JPS6249085A - 電流信号操作電磁弁 - Google Patents

電流信号操作電磁弁

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JPS6249085A
JPS6249085A JP18719485A JP18719485A JPS6249085A JP S6249085 A JPS6249085 A JP S6249085A JP 18719485 A JP18719485 A JP 18719485A JP 18719485 A JP18719485 A JP 18719485A JP S6249085 A JPS6249085 A JP S6249085A
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solenoid
light emitting
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solenoid coil
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Toshio Tsukioka
月岡 俊男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は油圧機器等に用いられる電磁弁に関し、NKt
+しくは、ソレノイド励磁電源と分離した信号線からの
小電流のオン・オフ信号で半導体スイッチング素子を介
してソレノイドの付勢・消勢を制御するようにした電流
信号操作電磁弁の特に動作表示方式の改良に関する。
〔従来の技術〕
電磁弁の開閉制御を光信号に基づいて行なうことにより
、電気的雑音の除去と電磁誘導妨害(EMI)の除去、
およびコンピュータ制御系との整合性の向上を果すこと
は例えば特開昭59−582i号公報などによって公知
である。
しかしながら原理的には信号線としての光ファイバーを
介して送られてくる光信号でスイッチング素子を制御し
、これによって電磁弁のソレノイドプランジャ装置の励
磁をオン・オフ制御すればよいが、実際には電磁弁の作
動時の振動や電磁弁周囲の環境の汚れ等に対して、光フ
ァイバーと電磁弁電装部との連結に少からぬ工夫を必要
とする。
また電磁弁の作動表示についても、この種の電磁弁では
ソレノイドコイルと並列にランプ(又は発光ダイオード
)を接続して行なっているので、ランプに流れる分の電
流だけスイッチング素子に余分な電流が流れてその発熱
量が増し、またランプが点灯してもソレノイドコイルν
に電流が流れているとは限らず、ソレノイドコイルの差
込みプラグが不完全であったりコイルが断線したりして
いてもランプが点灯し、本来のコイルへの通電表示の役
目を完全に満足するものではなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の主要な課題は、信号線として光ファイバーを用
いることな(通常の電気配線によりソレノイドの励磁の
オン・オフ制御用信号をソレノイド励磁電源から分離し
て送ることにより、信号線に対してソレノイドのオン・
オフ時の電気的雑音の影響を受けに<<シ且つ信号線を
介して周辺機器に対し電源ラインの前記雑音によるEM
Iを与えにくくすると共に、ソレノイドコイルと並列の
ランプによらずにソレノイドコイルへの通電の確認が可
能な表示手段を備えた電流信号操作電磁弁を提供するこ
とである。
本発明のもうひとつの課題は、前記の主要課題に加えて
、弁本体の両側にソレノイド装置を備えた電磁弁におい
て作動表示にソレノイド装置の流れ方向別の表示を兼ね
させることができるようにした前記電流信号操作電磁弁
を提供することである。
〔問題点の解決手段〕
本発明によれば、前述の主要課題を達成するために、一
対の励磁用電源端子間に接続されるツレ/゛イドコイル
とスイッチング素子との直列回路と、前記スイッチング
素子を前記ソレノイドコイルに流れる電流から分離した
別の入力信号電流のオン・オフに応じてスイッチング制
御する制御回路と、該制御回路への前記入力信号電流に
よって点灯する第1の表示用発光ダイオードと、前記ソ
レノイドコイルと閉ループを形成すると共に前記スイッ
チング素子の遮断時にソレノイドコイルから生じる逆起
電力によって点灯する第2の表示用ダイオードとを備え
たことを特徴とする電流信号操作電磁弁が提供される。
