JPS6244514Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6244514Y2 JPS6244514Y2 JP1981192021U JP19202181U JPS6244514Y2 JP S6244514 Y2 JPS6244514 Y2 JP S6244514Y2 JP 1981192021 U JP1981192021 U JP 1981192021U JP 19202181 U JP19202181 U JP 19202181U JP S6244514 Y2 JPS6244514 Y2 JP S6244514Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- primary coil
- flow path
- conductor
- current transformer
- dielectric
- Prior art date
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 24
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 5
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 14
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 5
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 1
- 235000012489 doughnuts Nutrition 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/08—Cooling; Ventilating
- H01F27/10—Liquid cooling
- H01F27/12—Oil cooling
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/20—Instruments transformers
- H01F38/22—Instruments transformers for single phase ac
- H01F38/28—Current transformers
- H01F38/30—Constructions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、誘電流体(例えば絶縁油など)を
封止した高圧変流器に関するものである。
封止した高圧変流器に関するものである。
第1図に示すように、従来、高電圧、大電流回
路に用いられる変流器は、外周を絶縁物(主絶縁
部)3で包囲された一次コイル1を、往復導体部
1dをもつて二重管構造として一次コイル1の内
部に連通した絶縁油8の流路を形成し、下部タン
ク5、碍管6および上部タンク7により形成され
る容器A中に充満する絶縁油8中に浸漬されてい
た。
路に用いられる変流器は、外周を絶縁物(主絶縁
部)3で包囲された一次コイル1を、往復導体部
1dをもつて二重管構造として一次コイル1の内
部に連通した絶縁油8の流路を形成し、下部タン
ク5、碍管6および上部タンク7により形成され
る容器A中に充満する絶縁油8中に浸漬されてい
た。
通電により一次コイル1各部は発熱するが、特
に往復導体の内側管1a1は外側管1bの熱影響を
うけて高温となり、内、外側管1a1,1bに温度
差が生じ、内側管1a1内部の絶縁油8の上昇流と
往復導体の長さとによる煙突効果によつて熱サイ
ホン作用が生じ、循環冷却作用を行なう。
に往復導体の内側管1a1は外側管1bの熱影響を
うけて高温となり、内、外側管1a1,1bに温度
差が生じ、内側管1a1内部の絶縁油8の上昇流と
往復導体の長さとによる煙突効果によつて熱サイ
ホン作用が生じ、循環冷却作用を行なう。
内側管1a1内部で高温となつた絶縁油8は上昇
し、上端部から上部タンク7内に流出される。上
部タンク7内の高温の絶縁油8は上部タンク7周
壁部から大気中に熱を放散して冷却される。熱放
散によつて温度の下つた絶縁油8は下降して外側
管1bと内側管1a1との間の流路に流入し、一次
コイル1を冷却する作用を奏するものである。
し、上端部から上部タンク7内に流出される。上
部タンク7内の高温の絶縁油8は上部タンク7周
壁部から大気中に熱を放散して冷却される。熱放
散によつて温度の下つた絶縁油8は下降して外側
管1bと内側管1a1との間の流路に流入し、一次
コイル1を冷却する作用を奏するものである。
しかしながら、上記熱サイホン作用の効果の度
合は、一次コイル1と絶縁油8との熱交換面積に
比例的に影響されるため、上記二重管構造の往復
導体部1dでは、内側管1a1の絶縁油8との熱交
換面積におのづと寸法的制限があるため、より大
電流の変流器にこの二重管構造形式の一次コイル
1を適用しようとすれば、内側管1a1の熱交換面
積を充分大きくする必要があるので、これに伴い
外側管1bも大きくなり、結果的に変流器自身が
大きくなり、経済的に不利となる欠点があつた。
合は、一次コイル1と絶縁油8との熱交換面積に
比例的に影響されるため、上記二重管構造の往復
導体部1dでは、内側管1a1の絶縁油8との熱交
換面積におのづと寸法的制限があるため、より大
電流の変流器にこの二重管構造形式の一次コイル
1を適用しようとすれば、内側管1a1の熱交換面
積を充分大きくする必要があるので、これに伴い
外側管1bも大きくなり、結果的に変流器自身が
大きくなり、経済的に不利となる欠点があつた。
この考案は上述の点に鑑みてなされたもので、
サイホン効果をより効果的に生起させ、かつ一次
コイル全体を大きくすることなく熱交換面積を広
くして冷却効果を飛躍的に向上させるようにした
