JPS6246257Y2 - - Google Patents

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JPS6246257Y2
JPS6246257Y2 JP13387781U JP13387781U JPS6246257Y2 JP S6246257 Y2 JPS6246257 Y2 JP S6246257Y2 JP 13387781 U JP13387781 U JP 13387781U JP 13387781 U JP13387781 U JP 13387781U JP S6246257 Y2 JPS6246257 Y2 JP S6246257Y2
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insulating material
insulating
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gears
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JP13387781U
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  • Insulating Of Coils (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトランス用絶縁紙成形装置に関する。
一般に1つのボビンにコイルを巻回する小型の
電源トランスにおいては、絶縁、耐電圧等を確保
する観点から1次巻線と2次巻線を形成する下巻
線と上巻線との間に絶縁部材が挿入されている。
しかして、従来、上下の巻線間に挿入されるこの
種の絶縁部材としてはたとえば幅広の絶縁テープ
が用いられている。すなわち、下巻線上に幅広の
絶縁テープを巻く構造となつているが、この構造
のものは巻付けの際、特にコイルの角部において
引張る力が加わるために絶縁テープはその両側が
ボビン鍔部から離れて内側にめくれ易く、よつて
巻付け作業に注意を要するとともに、その部分に
おいて上巻線のいわゆる線落ちが生じトランスの
絶縁不良、耐電圧不良等を招来する欠点がある。
そこでこのような線落ちや巻付け作業性の問題
を解決するために、本考案者は、実願昭56−
107079号出願において、波形加工を施した第1の
絶縁材の片面上にその両側部の若干を除いて第2
の絶縁材を貼合せたことを特徴とするトランス用
絶縁紙に関する考案を提供している。
本考案は、このようなトランス用絶縁紙を形成
する簡便な装置を提供することを目的とし、そし
て本考案は、対向する歯面を噛合いさせてなりこ
の歯面の間に供給されたテープ状の第1の絶縁材
に波形加工を施す一対の歯車と、波形加工が施さ
れた第1の絶縁材とこの第1の絶縁材よりも幅狭
のテープ状の第2の絶縁材の接着剤塗布面とが中
心合せの状態で対向されたものを挟圧する挟圧ロ
ーラ手段とを、それぞれ装置本体に回動自在に設
け、上記一対の歯車と挟圧ローラ手段とを連動す
る手段を設けたことを特徴とするトランス用絶縁
紙成形装置に関するものである。
以下、本考案を第1図ないし第3図の実施例に
基づいて説明する。
基台1上に2本の角材2を介して2枚の取付け
板3の下部を所定間隔で固定するとともに、この
2枚の取付け板3の上部を2本の棒材4を介して
固定し、これらによつて装置本体5を形成する。
またこの装置本体5の両側の取付け板3間の一
側中段部に水平に、たとえばテープ状絶縁紙から
なる第1の絶縁材8の送込み台9を固定し、この
送込み台9の上面両側部に位置決め案内用のガイ
ドローラ10を突設する。
また上記送込み台9の内端部の先方において上
下に対向する歯面を噛合いさせてなりこの歯面の
間に供給された上記テープ状の第1の絶縁材8に
波形加工を施す一対の歯車13,14を、上記装
置本体5の両側の取付け板3間にこの歯車13,
14と一体的の軸15,16を介し回動自在に軸
支する。なお上記軸15,16はいつたん調整板
17,18に回動自在に嵌合し、この調整板1
7,18を取付け板3の長穴19,20に沿つて
移動調整した後、止ねじ21で固定する。
また上記下方の歯車14には中間部の周面に3
本の溝24を設けておき、この3本の溝34に下
端が挿入された3枚の案内板25を軸26を介し
て両側の取付け板3間に設ける。この案内板25
は、ほぼ3角形状に形成され、その一辺の円弧状
辺部27を上方の歯車13の歯面に沿つて配置す
る。
また上記第1の絶縁材8よりも幅狭のプラスチ
ツクフイルムテープ、プレス板、その他接着剤を
介し第1の絶縁材8の波形を固定保持できる柔軟
な板からなる第2の絶縁材30が巻装された巻芯
31を軸32に嵌合し、この軸32の両端のねじ
部に螺合した支持体33の内側の円錐状テーパ面
34によつて上記巻芯31の両端内周面を挟圧保
