JPS6244813A - 電歪式アクチュエータ装置 - Google Patents

電歪式アクチュエータ装置

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JPS6244813A
JPS6244813A JP60184061A JP18406185A JPS6244813A JP S6244813 A JPS6244813 A JP S6244813A JP 60184061 A JP60184061 A JP 60184061A JP 18406185 A JP18406185 A JP 18406185A JP S6244813 A JPS6244813 A JP S6244813A
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electrostrictive actuator
capacitor
voltage
actuator
electrostrictive
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Michiyasu Moritsugu
通泰 森次
Hisashi Kawai
寿 河合
Yasuyuki Sakakibara
榊原 康行
Masayuki Abe
誠幸 阿部
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

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  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電歪式アクチュエータ装置およびこの装置を用
いたディーゼル機関用燃料噴射装置に関し、特に、本発
明の電歪式アクチュエータ装置はディーゼル機関の燃料
噴射ポンプに取り付けられ、ディーゼル機関のアイドル
騒音の低減に有効なパイロット噴射を実現するために用
いられる。
〔従来の技術、および発明が解決しようとする問題点〕
ディーゼル機関(以後ディーゼルエンジンと言う)のア
イドル騒音の低減にパイロット噴射が有効であることは
既に知られている。
このパイロット噴射を実現するために種々の試みが従来
なされている。本発明者らはこの試みとして、燃料噴射
ポンプの噴射経路に電歪素子(例えばPZT)をアクチ
ュエータとして組み込み、燃料噴射開始直後に電歪素子
を収縮させ、噴射経路の圧力を一時的に低下させてパイ
ロット噴射を行なわせるものを行なってきた。
前述のアクチュエータ(以後電歪式アクチュエータと言
う)は、例えばPZTと呼ばれるセラミック材を電歪素
子として使用し、これの薄い円盤状(φ15X t O
,5)n+mのものを約50桟積層して円柱状となした
ものである。前記円盤状電歪素子は厚み方向に500V
程度の電圧を印加すると0.5μm程度伸びるので、こ
れを50枚積層して各々の素子の厚み方向に500V印
加すると全体として25μm程度の伸長が得られる。こ
の電圧を解除するか又は若干の負電圧を印加すれば同程
度の縮小を起こして元の長さに戻る。また、この電歪式
アクチュエータに軸方向圧縮の荷重をかけた時には前記
電歪素子の各個は第3図に示すように圧縮荷重に比例し
た電圧を発生し、前述の構成の電歪式アクチュエータで
は500kgの荷重で500 Vの電圧が発生する。こ
れらの電歪式アクチュエータの性質は公知である。
そして従来は前記電歪式アクチュエータに高電圧電源を
接続し、燃料噴射開始直後に電歪アクチュエータに印加
されていた高電圧を解除、あるいは負電圧を印加するこ
とによってこれを収縮させ、パイロット噴射を行なわせ
ていた。ところが、このような電歪式アクチュエータの
制御方式では、外部に設置する高電圧発生装置のコスト
が高いという問題があった。
次に、本発明者らは荷重の印加により電圧を発生してい
る電歪式アクチュエータを短絡即ちショートさせたとこ
ろ、電歪式アクチュエータ全体と′して第4図のような
軸方向の縮小が生じた。即ち、軸方向に500に+rの
荷重が加わっている状態で電歪式アクチュエータをショ
ートさせたところ、25μmの縮小を生じたのである。
そこで本発明者らは燃料噴射ポンプのポンプ室に取り付
けた電歪式アクチュエータを、単にショートするだけの
第9図に示す駆動回路を考えた。
この回路には電歪式アクチュエータ200に並列に、電
流制限用抵抗152を直列に介してサイリスタ151が
接続されている。
153はダイオードで、カソード側が高圧側に、アノー
ド側が接地側にすなわち逆方向に接続されており、電歪
式アクチュエータ200に逆電圧がかからないように保
護している。サイリスタ151のゲート端子154にト
リガ信号が入るとサイリスタ151は導通し電歪式アク
