JPS6245992A - 真空用多段連結型ル−ツブロワ−の冷却装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一１＝ （産業上の利用分野） 本発明は真空用多段連結型ルーツブロワ−の冷却装置に
かかり、−数式、二段式などの各段の真空用ルーツブロ
ワ−をインタークーラーによって冷却することなく、各
段のブロワ−を、冷却ボックスの冷却水中に浸漬して−
まとめに冷却する構成にしたものである。

（従来の技術） 従来の真空用多段連結型ルーツブロワ−は、二段式、−
数式などの形式があるが、二段式と一段式とを接続し、
又は−数式を王台接続する等色々の連結方式がある。い
ずれにしても真空用ルーツブロワ−は封鎖油を使用しな
いドライ型運転式であって、逆流防止弁を使用する必要
がなく、運転停止時に前記防止弁の故障等で油ミストの
逆流するようなトラブルも全く無く、前段のルーツブロ
ワ−の吐出口を後段のルーツブロワ−の吸込口に対し、
ホース、パイプ等を介して接続する多段連結型とし、５
０Ｔｏｒｒ〜０．Ｉ　Ｔｏｒｒ付近までの高真空を容易
に得られるため、食品真空乾燥、真空包装をはじめ、極
く多くの用途に利用されるようになった。

然るに真空ポンプにおいでは、例へば７６０Ｔ　ｏｒｒ
から２６０Ｔｏｒｒに減圧するとぎ、吐出ガス温度が約
１５０℃になり、５Ｔｏｒｒから２Ｔｏｒｒに減圧する
ときは３００℃以上の温度になるので、磯毎のルーツブ
ロワ−に冷却水通路を設け、その通路に低温の水を通す
か、電気運転等の極く大規模な冷却機によって加工した
冷却水を通して冷却しなければならない。

しかるに真空用ブロワ−はケーシング及びハウノング等
の殻部を鋳物によって製作しでいる関係から、高度の鋳
物技術、加工技術が必要である上、大形化、製造コスト
の上昇を免れず、特に前記の冷却機を併用するときは大
形化が者しくなる。尤も、殻部に冷却水通路を設けず、
前記した方式の冷却機により殻部外周等を冷却する形式
もあるが、大形化、高コスト等の点では五十歩百歩であ
って、冷却に関し解決を要する問題点が多い。

（本発明が解決しようとする問題点） 本発明は前記の問題点を解決することを目的とするもの
で、冷却水を注ぎ、該冷却水を所定水位にして排出する
冷却ボックス中に複数の真空用ルーツブロワ−を多段に
収め、最終段の真空用ルーツブロワ−の吸込口に第１７
レキシブルホースを連結して、該ホースを冷却ボックス
に設けた真空吸込ポートに連結し、初段の真空用ルーツ
ブロワ−の吐出口に第２フレキシブルホースを連結して
、該ホースを冷却ボックスの大気放出ポートに連結する
と共に、初段の真空用ルーツブロワ−の吐出口から最終
段の真空用ルーツブロワ−の吸込口までを、冷却水中に
浸す熱交換フレキシブルホースにより連結し、且つ各段
の真空用ルーツブロワ−を冷却水中に浸漬することを特
徴とする真空用多段連結型ルーツブロワ−の冷却装置に
係り、夫々の真空用ルーツブロワ−の殻部に冷却水通路
を設けたり、膨大な冷却機を使用する等の不利を除くこ
とが出来る進歩性がある。

（実施例） 本発明の実施例を添付図面によって説明する。

第１図は冷却ボックス（１）の外観を示した斜視図、第
２図は同一部切欠斜視図である。

冷却ボックス（１）は蓋（２）のみを適時に外せる箱型
とし、外部正面にコントロールキャビネット（３）を取
付け、該キャビネット（３）の外には冷却ボックス（１
）の内部に収める真空用ルーツブロワ−の数に応じ、電
流計、温度計の計器（４）、電力メータ（５）、さらに
夫々のルーツブロワ−のモータに連結するキャブタイヤ
コード（６）、各段又は最終段の真空デーツバイブ（ア
）等を設けるの他、真空吸引ポート（８）、大気放出ポ
ー）（９Ｌ冷却水の供給パイプ（１ｏ）、同排水パイプ
（１１）、ドレンパイプ（１２）を取付ける。

