JPS624977A

JPS624977A - 弁装置

Info

Publication number: JPS624977A
Application number: JP14156985A
Authority: JP
Inventors: Mikio Suzuki; 幹夫鈴木; Masaaki Hayashi; 正明林
Original assignee: Toyoda Koki KK
Current assignee: Toyoda Koki KK
Priority date: 1985-06-29
Filing date: 1985-06-29
Publication date: 1987-01-10
Also published as: JPH0437318B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、液体等の流体の流通を開閉あるいは絞り制御
する弁装置に関するものである。

〈従来の技術〉弁を構成ずろ要素には、光種金属材よりなる二つの円筒
状体を嵌合し、嵌合面を銅「１つ付１ッて固定する部分
がある。例えば、電磁弁の場合、ソレノイドによって軸
動するスプールの摺動部にはステンレス銅等の非磁性体
からなるプラグを鉄等の磁性体からなるバノｌブ本体に
底合し、その嵌合面を鋼ロウ材している。

この鋼ロウ材の方法は、プラグの外径にリング状の銅ロ
ウ材を挿入する四部を設け、この四部に鋼材を挿入して
プラグをバルブ本体の内径に嵌合し、高温真空炉内にて
銅「Ｊつ材を溶融して嵌合面の隙間に滲透さゼている。

〈発明が解決しようとする問題点〉上記従来の鋼ロウ材の場合、鉄のバルブ本体に比較して
ステンレス鋼のプラグの方が熱膨張率が高いため、高温
時に嵌合面が密圧着し、溶融した鋼ロウ材は凹部では固
まるが、嵌合面間の隙間に流れ込まず、銅ロウ付強度の
確保に難点があった。また、熱膨張率を見込んで、嵌合
面の隙間に銅ロウ材が流れ込むように、予めブラグの外
径若しくはバルブ本体の内径１１法を太き（するに１両
者の嵌合にガタが生じバルブ本体とプラグ七の同芯度が
出せない問題がある。

く問題点を解決ずろための手段〉本発明は、−Ｆ記従東の問題点を解決するために、異種
金属材よりなる二つの部材の嵌合面の内、外径の何れか
一方の面に、前記他方の嵌合面との間でロウ材を挿入す
る挿入隙間を形成する第１段差部と、この第１段差部り
と連続して他方の嵌合面に向かって接近する［１つ林業
内用のテーパ面部と、前記他方の嵌合面との間でロウ骨
用微小隙間を形成する第２段差部と、嵌合圧入部とを設
けたものである。

〈作　　　用〉本発明は、嵌合圧入部によって両部材は銅芯で嵌合状態
を保持し、凹部に挿入されている同ロウ材が溶融すると
、テーパ面に沿って隙間に銅ロウ材が流れ込み、テーパ
面と隙間とにわたる銅ロウ付部にて融着されろ。

く実　施　例〉以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第１図
は本発明を適用した電磁弁を不ず。

ＩＯは磁性体からなろｔＸ）Ｌブ本体１−あり１、二の
Ｉくノ［ブ本体１０には弁孔１１か円）…され、この弁
孔１１に第１の流体通路１２に連通されたポー日：３が
半径方向に開「１された非磁１′＋体からなるプラグ４
０が同部で圧入嵌合並びに銅１−１つ付４６に１＝固定
されている。、二のプラグ４０の十−？Ｍ’＋　！二は
ユニオン１４が螺着され、この：１−ニオン１４に前記
弁孔１１に開口するポート１５が軸線方向に形成され、
このポート１５は第２の流体通路１６にて連ｊ山され１
＝いる。バルブ本体団には非磁性体からなる７＋１−ブ
１７が１１ウイ・４等によって固着され、この×１１−
ブ１７の内周上部には磁性体からなるヨーク１８が嵌合
固定され、このヨーク１８の下端、、！：／＜月ブ本体
１０の」１端との間には所定の空隙が形成されている。

スリーブ１７の外周には非磁性体からなるボヒン１９に
在かれたソレノイド２０が取付けられている。

前記弁孔１１並びにプラグ４０には磁性体からなるスプ
ール２１が摺動可能に嵌挿され、このスプール２１の下
端に半径方向に切欠かれた絞り用スリット２２が軸線方
向に所定の長さに百って刻設されている。スプール２１
は非磁性体からなる圧縮スプリング２３のバイアスによ
り通常ユニオン１４に衝接する下降端に保持され、この
状態においてはスリット２２は前記ポート１３との連通
が速断されている。しかるにスプール２１がスプリング
２３のバイアスに抗して上方向に変位されると、スリッ
ト２２はポートＩ３に開口し、このスリット２２を介し
て両ポート１３．１５を互いに連通ずるようになってい
る。

前記ヨーク１８には、その軸線方向に貫通穴２５が形成
され、この貫通穴２５に刻設した雌ねじ２５ａにアジャ
ストねじ軸２６が螺合され、このアジャストねじ軸２６
の端部により前記スプリング２３の初期設定圧が調整で
きるようにしている。