チュエータ200をショートし収縮させる。
この状態を第10図の波形図で説明する。第10図(2
)はポンプ室の圧力を示しており、電歪式アクチュエー
タ200がオープン状態の時には電歪アクチュエータに
ポンプ室の圧力に比例した電圧が発生する(第10図(
4))。この発生電圧がノズルの開弁圧より大きい所定
の電圧(500V )に達した時にこれを検出してトリ
ガ信号が発生しサイリスタ151を導通させる。そうす
ると電歪アクチュエータ200はその時の発生電圧(5
00v )に相当した収縮を生じる。
このためポンプ室の圧力が低下し噴射が中断されるため
第10図(5)の如くパイロット噴射を行なうことがで
きることは前述した通りである。
しかし、この電歪アクチュエータ200を単にショート
するだけの方式では、電歪式アクチュエータ200が荷
重のために分極劣化し前述のオープン状態での電圧が充
分発生しな(なり、その結果パイロット噴射の形態を実
現する伸縮量が得られなくなる。そこで、電歪式アクチ
ュエータ200をショートするかわりに電歪式アクチュ
エータ200に発生する電圧をコンデンサに吸いとり、
その後コンデンサに蓄電した電荷を電歪式アクチュエー
タ200に戻すことで分極劣化を防止しようとするもの
が第11図の電歪式アクチュエータとその制御手段から
なる電歪アクチュエータ装置である。
この装置では電歪式アクチュエータ200の高圧側にコ
イル163、スイッチング素子である第1サイリスタ1
61が直列接続され、コンデンサ300に接続されてい
る。これと並列にコイル165および前記サイリスタ1
61と逆極性の第2サイリスタ168が接続されている
。また、前記電歪式アクチュエータ200には並列に逆
電圧防止用ダイオード166が接続され、サイリスタ1
61および第2サイリスタ168のゲートは、それぞれ
パルストランスPTI、PT2を介して制御回路Cに接
続されている。
前記装置では、燃料噴射ポンプの圧送工程にて電歪式ア
クチュエータ200に発生した電荷は、制御回路Cがパ
ルストランスPTIを介してサイリスタ161をオンす
ることによりコンデンサ300に移り、電歪式アクチュ
エータ200はショート状態と同様になって収縮を行な
ってパイロット噴射が行なわれる。次に、ポンプの圧送
工程が終了し、かつ次の圧送工程が開始される前に、制
御回路CがパルストランスPT2を介して第2サイリス
タ168をオンさせることにより、コンデンサ300に
蓄えられていた電荷がコイル165を通じて電歪式アク
チュエータ200に戻され、分極劣化が防止される。
しかしながら、このような電歪アクチュエータ装置は、
高価なスイッチング素子であるサイリスタ、高価なパル
ストランスをそれぞれ2個ずつ用いた構成となっており
、価格の面から見て非常に不利である。
本発明は前述のように機能する電歪アクチュエータ装置
における高価な素子の使用個数を低減し、比較的安価な
構成でありなから電歪式アクチュエータの分極劣化を防
止できる電歪式アクチュエータ装置およびこの装置を用
いたディーゼル機関用燃料噴射装置を実現することを目
的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成する本発明の基本形態にがかる電歪式ア
クチュエータ装置は、くり返し荷重を受ける場所に設置
され、圧縮荷重に応じて電圧を発生し、印加電圧に応じ
て伸縮する電歪式アクチュエータと、この電歪アクチュ
エータに電圧を印加する制御手段とからなる電歪式アク
チュエータ装置であって、該制御手段は該電歪式アクチ
ュエータの発生する電荷を蓄電可能なコンデンサと、こ
のコンデンサへ該電歪式アクチュエータの発生する電荷
を充電可能なスイッチ素子と、該コンデンサに蓄電され
た電荷を電歪式アクチュエータに戻せる電流制限素子と
、該スイッチ素子を所定の時期に導通させる制御回路と
を備えていることを特徴としている。
また、本発明の他の形態にかかる前記電歪式アクチュエ
ータ装置を用いたディーゼル機関用燃料噴射装置は、燃
料噴射ポンプのシリンダボアと該シリンダボア内に摺動
自在に嵌合されたプランジャとによって形成されるポン
プ室内に燃料を導入するとともにポンプ室の容積を変化
させて燃料を加圧送出して噴射弁から噴出させるディー
ゼル機関用燃料噴射装置における、該ポンプ室に、くり
返し荷重を受けて電圧を発生し、印加電圧に応じて伸縮
する電歪式アクチュエータによって容積を変化できる可
変容積室を連通させると共に、該電歪式アクチュエータ
に電圧を印加する制御手段を接続し、該制御手段は該電
歪式アクチュエータの発生する電荷を蓄電可能なコンデ
ンサと、このコンデンサへ前記電歪式アクチュエータの
発生する電荷を充電可能なスイッチ素子と、該コンデン
サに蓄電された電荷を電歪式アクチュエータに戻せる電
流制限素子と、該スイッチ素子を前記ポンプ室内の燃料