冷却ボックス（１）の内部には、防振ゴム（１３）を敷
いてその上に数段の棚をもつブロワ−架台（１４）を固
定する。

（１５Ｌ　（１６Ｌ　（１７）は三段連を施す真空用ル
ーツブロワ−であって、ブロワ−架台（１４）の各段の
棚板上に防振ゴム板を敷いて据付け、最終段の真空用ル
ーツブロワ−（１７）の吸込口（１７ａ）に最終段フレ
キシブルホース（２１）を連結して、該フレキシブルホ
ース（２１）の端末を真空ポート（８）に連結し、初段
の真空用ルーツブロワ−（１５）の吐出口（１５ｂ）に
初−４＝ 段フレキシブルホース（１８）を連結して、該ホース（
１８）の端末を大気放出ポート（９）に連結し、初段の
真空用ルーツブロワ−（１５）の吸込口（１５ａ）と第
二段の真空用ルーツブロワ−（１６）の吐出口（１６ｂ
）、及び該第二段のブロワ−（１６）の吸込口（１６ａ
）と最終段の真空用ルーツブロワ−（１７）の吐出口（
１７ｂ）とに熱交換用フレキシブルホース（１９）、（
２０）により連結する。冷却ボックス（１）内に供給パ
イプ（１０）から供給し、排水パイプ（１１）から排水
される冷却水Ｗは、初段から最終段までの真空用ルーツ
ブロワ−（１５）〜（１７）の全体及び初段、最終段フ
レキシブルホース（１８）、（２１）の大部分、熱交換
用フレキシブルホース（１９）、（２０）の全体を水面
下にするものである。

第３図は１個の駆動モータ及び二本平行のルーツ軸によ
って二基に夫々装入したルーツロータを駆動する二段式
真空ルーツブロワ−を示し、一体形に連結したケーシン
グ（２２）、（２３）の夫々に吸込口（２４）、（２６
）と吐出口（２５）、（２７）をもつ（第３図には吐出
口（２５）と吸込口（２６）は図示されていない）。

本発明はかかる二段式真空用ルーツブロワ−と、第２図
）こ示す一段式真空用ルーツブロワーとを混用すること
もできる。

第４〜７図は、各種型式の真空用ルーツブロワ−の冷却
ボックス（１）内への装入を示したフローシート図であ
って、第４図は一数式真空用ルーツブロワーａ、ｂに二
個を装入した態様を示し、この場合熱交換フレキシブル
ホースは一本だけが使用される。

第５図は第２図に示した一数式真空用ルーツブロワーｃ
Ｓｄ、ｅの三個装用を示す。

第６図は第３図に示した二段式真空用ルーツブロワ−ｆ
、ｆ′と、−数式真空用ルーツブロワ−９の装用を示し
たもので、ルーツブロワ−ｆの吐出口とルーツブロワ−
ｆ′の吸込口の間も第５図と同様しこ熱交換用フレキシ
ブルホースにより連結する。

第７図は第３図に示した二段式真空用ルーツプロワ−二
台ｈＳｈ′φｉ、ｆ′を二段の棚板に取付けた態様を示
し、ルーツブロワ−ｈの吐出口（２８）とルーツブロワ
−ｈ′の吸込口（２９）及びルーツブロワ−１の吐出口
（２８）とルーツブロワ−１′の吸込口（ｚ９）の間も
、第６図の二段式真空用ルーツブロワ−ｆ、ｆ′につい
て説明したと同様に熱交換フレキシブルホースによって
連結する。

添付図面のものは、水平方向の巾が大きい横型を以て示
しているが、縦方向に長い縦型を使用することもできる
。

（発明の作用及び効果） 本発明は、冷却ボックスに冷却水を注ぎ、該冷却を所定
の水位にして排出し、その冷却水の水面より下に複数の
真空多段連結型ルーツブロワ−を多段に納め、かつ最終
段の真空用ルーツブロワ−の吸込口に連結した最終段７
レキシプルホースを、前記ボックスの大気放出ポートに
連結し、初段の真空用ルーツブロワ−の吐出口に連結し
た初段フレキシブルホースを前記ボックスの真空吸引ポ
ートに連結しているのみでなく、多段連結なるが故に最
終段と初段若しくは最終段の初段間の中間の各真空型ル
ーツブロワ−についで、吐出口と吸込口とを連結して直
列形にするために、冷却水中に浸す熱交換フレキシブル
ホースな連結を施し、複数の真空用ルーツブロワ−と、
前記熱交換フレキシブルホースとを−まとめにして冷却
するものであって、真空吸引から生ずる圧縮ガスの発熱
をも冷却できるものであるため、冷却水を個々の真空用
ルーツブロワ−の殻体に流通する孔を高度の鋳造技術及
び加工技術を駆使して、製作に手数を手間ける必要もな
く、又、大ががりな冷凍サイクル装置を使用することも
な（、真空用多段連結型ルーツブロワ−を冷却ボックス
内にユニット化しで納めることができ、冷却水は水温１
５℃付近であってもち水量さえ適量であれば、充分の冷
却効果を得られる効果をもつ。