ひとつの操作において、第1と第2の表示用発光ダイオ
ードは互いに異なる発色のものであり、これら発光ダイ
オードとして別々の素子を用いてもよいが、好ましくは
第1の表示用発光ダイオードと第2の表示用発光ダイオ
ードとして、第1および第2の二つのアノード電極と一
つの共通カソード電極とを有し第1のアノード電極から
共通カソード電極へ電流が流れるときと第2のアノード
電極から共通カソード電極へ電流が流れるときとで互℃
・に異なる発色で発光する単一素子としての発光ダイオ
ードを用いるとコンパクトな構造および簡素な外観デザ
インで構成できるようになる。
別の態様において、前記制御回路はフォトカプラ装置を
含み、該フォトカプラ装置の入力側がオン・オフ接点信
号を生じるスイッチ手段を介して直流信号電源に接続さ
れ、該フォトカプラ装置のスイッチング出力信号により
前記スイッチング素子が導通・遮断されるようになされ
ている。
また本発明によれば、前記別の課題を達成するために、
励磁用電源の出力端子間に接続される第1のソレノイド
コイルと第1のスイッチング素子との第1直列回路と、
前記第1のスイッチング素子を前記第1のソレノイドコ
イルに流れる電流から分離した別の第1の入力信号電流
のオン・オフに応じてスイッチング制御する第1の制御
回路と、該第1の制御回路への前記第1の入力信号電流
によって点灯する第1の表示用発光ダイオードと、前記
第1のソレノイドコイルと閉ループを形成スると共に前
記第1のスイッチング素子の遮断時に第1のソレノイド
コイルから生じる逆起電力によって点灯する第2の表示
用発光ダイオードと、前記励磁用電源の出力端子間に接
続される第2のソレノイドコイルと第2のスイッチング
素子との第2直列回路と、前記第2のスイッチング素子
を前記第2のソレノイドコイルに流れる電流から分離し
た別の第2の入力信号電流のオン・オフに応じてスイッ
チング制御する第2の制御回路と、該第2の制御回路へ
の前記第2の入力信号電流によつ℃点灯する第3の表示
用発光ダイオードと、前記第2のソレノイドコイルと閉
ループを形成すると共に前記第2のスイッチング素子の
遮断時に第2のソレノイドコイルから生じる逆起電力に
よって点灯する第4の表示用発光ダイオードとを備え、
前記第1と第3の表示用発光ダイオードが互℃゛に異な
る発色のものであり、前記第2と第4の表示用発光ダイ
オードが互いに異なる発色のものであることを特徴とす
る電流信号操作電磁弁が提供される。
この場合、ひとつの態様においては、第1と第4の表示
用発光ダイオードが互いに同じ発色のものであり、第2
と第3の表示用発光ダイオードが互いに同じ発色のもの
である。
また、この場合においても第1と第2の表示用発光ダイ
オード或(・は第3と第4の表示用発光ダイオードとし
て、前述と同様に、第1および第2の二つのアノード電
極と一つの共通カソード電極とを有し第1のアノード電
極から共通カソード電極へ電流が流れるときと第2のア
ノード電極から共通カソード電極へ電流が流れるときと
で互いに異なる発色で発光する単一素子としての発光ダ
イオードを用いることができる。
さらにまたこの場合の別の態様によれば、第1と第2の
制御回路がそれぞれフォトカプラ装置を含み、各フォト
カプラ装置の入力側がオン・オフ接点信号を生じる第1
と第2のスイッチ手段を介し、て直流信号電源に接続さ
れ、それぞれのフォトカプラ装置のスイッチング出力信
号により、対応する前記スイッチング素子がそれぞれ導
通・遮断されるようになされている。
〔作 用〕 本発明の電磁弁では、ソレノイドコイルの励磁電源電流
に対して、ソレノイドのオン・オフ制御用の入力信号電
流 が分離しているため、入力信号電流の伝送用に電磁
弁に接続される信号線に対してソレノイドのオン・オフ
時のノイズが影響を与えないし、また電源ラインから外
部へ前記ノイズを極力比さないようにすることが可能と
なり、更に信号線には例えば電流制限素子で制御した小
電流の接点信号を流すだけで良いので、信号線を介して
他の機器にノイズやEMIを与えることが極めて少なく
なり、実用上は光ファイバーによる信号線を用いたもの
と大差ない性能のものが得られるものである。
また本発明の電磁弁では、入力信号電流の有無を表示す
るので、信号電流によってソレノイドコイルと直列のス
イッチング素子をオン・オフ制御するに当って、信号電
流が確実に与えられているか否かを知ることができ、こ