圧力が一定の圧力を超えた所定の時期に導通させる制御
回路とを備えていることを特徴としている。
〔実施例〕
以下添付図面を用いて本発明の装置の実施例を説明する
本発明の基本形態の一実施例としての電歪式アクチュエ
ータ装置が第1図に示される。
第1図に示される電歪式アクチュエータ装置を分配型燃
料噴射ポンプに装着した構成が第2図に示される。この
構成上の特徴は、分配型燃料噴射ポンプPのポンプ室6
02と直結して噴射率制御装置7が設けられていること
である。
まず燃料噴射ポンプPについて説明する。ケーシング6
04のシリンダボア605内に摺動自在に支持されたプ
ランジャ606は、エンジン回転数の2分の1に同期し
て回転往復運動を行う。即ち、工ンジンの回転はギヤ又
はタイミングベルトを介して駆動軸(図示せず)に伝達
され、プランジャ606はこの駆動軸により同軸的に回
転駆動されるとともに、フェイスカム607がローラ6
08に係合することにより往復運動する。フェイスカム
607はバネ(図示せず)により常時図の左方に付勢さ
れてローラ60Bに係合しており、プランジャ606の
往復運動は、軸心周りに回転してフェイスカム607の
カム面の形状に従うことにより行われる。
プランジャ606はその外周に、1個の分配ポート60
9とエンジン気筒数と同数の吸入ボー)610a。
610bとが形成され、プランジャ606の先端面とシ
リンダボア605との間にはポンプ室602が形成され
る。
ケーシング604には、低圧室611とこの低圧室61
1をシリンダボア605に連通ずる吸入通路612と、
外部の各噴射弁813をシリンダボア605に導通可能
な分配通路614が形成される。分配通路614はエン
ジン気筒数と同数設けられるとともに、その途中にはそ
れぞれデリバリ弁615が設けられる。デリバリ弁61
5はばね616に抗して開放可能であり、逆止弁として
の機能及び吸戻し弁としての機能を有する。
然してプランジャ606が左行してポンプ室602が膨
張する時、いずれかの吸入ボー1−610が吸入通路6
12に導通して低圧室611内の燃料がポンプ室602
に吸入され、これとは逆に、プランジャ606が右行し
てポンプ室602が加圧される時、分配ポー)609が
いずれかの分配通路614に導通してポンプ室602内
の燃料が外部に送出される。燃料の送出はプランジャ6
06が右行を始めた時に始まり、さら番こプランジャ6
06が右行してスピルポート617がスピルリング61
8の右端面より低圧室611内へと開放された時に終わ
る。
ここでスピルポート617とはプランジャ60Gに設け
られて、ポンプ室602と低圧室611 とを導通する
為の開口であり、スピルリング618は、短いシリンダ
状であって、その内孔をプランジャ606が摺動するも
のである。スピルリング618はレバー619によって
その固定位置を変えることができ、スピルリング618
の位置によってポンプ室602の吐出量を変えることが
できる。レバー619は間接的にアクセルレバ−と連動
している。以」二は公知部分の説明である。
次に噴射率制御装置について説明する。
噴射率制御装置7はケーシング720の中に、第2図の
右から電歪式アクチュエータ200、ピストン722、
皿ばね723、ディスタンスピース624を収納して構
成されている。ケーシング720は底のある円筒の形、
即ち袋状であって、その開放端部の雄ねじ729によっ
て噴射ポンプPに取り付は固定しである。
この実施例の電歪式アクチュエータ200は従来例同様
に薄い円盤状(φ15X t O,5) mmの電歪素
子を約50桟積層して円柱状となしたものである。
従って、この電歪素子はPZTと呼ばれるセラミック材
であり、チタン酸ジルコン酸鉛を主成分としており、そ
の厚み方向に500V程度の電圧を印加すると0.5μ
m程度伸びる。これを50枚積層して各々の素子の厚み
方向に500■印加すると全く15) 体として25μmの伸長が得られる。この電圧を解除す
るか又は若干の負電圧を印加すれば25μmの縮小を起
こして元の長さに戻る。
また、この電歪式アクチュエータ200に軸方向圧縮の
荷重をかけた時1枚1枚の電歪素子には第3図のような
電圧が発生する、すなわち500kgの負荷で500■
の電圧が発生する。更に、ピストン722に500kg
の荷重が加わっている状態で電歪式アクチュエータ20
0をショートさせると第4図より25μmの縮小を生じ
ることも従来例同様である。
電歪式アクチュエータ200へ所定の時期における電圧
の印加、ショート、オープン等の操作はリード線725
を介して外部の制御手段であるコントローラC0NTに
よって制御される。
電歪式アクチュエータ200の伸縮作用はピストン72
2に伝えられ、ピストン722とディスタンスピース6
24とケーシング720を室壁として形成される可変容
積室726の容積を拡大・縮小する。皿ばね723は可
