが
、他の高強力材料を使用してアダプター円板を製作する
ことも可能である。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明は滑り止め装置として支持円板とア
ームとチェーンとが一体のように構成されているので、
チェーンの取り付けは支持円板を取り付けるだけでよ〈
従来技術のように面倒がない。又、支持円板は差込み状
に簡単に取り付けられていて車輪の運動に順応でき、チ
ェーンを付けているアームがプラスチックのため、その
弾性を利用してチェーンを自動的に緊張せしめ雪氷等に
対して効果を発揮することができる。更に、多様なタイ
ヤに適応できるので、各種の滑り止め装置は必要な(、
又、折りたたむことができて、小さなスペースに収納で
きる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は車のタイヤに取り付けられた状態でスノー・チ
ェーンとしてのチェーン・グリッドを有する滑り止め装
置の概略図、第2図はスノー・チェーンのガイドを有す
る滑り止め装置の二つの支持アームの平面図、第3図は
車輪係合開口部を形成している二つの支持アーム間の滑
り止め装置用チェーン・ガイドの他の実施例の平面図、
第4図は二つのガイド・クリップと、車輪係合開口部を
形成する支持アームの長手方向に移動可能なチェ−ン部
とを使用している滑り止め装置の二つの支持アーム間の
スノー・チェーン・ガイドの他の実施例の平面図、第5
図は滑り止め装置と、支持アームにより保持されている
スノー・チェーンの外側チェーンを緊張する機構とを取
り付けた車のタイヤの平面図、第6図は滑り止め装置の
チェーン・グリッドの外側チェーンを取り付けた支持ア
ームの端部の拡大縦断面図、第7図は支持アーム端部に
滑り止め装置のチェーン・グリッドの外側チェーンを固
定している他の実施例の拡大平面図、第8図は作動位置
と湾曲位置において、支持円板に固定されていて帯ヒン
ジ状の部分を具備している支持アームの部分正面図兼部
分縦断面図、第9図は揺動した位置における内側及び外
側に揺動可能且つ回転可能な支持アームの図、第10図
は滑り止め装置の支持円板に関節接合されている内側及
び外側に回転可能な支持アームの他の実施例における部
分正面図兼部分縦断面図、第11図はタイヤ走行面に重
なり合っている滑り止め装置の支持アームを付けた車輪
の部分縦断面図、第12図は支持アームを保持している
滑り止め装置の支持円板の部分平面図、第13図は滑り
止め装置用固定装置のボスを有する固定円板の平面図、
第14図は固定円板の縦断面図、第15図は固定円板の
側面図、第16図は固定円板における閉塞区域の図、第
17図は滑り止め装置用固定装置の止め輪の平面図、第
18図は係止解除キーの平面図、第19図は係止解除キ
ーの正面図、第20図はアダプター円板の平面図、第2
1図はアダプター円板の他の実施例の平面図である。 10・・・・滑り止め装置、11・・・・車輪、13・
・・・タイヤ、20・・・・支持円板、40・・・・支
持アーム、50・・・・固定円板、52・・・・ボス、
55・・・・ビード状肩部、60・・・・滑斜面兼案内
面、70・・・・係止解除キー、150・・・・止め輪
、155・・・・係止ウェブ、160・・・・板ばね状
止め金、200・・・・スノー・チェーン、2(13)
・・・・チェーン、211・・・・チェーン部、210
・・・・車輪係合開口部、220・・・・クリップ、3
00・・・・アダプター円板、340・・・・ボス固定
ねじ孔。

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)タイヤ付き車輪を有する氷上車及び雪上車用滑り
    止め装置において、 a)滑り止めアームが中央開口部を具備した支持円板上
    に載置されていて、車輪円板支持軸に平行な軸を中心と
    して小範囲に旋回するようにし、 b)支持円板を車輪円板又はリムに固定するために、リ
    ムねじ、車輪スタッド等のための複数の開口部を有する
    固定円板が設けられて、該固定円板は、中央に固定円板
    より小さな直径を有する円形ボスを具備し、固定円板か
    らその外周の上縁部に隣接する距離において複数のビー
    ド状肩部を有して、その下に入口部からボスの円周方向
    に傾斜する滑斜面兼案内面を形成し、ボスを囲む滑り止