れに加えてソレノイドコイルのオフ時の逆起電力の有無
を表示するので、ソレノイドコイルが健在か否か、弁体
のオフ時の復帰動作が正しく行なわれたか否かが判別可
能である。
つまり、ソレノイドコイルに通電することによりフロー
フォースおよびバネ力に対抗して弁体を移動させる直流
電磁弁においては、スイッチング素子の遮断動作によっ
て通電を断った際に定常電圧の数十倍の逆起電力がソレ
ノイドコイル両端に誘起され、これを防止するためにソ
レノイドコイルに並列にダイオードやコンデンサ或いは
その他非直線抵抗素子などのサージ吸収素子を接続して
上記逆起電力をサージ電流としてコイルに還流させるよ
うにしている。すなわちこの逆起電力はコイルへの通電
電流を断った時にその減少を阻止しようとするコイルの
作用と、バネ力により中立位置へ戻ってくるスプール従
って可動鉄心の移動によるコイルのインダクタンス値の
刻々の変化とによって生じる異常電圧であり、これが生
じることは取りも直さずコイルが健全でバルブのOFF
時復帰動作がIEシ<行なわれていることを意味する。
本発明では、入力信号電流の有無の表示と、この逆起電
力の有無の表示とを組合せた作動表示を行なうものであ
り、これによって従来の単なるソレノイドコイルに並列
のランプによる表示の諸欠点を除去するものである。こ
の場合、両者の表示を互いに異なる発色で行なわせれば
その視認識別が一層容易となることは述べるまでもない
さらに本発明によれば両ソレノイド形の電磁弁において
左右いずれのソレノイドがどの流れ方向のものかを色別
は表示で確認できるように付加的な作用効果をもたせる
ことも可能である。
本発明によれば、ソレノイドコイルと並列のランプによ
る表示は無くてもよく、従ってコイルと直列のスイッチ
ング素子に流れる電流をそのふんだけ少なくすることが
でき、スイッチング素子の熱的条件の緩和にも寄与する
ことができるものである。
本発明の奸ましい実施例を図面と共に説明すれば以丁の
通りである。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例に係る電磁弁の直流ソレノイ
ド励磁制御回路を示し、電磁弁の弁ボディやその内部で
移動する弁体および該弁体を駆動するだめのソレノイド
プランジャ装置などの機械部分は図示を省略しである。
第1図において、10は弁ボディに取付けられた端子箱
であり、一対の電源端子15.16と、ソレノイドプラ
ンジャ装置のソレノイドコイル19を接続する差込みプ
ラグ端子17.18と、信号電流入力端子4とを備えて
いる。電源端子15゜16には直流ソレノイド励磁電源
20が電源ラインによって接続され、差込みプラグ端子
17 、18にはソレノイドコイル19が接続され、ま
た端子4は信号線1から制御用のスイッチ2を介して信
号線6を通り、電源端子16に接続されている。
端子11io内において、電源端子15.16間には前
記差込みプラグ喘:1−17.18を介し2てソレノイ
ドコイル1?とス・イツチング素子としてのパワースイ
ッチングトランジスタ12との直列回路が接続されてい
る。電源端子15.16間に災続された抵抗11と定電
圧ダイオード9および牢滑コンデンサ8は、脈流出力を
生じる直流ツレ、ノイド励磁電源の非平滑直流出力を安
定化直流出力にするための内部安定化電源回路を構成し
ており、その出力によりフォトカプラ装置乙に給電して
いる。フォトカプラ装置6ば、入力側にGaAs赤外発
光ダイオード6−1を使用し、出力側にはフォトダイオ
ード6−2と信号処理回路(増幅回路6−6、シュミッ
トトリガ6−5、出カドランジスタロー6)および定電
圧回路6−4とを1チツプに集積した受光素子を用いた
デジタル出力型のものであり、そ、の出力・トランジス
タ6−6のコレクタ出力により前記パワースイッチング
トランジスタ12のオン・オフを制御するようになって
いる。
フォトカブラ装置60入力側において、電源端子15と
発光ダイオードのアノード側との間に順方向接続されて
いるのは電流制限素子としての定電流ダイオード5と信
号電流表示用発光ダイオード16−1との直列回路であ
り、発光ダイオード6−1のカソード側は信号電流入力
端子4に接続されている。この定電流ダイオード5は、
フォトカブラ装置6の入力側の発光ダイオード6−1に
対して、信号電源としての電源端子15の電圧が異なっ
ても、成る一定範囲、例えば10〜20 mAの電流を