変容積室726の中にあって、電歪式アクチュエータ2
00を縮小する方向に付勢している。
ディスタンスピース624は円盤状であって、その中央
には貫通孔627を有している。ディスタンスピース6
24の直径はピストン722の直径よりも−回り大きく
、ケーシング720の雄ねじ729を締め込んで行くと
、ケーシング720とケーシング604とにはさみ込ま
れるようになってシールを行う。可変容積室726は貫
通孔627を介してポンプ室602と導通している。
可変容積室726の圧力がピストン722を介して電歪
式アクチュエータ200側に漏洩しないように0リング
728がピストン722の外周に配設されている。
以上の構成に於いて作用を説明すると、電歪式アクチュ
エータ200に外部からの電圧を印加せず、又ショート
もさせなかった時、即ち電気的にオープンした時、ポン
プ室602の圧力は第5図の上方の曲線(alとなる。
第5図中に示す凸の部分が吐出行程であって、即ち、プ
ランジャ606が右行しつつかつ、スピルボート617
、スピルリング618によっておおわれている時である
。このうち、噴射弁813の開弁圧より高い部分が噴射
に寄与する部分である。即ち、この期間、噴射弁813
は開弁しており、その開弁リフトはその圧力と比例して
いる。よって噴射量もその圧力と概ね比例している。
又、電歪式アクチュエータ200にはポンプ室602の
圧力に比例した電荷が生し、第3図の電圧が発生する。
なお、ポンプ室602の圧力を第3図の圧縮荷重に換算
するには、圧力にピストン722の受圧面積をかけてや
ればよく、第2図の場合、ピストン722の受圧面積は
4cJ程度であり、噴射弁813の開弁圧は100kg
/cJに設定しであるので、噴射開始時に電歪式アクチ
ュエータ200によって発生する電圧は400Vである
またコントローラC0NTは電歪式アクチュエータ20
0に発生した電圧がさらに上昇して500Vに達した時
、即ち、噴射弁813が噴射を開始した直後の所定の時
期に、電歪式アクチュエータ200をショートして発生
した電圧をOvに落とすように制御する。
この時電歪式アクチュエータ200は第4図に示すよう
に25μmの縮小を起こすので、可変容積室726は4
cJX 25 /’m= 1 (ln3の膨張を生じる
。よってポンプ室602の圧力は低下して噴射弁813
からの噴射圧は低下する。もしくはポンプ室602の圧
力は第5図の下方の曲線中)となる。後述の場合、噴射
弁813からの噴射は一時中断され、パイロット噴射の
形態を実現することができる。
ここで、電歪式アクチュエータには繰り返し荷重がかか
っているので分極劣化し、次第に伸縮量が低下し、その
結果パイロット噴射の形態を実現できなくなる可能性が
あるが、本発明の構成では前記コントローラC0NT 
(第1図装置)に含まれるコンデンサに蓄電した電荷を
再び電歪式アクチュエータに戻してやるので分極劣化し
た電歪式アクチュエータを再び分極させ、パイロット噴
射を可能にすることができる。
次に第1図装置における電歪式アクチュエータの駆動に
ついて説明する。
第1図のA部は、本発明の電歪式アクチュエータ装置に
おける電歪式アクチュエータとその制御手段の主要部分
である駆動回路を示している。電歪式アクチュエータ2
00の高圧側にコイル163、スイッチ素子であるサイ
リスタ161が直列接続され、コンデンサ300に接続
されている。これと並列に抵抗164、ダイオード16
2を直列に接続したものが接続されている。また、電歪
式アクチュエータ200と逆並列に逆電圧防止用ダイオ
ード166が接続されている。
電歪式アクチュエータ200の発生電圧が開弁圧以上の
所定の電圧になった時、サイリスタ161のゲート端子
167にトリガ信号が送られる(第6図(2))。これ
によりサイリスタ161は導通する。この状態で電歪式
アクチュエータ200、コイル163、コンデンサ30
0から成る直列共振回路が形成され、電歪式アクチュエ
ータ200に発生した電荷はコンデンサ300に移るた
め、電歪式アクチュエータ200はショート状態と同様
になり収縮を行なう。
このとき、この収縮によりポンプ室の圧力が低下しパイ
ロット噴射の状態を呈することは前述した通りである(
第6図(4))。次に、ポンプの圧送行程が終了し、か
つ次の圧送行程が開始する期間内にコンデンサ300に
蓄えられていた電荷がダイオード162、抵抗164を
介してゆっくりと電歪式アクチュエータ200に戻され
、コンデンサ300と電歪式アクチュエータの電圧が等
しくなると平衡する。コンデンサに蓄えられていた電圧
が400Vだったとすると200 Vが電歪式アクチュ
エータに戻されることになる。しかる後、次の圧送行程
が始まるが、この時、電歪式アクチュエータ200の電
圧はすでに200Vになっているため、圧送に伴って電