持し、また上記軸32の両端面から一体に突設し
た軸部35を両側の取付け板3の切込み溝36に
嵌合して回動自在に支持する。この切込み溝36
は、取付け板3の端面から下方に向かつて傾斜状
に切込み形成したものである。なお上記第2の絶
縁材30の片面(内側面)は接着剤塗布面であ
り、また軸32に対する両側の支持体33の螺合
位置を調整することによつて、絶縁材8,30の
中心合せを行う。
また波形加工が施された第1の絶縁材8の片面
と上記第2の絶縁材30の接着剤塗布面とが中心
合せの状態で対向されたものを挟圧する2組の挟
圧ローラ手段39,40を装置本体5の両側の取
付け板3に回動自在に設ける。
一方の挟圧ローラ手段39は、上方の歯車13
にゴム材の押圧ローラ43を圧接することにより
形成し、この押圧ローラ43は、両側の調整板4
4間にこのローラ43と一体的な軸45を介して
回動自在に設け、この両側の調整板44を軸46
を中心として取付け板3の円弧状長穴47に沿つ
て移動する止ねじ48により最適な位置で取付け
板3に固定することによつて、最適な押圧力が得
られるように設定する。なな上記円弧状辺部27
を有する案内板25は、一対の歯車13,14間
からこの一方の挟圧ローラ手段39にわたつて位
置する。
また他方の挟圧ローラ手段40は、送込み台9
の上方位置で、両側の取付け板3間に下側ローラ
51およびこれに圧接された上側ローラ52をこ
れらのローラ51,52と一体的な軸53,54
を介して回動自在に設けてなる。下側ローラ51
は金属ローラであり、この周面の両端部にはフラ
ンジ部55が形成され、このフランジ部55の内
側には傾斜状周面56が形成されている。また上
記上側ローラ52はゴムローラであり、その周面
の両端部には傾斜状周面57が形成され、そして
両方のローラ51,52の周面および傾斜状周面
56,57は密着している。
また上記下方の歯車14の軸16において一側
の取付け板3から突出した部分にスプロケツトホ
イル60を一体的に嵌着し、また上記軸16に基
台1上に固定したモータ61を回転軸を一体的に
接続する。また上記上側ローラ52の軸54の一
端部にもスプロケツトホイル62を一体的に嵌着
し、上記両方のスプロケツトホイル60,62に
エンドレスチエン63を巻回する。
次にこの実施例の作用を説明する。
モータ61を駆動すると、歯車14、これと噛
合う歯車13、これに圧接する押圧ローラ43、
上記歯車14とエンドレスチエン63を介して連
動する上側ローラ52およびこれに圧接する下側
ローラ51が同時に同期回転する。
この状態で送込み台9上を経て第1の絶縁材8
を一対の歯車13,14間に挿入すると、この一
対の歯車13,14によつて第1の絶縁材8の全
幅にわたつて凹凸状のヒダが連続して多数形成さ
れ、波形加工が施される。続いてこの第1の絶縁
材8は3枚の案内板25の円弧状辺部27に沿つ
て上昇移動し、挟圧ローラ手段39の歯車13と
押圧ローラ43との間に送込まれる。
同時に、両側の取付け板3間に回動自在に設け
た巻芯31から第2の絶縁材30を巻戻して、こ
の第2の絶縁材30をその接着剤塗布面を第1の
絶縁材8に対向させて上記歯車13と押圧ローラ
43との間に挿入すると、この間において第1の
絶縁材8の片面とこの第1の絶縁材8よりも幅狭
の第2の絶縁材30の接着剤塗布面とが中心合せ
の状態で挟圧されて貼合され、その結果、第1の
絶縁材8の両側部64,65は第2の絶縁材30
から突出されることになる。
続いてこの第1および第2の絶縁材8,30を
貼合せてなる絶縁紙Aを挟圧ローラ手段40のロ
ーラ51,52間に導くことにより、絶縁材8,
30は再び挟圧されてよりいつそう確実に貼合さ
れるとともに、ローラ51,52の傾斜状周面5
6,57によつて、第2の絶縁材30の両側に突
出した第1の絶縁材8の両側部64,65を斜め
上方に折曲する。
しかして、使用にあたつては、第4図に示すよ
うに、コイルボビン66の胴部上に巻回された下
巻線67の上に、本考案にかかる絶縁紙Aが巻付
ければ良い。すなわち、絶縁材30の幅寸法はコ
イルボビン66の胴部の幅寸法と実質的に等しく
形成されており、コイルボビン66の両端の鍔6
8,68間に、絶縁紙Aの背面、つまり絶縁材3
0が貼着されていない他方の片面を当接せしめて
下巻線67上に絶縁紙Aを巻付けてゆく。この場
合、絶縁紙Aの折曲された両側部64,65はコ
イルボビン66の鍔68,69の内側面に当接さ
れる。また絶縁紙Aの巻付けに際して、絶縁紙A
には連続したヒダが形成されているため、下巻線
67の外周に沿つて容易に曲げることができ作業
性が良好であると同時に、ヒダが巻付け時に作用
する引張る力を吸収するので、角部で絶縁紙Aの
両側部64,65が内側にめくれることがない。
しかして、下巻線67上に絶縁紙Aを巻付けた後
は、上巻線を巻回すれば電源トランスを構成する
ことができる。
なお以上の実施例では、2組の挟圧ローラ手段