    めアームを有する支持円板を保持し、入口部に向って延
    びている円錐状に傾斜した部分を有するボスの滑斜面兼
    案内面に導入可能な差込み式係止効果をもたらす係止ウ
    ェブを有していて、且つ止め輪の係止位置において、ボ
    ス外周の凹部で固定円板に係合して不必要な係止解除を
    防ぐように止め具に支持された少なくとも一つの板ばね
    状止め金を内部壁面に有するボスに装架された止め輪に
    よって固着され、係止解除キーにより係止位置から係止
    解除位置へ移行されることができ、 c)滑り止めアームを有する支持円板が偏 心回転運動を行なうために固定円板のボスに間隙を設け
    て配置されているようにした滑り止め装置。
  2. (2)滑り止め装置が、タイヤ走行面に係合するプラス
    チック又は他の適当な材料で予め曲げられた形状の、複
    数の等間隔に配置された放射状に向いた支持アームを有
    する中央開口部を設けた支持円板と共に、車輪円板又は
    リムに固定可能な固定円板と、チェーン・グリッドとし
    て構成されていて支持アーム間につるされる支持アーム
    に固定されたスノー・チェーンとを含んでいる、特許請
    求の範囲(1)に従う滑り止め装置。
  3. (3)車輪円板又はリムに固定可能で、リムねじ、車輪
    スタッド等を通すための開口部を有するボスを備えた固
    定円板と、タイヤ走行面に係合していて把持性有形物及
    びスパイクを自由端部において外部に保持する、予め曲
    げられたプラスチック又は他の適当な材料有形物から形
    成された複数の等間隔に配置されて放射状に向いた支持
    又は滑り止めアームを有する、止め輪によって固定円板
    に保持されて係止される支持円板はを具備した滑り止め
    装置において、固定円板が、ねじ接合によって固定円板
    のボスに接続され、且つ同一ピッチ及び/又は非同一ピ
    ッチ又は様々なピッチで複数の放射状の長孔を備えたア
    ダプター円板を支持円板から離れた側において保持して
    いる、特許請求の範囲(1)又は(2)に従う滑り止め
    装置。
  4. (4)車輪円板又はリムに固定された固定円板により車
    輪円板又はリムに固定可能な中央開口部及びタイヤ走行
    面に重なり合うプラスチック又は他の適当な材料の予め
    曲げられた形状で作られた複数の等間隔で放射状に位置
    決めされた支持アームを有する支持円板と、支持アーム
    に固定されていてチェーン・グリッドとして構成され且
    つ支持アーム間につるされていて支持アームに固定され
    たスノー・チェーンとを含む、特許請求の範囲(2)に
    従う滑り止め装置。
  5. (5)スノー・チェーンが、支持アームの自由端部に固
    定される外側チェーンと、一方の端部がチェーンに他方
    の端部が支持アームに固定されるチェーン部を含んでい
    る、特許請求の範囲(2)又は(4)に従う滑り止め装
    置。
  6. (6)スノー・チェーン・グリッドのチェーンが、二つ
    の支持アームの近傍でエンドレス状又は中断したように
    構成されている、特許請求の範囲(2)、(4)及び(
    5)の何れかに従う滑り止め装置。
  7. (7)スノー・チェーン・グリッドのチェーンが、二つ
    の支持アーム間の区域で支持円板まで導かれて車輪係合
    開口部又は取付け開口部を形成し、且つ支持アームと支
    持円板の接続区域において該支持アームに保持されてい
    る、特許請求の範囲(2)及び(4)乃至(6)の何れ
    かに従う滑り止め装置。
  8. (8)二つの支持アーム間の車輪係合開口部がチェーン
    部により閉塞されている、特許請求の範囲(2)及び(
    4)乃至(7)の何れかに従う滑り止め装置。
  9. (9)支持アームの自由端に固定されているスノー・チ
    ェーンのチェーンが、該車輪係合開口部を形成するため
    の二つの支持アーム間の区域で中断したように構成され
    て、チェーンの一端部が車輪係合開口部を拘束している
    一方の支持アームに固定され、他方の支持アームに固定
    されているチェーン端部が延長されるようにし、この延
    長されたチェーン部が二つの支持アームの長さと二つの
