JPS6242340Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6242340Y2 JPS6242340Y2 JP18412181U JP18412181U JPS6242340Y2 JP S6242340 Y2 JPS6242340 Y2 JP S6242340Y2 JP 18412181 U JP18412181 U JP 18412181U JP 18412181 U JP18412181 U JP 18412181U JP S6242340 Y2 JPS6242340 Y2 JP S6242340Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- sensor
- brake
- thermistor
- lining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 7
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車のブレーキシステムにおい
て、ブレーキオイルの異常温度上昇の検知と、ブ
レーキライニングの摩耗限界の検知の両機能を有
するブレーキ摩耗度検知付き温度センサを提供し
ようとするものである。
て、ブレーキオイルの異常温度上昇の検知と、ブ
レーキライニングの摩耗限界の検知の両機能を有
するブレーキ摩耗度検知付き温度センサを提供し
ようとするものである。
従来例としては、ブレーキライニングの摩耗限
界を検知するセンサとして、第1図に示すように
ブレーキライニング1の摩耗に応じて、センサの
先端部も一緒に削られていき、ひいては樹脂成形
枠体3内に設置している金属リード線2が断線す
ることにより検知するセンサが知られている。
界を検知するセンサとして、第1図に示すように
ブレーキライニング1の摩耗に応じて、センサの
先端部も一緒に削られていき、ひいては樹脂成形
枠体3内に設置している金属リード線2が断線す
ることにより検知するセンサが知られている。
しかし、これは使い捨てのセンサであること
と、ライニングの摩耗限界のみを検知するもので
あつた。
と、ライニングの摩耗限界のみを検知するもので
あつた。
そこで、ブレーキシステムの安全性面から、ブ
レーキの使いすぎによつて生じるベーパーロツク
(ブレーキオイルが異常温度上昇することによ
り、内部に気泡が発生しブレーキがきかなくなる
状態)を防止するため、ブレーキオイルの異常温
度上昇を検知する機能と、前記のブレーキライニ
ングの摩耗限界を検知する機能の両機能を有する
センサが望まれてきた。なお、図で4は引出リー
ド線、aは初期時のライニングの位置、bはブレ
ーキライニングが摩耗限界まできた時の位置を示
している。
レーキの使いすぎによつて生じるベーパーロツク
(ブレーキオイルが異常温度上昇することによ
り、内部に気泡が発生しブレーキがきかなくなる
状態)を防止するため、ブレーキオイルの異常温
度上昇を検知する機能と、前記のブレーキライニ
ングの摩耗限界を検知する機能の両機能を有する
センサが望まれてきた。なお、図で4は引出リー
ド線、aは初期時のライニングの位置、bはブレ
ーキライニングが摩耗限界まできた時の位置を示
している。
本考案はこのような点に鑑みて創案されたもの
であり、以下その一実施例について第2図ととも
に説明する。
であり、以下その一実施例について第2図ととも
に説明する。
第2図に示すように、バネ性を有する2本のヘ
ツダーピン5のうち、一本は引出リード線6と直
接接続し、他の一本はサーミスタ7と直列に介し
て引出リード線6と接続させ、ヘツダーピン5の
先端位置を平行にそろえてその先端の一部を外部
に少し残して、サーミスタ7及びリード線接続部
を絶縁樹脂材料にて一体モールドして形成され
る。8は一体モールド成形により構成した樹脂成
形枠体である。なお、このセンサの外枠について
は、樹脂の一体モールド成形にて取付部のネジも
一体に加工してもよいし、外枠を金属部で構成
し、樹脂を充填して構成してもよい。
ツダーピン5のうち、一本は引出リード線6と直
接接続し、他の一本はサーミスタ7と直列に介し
て引出リード線6と接続させ、ヘツダーピン5の
先端位置を平行にそろえてその先端の一部を外部
に少し残して、サーミスタ7及びリード線接続部
を絶縁樹脂材料にて一体モールドして形成され
る。8は一体モールド成形により構成した樹脂成
形枠体である。なお、このセンサの外枠について
は、樹脂の一体モールド成形にて取付部のネジも
一体に加工してもよいし、外枠を金属部で構成
し、樹脂を充填して構成してもよい。
次に、このセンサの動作特性について説明す
る。このセンサの取付箇所は、第3図に示すよう
にブレーキライニング(図示せず)を駆動させる
ピストン9の側面で、しかもライニングの摩耗に
よりピストン9が前方に移動していくため、ライ
ニングの摩耗限界時までピストン9が前方に移動
した時に、ピストン9の側面がセンサの一方のヘ
ツダーピン5から離れる位置に設置する。第3図
で10はブレーキオイル、11はブレーキ本体の
支持枠、cはブレーキライニングが初期の時のピ
ストン後部の位置、dはブレーキライニングが摩