２８はソレノイド２０を包囲し、かつ下端がバルブ本体
ＩＯに接合する磁性体からなるノ１バーである。

　５一本発明の骨子は、磁性体及び非磁性体の異種金属材より
なる二つの円筒体の嵌合銅ロウ付手段にあり、以下その
嵌合銅「１つ付手段の具体的構成について、前記バルブ
本体１０の弁孔ＩＩとプラグ４０の嵌合銅ロウ付固定に
例をとって第２図により説明する。

バルブ本体ＩＯの円筒状嵌合面４１と、この円筒状嵌合
面４１の内周に嵌合されるプラグ４０の円筒状嵌合面４
１は銅ロウ材挿入領域Ａと、鋼目「り付領域Ｂと、嵌合
圧入領域Ｃにおいて互いに嵌合している。ここにおいて
前記バルブ本体１０側の嵌合面４１は各領域に０゛って
ストレートに形成され、またプラグ４０側の嵌合面４１
には各領域に対応して第１段差部４５、テーパ部４４、
第２段差部５０、圧入部５１が段差をＩ）って形成され
ている。

そして、この第１段差部４５と嵌合面４１との間にリン
グ状の銅ロウ材４３を挿入する挿入隙間６Ｉが形成され
、また第２段差部５０と嵌合面４１との間にロウ骨用微
小隙間６２が形成され、さらに圧入部は嵌合面４１に締
め代をもって圧入嵌合されている。

尚、上記銅ロウ材挿入部Ａを構成する第１段゛差部４５
、ロウ付領域Ｂを旧蔵するテーパ面部４４並びに第２段
差部５０、嵌合圧入領域Ｃを構成する圧入部５１はバル
ブ本体１０の円筒状嵌合面４１側に形成してもよい。ま
た、バルブ本体１０とプラグ４０との嵌合銅ロウ付に限
らず、スリーブ１７とバルブ本体１０との嵌合ロウ材、
その他の異種金属材よりなる弁構成要素に適用される。

さらに、電磁弁以外の他の弁装置にも適用可能である。

本発明は上記の通りの構造であるから、挿入隙間口にリ
ング状の銅ロウ材４３を挿入し、プラグ４０をバルブ本
体１０の円筒状嵌合面４１に圧入嵌合する。この圧入嵌
合はプラグ４０のベルブ本体ＩＯの円筒状嵌合面４１に
対し圧入部５１が締め代をもって圧入されろことで弁孔
１１とプラグ４０とは同意嵌合状態を保持する。そして
、円筒状嵌合面４１と第２段差部５０との間に積極的に
隙間Ｇ２が形成される。

これを高温真空炉内等にて加熱し、銅ロウ材４３を溶融
する。このとき、熱膨張率の高いプラグ４０は膨張する
が、微小隙間Ｇ２は熱膨張があってｔ）充分な隙間を保
持しているため、溶融した銅ロウ材４３はテーパ面４５
に沿って微小隙間Ｇ２内に流れ込み、テーパ面４５から
第２段差５０に百る銅ロウ付領域Ｂて「１つ付４６が行
われるのである。

〈発明の効果〉以上のように本発明によると、円筒状嵌合される異種金
属材よりなる弁構成要素の嵌合面の内、外径の何れか一
方の面に、銅ロウ材を挿入する四部を形成する第１段差
部と、この第１段差部と連続して他方の嵌合面に向かう
テーパ面並びに第２段差部と圧入部とを設けたものであ
るから、溶融した銅ロウ材が流れ込む隙間を熱膨張を見
込んで大きく形成してｔ）圧入部により同意嵌合状態が
確保され、しかもロウ材は微小隙間に確実に流れ込んで
ロウ材されるため、嵌合ロウ付強度が増大する効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例として電磁弁に適用した断面図
、第２図は本発明の要部を示す第１図■矢視部拡大断面
図である。１０・・・バルブ本体、１１・・・弁孔、２１・・・ス
プールハ４０・・・プラグ、４１・・・嵌合穴、４２・
・・凹部、４３・・・銅ロウ材、４４・・・テーパ面、
４５・・・隙間、４６・・・銅１１つ付、Ａ・・・銅ロ
ウ材挿入部、Ｂ・・・銅ロウ付部、Ｃ・・・嵌合圧入部
。

Claims

【特許請求の範囲】

異種金属材よりなる二つの円筒状体を嵌合し、嵌合面を
ロウ付して固定する弁構成要素において、前記嵌合面の
内、外径の何れか一方の面に、前記他方の嵌合面との間
でロウ材を挿入する挿入隙間を形成する第１段差部と、
この第１段差部と連続して他方の嵌合面に向かって接近
するロウ材案内用のテーパ面部と、前記他方の嵌合面と
の間でロウ付用微小隙間を形成する第２段差部と、前記
他方の嵌合面に対して締め代をもって圧入する嵌合圧入
部とを設けたことを特徴とする弁装置。