変流器を提供することを目的とするものである。
サイホン効果をより効果的に生起させ、かつ一次
コイル全体を大きくすることなく熱交換面積を広
くして冷却効果を飛躍的に向上させるようにした
変流器を提供することを目的とするものである。
以下、この考案の一実施例を第2図及び第3図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
変流器の構成を断面で示す第2図において、1
は容器A内に収納された一次コイルであり、外側
管(外側導体)1bと、この外側管1bの内部に
同心状に配置された横断面が十字形状の内側導体
1a2との間に挿入された円筒状誘電体2によつ
て、ドーナツ状に区分された往復流路1eと、こ
の往復流路1eに連通した流路1fを形成するコ
イル環1cとを有する。3は主絶縁部で装置全体
を小型化するために一次コイル1を包み込むよう
に設けられている。4は主絶縁部3を介してコイ
ル環1cに巻回された二次コイル、5は一次コイ
ル環1cを収容する下部タンク、6は往復導体部
1dを包囲する碍管、7は上部タンクで、碍管6
と下部タンク5とを結合して内部に絶縁油8の封
止を可能に形成している。9a,9bは引出端子
で上部タンク8に取付けられ夫々接続部材10
a,10bによつて往復導体部1dと接続されて
いる。
は容器A内に収納された一次コイルであり、外側
管(外側導体)1bと、この外側管1bの内部に
同心状に配置された横断面が十字形状の内側導体
1a2との間に挿入された円筒状誘電体2によつ
て、ドーナツ状に区分された往復流路1eと、こ
の往復流路1eに連通した流路1fを形成するコ
イル環1cとを有する。3は主絶縁部で装置全体
を小型化するために一次コイル1を包み込むよう
に設けられている。4は主絶縁部3を介してコイ
ル環1cに巻回された二次コイル、5は一次コイ
ル環1cを収容する下部タンク、6は往復導体部
1dを包囲する碍管、7は上部タンクで、碍管6
と下部タンク5とを結合して内部に絶縁油8の封
止を可能に形成している。9a,9bは引出端子
で上部タンク8に取付けられ夫々接続部材10
a,10bによつて往復導体部1dと接続されて
いる。
上記の如き構成の変流器において、一次コイル
1は通電時発熱し、特に内側導体1a2は外側管1
bよりも高温となるため円筒状誘電体2で区切ら
れた絶縁油8には温度差を生じ、熱サイホン作用
を生ずる。この場合、円筒状誘電体2により高温
となる内側導体1a2と、これより温度の低い外側
管1bとを明確に区分して往復流路1eを形成し
たので、サイホン効果がより効果的に行われる。
1は通電時発熱し、特に内側導体1a2は外側管1
bよりも高温となるため円筒状誘電体2で区切ら
れた絶縁油8には温度差を生じ、熱サイホン作用
を生ずる。この場合、円筒状誘電体2により高温
となる内側導体1a2と、これより温度の低い外側
管1bとを明確に区分して往復流路1eを形成し
たので、サイホン効果がより効果的に行われる。
また、従来の二重管構造の内側管1a1に比べ、
本考案は内側導体1a2を熱交換面積が充分大きく
取り得るように横断面十字形状としたため、熱サ
イホン作用がより効果的に働らく。その結果、冷
却効果をより促進することができるので、設計可
能範囲の拡大及び一次電流が同一であれば、本考
案のものでは、より小形の変流器を提供すること
が出来る。
本考案は内側導体1a2を熱交換面積が充分大きく
取り得るように横断面十字形状としたため、熱サ
イホン作用がより効果的に働らく。その結果、冷
却効果をより促進することができるので、設計可
能範囲の拡大及び一次電流が同一であれば、本考
案のものでは、より小形の変流器を提供すること
が出来る。
以上のように、この考案によれば、一次コイル
の外側導体とこの外側導体の中心部に設けた横断
面十字形状の内側導体との間に円筒状誘電体を同
心的に介挿配置して往復流路を形成したので、一
次コイル全体を大きくすることなく誘電流体と内
側導体との接触面積である熱交換面積を広く取れ
るようにすると共に、内側導体を流通する高温の
誘電流体を環流させるための往復流路のサイホン
効果をより効果的に生起させ、よつて冷却効果を
飛躍的に向上できる効果が得られる。
の外側導体とこの外側導体の中心部に設けた横断
面十字形状の内側導体との間に円筒状誘電体を同
心的に介挿配置して往復流路を形成したので、一
次コイル全体を大きくすることなく誘電流体と内
側導体との接触面積である熱交換面積を広く取れ
るようにすると共に、内側導体を流通する高温の
誘電流体を環流させるための往復流路のサイホン
効果をより効果的に生起させ、よつて冷却効果を
飛躍的に向上できる効果が得られる。
第1図は従来の変流器の説明断面図、第2図は
この考案による変流器の一実施例を示す説明断面
図、第3図は第2図における線−に沿う断面
図である。 A……容器、1……一次コイル、1a2……内側
導体、1b……外側導体(外側管)、1c……コ
イル環、1e……往復流路、1f……流路、2…
…円筒状誘導体、3……主絶縁部、4……二次コ
イル、5……下部タンク、6……碍管、7……上
部タンク、8……絶縁油、9……引出端子、10
a,10b……接続部材。図中、同一符号は同
一、又は相当部分を示すものである。
この考案による変流器の一実施例を示す説明断面
図、第3図は第2図における線−に沿う断面
図である。 A……容器、1……一次コイル、1a2……内側
導体、1b……外側導体(外側管)、1c……コ
イル環、1e……往復流路、1f……流路、2…
…円筒状誘導体、3……主絶縁部、4……二次コ
イル、5……下部タンク、6……碍管、7……上
部タンク、8……絶縁油、9……引出端子、10
a,10b……接続部材。図中、同一符号は同
一、又は相当部分を示すものである。
Claims (1)
- 内部に誘電流体を充填した容器と、この容器内
に収納され、上記誘電流体を流通させる流路を有