圧が上昇し、先程のサイリスタ161をトリガすべきタ
イミング時点では200V + 500V = 700
Vに達することになる。以上の様に電歪式アクチュエー
タ200に荷重がかかる時は常に200vの電圧があら
かじめ電歪式アクチュエータに印加されており、これに
より分極劣化を防止することができる。
第1図装置におけるコントローラC0NTの前記サイリ
スタ161をトリガする制御回路について以下に記述す
る。101は第1コンパレータで、電歪式アクチュエー
タ200の端子電圧が抵抗102.103により分圧さ
れて非反転入力に接続されている。
反転入力には基準電圧(VRI)104が接続されてお
り電歪式アクチュエータ200の端子電圧700 V以
上になると第1コンパレータ101の出力は「1」レベ
ルとなる。第1コンパレータ101の出力は、リトリガ
ラプルの第1ワンシヨツトマルチ105の立上りトリガ
入力に接続されている。
第1ワンシヨツトマルチ105の出力パルス幅はコンデ
ンサ106、抵抗107により決定される。第1図装置
においては、このパルス幅を、アイドル回転時のポンプ
圧送行程期間より少し長め(約15 m5ec)に設定
しである。
この理由は、高負荷時には圧送期間が長くなりかつ圧送
圧力も高くなるため、パイロット噴射のための1回目の
ショート以後においても電歪式アクチュエータの発生電
圧が前述の基準電圧(Vlll)を超えてしまい、複数
回のショート動作を行なってしまうのを防止するためで
ある。
すなわち第1ワンシヨツトマルチ105の信号発生期間
中は、不必要な信号はマスクされるようになっている。
第1ワンシヨツトマルチ105のQ出力は第2ワンシヨ
ツトマルチ108の立上りトリガ入力に接続されている
。第2ワンシヨツトマルチ108の出力パルス幅はコン
デンサ109 、抵抗110により決定される。このパ
ルス幅はサイリスタ161のトリガ信号のパルス幅であ
るので、短くてよく約30μsに設定しである。
第2ワンシヨツトマルチ108のQ出力は抵抗111 
.112を介してトランジスタ113のベースに接続さ
れており、第2ワンシヨツトマルチ108のQ出力が「
1ルベルのとき、トランジスタ113はオンになる。ト
ランジスタ113のコレクタにはパルストランス114
が接続されており、トランジスタ113がオンになると
パルストランス114の1次コイルに電流が流れ、2次
コイルにトリガ信号が誘起される。
このトリガ信号はサイリスタ161のゲート端子167
に接続され、サイリスタ161をトリガする。
ダイオード115はバンクパルス吸収用である。
抵抗102 :1o3で分圧された電歪式アクチュエー
タの発生電圧は、第2コンパレータ140の非反転入力
にも接続されている。反転入力には基準電圧(VH2)
141が接続されており、電歪式アクチュエータ200
の端子電圧が600■以上になると第2コンパレータ1
40の出力は「1」レベルとなる。
第2コンパレータ140の出力はリトリガラブルの第3
ワンシヨツトマルチ142の立上りトリガ入力に接続さ
れている。第3ワンシヨツトマルチ142の出力パルス
幅はコンデンサ143、 抵抗144で決定される。こ
のパルス幅はエンジン回転数が1200rpmであるポ
ンプ圧送周期、すなわち4気筒エンジンでば25m5に
設定されている。
第3ワンシヨツトマルチ142のQ出力はDフリップフ
ロップ145のD入力に接続されており、Dフリップフ
ロップ145のクロック人力Cには第2コンパレータ1
40の出力が接続されている。Dフリップフロップ14
5のQ出力は2人力オア回路152の一方の入力に接続
されている。
500は図示しないアクセルペダルと連動して動くポテ
ンショメータで負荷に応じた電圧信号を出力する。この
信号は第3コンパレータ150の非反転入力に接続され
ている。反転入力には基準電圧(VH2)151が接続
されており、例えばアクセル開度10%以上で第3コン
パレータ150の出力は「1」レベルとなる。
第3コンパレータ150の出力は2人力オア回路152
のもう一方の入力に接続されている。2人力オア回路1
52の出力は、第2ワンシヨツトマルチ108のリセッ
ト人力Rに接続されており、2人力オア回路152の出
力が「1ルベルのときには第2ワンシヨツトマルチはリ
セットされるため、トリガ信号は発生しないようになっ
ている。
上記構成におけるコントローラC0NTの作動を以下に
記述する。いま、低回転、低負荷時を考えるとポンプ駆
動軸の回転に伴いカムがリフトし、ポンプ室602の圧
力が上昇する。それにつれて電歪式アクチュエータ20
0は加圧され電圧が発生する。
この電圧の初期値は前回コンデンサ300から電荷が供
給されているため200 Vから上昇することになる。
電歪アクチュエータの発生電圧は抵抗102゜103に
より分圧されて第1コンパレーク101により基準電圧