流すようにするためのものであり、電磁弁の使用者側で
用意している電源の電圧の高さが判っていれば、電流制
限素子としてそれに応じた抵抗値の固定抵抗を代りに用
いてもよく、そうでない場合は、信号用電源電圧の上下
限値を例えば5〜100vの如く指定したうえで、その
範囲内の電圧値で10〜20mAの一定電流を得ること
ができるように選定した定電流ダイオードを電流制限素
子として用いることにより、使用者側での信号電源に対
する対応の幅の広い製品とすることができ、信号用電ふ
の電圧値が異なっても電流制限素子の調整やつげかえす
る必要のない製品が得られるものである。
フォトカブラ装置6は、内部のシュミットトリガ6−5
によって、入力側に信号電流が流れているときに出力が
ハイレベルになるものとローレベルになるものとの二種
のものがあり、従って電磁弁としても、入力信号電流を
流したときにソレノイドが励磁されるものと、逆に入力
信号電流の無いときにソレノイドが励磁されていて入力
信号電流を流したときにソレノイドが消勢されるものと
の二種のものを構成可能である。
第1図の構成において、シュミットトリガ6−5は入力
側に電流が流れているときのみ出力がハイレベルとなる
ものであり、スイッチ2がオフ状態ではフォトカプラ乙
の入力側の発光ダイオード6−1に電流が流れず、A点
がローレベルになっているのでパワースイッチングトラ
ンジスタ12はオフのままである。スイッチ2がオン状
態(てなると、フォトカプラ6の入力側の発光ダイオー
ド6−1に定電流ダイオード5で一定値に制御恨された
信号電流が流れ、パワースイッチングトランジスタ12
が導通してソレノイドコイル19が励磁される。この励
磁状態、すなわち前記のように入力側発光ダイオード6
−1に信号電流が流れている間は、表示用発光ダイオー
ド16−1が例えば赤色にて点灯する。
本実施例ではもうひとつ別の表示用発光ダイオード16
−2が設けられている。すなわち、この表示用発光ダイ
オード16−2は、ソレノイドコイル19の差込プラグ
端子の一方08からサージ吸収素子14およびダイオー
ド21を介して該端子の他方αηへ至る直列回路を形成
し、ソレノイドコイル19と共にこの直列回路で閉ルー
プを形成している。そしてこの表示用発光ダイオード1
ろ−2とダイオード21の極性は、ソレノイドコイル両
端間に印加される励磁電圧に対して逆極性にされている
。尚、この実施例では、表示用発光ダイオード16−1
と13−2とが共通のカソードを有する1体型二色発光
ダイオード15を構成しているが、それぞれ単独の発光
ダイオード素子を用いてもよい。また表示用発光ダイオ
ード13−1は前述の如(赤色で発光し、これに対して
もうひとつの表示用発光ダイオード16−2は緑色で発
光するように選ばれてし・る。
第1図において、信号電源として電源端子15から定電
流ダイオード5に給電しているが、これは抵抗11と抵
抗7との接続点Bから給電してもよく、或いはまた定電
流ダイオード50代りに別の抵抗を介してB点から給電
するようにしても、さらには別の独立した信号電源から
給電するようにしてもよい。但しこの場合、ダイオード
210カソードはソレノイド差込みプラグ端子17に直
結とするのが好ましい。
さてもうひとつの表示用発光ダイオード13−2は、ソ
レノイドコイル19の励磁が断たれるときにコイル19
から発生する逆起電力によって点灯する。即ち、信号電
流が存在する間は前記一方の表示用発光ダイオード16
−1が例えば赤色発光し、信号電流が断たれてパワース
イッチングトランジスタ12が遮断した際にソレノイド
コイル19が逆起電力を生じるとサージ吸収素子14を
介して他方の表示用発光ダイオード16−2からダイオ
ード21を経てソレノイドコイル19の両端間の閉ルー
プにサージ電流が流れ、該表示用発光ダイオード16−
2はこのサージ電流が所定値以下になるまでの間だけ例
えば緑色でオフ時のスプール復帰動作の確認を表示する
。このようにして画表示用発光ダイオード16−1と1
5−2とが好ましくは互いに異なる発色でオン・オフ動
作の表示を行なうものである。
すなわちバルブのQN・OFF切換の都度、赤色の信号
電流通電表示とそれが消えた直後の短時間における緑色
の作動確認表示がなされ、このような赤色と緑色との両
−表示が行なわれていれば信号電流が正常に与えられて
いてソレノイドコイル19と端子17.18間の接続が
