JPS624623A - 車両用冷凍サイクル装置 - Google Patents

車両用冷凍サイクル装置

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JPS624623A
JPS624623A JP14274785A JP14274785A JPS624623A JP S624623 A JPS624623 A JP S624623A JP 14274785 A JP14274785 A JP 14274785A JP 14274785 A JP14274785 A JP 14274785A JP S624623 A JPS624623 A JP S624623A
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cooling
refrigerant
refrigeration
evaporator
refrigerator
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Hidekazu Usada
英一 羽佐田
Keizo Futamura
啓三 二村
Satoshi Inayoshi
稲吉 悟志
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3204Cooling devices using compression

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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、冷房機能及び冷蔵庫機能を併有する車両用冷
凍サイクル装置に関する。
〔従来の技術 従来のこの種の冷凍サイクル装置は、例えば特開昭58
−11370号公報において提案されているように、冷
房用冷凍サイクルの受液器出口側から冷蔵用冷媒回路(
冷蔵用減圧装置及び冷蔵用蒸発器を含む)を分岐して、
冷房用蒸発器と冷蔵用蒸発器に交互に冷媒を流すことに
より、冷蔵用蒸発器において製氷可能な一21℃程度の
低温の蒸発温度を得るようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上記従来装置では、冷蔵庫を作動させる場合
には、まず冷房用スイッチを投入して冷房装置を作動状
態とし、その後冷蔵庫スイッチを投入する必要がある。
従って、春秋期のごとく冷房装置を作動させる必要が少
ない中間シーズンにも、冷蔵庫の機能を欲する場合には
、冷房装置を作動せざるを得ないという問題点があった
本発明は上記点に鑑みてなされたもので、冷房用スイッ
チの投入の有無にかかわらず、冷蔵庫を独立に作動させ
得る車両用冷凍サイクル装置を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段] 本発明は1−記目的を達成するために、(al車両エン
ジンによって駆動される圧縮機と、(b)前記圧縮機の
冷媒吸入側に設けられ、冷房用減圧装置および冷房用蒸
発器を有する冷房用冷媒回路と、 (e)前記圧縮機の冷媒吸入側に、前記冷房用冷媒回路
と並列に設けられ、冷蔵用減圧装置および冷蔵用蒸発器
を有する冷蔵用冷媒回路と、(d)前記冷房用冷媒回路
への冷媒流れを制御する電気制御弁と、 (e)冷房スイッチおよび冷蔵庫スイッチがともに投入
される冷房冷蔵同時運転時に前記電気制御弁を断続的に
開閉制御する第1の制御手段と、(fl冷蔵庫スイッチ
のみが投入される冷蔵単独運転時に、前記第1の制御手
段からの信号に基づいて前記圧縮機の運転を断続制御す
る第2の制御手段と、 (gl冷房スイッチのみが投入される冷房単独運転時に
、前記電気制御弁を開いて前記冷房用蒸発器に冷媒を流