(VRI)と比較される。電歪式アクチュエータの端子
電圧が700■を越えると(第6図(3))、第1コン
パレータ101の出力は「1」レベルとなり、第1ワン
シヨツトマルチ105をトリガする。
第1ワンシヨツトマルチ105のQ出力の立上りにて第
2ワンシヨツトマルチ108がトリガされ、抵抗111
 、112を介してトランジスタ113が導通する。こ
れによりパルストランス114を介してサイリスタ16
1がトリガされて(第6図f21)導通し、電歪式アク
チュエータ200の電荷をコンデンサ300へ吸収する
。このため電歪式アクチュエータ200の端子電圧は約
200vに低下しく第6図(3))、電歪式アクチュエ
ータ200は約25μm収縮するので前述の如くポンプ
室602の圧力が低下しく第6図(1))噴射が中断さ
れる(第6図(4))。サイリスタ161はコイル16
3の共振により自動的に転流し非導通となる。この時カ
ムリフトは、リフトの途中にあるので、さらに燃料の圧
送が行なわれ、ポンプ室602の圧力は再び上昇し噴射
を再開する。
カムリフトが上死点に達する前に前述のスピルボートが
開き、ポンプ室圧がスピルされて噴射を終了する。この
時電歪式アクチュエータ200の端子電圧は第6図(3
)の破線の様に負電圧まで下がろうとするが、負電圧の
値が大きいと電歪式アクチュエータ200の分極が壊さ
れるおそれがあるためダイオード166により逆電圧を
ショートし保護するようになっている。
ポンプ圧送行程が終了すると電歪式アクチュエータ20
0の端子電圧はOVとなり、 コンデンサ電圧〉電歪式アクチュエータ電圧の状態とな
る。この時コンデンサ電圧が400Vであるとすると、
コンデンサ電圧はダイオード162、抵抗164を通じ
て電歪アクチュエータ200に戻され、コンデンサ電圧
と電歪アクチュエータ電圧が等しくなった時、すなわち
200 Vずつとなった時に平衡する。
次にエンジンの運転条件に応じて前記電歪式アクチュエ
ータ200の制御を行なわない方法について説明する。
高負荷あるいは高回転時にはパイロット噴射を行なって
も騒音、振動に対して効果が少なく、またパイロット噴
射を行なうと噴射率が低下するためかえってエンジン出
力が低下するため、電歪式アクチュエータ200の制御
は行なわない。例えば負荷が高い時を考えるとポテンシ
ョメータ500の出力電圧は高くなり、設定負荷以上に
おいては第3コンパレータ150の出力は「1」レベル
となる。この信号は2人カオア回路152を通り、第1
ワンシヨツトマルチ108をリセットする。
すなわち、負荷が高い時にはサイリスタ161へのトリ
ガ信号が発生しないため電歪式アクチュエータの制御は
行なわれずオープンのままである。エンジン回転数につ
いても同様で、ポンプの圧送行程毎に第2コンパレータ
140の出力が11jレベルとなるがこの周期が第3ワ
ンシヨツトマルチ142の出力パルス幅251IISよ
りも短くなるとDフリップフロップ145の出力が「1
ルベルとなり、2人カオア回路を通して第2ワンシヨツ
トマルチ108をリセットする。このためサイリスタ1
61へのトリガ信号は発生せず電歪式アクチュエータ2
00の制御は行なわれなくなる。
第1図装置においては、従来のように外部に高電圧電源
を必要とせずに電歪式アクチュエータ200の制御を行
うことができ、パイロット噴射を実現でき、しかも約2
00vの印加電圧がコンデンサから戻ってくるので、単
に電歪式アクチュエータ200をショートするものに比
べて電歪式アクチュエータ200の分極劣化を防止する
ことができる。
本発明の実施にあたっては、前述のほかに種々の変形実
施例が考えられ、例えば他の実施例の一例が第7図に示
される。第7図装置においては、電歪式アクチュエータ
200である駆動回路Bのコンデンサ300に残ってい
る電荷をトランジスタにより抜き取ることで電歪式アク
チュエータの収縮量を大きくすることを目的とする。第
7図装置ではコンデンサ300と並列に、抵抗129と
トランジスタ128と直列接続されたものが接続されて
いる。
さらに、このトランジスタ128の制御用信号を作るた
めに第4ワンシヨツトマルチ120、第5ワンシヨツト
マルチ123が付加されている。前記第1ワンシヨツト
マルチ105のQ出力は第2ワンシヨツトマルチ108
の立上りトリガ入力に入力されると同時に第4ワンシヨ
ツトマルチ120の立上りトリガ入力にも入力されてい
る。第4ワンシヨツトマルチ120の出力パルス幅はコ
ンデンサ121、抵抗122により決定される。このパ
ルス幅はトランジスタ128をオンさせるタイミングを
決めるためのもので、このタイミングをポンプ圧送行程
終了から次の圧送行程開始までの間とするために約20
m5としである。
第4ワンシヨツトマルチ120のQ出力は第5ワンシヨ
ツトマルチ123の立下りトリガ入力に接続されている
。第5ワンシヨツトマルチ123の出力パルス幅はコン