健全でコイル19がコイル内断線や焼損を起しておらず
、電気系が全(健全であることが確認できる。これは一
般に電磁弁においては電源端子is、16はネジ止め端
子で接続不良が生じにくいのに対し端子17゜18はレ
セプタクルのコネクタビンジャックによる差し込み端子
であることが多く、従って端子17.18の接続不良が
比較的生じやすいことを考えたときにその確認ができる
という点で一つの利点である。上記においてなお電磁弁
の弁体が復帰動作しないことが油圧系統の動作等から判
った場合、この電磁弁では油圧系に故障、例えばスプー
ルの固着等が生じていることが推察される。
また第11図に明らかなように、励磁状態におけるパワ
ースイッチングトランジスタ12の負荷はソレノイドコ
イル19のみであり、余分な表示ランプ等の負荷は全く
存在しないので、そのぶんだげトランジスタ120発熱
も抑えられ、狭隘なスペースにおける電装部のヒートシ
ンクが一層有利となるものである。
第2図は両ソレノイド型の例を示し、一方のソレノイド
コイル19aに属するものには各部の符号に添字aを付
し、他方のソレノイドコイル19bに属するものには添
字すを付しである。信号源のスイッチ2a、2bはトラ
ンジスタなどの無接点スイッチであってもよく、通常の
シーケンサの出力を用いることも可能である。ここで表
示用発光ダイオード13a−t“と13b−2とは赤色
発光するものであり、13a−2と13b−1とは緑色
発光するものとl−である。尚、第2図で603゜60
bはフォトカプラ装置である。
油圧用直流ソレノイドバルブは一般に弁本体に圧力ボー
トP、VリンダボートAおよびB1タンクボー)Tが配
置されている場合に左右対称のどちらのソレノイド装置
が励磁されたかによって(p −+ A→シリンダ→B
→T〕又は(PCB→シリンダ→A −+ T )の互
いに異なる油流れ方向になる。このような二つの油流れ
方向をノ(ルブを据付けた状態においてその励磁側のソ
レノイド装置と対応して判別できるように、従来より弁
本体上に浮き出し文字として標示したり、弁本体の銘板
に左右のソレノイド装置に対応した〔A〕又は〔B〕の
記号標示をしたり、さらにはソレノイド装置自体に〔A
〕又はrB]の文字記号を一体成形又はマーキングした
りしている。
しかしながらこれらの文字記号はソレノイドノ(ルブを
後で塗装したりすると標示が判らなくなったり、銘板に
標示した場合はこの銘板が多くの場合弁本体の電装用凹
部を防水閉鎖する蓋に取付けられているので蓋の取外し
取付は時に蓋を逆向きにすると標示が全く逆になる恐れ
があるし、銘板が外れたり汚れたりすれば標示が不明と
なり、さらにソレノイド装置自体に表示記号を付す場合
にはあらかじめ左右どちら側にとりつけるソレノ・イド
装置なのかを決めて結局2種類のソレノイド装置を用意
しなければならない欠点がある。
通常、上記の標示記号は、励磁したときにP→A流れに
するソレノイド装置を〔A〕ソレノイドP→B流れにす
るソレノイド装置を〔B〕ソレノイド装置と呼び、各々
に〔A)又は〔B〕の記号標示を付すと共に、励磁され
たときに点灯するソレノイド装置の作動標示灯と上記記
号とを対応づけて、これらの組合せから油流れ方向を判
別できるようにしている。しかしこのような表示灯の点
灯があっても、従来は[A)、 [B)で同じ発色であ
るので、例えば標示記号が塗装や汚れ、他部品の影にな
っていたり、さらには銘板が外されていたりして見えな
い場合には油流れの判別は全く不能となってしまう恐れ
があった。
第2図の実施例では、〔A)ソレノイド装置のコイル1
9aについては信号電流通電表示を赤色で行なってオフ
時のバルブ復帰動作の確認表示を緑色で行ない、[B)
ソレノイド装置のコイル19bについてはこれを逆に緑
と赤で行なうようにして、[A)、 CB)ソレノイド
装置で互いに作動表示の発色を逆にすることで前述の判
別ミスを無くすようにしている。
前述の各実施例においてはサージ吸収素子14を表示用
発光ダイオード13−2(又は16a−2,13b−2
)と直列に挿入した例を示したが、これはサージ吸収素
子をコイル19 (19a、191))と直接並列に接
続して表示用発光ダイオード13−2(13a−2,1
3b−2)ニハ抵抗ヲ直列に挿入するようにしてもよく
、或いは直列に挿入されたサージ吸収素子14を省略し
て端子18(18a、18b)を表示用発光ダイオード
13−2(13a−2,13b−2)の7/−ドに直結