    支持アーム間の距離よりも大きい長さを有していて、チ
    ェーンの端部における通しリングを通ることにより、車
    輪係合開口部を拘束している二つの支持アームの一方に
    隣接する支持円板上に、チェーンの延長部の自由端部を
    引っ掛けるためのフック等のような固定装置が設けられ
    ている、特許請求の範囲(2)及び(4)乃至(8)の
    何れかに従う滑り止め装置。
  10. (10)スノー・チェーンのチェーンが、車輪係合開口
    部を横方向に拘束している二つの支持アームの近傍で中
    断したように構成されていて、その自由端部により支持
    アームの自由端部に固定され、車輪係合開口部を拘束し
    ている二つの支持アームが、支持アームの上下区域に両
    端部で固定されていて上部自由端部から支持円板に面す
    る端部にかけて、円錐形に傾斜するように構成されてい
    る各一つのクリップを、相対するアームの長手方向の縁
    部に保持し、このクリップが上部区域においてリング状
    の部分を具備していて、チェーンが支持アームの長手方
    向に移動可能に二つのクリップに保持され、その端部チ
    ェーン・リンクが二つの支持アームに沿って二つのクリ
    ップを通り、チェーンが下部区域における二つの支持ア
    ームの間隔にほゞ相当する長さを有している、特許請求
    の範囲(2)及び(4)乃至(9)の何れかに従う滑り
    止め装置。
  11. (11)支持アームの自由端部によって形成されている
    周辺部より大きい長さを有するスノー・チェーンの外側
    端部が、車輪係合開口部を拘束している二つの支持アー
    ムの一方の自由端部にその端部によって固定され、支持
    アームがリング状の通し取付具を有するチェーン端部を
    保持し、チェーンの他の延長端部がこの通し取付具を通
    って、延長チェーン部の端部近くでそれ自身は公知の方
    法で構成されているアンダーフック、曲がりレバー等の
    ような固定装置により支持円板に固定されることができ
    る、特許請求の範囲(2)及び(4)乃至(10)の何
    れかに従う滑り止め装置。
  12. (12)外側チェーンを緊張させるために、外側チェー
    ンの延長チェーン部の自由端部が、円形線上に配設され
    ていて支持円板に固定されるか、又は形成されているガ
    イドによって導かれ、且つ支持円板に自由端部が固定さ
    れているコイルばね、ゴムバンド等のようなばねエレメ
    ントに接続されている、特許請求の範囲(2)及び(4
    )乃至(11)の何れかに従う滑り止め装置。
  13. (13)各支持アームが、その自由端部において、スノ
    ー・チェーンのチェーンの環状リンクを受けて取付ける
    ための環状溝を有している、特許請求の範囲(2)及び
    (4)乃至間の何れかに従う滑り止め装置。
  14. (14)支持アームが、その自由端部の近傍で二つの長
    手方向の縁部に密接して、スノー・チェーンのチェーン
    の環状リンクを受けて取付けるための凹部を有している
    、特許請求の範囲(2)及び(4)乃至(13)の何れ
    かに従う滑り止め装置。
  15. (15)支持アームが取り外し可能であって互換性があ
    るように支持円板に固定されている、特許請求の範囲(
    2)及び(4)乃至(14)の何れかに従う滑り止め装
    置。
  16. (16)各支持アームが支持円板の方向に旋回可能で且
    つ湾曲することができる、特許請求の範囲(2)及び(
    4)乃至(15)の何れかに従う滑り止め装置。
  17. (17)各支持アームが、支持円板への固定区域の近傍
    で、帯ヒンジを形成するための欠切り等を外部に備えた
    部分を有している、特許請求の範囲(2)及び(4)乃
    至(15)の何れかに従う滑り止め装置。
  18. (18)各支持アームが支持円板に挿入されることがで
    き、支持円板に回転可能且つ旋回可能に配設されている
    、特許請求の範囲(2)及び(4)乃至(15)の何れ
    かに従う滑り止め装置。
  19. (19)各支持アームが支持円板に関節結合されていて