デンサ124、抵抗125により決定される。このパル
ス幅は、コンデンサ300の電荷が抵抗129を通じて
完全に放電するまでの時間、例えば1msに設定しであ
る。第5ワンシヨツトマルチ123のQ出力は抵抗12
6,127を介してトランジスタ128のベースに接続
されており、第5ワンシヨツトマルチ123のQ出力が
「1」レベルのときトランジスタ128はオンとなり、
コンデンサ300の電荷は抵抗129を通じて放電され
るようになっている。また、2人力オア回路152の出
力が第2ワンシヨツトマルチ108のりセラ[・入力R
のほかに、第5ワンシヨツトマルチ123のリセット人
力Rにも接続されている。
第7図装置の作動について説明する。第1図装置では、
コンデンサ300に蓄えられていた電荷がダイオード1
62、抵抗164を介して電歪式アクチュエータに戻さ
れるが、最終的にコンデンサ300には半分の電荷が残
っている。このため次の圧送行程時に電歪式アクチュエ
ータ200の電荷をコンデンサ300に吸収するとき、
電歪式アクチュエータ200の電圧は、200V付近ま
でしか低下しなかった(第6図(3))。第7図装置は
、コンデンサ300の電荷をダイオード162、抵抗1
64を通じて電歪式アクチュエータ200に充分戻しき
った後、(電歪式アクチュエータ200の電荷をコンデ
ンサ300に吸収してから約20m5後)、トランジス
タ128をオンし、コンデンサに残っている電荷を抵抗
129を通じて放電させるという作動をする。このため
次の圧送行程で電歪式アクチュエータ200の電荷をコ
ンデンサ300に吸収するとき、電歪式アクチュエータ
200の電圧はほとんどOV付近まで低下させることが
できる。従って第7図装置は第1図装置のサイリスタが
オンした時の電歪式アクチュエータ200の端子電圧の
電圧降下が500■であるのに対し、約700 Vの電
圧降下が得られ、電歪式アクチュエータ200の収縮量
を第1図装置の場合の約1.4倍とすることができ、パ
イロット噴射の状態をより顕著なものとすることができ
る。
以上の動作状態を第8図に示す。(1)はポンプ室60
2の圧力、(2)はサイリスタ161のトリガ信号、(
3)はトランジスタ128の制御信号、(4)はアクチ
ュエータ200の端子電圧、(5)はコンデンサ300
の端子電圧を示している。
また、第1図、第7図のダイオード162を無くした構
成も考えられる。この場合は、抵抗164の抵抗値を、
ポンプ圧送行程時に電歪式アクチュエータ200の電荷
が抵抗164を通じてコンデンサに流入することを極力
防止するために大きく選んでやる必要がある。
なお、エンジンの運転条件により第2ワンシヨツトマル
チ108がリセットされる時は第5ワンシヨツトマルチ
123もリセットされるので、電歪式アクチュエータ2
00の制御が行なわれない時は前記トランジスタ128
も機能しない。
以上のように、この実施例ではコンデンサに余分に残っ
た電荷をトランジスタに放電するので、電歪式アクチュ
エータ200の収縮量を拡大することができ、パイロッ
ト噴射の形態をより顕著なものにすることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の、電歪式アクチュエータ、
該電歪式アクチュエータの発生する電荷を蓄電すること
ができるコンデンサ、所定の時期に導通し、該コンデン
サへ該電歪式アクチュエー夕の発生する電荷を放電する
ことができるスイッチ素子、該コンデンサに蓄電された
電荷を電歪式アクチュエータへ戻すことができる電流制
限素子を備えた装置によれば、コンデンサから電歪アク
チュエータに戻す回路に高価なスイッチ素子(サイリス
タ)を用い゛る代わりに安価な電流制限素子を用いてい
るので、安価な構成でありなから電歪式アクチュエータ
の分極劣化を防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本形態の一実施例としての電歪式ア
クチュエータ装置を示す図、 第2図は第1図に示されるアクチュエータ装置を分配型
燃料噴射ポンプに装着した構成を示す図、第3図、第4
図は電歪式アクチュエータにおける圧縮荷重に対する発
生電圧およびショート時縮小量の関係を示す特性図、 第5図は電歪式アクチュエータの動作を説明する波形図
、 第6図は第1図に示した電歪式アクチュエータ装置のA
部の動作を説明する波形図、 第7図は他の実施例の電歪式アクチュエータ装置を示す
回路図、 第8図は第6図の動作を説明する波形図、第9図は先行
技術における電歪式アクチュエータの駆動回路を示す図
、 第10図は第9図回路の動作を説明する波形図、第11
図は他の先行技術における電歪式アクチュエータ装置の