通可能とし、一方、冷蔵庫スイッチのみが投入される冷
蔵単独運転時には、前記電気制御弁を閉じて前記冷房用
蒸発器への冷媒流れを遮断する第3の制御手段とを備え
るという技術的手段を採用する。
〔作用〕
上記の技術的手段によれば、冷房スイッチおよび冷蔵庫
スイッチを投入する冷房冷蔵同時運転時には、第1の制
御手段により電気制御弁を断続的に開閉制御することに
より、冷房用蒸発器と冷蔵用蒸発器に交互に冷媒を流通
させ、冷房作用と冷蔵作用を同時に発揮できる。
一方、冷蔵庫スイッチのみを投入して、冷蔵単独運転を
設定した時には、第3の制御手段により電気制御弁を閉
じて冷房用蒸発器への冷媒流れを遮断して冷房作用を停
止するとともに、第2の制御手段により圧縮機の運転を
断続することにより、冷蔵庫冷却能力に対応した圧縮機
能力を設定して、冷蔵作用を発揮できる。
〔実施例〕
以下本発明を図に示す一実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明をワゴン車用ツインクーラと知合せて実
施した場合の冷凍サイクルを示しており、1は冷媒の圧
縮・吐出を行う圧縮機で、図示しない車両走行用エンジ
ンの駆動力を電磁クラッチ11を介して受けて作動する
ようになっている。2はこの圧縮機1より吐出された高
温高圧のガス冷媒を冷却して凝縮する凝縮器、3は凝縮
器2で凝縮した冷媒を受けて液冷媒のみ導出する受液器
である。Aは車室内前部のインパネ下部に設置されるフ
ロント側冷房ユニットであり、4は液冷媒を低温低圧の
霧状に減圧膨張させる冷房用減圧装置、5は冷房用蒸発
器である。減圧装置4は冷房用蒸発器5の出口側に配設
された感温筒4aからの信号圧力(蒸発器出口の冷媒温
度に応じた圧力)に応じて絞り量を可変とする温度作動
式膨張弁よりなり、冷房用蒸発器5出口での冷媒過熱度
が一定となるように冷媒流量を制御する。フロント側冷
房ユニットAは車室内もしくは車室外の空気を送風機6
で吸入し、その吸入空気を蒸発器5で冷却した後、図示
しないヒータユニットを経由して車室内前面の中央及び
左右に設けた上方吹出口(図示せず)より前席の乗員頭
部に向けて吹出すようになっている。7は電磁弁で、上
記減圧装置4゜蒸発器5を有する冷房用冷媒回路8の冷
媒の流れを制御する。9は冷房用蒸発器5を通過した冷
風の温度を感知するサーミスタからなる温度センサであ
る。Bは車室内の助手席後方の床下等に設−され、車室
内後席の乗員を冷房するリヤ側冷房ユニ・ノドであり、
フロント側と同様の機器(40゜40a、50.60,
70,80.90)を有している。フロント側とリヤ側
の冷房用冷媒回路8と80は互いに並列に接続されてい
る。
100は両温度センサ9,90の検出信号が人力される
冷房用制御装置で、フロント側の冷風温度が設定温度以
下に低下すると温度センサ9からの信号を受けて電磁弁
7への通電を遮断して、電磁弁7を開弁し、またリヤ側
の冷風温度が設定温度以下に低下すると、温度センサ9
0からの信号を受けて電磁弁70への通電を遮断して電
磁弁70を閉弁するように構成されている。つまり、制
′4′n装置100は2つの冷房用冷媒回路8,8oへ
の冷媒の流れを独立に制御して、蒸発器5,5゜への霜
付きを防止する。更に、制御装置100は2つの電磁弁
7.70への通電を同時に遮断したときにはリレー11
8を開状態に駆動して電磁クラッチ11への通電を遮断
し、圧縮機1を停止するように構成されている。なお、
I4は自動車エンジンのイグニッションスイッチ、15
は車載の電源バッテリである。16は上記2つの冷房用
冷媒回路8.80と並列に設けられた冷蔵用冷媒回路で
あり、この回路16の途中には、冷媒の流れる方向に順
次、冷蔵用減圧装置をなす定圧膨張弁17、冷蔵用蒸発
器18.逆止弁19が接続されている。