    支持円板上に折り返されることができ、支持アームが折
    り返されていない位置においては係止ボルト等のような
    係止装置により係止されることができる、特許請求の範
    囲(2)及び(4)乃至(15)の何れかに従う滑り止
    め装置。
  20. (20)各支持アームが、支持アームの長手方向に直角
    に配置されていてそこから間隔を設けるようにして位置
    決めされている金属又は他の非摩耗性材料の複数の摩耗
    防止帯を有している、特許請求の範囲(2)及び(4)
    乃至(19)の何れかに従う滑り止め装置。
  21. (21)各支持アームが、該アームの長手方向に走る金
    属又は他の耐摩耗性材料で作られた少なくとも一つの摩
    耗防止帯をその外側に具備している、特許請求の範囲(
    2)及び(4)乃至(20)の何れかに従う滑り止め装
    置。
  22. (22)支持アームが支持円板に固定して配置され、又
    は車輪円板支持軸に平行な軸を中心として小範囲に旋回
    することができる、特許請求の範囲(2)及び(4)乃
    至(21)の何れかに従う滑り止め装置。
  23. (23)支持アームが、タイヤ走行面に係合している端
    部において、外部に把持有形物又はスパイクを具備して
    いる、特許請求の範囲(2)及び(4)乃至(22)の
    何れかに従う滑り止め装置。
  24. (24)各支持アームが回復能力を有するプラスチック
    で作られている、特許請求の範囲(2)及び(4)乃至
    (23)の何れかに従う滑り止め装置。
  25. (25)支持円板を車輪円板又はリムに固定するために
    、リムねじ、車輪スタッド等のための複数の開口部を有
    する固定円板が設けられて、中央に固定円板より小さな
    直径を有する円形ボスを保持し、固定円板からその上端
    部に隣接する距離とその周辺部において複数のビート状
    肩部を有して、その下に入口部からボスの円周方向に円
    錐状に傾斜する滑斜面兼案内面を形成し、ボスを囲む支
    持アームを有する支持円板を保持し、支持円板がボスに
    装架されている止め輪によって固着され、この止め輪は
    、ボス上にあって入口部へ延びている円錐状に傾斜した
    部分により差込み式係止を引き起こす滑斜面兼案内面に
    挿入可能な係止ウェブを有していて、且つ、固定円板上
    の止め輪の係止位置において、ボス外周の凹部で係合し
    て不必要な係止解除を防ぐように止め具に支持され、係
    止解除キーにより係止位置から係止解除位置へ移行可能
    な少なくとも一つの板ばね状止め金をその内部壁面に有
    し、支持アームを有する支持円板が偏心回転運動を行な
    うために固定円板のボスに間隙を設けて配置されている
    、特許請求の範囲(2)及び(4)乃至(24)の何れ
    かに従う滑り止め装置。
  26. (26)固定円板のボスの周辺部に、等間隔に配置され
    てその上に形成された入口部を有する四つのビード状肩
    部が設けられていて、止め輪の内部壁面には、ビード状
    肩部の数に相当する多くの等間隔に配置された係止ウェ
    ブが形成されている、特許請求の範囲(25)に従う滑
    り止め装置。
  27. (27)止め輪がその内部壁面に二つの等間隔に配置さ
    れた板ばね状止め金を具備していて、この止め金が係止
    位置において止め金の数に相当する多くの凹部で自動的
    に揺動することができ、外圧が加えられた場合には、止
    め輪の内部壁面において係止を解除するために凹部に戻
    ることができる、特許請求の範囲(25)又は(26)
    に従う滑り止め装置。
  28. (28)板ばね状止め金の係止を解くための係止解除キ
    ーが取っ手状の柄を構成していて、その一方の自由端部
    において、柄に対して直立して配置されている間隔を有
    する圧力舌片を具備し、その間隔が相対する板ばね状止
    め金の間隔に一致している、特許請求の範囲(25)乃
    至(27)の何れかに従う滑り止め装置。
  29. (29)固定円板が、ボスから離れた壁面において、リ
    ムねじ又は車輪ボルト用開口部の近傍にスペーサー・リ
    ングとして構成される互換性アダプターを具備している
