JPS6243621A - 位相反転回路内蔵液晶シヤツタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、ビデオディスク等を用いた立体映像再生装
置の液晶ツヤツタに関する。

［発明の背景］ ２種類の関連ある映像を周期的に交互に映しこの２種類
の映像に同期して、左、右各々の眼から各映像を視るこ
とにより、視点の異なる映像を重ねて視ることができ、
立体的な映像として視ることができる。

この立体映像再生装置に於いて、映像に同期しで左右の
眼に交互に像を切換えて投射する装置のひとつに液晶シ
ャッタがある。すなわち、左右各々の眼用の２素子の液
晶シャッタを映像に同期して切換えることにより、ある
フレームでは左眼から、また次のフレームでは右眼から
視ることになり、前述の２種類の立体的に構成した映像
を重ねて視ることができ立体映像として視ることができ
る。

［発明の目的］ この発明は２素子の液晶ツヤッタを交互に確実に切換え
でき、かつ構成も簡単なシャッタを提供することを目的
とする。

［発明の構成］ 以下に、この発明を実施例に基づき詳細に説明する。尚
、立体映像信号としては、ｌフレーム単位に左、右眼用
の映像が転送される場合について説明する。

第１図は、液晶シャッタの構成ブロック図であり、ｌは
映像信号の垂直同期信号Ｈを印加する入力端子、１０は
上記同期信号に同期した第２図に示す切換コントロール
信号ＡとＢとを出力する駆動クロックコントロール回路
である。信号Ａは左右両眼用液晶シャッタ素子２０．２
１に供給される。また信号Ｂは一方の液晶シャッタ素子
２０に供給されるとともにインバータ１１を介して他方
の液晶シャッタ素子２１に供給される。したがって液晶
シャッタ素子２１には信号Ｂの反転信号Ｃが印加される
。

駆動クロックコントロール回路ＩＯでは、端子ｌからの
垂直同期信号Ｈに基づき、液晶シャッタ２０．２１の一
方の電極への駆動クロックＡと、Ａに対しｌフレーム毎
に位相反転した駆動クロックＢを発生する。

液晶シャッタ素子２０．２１はそれぞれ電極ＥｌとＥ２
とに印加される電圧が同電圧の場合は遮断モードとなり
、また交流電圧が印加される場合には透明モードとなる
。

そして一方の液晶シャッタ素子は立体゛映像のための映
像を映出するテレビジョン装置の表示画面の左半分を視
野とし、他方の液晶シャッタ素子は表示画面の右半分を
視野とするようになっている。

上記の構成において、端子ｌからの映像信号の垂直同期
信号Ｈに同期した液晶切換コントロール信号に基づき、
左眼用の液晶シャッタ２０、右眼用の液晶シャッタ２１
の駆動クロックＢ、Ｃを切換えて印加しｌフレーム毎に
左、右の液晶ンヤッタ２０，２１の透過／遮断を切換え
ることにより、左眼用の映像ＶｎＬ、ＶｎＬ’　　と右
眼用の映像ＶｎＲ。

Ｖ　ｎＲ’　に同期して各々左、右眼用液晶ンヤブタ素
子２０．２１を交互に透過モードにする。

液晶シャッタ２０．２１は両電極Ｅ１．Ｅ２への電圧が
同電圧の場合には遮断モードとなり、また交流電圧が印
加される場合には透明モードとなる。

従って、あるフレームではクロックＡとＢが同相、八と
Ｃが逆相となる為、左眼用液晶シャッタ素子２０が遮断
、２１が透明となり右眼で映像ＶｎＲ。

ＶｎＲ′を視ることができる。同様に次のフレームでは
クロックＢ、Ｃが反転し、シャッタ２０が透明、２１が
遮断となる為、左眼で映像ＶｎＬ。

ＶｎＬ’　を視ることができる。

以上説明した如く、フレーム毎に液晶シャッタ２０．２
１を切換えることにより、左右の眼から各々の映像を交
互に視ることにより立体映像として視ることができる。

第３図はこの発明の他の実施例を示す。

上述のような液晶シャッタにおいては液晶の性質として
、透過／遮断の切換わり時間が遅く、垂直同期信号Ｈの
帰線区間内には切替わることができない場合がある。そ
れ故垂直同期信号Ｈのタイミングで切り換えをおこなう
と、現在透過している液晶シャッタ素子が遮断するまで
に反対の側の眼に対応する画像がみえてしまう欠点がで
てくる場合がある。

第３図の実施例はこの点を改良するものであり、入力端
子！と駆動クロックコントロール回路ｌＯとの間に位相
調整回路２を設けている。位相調整回路２は第５図に示
すように垂直同期信号Ｈの帰線期間の中央で液晶シャッ
タ素子２０．２１の透過率が５０％になるようなタイミ
ングに同期信号■（を駆動クロックコントロール回路Ｉ
Ｏに供給す不。

この構成によって第４図に示すように切換タイミングを
垂直同期信号Ｖ−ｓｙｎｃより少しタイミングを早めて
出力する。

これによって、両液晶シャッタ素子２０．２１のシャッ
タを出力する。一番適正なタイミングで切り替えるよう
にして、不要な側の映像が眼に投射されるのを防止し、
良い立体映像をみることができる。

［発明の効果］ 以上詳述したように、この発明によれば簡単な構成で、
立体映像をみるための交互切換え用の液晶シャッタを制
御できる装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す回路図、第２図は第
１図の回路の要部の波形図、第３図は第２の実施例を示
す回路図、第４図は第２の実施例における信号を示す波
形図、第５図は第２の実施例における液晶シャッタ素子
の透過度を示すグラフである。 ｌ　・映像入力端子、２・・位相調整回路、１０　　駆
動クロツタコント〔１−ル回路、２０．２１・・液晶ツ
ヤツタ素子、１１　　インバータ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）印加電圧により光を透過あるいは遮断する液晶素
   子を２素子具備した液晶シャッタに於いて、位相反転回
   路を内蔵し、外部からの１種類のコントロール信号によ
   り、該２素子から成る液晶シャッタの透過遮断を互いに
   異なるモードで繰り返すことを特徴とする液晶シャッタ
   。