定圧膨張弁1弘低圧側の圧力が設定値以下となると開き
、かつ低圧、側を一定圧カに制御しうるタイプの膨張弁
であり、本実施例では冷媒としてR−12が用いられ、
定圧膨張弁17の設定開弁圧力は0.5 kglcra
G (蒸発温度−21”C)に選定されている。
上記の冷蔵庫用の蒸発器18は、冷凍用蒸発器部18a
と冷蔵用蒸発器部18bとに区分されており、前者18
aは冷凍室20内に設置され、後者18bは冷蔵室21
内に設置されている。この冷蔵室2I内には、送風機2
2、サーミスタからなる温度センサ23が設置されてい
る。この温度センサ23は冷蔵室21内で送風空気流が
直接当たらないような位置に設けられ、冷蔵室21内の
温度を検出する。Cは冷凍冷蔵庫の全体を示しており、
この冷凍冷蔵庫Cの具体的構造は、前述した特開昭58
−11370号公報記載のものと同様である。
200は冷蔵庫用制御装置で、冷蔵庫スイッチ24の開
閉信号及び温度センサ23の検出信号に基づいて送風機
22及び電磁クラッチ11の作動を制御するとともに、
冷房用制御装置100を介して電磁弁7.70の開閉を
制御する。
第2図は上記制御装置100,200を含む電気回路全
体を示すもので、最初に冷房用制御装置100について
説明する。101.102はエンジン回転数が設定値以
上か否かを判別する第1゜第2比較器で、点火装置25
が発生するパルス信号を直流電圧に変換する周波数−電
圧変換回路103から人力信号が加えられる。104は
フロント側冷房ユニッl−Aの温度センサ9の検出温度
が設定値以上か否かを判別する第3比較器、105はリ
ヤ側冷房ユニットBの温度センサ9oの検出温度が設定
値以上か否かを判別する第4比較器、106〜111は
アンド回路、112はオア回路、113〜116はトラ
ンジスタである。117は自動車エンジンのアイドル回
転数を上昇させるアイドルアップ装置の電磁弁である。
リレー118は前述したごとく、電磁クラッチ11を制
御するものである。119はフロント側冷房ユニットへ
の送風機スイッチ、120はリヤ側冷房ユニットBの送
風機スイッチであり、本例ではこの送風機スイッチ11
9,120が冷房装置の作動停止を行う冷房スイッチの
機能を兼務している。121゜122は送風機用リレー
である。
次に冷蔵庫用制御装置200について説明すると、20
1はタイマ回路、202は温度センサ23の検出温度が
設定値以上か否かを判別する比較器、203はアンド回
路、204はトランジスタ、205はリレーである。冷
蔵庫スイッチ24は、停止位置(OFF>と、冷蔵位置
(cOOL)と、冷凍位置(ice)の3位置を選択す
るように構成される。
前記タイマ回路201は、上記スイッチ24をC00L
の位置に投入すると、第1の入力端子201aに“1”
レベルの信号が入力されることにより、TI ” 10
秒、T2=120秒のパルス信号を出力端子201bに
発生し、また上記スイッチ24をiceの位置に投入し
た時は第2の入力端子201Cに“1”レベルの信号が
入力されることにより、TI =15秒、Tz=60秒
のパルス信号を出力端子201bに発生するようになっ
ている。なお、スイッチ24がOFF位置にある時はタ
イマ回路201の出力は常に“0”レベルとなる。
次に、上記構成において本実施例の作動を説明する。ま
ず、夏季等において、車室内の前部、後部を両方とも冷
房する時には、冷房スイッチを兼ねる送風機スイッチ1
19.120をHi w L 。
のいずれかの位置に投入する。これにより、リレー12
1,122に通電され、送風機6,60への通電回路が
閉成されるので、送風機6.60がそれぞれ上記スイッ
チ119,120の投入位置に応じた速度で作動する。
冷房始動時には、温度センサ9,90の検出温度が設定
温度より充分高くなっており、そのため温度センサ9.