耗限界まできた時のピストン後部の位置を示して
いる。
る。このセンサの取付箇所は、第3図に示すよう
にブレーキライニング(図示せず)を駆動させる
ピストン9の側面で、しかもライニングの摩耗に
よりピストン9が前方に移動していくため、ライ
ニングの摩耗限界時までピストン9が前方に移動
した時に、ピストン9の側面がセンサの一方のヘ
ツダーピン5から離れる位置に設置する。第3図
で10はブレーキオイル、11はブレーキ本体の
支持枠、cはブレーキライニングが初期の時のピ
ストン後部の位置、dはブレーキライニングが摩
耗限界まできた時のピストン後部の位置を示して
いる。
そして、ブレーキライニングが摩耗限界になる
までは、ピストン9の側面部が2本のヘツダーピ
ン5を介して導通状態になつているので、ブレー
キオイル10の異常温度検知は、サーミスタ7の
抵抗変化により検知することができる。そして、
ブレーキライニングが摩耗限界になると、ピスト
ン9の側面部がヘツダーピン5の片方から離れる
ため、このセンサの抵抗値は無限大になることに
より、ライニングの摩耗限界を検出することがで
きる。
までは、ピストン9の側面部が2本のヘツダーピ
ン5を介して導通状態になつているので、ブレー
キオイル10の異常温度検知は、サーミスタ7の
抵抗変化により検知することができる。そして、
ブレーキライニングが摩耗限界になると、ピスト
ン9の側面部がヘツダーピン5の片方から離れる
ため、このセンサの抵抗値は無限大になることに
より、ライニングの摩耗限界を検出することがで
きる。
本考案のセンサは、サーミスタの抵抗変化を利
用してブレーキオイルの異常温度上昇を検知する
機能と、ブレーキライニングの摩耗によるピスト
ンの位置の移動を利用しブレーキライニングの摩
耗限界を検知する機能との両機能を兼ねそなえた
センサとして、極めて簡単な構成により安価に提
供することができる。また、ブレーキライニング
の摩耗限界をランプ表示などで行なう場合、回路
部の構成も極めて簡単にできるため、非常に安価
なシステムを構成することができる。
用してブレーキオイルの異常温度上昇を検知する
機能と、ブレーキライニングの摩耗によるピスト
ンの位置の移動を利用しブレーキライニングの摩
耗限界を検知する機能との両機能を兼ねそなえた
センサとして、極めて簡単な構成により安価に提
供することができる。また、ブレーキライニング
の摩耗限界をランプ表示などで行なう場合、回路
部の構成も極めて簡単にできるため、非常に安価
なシステムを構成することができる。
第1図は従来のブレーキライニングの摩耗限界
を検知するセンサの断面図、第2図は本考案に係
るセンサの一実施例を示す断面図、第3図は同セ
ンサの取付状態を示す断面図である。 5……ヘツダーピン、6……引出リード線、7
……サーミスタ、8……絶縁樹脂材料(樹脂成形
枠体)。
を検知するセンサの断面図、第2図は本考案に係
るセンサの一実施例を示す断面図、第3図は同セ
ンサの取付状態を示す断面図である。 5……ヘツダーピン、6……引出リード線、7
……サーミスタ、8……絶縁樹脂材料(樹脂成形
枠体)。
Claims (1)
- バネ性を有する2本のヘツダーピンのうち、一
本は直接引出リード線に接続し、他の一本はサー
ミスタを直列に介して引出リード線と接続させ、
上記ヘツダーピンの先端部を少し残して上記サー
ミスタ及びリード線接続部を、絶縁樹脂材料にて
一体モールドしてなるブレーキ摩耗度検知付き温
度センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18412181U JPS5888132U (ja) | 1981-12-09 | 1981-12-09 | ブレ−キ摩耗度検知付き温度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18412181U JPS5888132U (ja) | 1981-12-09 | 1981-12-09 | ブレ−キ摩耗度検知付き温度センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5888132U JPS5888132U (ja) | 1983-06-15 |
JPS6242340Y2 true JPS6242340Y2 (ja) | 1987-10-30 |
Family
ID=29984003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18412181U Granted JPS5888132U (ja) | 1981-12-09 | 1981-12-09 | ブレ−キ摩耗度検知付き温度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5888132U (ja) |
-
1981
- 1981-12-09 JP JP18412181U patent/JPS5888132U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5888132U (ja) | 1983-06-15 |
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