    、特許請求の範囲(25)乃至(28)の何れかに従う
    滑り止め装置。
  30. (30)固定円板を固定するためのリムねじ又は車輪ス
    タッドが固着ねじを受け入れるために内ねじを有する孔
    を具備している、特許請求の範囲(25)乃至(29)
    の何れかに従う滑り止め装置。
  31. (31)止め輪の係止ウェブの長さが固定円板ボスにお
    ける二つのビード状肩部の間隔にほゞ相当している、特
    許請求の範囲(25)乃至(30)の何れかに従う滑り
    止め装置。
  32. (32)支持円板を固定するために、滑り止め装置が、
    車輪円板又はリムに接続していて支持円板に対して係止
    可能な取付け支持物に接続している固定円板を具備し、
    固定円板が取り外しできないように車輪円板又はリムに
    接続して車輪の一部を形成している、特許請求の範囲(
    25)乃至(31)の何れかに従う滑り止め装置。
  33. (33)アダプター円板が、その中心の周りに導かれる
    少なくとも二つの円形線上に位置する異なる直径を有す
    る長孔を有している、特許請求の範囲(1)乃至(32
    )の何れかに従う滑り止め装置。
  34. (34)長孔がアダプター円板の中心に隣接する円形線
    上に等間隔で配置され、一方、外側円形線上の長孔が同
    一及び同一でない間隔で配置されている、特許請求の範
    囲(33)に従う滑り止め装置。
  35. (35)アダプター円板がその中心に隣接する円形線上
    に四つの長孔を有している、特許請求の範囲(1)乃至
    (34)の何れかに従う滑り止め装置。
  36. (36)アダプター円板が外側円形線上に六つの長孔を
    有している、特許請求の範囲(1)乃至(35)の何れ
    かに従う滑り止め装置。
  37. (37)外側円形線上の六つの長孔の内、三つの長孔が
    アダプター円板に等間隔に設けられていて、これらの孔
    の二つの各間隔が約120°であり、三つの孔の内の第
    一の孔がアダプター円板の中心を通る中心線から約75
    °の距離にあり、これに対して他の三つの孔の内、第一
    の孔が中心線から約45°の距離にあって、他の二つの
    孔が左回りに約90°になるようにアダプター円板に互
    いに距離を有していて、第一と第三の長孔が互いに向か
    い合っている、特許請求の範囲(1)乃至(36)の何
    れかに従う滑り止め装置。
  38. (38)アダプター円板の中心に面した円形線上には、
    五つの等間隔に配置されていて放射状に向いた長孔が設
    けられ、これに対して外側円形線上には、五つの等間隔
    に配置されていて放射状に位置した長孔があって、これ
    らが該外側円形線上の前記長孔に対して偏心していて置
    き換えられている、特許請求の範囲(1)乃至(37)
    の何れかに従う滑り止め装置。
  39. (39)アダプター円板における五つの長孔の内の第一
    の長孔が、アダプター円板の中心を通る中心線から約2
    4°だけ間隔を設け、外側円形線上に位置する五つの長
    孔の内の第一の長孔が、中心線から約47°の距離でア
    ダプター円板に位置決めされている、特許請求の範囲(
    1)乃至(38)の何れかに従う滑り止め装置。
  40. (40)外側円形線上に位置する長孔が内側円形線上の
    長孔の長さの半分である、特許請求の範囲(1)乃至(
    39)の何れかに従う滑り止め装置。
  41. (41)アダプター円板が、円形線上に位置する四つ又
    は五つの等間隔に配置されたねじ山を有するボス固定ね
    じ受け入れ孔を有している、特許請求の範囲(1)乃至
    (40)の何れかに従う滑り止め装置。
JP1225386A 1985-01-29 1986-01-24 タイヤ付き車輪を有する氷上車及び雪上車用滑り止め装置 Granted JPS6250209A (ja)

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DE8503359.6 1985-02-07

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