90の抵抗値が比較器104.105における設定値T
F2、TR2より小さくなっている。その結果、比較器
104.105の出力は“l”レベルとなり、それぞれ
アンド回路109.110とアンド回路108.111
に加わる。一方、自動車エンジンの回転数は通常、比較
器102の設定値Sl(例えば650r、p、m)、S
2 (例えば950r、p、n+ )より充分高(なっ
ているので、比較器102の出力は1lilルベルとな
る。また、比較器101はエンジン回転数が設定値R1
(例えば1650r、p、m )より低い時“l”レベ
ルの出力を出してアイドルアップ用電磁弁117を作動
させ、設定値R2(例えば1800r、p、m )より
高い時は“0”レベルの出力を出してアイドルアップの
作動を停止させる。
前記した送風機スイッチ119,120の投入による“
0”レベルの信号がインバータにより反転されて、“1
”レベルの信号としてアンド回路108.109に加わ
るので、このアンド回路108.109の出力が″l″
レベルとなり、オア回路112の出力が“1″レベルと
なり、アンド回路107の出力も“1”となり、トラン
ジスタ114がオンし、リレー118に通電し、その可
動接点118aを固定接点118bに閉成する。
これにより、電磁クラッチ11に通電され、圧縮機lが
作動する。
また、このときは冷蔵庫スイッチ24がオフ状態にある
ので、タイマ回路201の出力が“02レベルであり、
そのためアンド回路110.111の出力がいずれも“
1″となり、トランジスタ115.116がオンするの
で、電磁弁7.70に通電され、この電磁弁7.70が
開くので、蒸発器5,50に冷媒が流通可能となる。
よって、圧縮機1より吐出された冷媒が配管中を循環し
、冷媒が冷房用蒸発器5,50で蒸発する際に送風空気
より気化熱を奪い、気化熱を奪われて冷却された空気が
送風機6.60によって車室内に吹き出される。この際
、蒸発器5,50内の蒸発圧力は通常2〜3kg/c+
Jであり、従って冷蔵用冷媒回路16の圧縮機吸入側端
部に作用する圧力も同程度であるので、定圧膨張弁17
は閉じたままであり、冷蔵用冷媒回路16内に冷媒は流
れない。
そして、冷房作用が進行しで、温度センサ9または90
の検出温度が設定温度より低下すれば、比較器104ま
たは105の出力が“0”となり、電磁弁7または70
が閉じ、蒸発器5または50のフロストを防止する。
温度センサ9.90の検出温度がいずれも設定温度より
低下した時は、両電磁弁7.70が閉じると同時に、電
磁クラッチ11への通電が遮断され、圧縮機1が停止す
る。
次に、上記冷房運転と同時に、冷蔵庫Cを作動させる時
には、冷蔵庫スイッチ24を冷蔵(cOOL)または冷
凍(i c e)の位置に投入するのであるが、この両
位置のいずれの場合も、タイマ回路201はTI (!
:T2で示すパルス信号を冷房用制御装置100のアン
ド回路110.111とオア回路112に加える。その
結果、アンド回路110.111では、タイマ回路20
1の出力信号のうちTIの間だけ出力が“0”となり、
電磁弁7.70を閉じ、逆にT2の間はアンド回路11
0.111の出力が“l”となり、電磁弁7゜70を開
く。以後、電磁弁7.70は前記18時間閉じ、T2時
間開(という動作を繰返す。そして、電磁弁7.70が
閉じると、冷房用蒸発器5゜50への冷媒の流れが止ま
るため圧縮機1の吸入圧力が急激に低下して、短時間例
えば3〜4秒で0.5kg/crlGに達する。このた
め、冷蔵用冷媒回路1Gの定圧膨張弁17が開き、冷蔵
用冷媒回路16を冷媒が流れるようになる。この時、定
圧膨張弁17は低圧側圧力を設定圧力(0,5kg/c
rAG)に制御するため、冷蔵用蒸発器18内は蒸発圧
力0.5kg/ailG、蒸発温度−21℃の状態とな
り、冷凍用蒸発器部18aでは、製氷も可能となる。
そして、前記T7時間が過ぎると、電磁弁7.70に通