してもよい。また表示用発光ダイオード16−1(13
a−1,13b−1)の接続個所は図示の位置に限らず
、定電流ダイオード5からフォトカプラ入力側の発光ダ
イオード6−1を介して電流信号入力端子4(4a、4
b)に至る直列回路バス中であればどこに挿入してもよ
い。
〔発明の効果〕
以上に述べた如く、本発明によれば、ソレノイドコイル
の励磁電源端子と信号線とが分離できるのでソレノイド
のオン・オフ時のノイズが信号線に伝わりにくく、励磁
電源ラインと信号ラインとを分けて、電源ラインからの
ノイズが外に出に(℃・信号線の布線配置ができ、また
信号線から他の周辺機器へEMIを与える恐れも低減で
き、さらに信号線には一定に制限された電流値しか流さ
ないようにもできるのでこの点でもノイズ発生が少ない
通常、油圧装置を装作する場合電磁弁を動作させる電気
装置の製作は、電磁弁ソレノイドの電源も含めて電気ノ
ーカーが他の電子装置の電源と同様又は共用に1〜て製
作しているのが一般的であるが、本発明の電磁弁を使用
する場合、電磁弁ソレノイド励磁用電源は他の電子、電
気装置の電源と切り離すことができる為、電磁弁メーカ
ー又は面圧装置メーカーで独自に製作でき、この場合、
電磁弁ソレノイド専用の電源は、定電圧・定電流電源を
必要としない為、低価格で装作できることになる。
本発明の電磁弁では、励磁電源のほかに入力信号用電源
を必要とするが、出力電流が10 (mA)〜20 (
mA)程度のLED用電源でよいことから、他の電子機
器用電源と共用できる利点があり、そしてこの信号系に
はソレノイドのオン・オフ時のノイズが伝わりにくくな
っているのである。
さらに本発明の電磁弁では励磁電源ラインと分離した信
号ラインに10〜20 (mA)の小電流のスイッチン
グ信号を与えて動作できるので、通常のシーケンサの出
カニニットとしては軽負荷用のもので直接制御できるこ
とになり、直流電磁弁又は交流電磁弁を問わず一種類の
ヅーyンサ”出カニニットで動作させろことができ、特
に内部信号電源方式のものでは出カニニットを用いずに
シーゲンチの出力で直接ドライブすることも可能尼なる
また本発明によればソレノイドコイルと並列に表示用の
負荷を接続せずどもソレノイドコイルの通電と作動の確
認表示ができ、信号線に信号電流が流れるか否かとソレ
ノイドコイルの通電の結宅としてのバルブのオフ時の復
帰動作がなされたかとを表示内容に含む適確な通電作動
表示が可能となるほか、両ソレノイド形のものでは通電
したほうが〔A〕ソレノイド装置かCB)ソレノイド装
置かの流れ方向の確認も表示動作の機能に含ませること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る直流電磁弁のソレノイ
ド励磁制御回路を示す回路図、第2図は同じく両ソレノ
イド形の実施例を示す回路図である。 4.4a、4b:電流信号入力端子、5:定電流ダイオ
ード(電流制限素子、p、6.60a。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対の励磁用電源端子間に接続されるソレノイド
    コイルとスイッチング素子との直列回路と、前記スイッ
    チング素子を前記ソレノイドコイルに流れる電流から分
    離した別の入力信号電流のオン・オフに応じてスイッチ
    ング制御する制御回路と、該制御回路への前記入力信号
    電流によつて点灯する第1の表示用発光ダイオードと、
    前記ソレノイドコイルと閉ループを形成すると共に前記
    スイッチング素子の遮断時にソレノイドコイルから生じ
    る逆起電力によつて点灯する第2の表示用発光ダイオー
    ドとを備えたことを特徴とする電流信号操作電磁弁。
  2. (2)第1の表示用発光ダイオードと第2の表示用発光
    ダイオードとが互いに異なる発色のものであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の電磁弁。
  3. (3)第1の表示用発光ダイオードと第2の表示用発光
    ダイオードとして、第1および第2の二つのアノード電
    極と一つの共通カソード電極とを有し第1のアノード電
    極から共通カソード電極へ電流が流れるときと第2のア
    ノード電極から共通カソード電極へ電流が流れるときと