制御手段の主要部を示す回路図である。 101・・・コンパレータ、 105・・・ワンショットマルチ、 108・・・ワンショットマルチ、 120・・・ワンショットマルチ、 123・・・ワンショットマルチ、 140・・・コンパレータ、 142・・・ワンショットマルチ、 145・・・Dフリップフロップ、 150・・・コンパレータ、 161・・・サイリスタ、  162・・・ダイオード
、166・・・ダイオード、 200・・・電歪式アクチュエータ、 300・・・コンデンサ、  500・・・ポテンショ
メータ、602・・・ポンプ室、   604・・・ケ
ーシング、605・・・シリンダボア、606・・・プ
ランジャ、607・・・フェイスカム、608・・・ロ
ーラ、609・・・分配ボート、 610a 、 610b−吸入ボート、611・・・低
圧室、    612・・・吸入通路、614・・・分
配通路、   615・・・デリバリ弁、616・・・
ばね、     617・・・スピルボート、618・
・・スピルリング、619・・・レバー、624・・・
ディスタンスピース、 7・・・噴射制御装置、  720・・・ケーシング、
722・・・ピストン、   723・・・皿ばね、7
25・・・リード線、   726・・・可変容積室、
728・・・0リング、   729・・・雄ねじ、8
13・・・噴射弁、    814・・・分配通路、P
・・・燃料噴射ポンプ。 第2図 723・・・皿ばね 第4図   圧縮荷重

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、くり返し荷重を受ける場所に設置され、圧縮荷重に
    応じて電圧を発生し、印加電圧に応じて伸縮する電歪式
    アクチュエータと、この電歪式アクチュエータに電圧を
    印加する制御手段とからなる電歪式アクチュエータ装置
    であって、該制御手段は該電歪式アクチュエータの発生
    する電荷を蓄電可能なコンデンサと、このコンデンサへ
    該電歪式アクチュエータの発生する電荷を充電可能なス
    イッチ素子と、該コンデンサに蓄電された電荷を電歪式
    アクチュエータに戻せる電流制限素子と、該スイッチ素
    子を所定の時期に導通させる制御回路とを備えているこ
    とを特徴とする電歪式アクチュエータ装置。 2、該スイッチ素子に第2の電流制限素子が接続されて
    いる、特許請求の範囲第1項記載の装置。 3、該第2の電流制限素子がインダクタンスを有するコ
    イルである特許請求の範囲第2項記載の装置。 4、該スイッチ素子がサイリスタである特許請求の範囲
    第1項記載の装置。 5、該コンデンサから該電歪式アクチュエータへ電荷を
    戻す回路に整流素子を接続することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の装置。 6、該くり返し荷重が、ジャーク式油圧ポンプの油圧に
    よる荷重である、特許請求の範囲第1項記載の装置。 7、該コンデンサに並列にトランジスタが接続され、該
    コンデンサから該電歪アクチュエータへ電荷が戻された
    後、該トランジスタにより該コンデンサの電荷を放電す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の装置。 8、燃料噴射ポンプのシリンダボアと該シリンダボア内
    に摺動自在に嵌合されたプランジャとによって形成され
    るポンプ室内に燃料を導入するとともにポンプ室の容積
    を変化させて燃料を加圧送出して噴射弁から噴出させる
    ディーゼル機関用燃料噴射装置における、該ポンプ室に
    、くり返し荷重を受けて電圧を発生し、印加電圧に応じ
    て伸縮する電歪式アクチュエータによって容積を変化で
    きる可変容積室を連通させると共に、該電歪式アクチュ
    エータに電圧を印加する制御手段を接続し、該制御手段
    は該電歪式アクチュエータの発生する電荷を蓄電可能な
    コンデンサと、このコンデンサへ該電歪式アクチュエー
    タの発生する電荷を充電可能なスイッチ素子と、該コン
    デンサに蓄電された電荷を電歪式アクチュエータに戻せ
    る電流制限素子と、該スイッチ素子を前記ポンプ室内の
    燃料圧力が一定の圧力を超えた所定の時期に導通させる
    制御回路とを備えていることを特徴とする電歪式アクチ
    ュエータ装置を用いたディーゼル機関用燃料噴射装置。 9、該電歪式アクチュエータが電圧の印加により伸長し
    、電圧の除去により収縮し、その伸縮による燃料噴射率
    の制御が、機関回転数または負荷に応じて中止され、該
    機関回転数が該電歪アクチュエータの発生電圧に基づき
    検出される特許請求の範囲第8項記載の装置。
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