電されるため、電磁弁7,70が開弁状態に戻る。そし
て、電磁弁7,70が開くと、冷媒が再び冷房用蒸発器
5.50に供給され、蒸発器5.50内圧力及び圧縮機
吸入側圧力が2〜3 kg/ cd Gに戻る。この圧
力は冷蔵用蒸発器18内の圧力(0,5kg/cjG)
よりもはるかに高いが、冷蔵用蒸発器18の下流に逆止
弁19が配設されているので、冷房用蒸発器5.50を
通った冷媒ガスが冷蔵庫用蒸発器18内に逆流して、こ
の蒸発器18内の圧力を急激に上昇させるということは
ない。一方、定圧膨張弁17は低圧側圧力が設定圧力0
.5kg/cJGより高くなると自動的に閉じるので冷
媒の供給を止める。従って、蒸発器18は内部の液冷媒
が徐々に蒸発しながら製氷を続ける。
この状態は12時間の間継続する。以後、上記設定時間
T+ 、Ttに従って電磁弁7,70の開閉が繰り返さ
れることにより、車室の冷房作用と冷蔵庫Cにおける冷
却作用を同時に得ることができる。冷蔵用送風機22の
作動は温度センサ23の検出信号に応じて自動的に断続
される。
冷蔵庫スイッチ24を冷蔵(cOOL)の位置に投入し
た時は、タイマ回路201のパルス出力が前述したごと
<TI=10秒、Tz=12Q秒となり、一方冷凍(i
ce)の位置に投入した時はタイマ回路201のパルス
出力がT+=15秒。
Tz=60秒となる。従って、前者の場合より後者の方
が冷蔵用蒸発器18に冷媒が流れる時間(換言すれば電
磁弁7,70の閉弁時間)が長くなり、冷蔵庫Cの冷却
能力が向上するので、製氷時間が短くなる。
次に、春秋季のごとく中間シーズンにおいて、冷蔵庫C
のみを作動させ、冷房運転をしない時は、冷蔵庫スイッ
チ24を冷蔵(cOOL)または冷凍(ice)の位置
に投入するが、冷房用の送風機スイッチ119,120
はオフ状態のままとする。
ここで、送風機スイッチ119.120がオフであって
も、イグニッションスイッチ14が投入されておれば、
冷房用制御装置100にも電源が常に供給されている。
前記送風機スイッチ119゜120がオフ状態にあるた
め、アンド回路110゜111の出力が常に“0”とな
り、電磁弁7.70は常に閉じたままとなる。
一方、アンド回路108.109の出力も常に“O”と
なるので、オア回路112の出力はタイマ回路201の
パルス出力によってT6時間だけ“1”となり、この1
9時間だけ電磁クラッチllが通電され、圧縮機1が作
動する。
すなわち、冷蔵庫単独運転時には、タイマ回路201の
パルス出力に従って圧縮機1がT6時間作動、T2時間
停止という断続作動を繰返す。これによって、冷蔵用蒸
発器18に断続的に冷媒を供給し、冷蔵庫Cの冷却を行
う。圧縮機lは車室内の冷房能力を確保できるだけの大
きな能力(容量)を持つように予め設計されているので
、冷蔵庫単独運転時に圧縮機1を連続運転すると、圧縮
機能力が過大となるので、好ましくない。これに反し、
本例では圧縮機1を上述のごとく断続運転することによ
って、冷蔵庫冷却能力に対応した圧縮機能力を設定でき
、圧縮機稼動率を低減できるので、自動車エンジンの省
動力という観点から有益である。
本発明は上述した図示実施例に限定されるものではなく
、種々変形可能である。以下その変形例について列記す
る。
(11上述の実施例では、イグニッションスイッチ14
が投入されると、冷房用制御装置100に常に電源が供
給されるよう構成したが、冷房用制御装置100にイグ
ニッションスイッチ14と、独立に設けた手動操作の冷
房スイッチを介して電源を供給するとともに、冷蔵用制
御装置200が起動した時には、この起動と連動して、
前記冷房スイッチとは無関係に冷房用制御装置100に
電源を供給するよう構成してもよい。
(2)前述の実施例では、冷蔵庫C内の温度センサ23
の検出温度が設定温度以下になったとき、送風機22の
作動を停止しているが、タイマ回路201の出力を“0
”のままとして、圧縮機1の作動を停止するようにして