    で互いに異なる発色で発光する発光ダイオードを用いた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の電磁弁
  4. (4)制御回路がフォトカプラ装置を含み、該フォトカ
    プラ装置の入力側がオン・オフ接点信号を生じるスイッ
    チ手段を介して直流信号電源に接続され、該フォトカプ
    ラ装置のスイッチング出力信号により前記スイッチング
    素子が導通・遮断されるようになされたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の電磁弁。
  5. (5)励磁用電源の出力端子間に接続される第1のソレ
    ノイドコイルと第1のスイッチング素子との第1直列回
    路と、前記第1のスイッチング素子を前記第1のソレノ
    イドコイルに流れる電流から分離した別の第1の入力信
    号電流のオン・オフに応じてスイッチング制御する第1
    の制御回路と、該第1の制御回路への前記第1の入力信
    号電流によつて点灯する第1の表示用発光ダイオードと
    、前記第1のソレノイドコイルと閉ループを形成すると
    共に前記第1のスイッチング素子の遮断時に第1のソレ
    ノイドコイルから生じる逆起電力によつて点灯する第2
    の表示用発光ダイオードと、前記励磁用電源の出力端子
    間に接続される第2のソレノイドコイルと第2のスイッ
    チング素子との第2直列回路と、前記第2のスイッチン
    グ素子を前記第2のソレノイドコイルに流れる電流から
    分離した別の第2の入力信号電流のオン・オフに応じて
    スイッチング制御する第2の制御回路と、該第2の制御
    回路への前記第2の入力信号電流によつて点灯する第3
    の表示用発光ダイオードと、前記第2のソレノイドコイ
    ルと閉ループを形成すると共に前記第2のスイッチング
    素子の遮断時に第2のソレノイドコイルから生じる逆起
    電力によつて点灯する第4の表示用発光ダイオードとを
    備え、前記第1と第3の表示用発光ダイオードが互いに
    異なる発色のものであり、前記第2と第4の表示用発光
    ダイオードが互いに異なる発色のものであることを特徴
    とする電流信号操作電磁弁。
  6. (6)第1と第4の表示用発光ダイオードが互いに同じ
    発色のものであり、第2と第3の表示用発光ダイオード
    が互いに同じ発色のものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第5項に記載の電磁弁。
  7. (7)第1の表示用発光ダイオードと第2の表示用発光
    ダイオードとして、第1および第2の二つのアノード電
    極と一つの共通カソード電極とを有し第1のアノード電
    極から共通カソード電極へ電流が流れるときと第2のア
    ノード電極から共通カソード電極へ電流が流れるときと
    で互いに異なる発色で発光する発光ダイオードを用いた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の電磁弁
  8. (8)第3の表示用発光ダイオードと第4の表示用発光
    ダイオードとして、第1および第2の二つのアノード電
    極と一つの共通カソード電極とを有し第1のアノード電
    極から共通カソード電極へ電流が流れるときと第2のア
    ノード電極から共通カソード電極へ電流が流れるときと
    で互いに異なる発色で発光する発光ダイオードを用いた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の電磁弁
  9. (9)第1と第2の制御回路がそれぞれフォトカプラ装
    置を含み、各フォトカプラ装置の入力側がオン・オフ接
    点信号を生じる第1と第2のスイッチ手段を介して直流
    信号電源に接続され、それぞれのフォトカプラ装置のス
    イッチング出力信号により、対応する前記スイッチング
    素子がそれぞれ導通・遮断されるようになされたことを
    特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の電磁弁。
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