【図面の簡単な説明】

添付図面は本発明の実施例を示し、第１図は冷却ボック
スの外殻の斜視図、第２図は同一部切欠斜視図、第３図
は本発明において使用することもある二段式真空ルーツ
ブロワ−の斜視図、第４〜７図は本発明を説明したフロ
ーシート図である。 （１）→冷却ボックス　（８）→真空吸引ポート（９）
→大気放出ポート （１５）、（１６）、（１７）→真空用ルーツブロワー
（１５ａ）、（１６ａ）、（１７ａ）→吸込口（１５１
＋）、（１６ｂ）、（１７１））→吐出口（１８）→初
段フレキシブルホース （１９）、（２０）→熱交換用フレキシブルホース（２
１）→最終段フレキシブルホース 出頭人　株式会社ア　ン　し　ッ　ト ０＼△一一一−ベ ％ θ ２　　　　　　　　　　　　　θ イ ／　／　／　　　　　Ｓ 刈 １、事件の表示　特願昭６０−１８６２２２２０発明の
名称　真空用多段連結型ルーツブロワ−の冷却装置 ３、補正をする者 事件との関係　出願人 ４、代理人 住　所　名古屋市中村区椿町１５番１９号大正生命ビル
６、補正により増加する発明の数 ７、補正の対象　明細書 ８、補正の内容　別紙の通り 特願昭６０−１８６２２２ 補　　正　　の　　内　　容 １、　明細書の特許請求の範囲を別紙の通りに訂正する
。 ２、明細書第４頁第２行、第８頁第１２行に夫々「多段
に」とあるを ［多段に連結できるように］ と訂正する。 ３、明細書第４頁第１０行、第７頁１８行、第８頁第３
〜４行、第９頁第２〜３行に夫々［熱交換フレキシブル
ホース」とあるを ［熱交換作用のフレキシブルホース」 と訂正する。 ４、明細書第６頁第７行、同頁第１２行、第７頁第１６
行、第１０頁第６行に夫々「熱交換用フレキシブルホー
ス」とあるを 「熱交換作用の７レキシプルホース」 と訂正する。 ５、明細書第４頁第１１〜１２行に［真空用ルーツブロ
ワ−を冷却水中に浸漬する］とあるを「真空用ルーツブ
ロワ−を、平面もしくは上下に納めて浸漬し、熱交換機
を使用しないで冷却水のみで冷却する」 と訂正する。 ６、　明＃ＩＩＩ書第９頁第１行に「熱交換フレキシブ
ルホースを」とあるを 「熱交換作用の７レキシブルホースの」と訂正する。 ７、　明細書第９頁第７〜８行に「手数を手間ける」と
あるな 「手数と手間をかける」 と訂正する。 以　　上 特願昭６０−１８６２２２ 別　　　　　紙 特許請求の範囲 １）冷却水を注ぎ、該冷却水を所定水位にして排出する
冷却ボックス中に複数の真空用ルーツブロワ−を多段に
　糸１できるように収め、最終段の真空用ルーツブロワ
−の吸込口に最終段フレキシブルホースを連結して、該
ホースを冷却ボックスに設けた真空ポートに連結し、初
段の真空用ルーツブロワ−の吐出口に初段フレキシブル
ホースを連結しで、該ホースを冷却ボックスの大気放出
ポートに連結すると共に、初段の真空用ルーツブロワ−
の吐出口から最終段の真空用ルーツブロワ−の吸込口ま
でを、冷却水中に浸す熱交換ＬＨ１Ｆ）７レキシブルホ
ースにより連結し、且つ各段の真空用ルーツブロワ−を
１　もしくは上　に　めで冷却水中に浸漬し１、　　磯
を　　しないで　−却ノＫｐ−Ｌ隻亀織することを特徴
とする真空用多段連結型ルーツブロワ−の冷却装置。 昭和　年　月　日 １、事件の表示　特願昭６０−１８６２２２２、発明の
名称　真空用多段連結型ルーツブロワ−の冷却装置 ３、補正をする者 事件との関係　出願人 名　称　　株式会社　アンレット ４、代理人 ６、補正の対象　明細書 ７、補正の内容　別紙の通り ７メー 特願昭６０−１８６２２２ 補　　正　　の　　内　　容 １、明細書第５頁第１４行に「三段連」とあるを「三段
連装」 と訂正する。 ２、明細書第６頁第１５行と第１６行の間に次の通りに
挿入する。 ［′Ｉ＆終段の真空用ブロワ−の吐出口（１５ｂ）を大
気放出ポート（９）に直接に連結することがでトる。 その場合は大気放出ポート（９）の位置を冷却水の水面
より低くする。」 ３、明細書第８頁ｆｆ１ｆＪ５行〜第７行を次のとおり
に訂正する。 ［第２．４〜６図は、縦方向に長い縦型のルーツブロワ
−を以て示しているが、水平方向の中が大きい模型を使
用することもできる。 各冷却ボックス中に→Ｊ゛イレンサを設置することもで
きる。」 以　　上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）冷却水を注ぎ、該冷却水を所定水位にして排出する
   冷却ボックス中に複数の真空用ルーツブロワーを多段に
   収め、最終段の真空用ルーツブロワーの吸込口に最終段
   フレキシブルホースを連結して、該ホースを冷却ボック
   スに設けた真空ポートに連結し、初段の真空用ルーツブ
   ロワーの吐出口に初段フレキシブルホースを連結して、
   該ホースを冷却ボックスの大気放出ポートに連結すると
   共に、初段の真空用ルーツブロワーの吐出口から最終段
   の真空用ルーツブロワーの吸込口までを、冷却水中に浸
   す熱交換フレキシブルホースにより連結し、且つ各段の
   真空用ルーツブロワーを冷却水中に浸漬することを特徴
   とする真空用多段連結型ルーツブロワーの冷却装置。