もよい。この場合、送風機22は作動させたままとして
もよく、また送風機22と圧縮機lを同時に停止しても
よい。
(3)冷房用制御装置100と冷蔵用制御装置2゜Oは
マイクロコンピュータを用いた制御装置によって一体化
することもできる。
(4)電磁弁7,7oの開閉制御はタイマ回路2゜lを
用いる他に、冷蔵用蒸発器18の冷却度合を検出して制
御してもよい。
(5)2つの冷房ユニッ)A、Bを設けずに、冷房ユニ
ットを1つのみ設けるものに対しても本発明は同様に適
用できることはもちろんである。この場合には、冷房単
独運転時に温度センサ(9,90)の信号で、電磁弁(
7,70)を開閉する必要はなく、圧縮機lの作動を断
続するだけでよい。
(6)電磁弁7,7oに限らず、電気的に制御できる弁
であれば、どのような弁(例えばモータ制御弁等)でも
使用できる。
〔発明の効果〕
上述したように本発明によれば、冷房単独運転および冷
房冷蔵同時運転を従来通り良好に行うことができるのに
加え、冷蔵単独運転をも良好に行うことができるという
効果が大である。
しかも、圧縮機の断続運転によって冷蔵庫の単独運転を
実現しているから、圧縮機能力が冷蔵庫冷却能力に比し
て過大になることがなく、圧縮機稼動率を大幅に低減で
きるので、車両エンジンの省動力を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は冷凍サ
イクルと電気回路を含む全体構成図、第2図は電気回路
部の具体的結線図である。 ■・・・圧縮機、4.40・・・冷房用減圧装置、5゜
50・・・冷房用蒸発器、7.70・・・電気制御弁を
なす電磁弁、8.80・・・冷房用冷媒回路、16・・
・冷房用冷媒回路、17・・・冷蔵用減圧装置をなす定
圧膨張弁、18・・・冷蔵用蒸発器、24・・・冷蔵庫
用スイッチ、100・・・冷房用制御装置、200・・
・冷蔵庫用制御装置、119.120・・・冷房スイッ
チを兼ねる送風機スイッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)車両エンジンによって駆動される圧縮機と、(b
    )前記圧縮機の冷媒吸入側に設けられ、冷房用減圧装置
    および冷房用蒸発器を有する冷房用冷媒回路と、 (c)前記圧縮機の冷媒吸入側に、前記冷房用冷媒回路
    と並列に設けられ、冷蔵用減圧装置および冷蔵用蒸発器
    を有する冷蔵用冷媒回路と、 (d)前記冷房用冷媒回路への冷媒流れを制御する電気
    制御弁と、 (e)冷房スイッチおよび冷蔵庫スイッチがともに投入
    される冷房冷蔵同時運転時に前記電気制御弁を断続的に
    開閉制御する第1の制御手段と、(f)冷蔵庫スイッチ
    のみが投入される冷蔵単独運転時に、前記第1の制御手
    段からの信号に基づいて前記圧縮機の運転を断続制御す
    る第2の制御手段と、 (g)冷房スイッチのみが投入される冷房単独運転時に
    、前記電気制御弁を開いて前記冷房用蒸発器に冷媒を流
    通可能とし、一方、冷蔵庫スイッチのみが投入される冷
    蔵単独運転時には、前記電気制御弁を閉じて前記冷房用
    蒸発器への冷媒流れを遮断する第3の制御手段とを備え
    る車両用冷凍サイクル装置。
JP14274785A 1985-06-28 1985-06-28 車両用冷凍サイクル装置 Granted JPS624623A (ja)

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Cited By (2)

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JPS6419510U (ja) * 1987-07-27 1989-01-31
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