する一次コイルと、この一次コイルを包持して配
置された主絶縁部と、この主絶縁部を介して上記
一次コイルに巻回された二次コイルとを備えた変
流器において、上記一次コイルは、その上部に外
側導体と、この外側導体の中心部に位置し、横断
面が略十字形の内側導体と、この内側導体と上記
外側導体との間に同心的に挿入された円筒状誘電
体とによつて上記誘電流体の往復流路を形成し、
下部に上記往復流路に連通するコイル環を設けた
ことを特徴とする変流器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981192021U JPS5895622U (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 変流器 |
US06/452,053 US4467306A (en) | 1981-12-23 | 1982-12-22 | High voltage current transformer having coils immersed in dielectric fluid |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981192021U JPS5895622U (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 変流器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5895622U JPS5895622U (ja) | 1983-06-29 |
JPS6244514Y2 true JPS6244514Y2 (ja) | 1987-11-25 |
Family
ID=16284274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981192021U Granted JPS5895622U (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 変流器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4467306A (ja) |
JP (1) | JPS5895622U (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62141711A (ja) * | 1985-12-16 | 1987-06-25 | Mitsubishi Electric Corp | 変流器 |
US6163242A (en) * | 1999-05-07 | 2000-12-19 | Scanditronix Medical Ab | Rotationally symmetrical high-voltage pulse transformer with tesla resonance and energy recovery |
CN100570262C (zh) * | 2006-03-21 | 2009-12-16 | 北京瑞恒超高压电器研究所 | 一种复合热管载流体 |
KR101336357B1 (ko) * | 2009-10-29 | 2013-12-04 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 전력개폐장치 |
JP5649402B2 (ja) * | 2010-10-21 | 2015-01-07 | 矢崎総業株式会社 | 電力用コイル |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB548394A (en) * | 1940-05-24 | 1942-10-08 | British Thomson Houston Co Ltd | Improvements in electric transformers |
DE1055075B (de) * | 1958-05-22 | 1959-04-16 | Siemens Ag | Kuehleinrichtung fuer die OElfuellung in waagerecht bzw. in leicht nach oben geneigtangeordneten Durchfuehrungen mit kugelartig ausgebildeter Klemmenkopf-armatur fuer elektrische Geraete, insbesondere Grosstransformatoren |
US3299383A (en) * | 1965-11-04 | 1967-01-17 | Westinghouse Electric Corp | Current transformer having fluid carry passages in high voltage conductor |
FR2034278A1 (ja) * | 1969-03-07 | 1970-12-11 | Alsthom Savoisienne | |
JPS5013453B1 (ja) * | 1970-12-14 | 1975-05-20 |
-
1981
- 1981-12-23 JP JP1981192021U patent/JPS5895622U/ja active Granted
-
1982
- 1982-12-22 US US06/452,053 patent/US4467306A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5895622U (ja) | 1983-06-29 |
US4467306A (en) | 1984-08-21 |
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