39,40を設け、貼合せと折曲げを別々に行つ
ているが、これらは1組の挟圧ローラ手段で同時
に行うようにしてもよい。
また以上の実施例では、第2の絶縁材30とし
て接着剤付テープを用いたが、これに限らず、た
とえば第5図に図示するように、接着剤の付いて
いない第2の絶縁材30aの支持体33と押圧ロ
ーラ43との間に、接着剤71を付着させる装置
72を設けるようにしてもよい。
このように本考案によれば、テープ状の第1の
絶縁材に波形加工を施す一対の歯車と、上記第1
の絶縁材とこれよりも幅狭のテープ状の第2の絶
縁材の接着剤塗布面とが中心合せの状態で対向さ
れたものを挟圧する挟圧ローラ手段とをそれぞれ
装置本体に回動自在に設け、連動するようにした
から、これによつて、波形加工を施した第1の絶
縁材の少なくとも片面上にその両側部の若干を除
いて第2の薄い絶縁材を貼合せてなるトランス用
絶縁紙を連続的に形成でき、構造も簡単である。
また一対の歯車の一方に押圧ローラを圧接するこ
とにより挟圧ローラ手段を形成するば、歯車が一
方の挟圧ローラとして機能するから、1個の挟圧
ローラが節約できるとともに、連動機構も節約で
きる。また挟圧ローラ手段が、第2の絶縁材の両
側に突出した第1の絶縁材の両側部を折曲する傾
斜状周面を有するようにすれば、このようにして
両側部を折曲形成された絶縁紙を容易にコイルボ
ビンに装着できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のトランス用絶縁紙成形装置の
一実施例を示すもので一側の取付け板を外した状
態の正面図、第2図はその一部切欠きの平面図、
第3図はその側面図、第4図は本装置によつて形
成された絶縁紙の使用状態を示す斜視図、第5図
は本考案の変形例を示す説明図である。 5……装置本体、8……第1の絶縁材、13,
14……歯車、30……第2の絶縁材、39,4
0……挟圧ローラ手段、43……押圧ローラ、5
6,67……傾斜状周面、63……連動する手段
としてのエンドレスチエン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 対向する歯面を噛合いさせてなりこの歯面の
    間に供給されたテープ状の第1の絶縁材に波形
    加工を施す一対の歯車と、波形加工が施された
    第1の絶縁材とこの第1の絶縁材よりも幅狭の
    テープ状の第2の絶縁材の接着剤塗布面とが中
    心合せの状態で対向されたものを挟圧する挟圧
    ローラ手段とを、それぞれ装置本体に回動自在
    に設け、上記一対の歯車と挟圧ローラ手段とを
    連動する手段を設けたことを特徴とするトラン
    ス用絶縁紙成形装置。 (2) 一対の歯車の一方に押圧ローラを圧接するこ
    とにより挟圧ローラ手段を形成したことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のト
    ランス用絶縁紙成形装置。 (3) 挟圧ローラ手段は、第2の絶縁材の両側に突
    出した第1の絶縁材の両側部を折曲する傾斜状
    周面を有することを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項または第2項記載のトランス用
    絶縁紙成形装置。
JP13387781U 1981-09-09 1981-09-09 トランス用絶縁紙成形装置 Granted JPS5839027U (ja)

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JP13387781U JPS5839027U (ja) 1981-09-09 1981-09-09 トランス用絶縁紙成形装置

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JP13387781U JPS5839027U (ja) 1981-09-09 1981-09-09 トランス用絶縁紙成形装置

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JPS5839027U JPS5839027U (ja) 1983-03-14
JPS6246257Y2 true JPS6246257Y2 (ja) 1987-12-12

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JP13387781U Granted JPS5839027U (ja) 1981-09-09 1981-09-09 トランス用絶縁紙成形装置

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JPS5839027U (ja) 1983-03-14

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